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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
2013年から毎年来ている下北沢本多劇場。猛暑の中を汗かきながら見るのが恒例なのですが、今年は梅雨寒で冷房対策に上着着て見る有様。
 最前列の席が取れ、ステージの蚊取り線香の匂いがわかり、志の輔師匠の持つ灯籠がよく見え、また仕草や表情までもよく見える席で、いつも以上に迫力を感じることができた。

 舞台の前半は人物相関パネルを用いて物語前半の解説。舞台や映画でお馴染みのお露新三郎はほんの一部で、むしろ幸助を主人公とした縦糸の物語から見れば横糸になる鮮やかな挿話。そのお露新三郎に絡んで出て来る伴蔵おみねの夫婦の物語がもう一本の縦糸。幸助が忠義者の仇討ちストーリーなら、伴蔵おみねは幽霊に見込まれたばかりに「成長」してしまう悪党の転落ストーリー。

 毎年、圓朝の「牡丹灯籠」を読み直して修正をしているとのことだけど、今年は「栗橋宿」の前半をカットして、関口屋伴蔵とおみねの夫婦喧嘩とその顛末にスポットを当てている。それによって、伴蔵という男が、より強調された印象。

 村上の鮭のエピソードも欠かせない、彩りおかず。
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