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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 鼻風邪を引きました。半日でティッシュ激減(汗)です。

岩手
起源は幕末 160回目の元服式
 幕末の1851(嘉永4)年に始まった大船渡市の若者集団「佐野契約会」(佐々木純会長)の元服式が160回の節目を迎え、同市赤崎町の沢田地域公民館で成人の日の11日、今春中学校を卒業する3年生の男女20人が「大人」の仲間入りをした=写真。
 契約会は、外国船の来航が頻繁になった時期に地域の結束を図ろうと発足し、地域の15~42歳が伝統的な通過儀礼の儀式を守ってきた。
 元服式では「堪忍のならぬは心の掃除たらぬため」「喧嘩(けんか)口論は貧乏の種まき」など30カ条の「嘉永4年の定(さだめ)」を守ることを約束した宣誓書を読み上げ、一人ひとりが宣誓書に血判がわりの母印を押し、酒の代わりにブドウ液で「契りの杯」を飲み干した。
 代表して宣誓書を読み上げた安田優樹君は「これからは以前とは違う。しっかり、じっくりと、行動に責任を持って生活できればと思う」と「大人」への抱負を語った。



東京
@展覧会:柴田是真の漆×絵 技巧を極めた「だまし」
 柴田是真(ぜしん)(1807~91)は、幕末から明治期にかけて活躍した江戸出身の画家・漆芸家。最晩年には帝室技芸員に任命されるほど、実力は高く評価されていたが、現在の知名度は高くない。時代の転換期に作品が絵画と工芸の両分野に分散し、美術史のすき間に入ってしまったのだろう。だが、注目度アップは間違いなしの、充実した是真展が実現した。東京・日本橋の三井記念美術館で開催中の「柴田是真の漆×絵」である。
 彫工の家に生まれた是真は、漆工技法の一つ、蒔絵(まきえ)職人に弟子入りした。その後、下絵をきちんと描く必要性を感じて四条派に入門。絵画のうまさでまず評判を集めたが、生来の職人気質で漆のさまざまな変塗(かわりぬり)の開発・復興も手がけた。さらに、再興した技法を、本来の用途以外の器物に応用する柔軟な発想力もあった。
 漆と日本画。双方を体得した是真ならではの作品が「漆絵(うるしえ)」だ。和紙に色漆などで描き、屏風(びょうぶ)や額に仕立てたもので、独特のつや感、洒脱(しゃだつ)なデザインが際立つ。掛け軸にして巻いてもはがれない卓越した技術もあり、明治期は欧米への輸出品として人気を博した。
 そして、すべての技が「だまし漆器」と称された作品群に昇華されてゆく。代表作が「花瓶梅図漆絵(かびんにうめずうるしえ)」。題名から花瓶と梅が漆絵だと分かったとしても、見どころは多彩。背景の紫檀(したん)の木目は、和紙に漆を施し、筋を手彫りで再現。周囲の額も、木の節目を一筆ずつ漆で表現しているのだ。
 他にも金属製にしか見えない盆、瀬戸の茶入れと見まがう作品を、紙や竹に漆を施して作っている。江戸っ子の是真は、茶会などで人々を驚かせるのを楽しんでいたのかもしれない。
 出展作約100点の7割は、米国のコレクターが収集した作品群で初の里帰り。これまでは欧米で評価されてきたという是真が、逆輸入の形で注目を集めそうだ。
 2月7日まで。祝日を除く月曜と12、31日休館。【岸桂子】




