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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 『スタジオパークからこんにちは』今日のゲストは新作落語の春風亭昇太さん。トークを楽しみながら書いてます(っていうか、つい昇太さんのトークに引き込まれてしまいました^_^;)。

 待望の新刊です。10時開店の書店に10時過ぎに飛び込んで買ってきました。



 以下、どうしてもネタばれになるので畳みます。
 話が込み入っているので、前半のおさらいから。

 龍馬暗殺を阻止すべく上京した仁と仁友堂の面々(護衛に橘恭太郎さん)。以前の京都編で出会った沖田総司、芸者の小菊(と車イスに乗った猫のライ)と再会。
 沖田は元気そうに明るく笑っているが、労咳を病み、不動堂村での屯所で隊士に稽古をつけた後にさりげなく「これで…沖田総司のつける稽古は終わります」と挨拶。新選組は分派した高台寺党を粛清しようとしている。
 一方、やはり京都編で登場した、長州藩の東修介が再登場。仁とは対面せず、同志たちを斬った沖田を仇として斬ろうと様子を伺っている。
 高台寺党の伊東甲子太郎は近江屋に滞在している坂本龍馬と中岡慎太郎を訪ね、新選組や見廻組だけでなく薩摩や長州からも命を狙われているから土佐藩邸に移るよう忠告。坂本は「命を狙われるのはいつものこと」と伊東の忠告を聞き流す。
 龍馬の身を案じて毎日訪ねてくる仁の姿を室内から見送った後で、龍馬は「自分の運命を知るために自分はここに残る。お前は土佐藩邸に移れ」と中岡に告げる。
 運命の日、慶応3年11月15日。旧暦なので15日はもちろん満月。仁は新選組不動堂村屯所に沖田を訪ね、坂本龍馬の潜伏先を教えてくれと頼み込む。近藤や土方は沖田に坂本の居場所を教えようとはしなかったが自分で潜伏先をつかんでいた沖田は「自分も同道する」ことを条件に仁を坂本の潜伏先に案内する。
 河原町の近江屋を訪ねた南方仁・橘恭太郎と沖田総司を迎えたのは、二丁拳銃を構えた坂本龍馬。仁は龍馬に脱出を勧める。
 一方、見廻組と中岡慎太郎・土佐藩士らが衝突、中岡は重症を負う。
 沖田・坂本を帯同して宿に戻った仁たちは、仁友堂メンバーと夕餉を囲もうとする(寒いので軍鶏鍋)。
 しかし、仁たちが泊まる宿を見上げる、怪しげな人影がひとつ……以下続巻。

 ……ということで、第18巻は運命の日・慶応3年11月15日の夜。仁は親友となっていた坂本龍馬の暗殺を阻止したという喜びを胸にしていた。
 そこへ訪れたのは、長州藩の東修介。修介は沖田を斬ろうとするが、沖田に一太刀浴びせた修介を阻止しようとした東に、龍馬が頭を割られてしまう。さらに多数の賊が乗り込んでくる(東が沖田を斬る間に龍馬を殺そうとしていた薩長藩士たち)。応戦する沖田総司と橘恭太郎。さらに、土方の命を受けて沖田を追跡していた新選組が乗り込み、賊たちは逃走。
 仁は、龍馬の命を救うべく、仁友堂のメンバーとともに龍馬の開頭手術にとりかかる。医術の限りを尽くして龍馬の開頭手術は成功。
 しかし、龍馬が意識を取り戻すところまで回復したのもつかの間……ペニシリンも効かない緑膿菌による髄膜炎で、龍馬はついに絶命。

 自分が幕末のこの時代にタイムスリップしてきたのは坂本龍馬を暗殺から救うためと信じてきた仁先生の気持ちを根底から覆すような坂本龍馬の死。
 死ぬ直前、龍馬は仁に、未来の日本の姿をかいま見たこと、身分の差がなくて誰でも努力次第でやりたいことができるというそんな時代の日本に自分が生まれていたら「四海兄弟」=世界中のあらゆる人と兄弟のように付き合いたい、血なまぐさい殺し合いはもう沢山だと、語り残していた。
 その龍馬の思いをどう継いでいくのか……以下続巻。

 以前の京都編で予感はしてたんだけど、やはり刺客は東修介でした。仁先生がかつて命を救った東修介が、沖田総司を斬ろうとして、沖田をかばった坂本龍馬を斬ってしまったという皮肉。そして、その東は口封じに追っ手となってくる長州藩の同志たちを次々と斬り、当てもない逃亡生活に。

 仁先生が運命を変えようとしても、中岡慎太郎も坂本龍馬もそれぞれ斬られてしまったんだよなぁ……見廻組から逃れても薩長がと、それぞれが違う思惑で暗殺を謀っていたというわけで。

 前巻に登場した伊東先生も、仁先生が龍馬の治療に没頭している間に、4コマで暗殺されてしまった(その4コマを含めて油小路の変については見開き2ページ)、合掌。

 死亡を確認したコマで終わってしまったので、親友を失った仁先生の喪失感や敗北感など気持ちへの影響が描かれるのは続巻。また新刊が出たら第17巻以降を合わせて読み直したい。

 時代のうねりは容赦なく、数か月のうちに鳥羽伏見の戦いの火ぶたが落とされるのだからなぁ……嘆息。



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