新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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期待通り……芸風はまるで違うんだけど、聴きに来る側も根っからの落語ファンが多いようで、落語家ネタ噺に受けるもんだから、両師匠ノリノリ。
時間の関係上か、市也さん「金明竹」は雨宿りの人が登場せずにいきなり上方言葉のお遣いが登場。市也さん、関西イントネーションは結構上手(関西ネイティブではないけど14年住んだ自分の耳には)。
市馬師匠、高座に上がるや否や、TOKYO FMホールの音響の良さに、いかにも歌いたがりそうな雰囲気。聴く側もみんな、どこで歌い出すかを期待しているふしがあります(笑)。
「お化け長屋」は威勢のいい職人さんが、女の幽霊が出ると聞いてかえって喜んで引っ越してくると宣言して出て行ったところでサゲ。長屋の古狸の杢兵衛さんがでっち上げた怪談噺に震え上がって逃げ出すどころか、ご〜んと鐘が鳴ると仏壇の鐘がち〜んと鳴るという辺りで節回しで応じるところに「歌いたがりの市馬師匠」の片鱗が見えました。全体には、軽めでしたね。
飛来した白鳥さん、いつものジャージ着物の解説をした後で、もともと用意した噺もあったけど市馬師匠のマクラを聞いてて急遽ネタ変更とな……こういうサプライズが楽しいんですよね。
そのきっかけになったのは、市馬師匠が寄席の出演システムについて解説したこと。普通は実力や人気で釣り合う落語家を代演にするところだけど、喬太郎の代演に(師匠の)さん喬が出演することもあるとか。池袋演芸場の番組だったか、市馬師匠と前後して白鳥さんと川柳川柳師匠が出演したこともあるとか(ギャップの激しさがすごい)。
で、白鳥さん「天使がバスでおりた寄席」。自分は『砂漠のバー止まり木』で読んでいたので、あれかっとすぐにわかったのですが……中入り後の市馬師匠によると、市馬師匠の「お化け長屋」でのマクラを聞いて急遽このネタに変更し、楽屋でさらっていたとか、あまりかけるネタではないらしいとか。それはラッキー。
まぁ、各方面に差し障りのあるネタと言えなくもないですからねぇ(苦笑)。閑古鳥が鳴く新宿すえぴろ亭に、忽然と現れたのは十年前に行方不明になった伝説の落語家、ソンブレロとギターがトレードマークのあの人……『ギターを持った渡り鳥』はリアルタイムでは知らないけど、宮内洋主演の『怪傑ズバット』好きでした、って脇道に逸れますが(苦笑)。
落語通が多いらしくて、伝説の落語家「ニセ柳千竜」が大暴れするこのネタ、ぐわんぐわんとTOKYO FMホールに笑いの波動が反響する受けっぷり。何気にばらされる、酔っ払った某師匠の数々のエピソード(実話らしい^_^;)ともども楽しめました。
中入り後、飛来した白鳥さんに沸いた客席に、市馬師匠はこの季節の土用の丑の日前後にふさわしい「鰻の幇間」。懐かしの昭和歌謡を紛れ込ませたり、ちょこちょこと遊びつつも、明るくヨイショに励んだ挙げ句がペテンにかけられていたと知った幇間が鰻屋の女中にいちいち文句をつける場面が人間臭いけど陰険にならないのが市馬師匠の持ち味なので安心して聞けた。
笑いで暑気払いするにはもってこいの一晩でした。
市也「金明竹」
市馬「お化け長屋」
白鳥「天使がバスでおりた寄席」
中入り
市馬「鰻の幇間」
時間の関係上か、市也さん「金明竹」は雨宿りの人が登場せずにいきなり上方言葉のお遣いが登場。市也さん、関西イントネーションは結構上手(関西ネイティブではないけど14年住んだ自分の耳には)。
市馬師匠、高座に上がるや否や、TOKYO FMホールの音響の良さに、いかにも歌いたがりそうな雰囲気。聴く側もみんな、どこで歌い出すかを期待しているふしがあります(笑)。
「お化け長屋」は威勢のいい職人さんが、女の幽霊が出ると聞いてかえって喜んで引っ越してくると宣言して出て行ったところでサゲ。長屋の古狸の杢兵衛さんがでっち上げた怪談噺に震え上がって逃げ出すどころか、ご〜んと鐘が鳴ると仏壇の鐘がち〜んと鳴るという辺りで節回しで応じるところに「歌いたがりの市馬師匠」の片鱗が見えました。全体には、軽めでしたね。
飛来した白鳥さん、いつものジャージ着物の解説をした後で、もともと用意した噺もあったけど市馬師匠のマクラを聞いてて急遽ネタ変更とな……こういうサプライズが楽しいんですよね。
そのきっかけになったのは、市馬師匠が寄席の出演システムについて解説したこと。普通は実力や人気で釣り合う落語家を代演にするところだけど、喬太郎の代演に(師匠の)さん喬が出演することもあるとか。池袋演芸場の番組だったか、市馬師匠と前後して白鳥さんと川柳川柳師匠が出演したこともあるとか(ギャップの激しさがすごい)。
で、白鳥さん「天使がバスでおりた寄席」。自分は『砂漠のバー止まり木』で読んでいたので、あれかっとすぐにわかったのですが……中入り後の市馬師匠によると、市馬師匠の「お化け長屋」でのマクラを聞いて急遽このネタに変更し、楽屋でさらっていたとか、あまりかけるネタではないらしいとか。それはラッキー。
まぁ、各方面に差し障りのあるネタと言えなくもないですからねぇ(苦笑)。閑古鳥が鳴く新宿すえぴろ亭に、忽然と現れたのは十年前に行方不明になった伝説の落語家、ソンブレロとギターがトレードマークのあの人……『ギターを持った渡り鳥』はリアルタイムでは知らないけど、宮内洋主演の『怪傑ズバット』好きでした、って脇道に逸れますが(苦笑)。
落語通が多いらしくて、伝説の落語家「ニセ柳千竜」が大暴れするこのネタ、ぐわんぐわんとTOKYO FMホールに笑いの波動が反響する受けっぷり。何気にばらされる、酔っ払った某師匠の数々のエピソード(実話らしい^_^;)ともども楽しめました。
中入り後、飛来した白鳥さんに沸いた客席に、市馬師匠はこの季節の土用の丑の日前後にふさわしい「鰻の幇間」。懐かしの昭和歌謡を紛れ込ませたり、ちょこちょこと遊びつつも、明るくヨイショに励んだ挙げ句がペテンにかけられていたと知った幇間が鰻屋の女中にいちいち文句をつける場面が人間臭いけど陰険にならないのが市馬師匠の持ち味なので安心して聞けた。
笑いで暑気払いするにはもってこいの一晩でした。
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