神奈川
「新鮮組」の若手警察官、成果着々
 若手警察官の育成を図ろうと、神奈川県警が発足させた警察署の若手による検挙対策チーム「新鮮組」が、強盗や薬物事件を摘発するなど着々と成果を挙げている。
 昨年9月から始まった新鮮組。団塊世代の大量退職に伴う大量採用で、職務質問など捜査経験が浅い警察官が増えていることから、若手のスキルアップを目指している。
 52警察署の交番などに勤務する若手3~5人が計159チームを結成。犯罪の検挙や抑止を進めるため、ベテランの指導の下、チームで工夫したり、競い合ったりして実力向上に励んでいる。
 新鮮組を発案した県警地域指導課は、新たにキャラクター「新鮮組のシンちゃん」を作成したほか、相模原北署は新鮮組の歌を作るなど、側面からのサポートにも力を入れている。
 発足して間もないが、職務質問を事件の検挙につなげるなど、目立つ活躍も出てきているという。
 ある巡査長(28)は、深夜にビルの屋上駐車場で県外ナンバーの車を発見した。中にいた男を職務質問したところ、覚醒(かくせい)剤の所持が判明。男の逮捕が覚醒剤の大量押収につながった。
 海老名署ではコンビニ強盗の発生時に、駅で張り込みをしていた新鮮組チームが、自分たちを見てきびすを返した男を見逃さなかった。300メートルにわたり追いかけ、男を逮捕した。
 県警によると、新鮮組は昨年9~11月に914件の犯罪を検挙。1人あたり平均1・3件で、県警の地域警察官の平均1・25人を上回る活躍をしている。
 県警は「積極的に職務質問の指導員を招いている署もあり、各署が努力して取り組みが良好に進んでいる。若手がやる気を持つことで、警察署や県警全体に活気が出る」と話している。

 「新鮮組のシンちゃん」、なかなか可愛いです。

三重
「ええじゃないか、ええじゃないか」-仮装で江戸時代の伊勢参り再現 /三重
 「伊勢ええじゃない会」は1月10日、江戸時代に「ええじゃないか」「ええじゃないか」と明るく騒ぎ、社会不安を吹き飛ばそうと伊勢参りをした民衆の社会現象を再現しようと、伊勢神宮外宮から古市街道を通り内宮までの約3キロを練り歩いた。(伊勢志摩経済新聞)
 「ええじゃないか」は、江戸時代、幕末乱世の1867(慶応3)年、社会の不安や期待を「ええじゃないか」と踊り騒ぐことによって気を紛らわせ、東海地方を中心に広がった社会現象。天から伊勢神宮の札が降ってきたとのうわさが広がり、さらに江戸や四国にまで広がり「伊勢参り」のブームに拍車をかけた。
 同会は、不景気風吹く日本経済を少しでも明るく、江戸時代の社会現象にあやかろうと企画、今回で6回目を数える。11時に世木神社を出発し、伊勢神宮外宮、古市街道、猿田彦神社、おはらい町、内宮宇治橋前までを着物や旅姿、法被、「げげげの鬼太郎」のねずみ男や「千と千尋の神隠し」のカオナシなどのキャラクターに扮(ふん)して練り歩いた。
 各地の成人式とも重なった当日、道中で伊勢神宮に参拝に来る新成人たちを見つけると「新成人!新成人!」と掛け声をかけ、「祝新成人」などと書かれた札をほおに張るなどして新成人を祝福した。



福井
受験生にエール、ご当地品 「すべらない」靴バンド、若狭塗箸…
 16、17日の大学入試センター試験から本格的な受験シーズンが始まる。努力を尽くした受験生に、ささやかな験担ぎの品をと考えている皆さん。せっかくだから、福井ならではのご当地品はいかが-。 (谷悠己)

◇産地の技
 繊維王国の技が息づいている-。糸の製造加工を主業とする内田撚糸(福井市神当部町)が開発した摩擦力の強い特殊素材を織り込んだ靴用バンド「すべりとめ太郎」(1500円)。「大切な朝に転んで、出はなをくじかれないように」と内田一朗社長(50)。道路がいてつくことの多い受験期にぴったりだ。
 テレビドラマでおなじみとなった若狭塗箸(ばし)。小浜市竜前のせいわ箸店の「合格祈願箸」(840円)は朱色で合格の文字を塗ったシンプルな逸品だ。先端に滑り止め加工がしてあり、志望校を確実に「つかみ取る」ことができる。

◇神頼み
 定番のお守りにもう一工夫を、という人は越前町織田の劔神社へどうぞ。織田信長の氏神だったという由緒から子孫であるフィギュアスケートの織田信成選手が参拝して「勝運御守」を購入。見事2月開幕のバンクーバー五輪出場を勝ち取った。田中範夫宮司(61)は「信成選手の勢いに続いてほしい」と受験生にもエールを送る。「合格守」は500円。
 福井市大宮2の護国神社では、幕末の俊才・橋本左内の志を代表する言葉「大丈夫(ますらを)」(何事にも動じない意)をあしらったお守り(700円から)が手に入る。

