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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 会場は自分の居住地にとても近いのだが、幕張で仕事しているので18時30分開場に滑り込むのは無理だった(涙)。でも談志師匠が幼少を過ごした鵜の木に近い会場で『慶安太平記』をかけるのは談春師にとって思い入れがあるに違いないと思って取ったチケット、せめてその一部でも聴きたくて。

 ちなみに談春師の慶安太平記を初めて生で聴いたのは落語を生で聴き始めた2010年1月から3ヶ月も経っていない2010年4月の横浜にぎわい座で、たった3年しか経っていないのに何とチケットが取りにくい落語家さんになってしまったんだろうと思う……当時も志の輔師や喬太郎師に次いでチケット取りにくい落語家になりつつあったとはいえ、横浜にぎわい座のチケットはけっこう穴場だったんだよな(嘆息)。
立川談春独演会@横浜にぎわい座 四月公演

慶安太平記/善達の旅立ち
 会場に到着した時はすでに残り10分か15分というところで、善達が飛脚の十兵衛に徳川の金飛脚襲撃に引き込まれているところだった。3年前の高座を覚えているわけではないけど、今日の談春師は小気味よいテンポとリズムと口跡で、会場全体を魅了するなぁとうっとりしたが最後、「休憩です」と頭下げられるまで談春ワールドにはまってました。

慶安太平記/吉田の焼討ち
 休憩後、ここからたっぷり聴けた。最初から10分以上オーバーして終演すると決めてらっしゃった。
 弟子はおそれおおくて『慶安太平記』をやるって人がいなかったそうです。談春師は弟子たちがお互いについて何を言うかを気にしない性質だったのでやってみたいと思い、でも一応、志の輔兄さんに相談したら絶句されたらしい……でも参考資料を提供してくれたところが志の輔さんらしい。
 せっかく歌舞伎座で師弟リレー形式で「善達の旅立ち」「吉田の焼討ち」を演じる予定だったのに、家元の不調で談春さんが『芝浜』を演じることになったエピソードも少々……そして師匠の機嫌が悪かったことも。
 ハコが600席程度で大きすぎないホールのため音響もよかった(自分が最後列で端からふたつめの席だったので、ほんと隅っこだったが)ので、談春さん節をたっぷり味わった。

短命
 大ネタも見事な談春師だけど、軽くて笑えるネタも持ち味が出て好き。『長短』とか『替わり目』とか。
 『短命』は初めて。家元版リスペクトで、ついこの間寄席で聴いた一朝師の『短命』に比べて女性が笑いにくい単語が混じってます……(汗)。でも笑えるところは大いに笑いました、特に女房(^_^;)。
 
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