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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
Vegaさんのブログ『東京エゴイスト』の「やったぜ!「日本の100人」に土方歳三 」を読み、早速書店にて購入してきました。

『週刊日本の100人』第55号 土方歳三 リンク先はデアゴスティーニ社の当該サイト

 家系図、近年になって土方家から紹介されたように、夭折した男女が加わって10人きょうだいの末っ子となっています。

 少年時代のエピソードに、私が初めて見るものがありました……土方家に伝わる話でしょうか。洪水の直後で、かつ、お母さんがご存命の頃……6才の時にお母さんが亡くなられているのでしたよね、洪水はいくつの時だったか、もう一度後で確認しておきたいです。

☆★☆★

追記。この冊子の土方さん年譜を見て、やはり、あれれっと思いました。土方さんのお母さん恵津さんが亡くなったのは、土方さんが満5才の時。一方、土方さんの実家が洪水の被害を受けて流されたのは満11才の時。今回紹介された少年時代のエピソードで、洪水があって江戸から役人が派遣された時にお母さんがいたとすると、実家が流された時以前の洪水の時だったのかも知れませんが、エピソードのこまっしゃくれた言動の様子はとても満5才の子供のものかなぁと疑問が湧きますね……。

まぁ、真偽はともかく、語り伝えられたエピソードがあるということ自体に意味があるわけで、ぎちぎちと考証しようとするのは野暮だってところでしょうか(苦笑)。

どんなエピソードだったかは、冊子をご一読あれ。

 まだ半分しか読んでません。後で、近藤勇特集とあわせて(笑)しっかり読み直したいです。
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 すでに入手された方もいらっしゃると思います。今日書店で買って、知っている部分は流しましたが、一気読みしました。



 土方家に伝わる歳三さんのエピソードの中には、初めて読むものもあり、ワクワクしました。特に、子供時代のエピソードについては、こまっしゃくれた小憎らしい悪ガキだなぁと苦笑するようなところが、何だか、いかにもでした。



 また、後年、甥の作助に嫁入りされた、おたねさんが「歳さんはねえ、ひどいんだよひどいんだよ」といつも言っていたという、その震源となったエピソード。同性として、おたねさんの気持ちもわからないでもないです……でも、もしそういう出来事があったとしても、140年ぐらい前の時代感覚や当時の状況を思えば、そういう面もあったのかも知れないなぁとありのままに受け止めています。



 土方愛さんが紹介する、土方家に伝わるエピソードを読んで改めて、頭の回転がよくて、骨太で、感性は芯のところで素直だけど句以外にはまっすぐに表現しない、という、一筋縄ではいかない人物像を思い描きました。
奈良新聞のコラムから。

国原譜

NHKの大河ドラマ「新選組!」の放送の力か、新選組ゆかりの地に関心が集まり、近藤勇ら隊士の墓所を訪ねる人が絶えないそうだ。

……という文で始まるのだが、中身は『壬生義士伝』の感想だった(苦笑)。

『壬生義士伝』がいい創作作品であることは、白牡丹も同意する。

同意するんだけどさ……どーしてこう、日本の新聞のコラムは、最初の書き出しが中身と違うんだ(ぶつぶつ)。

英語でビジネスライティングを習った白牡丹は、「最初の文は、文章全体のキーメッセージを書く」「段落の最初の文は、その段落のキーメッセージを書く」という鉄則を教わっているので、日本の新聞のコラムや社説は読まない。ロジックの粗が目立って「結局、何が言いたいんだっ」とか怒ったりするだけだから(^^ゞ。
自慢ではないが、新選組関係の創作については結構トンデモ設定のを読んでいるつもりである。歴史If本で実は開陽丸が沈んでいなかったという設定で新政府を京都まで追い詰める土方さんが出てくる広瀬仁紀の『逆転!維新箱館戦争』とか、明治の世になってから生き残っていた斎藤一(めっちゃ関西弁^_^;)が謎の人物に蘇らされた沖田総司や土方歳三と戦う『Fighter』とか、芹沢鴨を暗殺しようとする瞬間の近藤・沖田・藤堂・永倉・土方が80年代の日本にタイムスリップしてしまう(アルマーニを着る土方さんがツボ^_^;)栗本薫『まぼろし新選組』とか、逆に現代の高校生が当時にタイムスリップして新選組に入隊する『にっくき土方さま』とか……タイムスリップものといえば、コミックスもりやまつる『疾風迅雷』も読んだなぁ。あと、菊地秀行の小説でJETが一部をコミックス化した『ウェスタン武芸帳』も西洋の妖怪と戦ったりするトンデモ設定だし、忘れてはならない、魔夜峰央の挿絵で森雅裕が書いた小説『マンハッタン英雄未満』は80年代のニューヨークに土方さんとベートーヴェンが時空を超えて呼び寄せられて悪魔と戦うという怪作(でも、この土方さんは大好きだ♪)もある。