◇電車で合格
 商品ではない変わり種企画として、中高生の利用者が多い福井鉄道福武線は、受験生の願いを込めた短冊を掲示する「応援電車」を2月5日から3月14日まで運行。5つの有人駅で短冊に記入できる。志望校への思いを乗せた電車が、真っすぐ延びるレールの上を走っていく。


奈良
特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 聖徳宗管長・大野玄妙さん
◇和と慈悲、原点に--大野玄妙さん(62)

 奈良の空は広い。南大門から境内に入ると、山を背にした五重の塔が見える。鬱々(うつうつ)とした世の中の気分から逃れたい。澄んだ心で新しい年の一歩を踏み出したい。そんな思いを携え、奈良・法隆寺に管長の大野玄妙さんを訪ねた。

 今の世の中、どう見ていますか。
 「宗教的な世界から見ると、物質的な分野に走り過ぎて精神的な分野が立ち遅れている、などとよく言われてきました。ところが、新聞やテレビで見聞きする今の状況は、その次元を通り越しているんじゃないかなと思います。親が子を虐待し、子が親を殺す。猟奇的としか言いようがない凄惨(せいさん)な事件も後を絶ちません」。08年には、無差別に何人もを殺傷する事件が続き、「誰でも良かった」という言葉が世間を震わせた。
 「世の中、少し忙しすぎるんじゃないかな。情報化社会になり、いろいろな情報が即座に分かるけれども、そのスピードについていけてないのではと思うんですよ。ついていけないからストレスになる。そこから問題が発生するように思いますね。もっとゆっくり時間をかけて、その時間を、例えば自分を見つめ直す時間にするとか、何らかの形で生かすことができれば、今起こっている現象は少しは緩和されるんじゃないかなあという気はします」
 確かに、ストレス過多社会だ。リストラ、就職難、いじめ、うつ……。自殺者の数は昨年、12年連続で年間3万人を超えた。
 「歴史を見てくると、人々が知恵を絞ってもどうにもならない時代というのは何度も経験しています。祖先はどうして乗り越えられたのか。考える必要があるんじゃないかな。一人で考えなくてもいい。仲間と話をしながら、共同して何か貢献できるものをつくり出していければいいなあと思うんです」

    ■

 「まだ文化も育っていないような古い時代、古事記の時代あたりを想定してください」と言われ、しばし古代に思いをはせる。ここ、法隆寺は西暦607年に推古天皇と聖徳太子により、創建された。1993年には日本で初めて世界文化遺産に指定された。
 「人は必ず病気や災害に見舞われます。自然に逆らうことはできません。だから、古代の人々は当然、自然の恵みを得ると同時に、自然に対して畏敬(いけい)の念を持ち、うまく共生していく社会を作らざるを得なかった。その中から、天の神、地の神をおまつりする神祇(じんぎ)祭祀(さいし)という日本古来の宗教観が養われてきたのです」
 推古2(594)年、推古天皇により三宝興隆の詔が発せられる。三宝とは「仏」とその仏の教えである「法」、教えを広める「僧」を指す。これら三つを信じ、帰依しなさい。つまり、仏教を受容すると定める詔である。「仏教を受け入れるからといって、今までのものをすっぱりと捨てて仏教になるのかというと、そうではない」
 法隆寺創建と同じ年、推古天皇は「祖先は神祇祭祀を行い世の中を平穏に保ってきた。私の時代にあっても、神祇祭祀を怠るようなことがあってはならない」という内容の詔を出した。「その6日後、仏教の擁護者であった聖徳太子と蘇我大臣が、官吏を引き連れて神祇祭祀を行っているんです」
 どういう意味があるのか。いぶかしく思ったこちらの表情を読み取ったのか、大野さんは微笑しながら続けた。「仏教を受容する中で、すでに神祇祭祀と共存しているということです。仏教にも、他とぶつからないという教えがありますが、神祇祭祀も同じ。自然に逆らわず、自然体で信仰心、宗教観を養っていく。すると、当然のこととして、他を排除するのでなく、共同の歩調を取るという考えが生まれてくる。これが日本人の精神性の原点だと思います」

    ■

 今年、平城遷都1300年にわく奈良。聖徳太子は平城京造営に和の精神を込めた。
 「聖徳太子の言葉に『諸悪莫作(しょあくまくさ)、諸善奉行(しょぜんぶぎょう)』がある」。悪いことはせず、いいことをせよという意味だという。
 「これが仏教の基本。菩薩(ぼさつ)の道です。では菩薩は何を基にしていくのか。慈悲です。慈悲による政治を行うのが、古代の人の非常に重要な考えです。もう一つ大切なのが、和の精神。みんな仲良く、慈悲の社会にしていこうと思うと何が生まれますか。いたわりの心、思いやりの心、相手の身になる心です。これは日本人の基本的価値観であり、社会の理想でもありました」
 今の日本は、その心をどこかに置き忘れてきたようだ。どこで道を間違えたのか。
 「明治維新です」。意外な答えだった。「維新」はこの国を近代化させ、発展させたのに、ですか?
 「明治政府は神仏分離令を出しました。西洋に追いつけ、追い越せですから、みんな仲良くの八方美人ではダメ。競争しなければいけない。宗教でも何でも一元的に支配する絶対主義なんです。そうして、それまでの価値観を無理やりに変えた。他のことを思いやる心を打ち捨てて、自分たちだけの平和に走った。その結果が戦争です」
 戦後、経済復興で豊かになった暮らしがさらに日本人の心を変えた。「むさぼりの世界」と大野さんは呼ぶ。
 「仏教には『諸法実相』という言葉があります。ありのままの在り方ということです。川は高いところから低いところへ流れます。低いところから高いところへ流そうとすると何が起きるか。洪水です。同じように、自然に逆らい続けてきたのが、戦後の生き方ではないでしょうか」
 私たちは原点に返れるのか。「自然に全く逆らわず生活できるかといえば、不可能です。現実には自然に逆らって得たもので生活しているんですから。ただ、そのことをもう一度問いただしてみることは大事だと思います。私たちは他の命をちょうだいして生きています。その生命の尊厳を重んじ、感謝する気持ちは絶対に忘れてはいけない」
 静まり返った寺務所の応接室に、大野さんの声だけが静かに深く響く。
 「善を行うことは難しいですよ。ものの命をちょうだいしなければ生きていけないわけですから、何をしてもどこかで悪いことをしていることになる。でも、その中でいいことをしようと思い続ける、努力をするということが重要なんです。私はこう思っています。せめてきょう一日、悪いことといいことを並べた時に、一つでも善が上回ることを目標に生きていきたいと」
 インタビューを終え、大宝蔵院へと足を延ばした。祈れば悪夢を吉夢に変えてくれるという夢違観音にしばし見入る。今年はこの国にいい夢を見せてくれるようにと祈りながら。【小松やしほ】

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t.yukan@mainichi.co.jp
ファクス03・3212・0279

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■人物略歴

◇おおの・げんみょう
 法隆寺第129世住職。1947年大阪市生まれ。小学3年生で得度。龍谷大学大学院修士課程修了。法隆寺執事長などを経て、99年に現職。「宗教者九条の和」呼びかけ人。共著に「聖徳太子の歴史を読む」など。



兵庫
第25回毎日現代書関西代表作家展:県内作家の作品紹介/上 /兵庫
◇幕末志士の逸品も--大阪・近鉄百貨店阿倍野店、あす開幕
 「第25回毎日現代書関西代表作家展」(毎日新聞社、毎日書道会主催、NHK大阪放送局、毎日放送など後援)を、大阪・近鉄百貨店阿倍野店で14日から19日まで開催します。

 毎日書道展の関西代表作家281人、毎日書道会の最高顧問ら22人の新作を展示。漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆(てん)刻、刻字、前衛書を一堂に展示します。特別陳列「幕末維新の書」では、高杉晋作や木戸孝允ら、激動の時代を生きた志士たちの逸品を紹介。また、一般公募したえと「寅(とら)」の書の入賞、入選作品1000点も展示します。

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 【会期】14日(木)~19日(火)まで。入館は10時~18時半。ただし16、19日は16時半まで。前期(16日まで)と後期(17~19日)で作品の入れ替えがあります【会場】近鉄アート館(近鉄百貨店阿倍野店9階)【入場料】一般500円、大高中生400円。小学生以下無料【作品解説会】14日を除く各日11時【席上揮毫(きごう)会】14、16日を除く各日14時【国際交流デー】16日13時