……と、トンデモ設定も結構喜んで読んでいるの白牡丹だが、まさか、土方さんが火星まで飛んでいって戦うとは(爆)。

『火星の土方歳三』 吉岡平さん(44歳)
地球を飛び出した新選組

もちろん、現実の火星ではない。下敷きになっているのは、アメリカの作家エドガー・ライス・バローズが『火星のプリンセス』をはじめとする作品で描いた空想上の火星だ。さまざまな種族の火星人たちが繰り広げる戦いやロマンスに胸躍らせた人も多いはず。

しえ〜、バローズの火星・金星シリーズ、白牡丹も昔読んだことがある。ストーリーはともかく、イラストが綺麗で好きだった……し、しかし、それと土方さんがドッキングする創作世界とは(^^ゞ。

次の構想の素材は「金星と東郷平八郎」だそうだ。

……頑張ってください。そういうのが好きな読者もいると思いますので。
元記事の見出しは全然違うが、白牡丹が加工すると上記の見出しになってしまう(^^ゞ。

タウン誌「街」500号に 発行の木下さん「“函館学”打ち出したい」 /北海道


5月号からは戊辰戦争の土方歳三をテーマに、歴史を探る企画記事も予定している。

『街』、息長く続いて欲しいですね。
発売中の別冊花とゆめ5月号に掲載されている『散る緋』菅野文、よかった。



土方歳三、二股口の戦いで隊士達に酒をふるまっての一言「好きなだけ飲ませてやりたいがな、今は戦の最中だ。今は一杯だけで我慢してくれ」……このエピソード、白牡丹は大好きですドキドキ大



菅野文さん描く土方さんは、ちと女顔、下瞼に皺があるのが……^_^;。でも、特に洋装の土方さんが素敵です。



主人公は相馬主計。最後の数ページが壮絶です。



野村利三郎が主人公だった『蒼に還る』と共に、コミック収録が待たれます。
秋田書店の月刊プリンセスゴールド、今年は「新選組イヤー」なんだそうな。確か、この前の号は沖田総司が主人公のマンガが掲載されていたと思うが、白牡丹は読んでいない。

白牡丹、後述する理由で今日は書店に走って月刊プリンセスゴールド3・4月号を買ったのだが、読み切りのさちみりほ『北の果ての夢』は市村鉄之助が主人公で土方さんを描くマンガだった。

さちみりほさんのタッチは儚げで、白牡丹の思う土方さんの雰囲気ではないのだが、扉の陣羽織に洋装の土方さんが雪の中で五稜郭を見下ろしながら(函館山からか?)佇んでいる絵は、うっとりもん(^^)……。

コートを着た洋装土方さんの写真は今に残っているが、五稜郭での戦いでは陣羽織を着ていたとも伝えられている。二股口の戦いで木に登って(汗)指示を出す陣羽織土方さんの全身カット一枚に、白牡丹、びびっと痺れてしまった^_^;。

言葉少なで不器用な土方さんに、口うるさい世話女房みたいな(汗)小姓の市村君という……うーん、お話としては、これもありかなー。でも、靴下をどこにしまった忘れてうろうろする土方さん、というイメージは白牡丹にはないので、ぴたっと好みにはまるというには今ひとつでした。

4月16日発売の次号には長池とも子『バラガキ』が載るそうで、これはちょっと楽しみ。

そして、次号、白牡丹が今月号を買いに走った最大の理由なのだが、岩崎陽子『新選組異録−無頼−』が付録につくそうだ! 角川書店の雑誌に掲載されていた連載だったのだが、編集方針の変更のために連載打ち切りとなり、白牡丹も泣いたファンのひとり。ちなみに『無頼』再開を望むファンが投票する「たのみこむ!」企画には、150を超える票が集まっている。