三田の偉人もっと知って 川本幸民の書物、冊子に
 三田市民らでつくる特定非営利活動法人(NPO法人)「歴史文化財ネットワークさんだ」が、江戸時代末期に活躍した三田出身の蘭学者・川本幸民(1810~71年)の科学知識が書かれた「遠西奇器述」を現代語訳した冊子作りに取り組んでいる。幸民の生誕200年を機に、子どものころから地元の偉人に触れてもらうのが狙い。3~4月の発刊を目指しており、同会は「多くの人に、幸民の偉大さを知ってほしい」としている。
 遠西奇器述は、幸民が西洋の科学技術や機器について具体的に解説した書物。1854年に1冊目、59年に2冊目が出版され、いずれも弟子が編集した。写真術や蒸気船、熱気球などについて記され、日本の近代化に貢献したとされる。
 原本は使われている漢字も難しく、一般の人が解読するのは難しい。そこで生誕200年を前に、会員で元小学校教諭の足立元之さん(73)=武庫が丘=が現代語訳に着手。マッチは現代では判読できない漢字で記されていたが、「燐柿」と書き換えるなどし、約3年がかりで翻訳した。
 冊子にはさらに、機器の解説や2冊の違いなどの説明を追加。中学生でも理解できるよう平易な表現を用い、会員の大槻重之さん(71)=武庫が丘=と吉川幸男さん(69)=弥生が丘=が編集している。
 「遠西奇器述には、ペリーが来日時に持ち込んだ機器の多くが解説され、当時の日本に発想の転換を求めるような記述も見受けられる」と足立さん。「明治維新に向かう中で、福沢諭吉らにも影響を与えた。単なる発明家とは違う幸民のすごさを知ってほしい」と話す。
 500部程度を印刷予定。問い合わせは市歴史資料収蔵センターTEL079・562・7233
(横田良平)

 


山口
松陰を描いた映画 上演控え成功祈願
◆萩で出演者ら
  萩出身の幕末の志士・思想家、吉田松陰の淡い恋を描いた映画「獄(ひとや)に咲く花」が完成し、出演者らが11日、萩市の松陰神社で映画のヒットを祈願した。2月6日から山口、福岡の両県で先行上映される。
 映画は、海外密航に失敗し、萩の野山獄に収監された松陰と女囚の高須久子(映画では久)の恋の物語。原作は下関市在住の直木賞作家、古川薫さんの「野山獄相聞抄~吉田松陰の恋」。松陰を前田倫良さん=写真右=、久を近衛はなさん=同左=が演じている。
 この日の祈願には前田さんと近衛さんのほか、映画関係者、野村興児市長らが訪れた。前田さんは「松陰先生の偉大さだけでなく、みんなに愛される身近な姿も表現したつもり。多くの人に見てもらい、よかったといわれたらうれしい」。近衛さんは「映画を松陰先生に支えてもらうように祈願しました。みなさんにどう受けてもらえるか、ドキドキし、楽しみにもしています」と話した。
 同神社では撮影が始まった昨年6月にも出演者らが祈願している。


下関 坂本龍馬と長州 /山口
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」が人気だ。幕末のヒーローだけに、龍馬関係の本が書店に並ぶなど、多くのメディアで取り上げられている。
 龍馬といえば高知、長崎、京都が有名。下関が紹介されることは少なかった。幕末や明治に長州には高杉晋作も伊藤博文も乃木希典大将もいる。あえて土佐の龍馬に触れなくてもよかった。でも下関市立長府博物館に入ると黙っておられない。龍馬があれだけ活躍できたのは、三吉慎蔵ら長州藩士や豪商、白石正一郎らの支援があったからこそだ。長州と龍馬のかかわりがあまり知られていなかったのは、残念だ。
 本紙正月紙面で、長府博物館学芸員の古城春樹(41)、萩市特別学芸員の一坂太郎(43)両氏らの協力を得て、龍馬や幕末・維新、現代の新長州人について考えた。見えてきたのは長州は歴史の宝庫ということだ。
 長府博物館で開催中の企画展「坂本龍馬と下関」の鑑賞をお勧めする。龍馬の書状や飯碗(わん)などが公開され、龍馬を身近に感じることができる。龍馬は己の理想の実現のため物心両面で支えてくれた長州・下関の人間を信頼し、土地を愛していたことが伝わってくる。龍馬は下関で、薩長同盟を締結させたかったのだ。
 なのに、有名な作家やマスメディアが取り上げなければ「誰も知らないまま」になってしまうことも、分かった。県を挙げてもっと長州と龍馬の深いかかわりをアピールしていいと思う。「龍馬伝」はいい機会だ。
 晋作について多くの著作がある直木賞作家、古川薫さん(84)によると、龍馬は現代で言うならば、やりての経済人。「薩長同盟締結は龍馬の功績によるところが大きく、これを機に日本は維新に大きく始動。晋作が龍馬に短銃を贈ったのも長州藩の龍馬に対する高い評価を物語っており、長州・下関で龍馬が果たした維新への役割は最高に評価していい」と言う。<下関・三嶋祐一郎>
〔山口版〕




高知
サンゴ龍馬 とさてらすに胸像
 土佐・龍馬であい博の開幕を控え、サンゴで作られた坂本龍馬の胸像が12日、メーン会場となるJR高知駅前の観光情報発信館「とさてらす」に搬入された。高知市のサンゴ工芸作家で現代の名工にも選ばれた前川泰山さん(72)が、約40キロのサンゴをふんだんに使って1年がかりで制作。龍馬ファンの前川さんは「大事をなすため奔走した青年の血潮を感じてもらいたい」と話す。来年1月10日までの龍馬博期間中、展示される。
 銘は「暁翔(ぎょうしょう)」。高さ、幅1メートル、奥行き0・6メートルあり、約1メートルの台座に乗せられた。樹脂の芯の表面を、赤、ピンク、白、黒などのサンゴで覆って色づけし、生き生きとした若者を表現。1~10ミリの粒状のサンゴを何重にも重ね、微妙な色合いを出した。
 幕末を駆けた龍馬の若々しい情熱を表すため、胸元には「血の色」とも称される深紅のサンゴをあしらった。前川さんは「高知と言えば龍馬とサンゴ。『これがサンゴでできているのか』と驚いてもらうことで、サンゴへの関心を高めたい」と話した。



佐賀
佐賀藩功績PRへ「佐賀城けんてい」受験者募集
 佐賀市城内の佐賀城本丸歴史館のボランティアガイドによる検定試験「佐賀城本丸けんてい」が3月22日、同館である。ボランティアガイドが1年前から準備に入り、問題や解説書などすべて手作りした。「佐賀藩の幕末、明治維新時代の功績をより深く理解してもらいたい」と参加を呼び掛けている。
 来館者に展示物を解説するなど日ごろの活動の中で、「あらためて気付く点も多くあった」ことから、来館者への感謝の気持ちを込めて同館開館5周年に合わせて企画した。
 試験は50問で三択方式。92人のボランティアガイドが持ち寄ったものから”厳選”した。「1838(天保9)年、佐賀城本丸御殿を再建した藩主は?」など人物、城郭、歴史の3分野を展示物や同館で販売する図録から出題。広報担当の田中猛善さん(68)は「一度は訪れていないと解くのは難しい」と話している。
 受験終了後、全員に問題の解説や学芸員のコラムなどを掲載した解説書を無料で配布。35問以上正解した人には認定証を贈る。
 4月25日に上位得点者を特別に表彰。同日に受験者を対象とした、佐賀の歴史や隠れた魅力を語り合う「ヒストリーカフェ」も開く予定だ。
 受験料は無料。定員50人。希望者は往復ハガキで申し込む。締め切りは2月20日必着。申込先と問い合わせは、〒840-0041 佐賀市城内2丁目18の1、「佐賀城本丸けんてい」実行委員会へ。電話0952(41)7550。