予告によると、今後、プリンセスゴールドで新作読み切りが掲載される予定もあるそうで、大河ドラマ『新選組!』の波及効果としてありがたーく、楽しみに待とうと思う。
夕刻、すぐさま本屋に走って、『歳三の写真(増補版)』を購入。



『歳三の写真』草森紳一(新人物往来社) リンク先はamazon.co.jp



白牡丹を悩殺した表紙の装丁です。吉岡芳年にたとえるには、色づかいが割と抑えられていると思いますが、土方さんの描き方については……くらくら(笑)です。



初版に収載されていた「『歳三の写真』ノート」が落とされています(号泣)。代わりに河出書房新社のムック本に「斜眼の諸手突き」の題名で書かれていたエッセイが「「斜」の視線」というタイトルで収められています。
去年から復刊予定があると聞いて楽しみにしていた『歳三の写真(増補版)』草森紳一(新人物往来社)が、今朝、朝8時から開店する書店に入荷していた。

店員さんたちが入荷分の書籍を確認しているバタバタの最中、隙を見て(笑)机の上にあった件の書籍の表紙を確認。入荷したばかりの荷から抜き取ってレジにもっていくのは悪い(苦笑)ので、後で店頭に並んでから買うことにした。

『歳三の写真』は、白牡丹が復刊ドットコムでリクエストオーナーになっている『新選組傑作コレクション』にも収録されており、同書は昨年暮れに文庫版で復刊を果たしているので、作品そのものは既に今でも読める状態になっていた。

今回、復刊は去年の夏ぐらいに新人物往来社発行の雑誌に予告に出ていたので、随分時間がかかった。なぜこんなに時間がかかったのか、ということが、現物を手に取るまでの謎。

それに「増補版」という言葉が書名にくっついているんだよなぁ。今さら小説を書き足すということはないだろうが、後書きが増えているとか、何かあるのかな……。

……今朝、現物を目撃して、そのふたつの謎が解けた。そして同時に、軽い目眩が。

初版は、土方さんの洋装写真を配した、洒落た感じの装丁だった。さすがデザインにも批評をされる草森氏の著作だと思ったし、土方さん関係の書籍で装丁が好きな順に名を挙げろと言われれば、白牡丹はベスト3に入れること間違いない(『バラガキ』中場利一の装丁と1,2位を争うだろう^^;)。

げげっ、表紙、まったく変わっているっ(滝汗)。

装丁は、『歳三の写真』という小説のタイトルとは裏腹に、洋装の土方さんのイラストに変わっていた(爆)。

しかし、その洋装土方さん、月岡芳年ばりの錦絵風。一瞬垣間見ただけの白牡丹をノックアウトするほど、男の色気が漂う和風テイストであった(イグアスの滝汗)。

……思い出すだけで、は、鼻血が出そうだ(苦笑)。

……出版が遅れたのは、ま、まさか、このイラストのせいでは、あるまいか(汗)。

装丁についてのコメントは、このぐらいにしておこう。

この小説、2001年11月に復刊ドットコム新選組特集の掲示版で、土田歳子さんと白牡丹が初めて出会い、「土方さんを題材にしたイロモノ小説」について盛り上がった(爆)時に話題のひとつになった。「ヒグマに追いかけられる土方さんが素敵〜ドキドキ大」と意気投合し(笑)、その後、土田歳子さんの親友で小説書きの野間みつねさんともお近付きになった。

白牡丹は、いらついて写真家の田本研造さんを蹴飛ばす土方さんも好きです(爆)。鶏を抱える榎本さんもラブリーだと思います(笑)。田本さんも偏屈なところがかわいいです。

……妙な紹介文になりましたが、皆さんも是非、店頭で妖艶な土方さんのイラスト(笑)を見て下さい。

し、しかし、白牡丹には一抹の不安が。ほんの一瞬で目眩がしてしまったために、イラスト、じっくり見ていないのだ^^;。もし、月岡芳年ばりの錦絵風でなかったら、男の色気漂うテイストでなかったら、すべては白牡丹の錯覚なのだわ(イグアスの滝汗)。
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