【写真】「佐賀藩の幕末、明治維新時代の功績をより深く理解してもらいたい」とPRする田中猛善さん=佐賀市城内の佐賀城本丸歴史館


コラム
「龍馬」と「竜馬」のあいだ
【PJニュース 2010年1月12日】いま、NHKテレビの大河ドラマ「龍馬伝」が話題だ。視聴率もまぁまぁ、ということでかなり人気の番組になっている。しかし、PJの友人で歴史を研究している複数の研究者と話をすると「現在の坂本龍馬像は史実と違う」と必ず言われる。以下はその内容をまとめたものだ。
 「坂本龍馬」が、日本でこれほどもてはやされるようになったのは戦後、それも故・司馬遼太郎氏の小説「竜馬がゆく」からである。この小説は何度もテレビドラマ化され、今日の一般的な「龍馬像」ができあがった。それまでは幕末の登場人物たちの一人としては坂本龍馬はあまり注目されていなかったのだ。「竜馬がゆく」は産経新聞の新聞小説として1962年から連載された作品だ。
 この作品はあくまで小説であって、史実をもとにしているものの、史実とはかなり違う、という意味で司馬遼太郎氏はその主人公の名前を「龍馬」ではなく「竜馬」という表記にした、と言われている。実際、歴史上の人物としての坂本龍馬は、剣術には長(た)けていたものの、先見の明がなく目先だけのことで動き、幕末の登場人物としては今ひとつ精彩に欠ける。なにせ、当時は幕府がなくなる、という大政奉還の直後という時期なのに、龍馬は「公武合体」を叫んでいた。滅びゆく泥船の中で旧来の権威によりかかろうとしていた、というわけだ。
 当時、脱藩した武士というのは今で言えば不況で大企業や役所をリストラされた中年サラリーマンのようなもので、大企業の人脈と既に途切れた関係でしかない企業のブランドを看板に掲げてほそぼそとビジネスをする企業コンサルタントと考えれば良いだろう。しかも、その「ブランド」が既に地に落ちかかっていることもわからずに、結局はそのブランドと一緒に落ちていった、という感じが、坂本龍馬にはどうしてもする。本当の坂本龍馬とは、要するにそういう存在であった、というのが、多くの歴史家が言っていることだ。
 そうすると、公武合体を推進しようとした坂本龍馬の一生とは、要するに「ブランドだけで生き残っている倒産しかかった巨大企業」に「リストラされたサラリーマンがコンサルタントとして入って」「結局は事業に失敗した」という物語とも読めるだろう。現代でもありそうな話である。
 薩長連合も史実は福岡藩の月形洗蔵がはじめたものを坂本が受け継いだ、というだけだ。また、倒幕の密勅の中で新政府の閣僚名簿から坂本の名前が外れていた、というのも史実とは違う。坂本の名前は「参与」としてあった。また、それを見て驚いた、という西郷の話もウソである。この閣僚名簿を西郷は見ていない。また、「船中八策」も有名な話だが、これももともとは横井小楠の「国是七條」が元になった「写し」とも言われている。つまり、坂本龍馬には「独創性」もなかった、というのが定説になっている。これらの「ウソ」をはぎ取ると、坂本龍馬よりも中岡慎太郎のほうがより先見性と独創性があったように見える。ただ、あの時期に海運会社を作った、というところだけは彼が唯一評価されている。もし暗殺がなければ、岩崎と覇を競っていたかも知れない、とも言われているが、暗殺は岩崎との確執によるものかもしれない、という歴史家もいる。また、能力も志も低くはあったものの、坂本は人柄の良さはあった、とも言われている。現代で言えば、人柄は良いが能力的にはあまり高くないコンサルタント兼ベンチャー企業の創業者、というところか。
 この「正しいがさえない龍馬像」を一変させ「英雄」にまでしたのは、まさに司馬遼太郎氏の「筆力」とそれを取り上げた「テレビ」の影響だろう。司馬遼太郎氏の著作もいくつか読んだが、歴史を舞台にした壮大なテーマを扱いながら、その目指すところは高度成長期の日本人サラリーマンの処世を説く、という、どちらかといえば竜頭蛇尾に見えるセコさが気になってPJ にはいまだに読後感があまり良くない。
 いずれにしても、坂本龍馬を実際に語るときは、フィクションを楽しみつつ、事実ではない、ということには注意をしたほうがいいだろう。ああ、あんな人がいたらよかったのにな、という以上のことではない。私たちは真実を知るよりも「気持ちの良いことを知りたい」という存在である。事実は大体のところ小説ほど面白くない。だから、面白いフィクションはいつでも一人歩きを始める。
 やはり「龍馬」は「竜馬」とは違うのだ。【龍】じゃなかった【了】


文化芸能
「今まで見たことも聞いたこともないような次郎長を」…『ジロチョー 清水の次郎長維新伝』
 海道一の親分・清水次郎長を中村雅俊が演じる『ジロチョー 清水の次郎長維新伝』。
CGを駆使した映像、壮大なスケールの立ち回りシーンが注目を集める本作。
放送を前に、出演者による記者会見が行われました。
 主演の中村雅俊は、「これで次郎長を演じるのは三度目。今回は、すぐにリベンジに踏み切らない、次郎長の弱い部分も描かれている」と、これまでの次郎長とは一味違った描かれ方をアピール。
 関東綱五郎を演じた袴田吉彦が、「ワイヤーアクションで2階くらいの高さまで飛んだ」撮影時の体験を明かしながら、そのアクションシーンの斬新さについて触れると、桶屋の鬼吉を演じた真木蔵人は、別の意味でのこのドラマの新しさを表現。
 それは、パチンコ、パチスロなどのエンターテインメントで知られるFieLDS Presentsにより実現した、パチンコ台と連動した進行。テレビドラマの素材を使用してパチンコ台が作られることには前例がありながらも、同時進行は初めてといい、真木が「早くパチンコ屋で自分の目を揃えたい」と話して会場を沸かせる場面も。

そのような斬新な部分に加え、時代劇の本来の魅力として、大政役の内藤剛志が「次郎長と子分の話以外にも、善悪や人情などの大切なことを大きく言えるエンターテインメント」であることを改めて伝え、「次郎長を知らない人にもぜひ見てもらいたい」とPR。映像などの斬新さと、次郎長の弱い部分の描かれ方など…小政を演じた萩原聖人が「今まで見たことも聞いたこともないような次郎長」と表現した『ジロチョー~』に、こうご期待!

【出演者】
清水の次郎長…中村雅俊
小政…萩原聖人
法印大五郎…木下ほうか
桶屋の鬼吉…真木蔵人
関東綱五郎…袴田吉彦
森の石松…中村獅童
二代目お蝶…黒谷友香
都鳥吉兵衛…中野英雄
大政…内藤剛志

【詳細】
世は幕末の動乱期、清水次郎長は、海道一の親分と呼ばれ義理と人情に厚く誰からも慕われていた。その子分は、個性的で、強豪ぞろい。元侍で槍の達人、その上頭も切れる大政。居合い抜きの天才・小政。義理人情に厚く、酒癖が悪く喧嘩がめっぽう強い暴れん坊・石松。色男で女好き、喧嘩場では冷静沈着な網五郎。
馬鹿力で喧嘩場には自分用の棺桶を持参、常に死ぬ気で戦う・鬼吉。おっとりとした性格で、関西なまりの元坊主・法印大五郎。そして、次郎長の女房・お蝶。 次郎長一家は、清水の町を愛し、町民からも愛され、町の平穏を守っていた。そんななか、沼津の甚五郎一家が清水を狙っているという噂を聞きつける。その黒幕には、次郎長の宿敵・黒駒の勝蔵の姿があった・・・。

【放 送】  1月13日(水) 21:00~22:48
(テレビ東京系列・一部地域を除く)


ビジネス
「その時歴史が動いた」 あの人と行くツアー4種
 ANAセールスは、NHKの人気番組「その時歴史が動いた」(2009年3月放送終了)の司会を担当していた、フリーアナウンサーで現在ANA歴史大使を務める松平定知さんと、坂本龍馬ゆかりの地などを訪れる「松平定知先生とめぐるANA歴史ツアー」を2009年12月21日から発売している。
ツアーは「高地」「霧島」「長崎」「松山」の4種があり、それぞれの地で史跡をめぐり、松平定知さんによる講演会と夕食会が併催される。
たとえば2010年2月12日出発の「龍馬とおりょうの足跡をたどる 霧島1泊2日」では、「維新ふるさと館」や「霧島神宮」などを観光し、講演会は「日本初の新婚旅行」がテーマとなる。寺田屋事件で負傷した坂本龍馬が妻・おりょうを伴い、療養を兼ねて霧島温泉に赴いたことなどを、松平さんが独特な語り口で話す。
料金は、3万9800円から。
「高知」「長崎」「松山」のツアーについては、ホームページを確認。




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