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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 昨日書店に立ち寄って、こんなものを見つけました。
新選組検定
 異説も多い新選組の歴史で検定がどこまで成り立つのかも興味あり、今日がインターネット割引の最終日でもあり、申し込んでみました。記憶力ががた落ちで暗記物には自信まったくありませんが、まずは体験してみます。

山口
山県有朋遺稿など復刻出版
 幕末・明治維新史に関する書籍を中心に扱うマツノ書店(山口県周南市)は、維新の元勲、山県有朋(1838~1922年)の戊辰戦争手記などの著作をまとめた『山県公遺稿・こしのやまかぜ』(1万2千円)など3冊を出版する。いずれも限定300部。『山県公遺稿・こしのやまかぜ』は昭和54年に東京大学出版会から原本が刊行され、古書店で数万円の値が付く入手困難本。

 ほかの2冊は、池田屋事件で新選組と斬り結んで死んだ松下村塾の俊才の手紙や日記を集めた『吉田年麻呂史料』(1万8千円)、維新三傑の一人、木戸孝允について明治30年という早い時期に刊行されたエピソード満載の本格的人物伝『松菊余影』(7千円)。

 今回の3冊については、20日までに予約すると2割程度割引した価格で購入できる。同書店(電)0834・21・2195。


長崎
幕末のゲベール銃初公開 まちなか龍馬館
 長崎の幕末の歴史を紹介する「長崎まちなか龍馬館」(長崎市浜町)に、坂本龍馬率いる亀山社中と英国商人トーマス・ブレイク・グラバーが取引したものと同型の洋式小銃「ゲベール銃」(長さ約1・7メートル)がお目見えした。同館が閉館する3月末まで展示される。

 龍馬は1865年、江戸幕府と対立し近代的な洋式船や武器の購入に苦慮していた長州藩のために、グラバーから薩摩藩名義で蒸気船ユニオン号を購入。同時に7300丁のゲベール銃もあっせんし、両藩の和解と薩長同盟を実現させた。

 ゲベール銃は江戸末期に大量に輸入され、各地の内戦に使われた。展示されているゲベール銃はグラバー園(同市南山手町)に長年保管されていたが、生産国や詳しい入手経路は分からず、今まで公開されたことはなかったという。

 このほか、龍馬を支援した幕末長崎の豪商で、篆刻(てんこく)家としても知られた小曽根乾堂が、明治初めに手掛けた天皇の印章「御璽(ぎょじ)」の印影なども展示物に新たに加わった。

 問い合わせは長崎まちなか龍馬館(電095・821・2112)。


エンターテインメント
陽だまりの樹 : 手塚治虫の名作 市原隼人主演でドラマ化 成宮寛貴が初共演
 幕末を舞台とした手塚治虫さんの名作マンガ「陽だまりの樹」が、俳優の市原隼人さん主演で、4月からNHKの衛星放送チャンネル「BSプレミアム」のBS時代劇枠でテレビドラマ化されることが15日、明らかになった。初の時代劇主演となる市原さんは、武骨で一本気な武士・伊武谷万二郎を演じ、万二郎と“恋敵”となる原作者の手塚さんの曽祖父で蘭方医・手塚良庵役で俳優の成宮寛貴さんが初共演する。

 市原さんは、万二郎を演じることについて、「改革を志す武士の生き様と葛藤、不器用だか真面目に物事をとらえ、考える姿に魅了され、殺陣の見せ方、集中、緊張感を大切にしています」と話し「日本人としてとても光栄な経験をさせていただける機会であり、現在を生きている皆さまに今の時代ができる前の自分の生まれた国の歴史や心構えを伝えたいと同時に自分自身も積極的に学んで生きたいと思います」と意気込んでいる。

 原作は、81~86年に「ビッグコミック」(小学館)で連載された手塚さんの代表作の一つで、00年にはテレビアニメ化されている。愚直なほど幕府に忠誠を尽くす万二郎と、女にだらしないが、情に厚い良庵が、幕末、戊辰戦争、明治維新という時代の流れの中、藤田東湖、福沢諭吉、西郷隆盛ら歴史上の人物たちとの交流を経て、成長し、友情を深めていく姿を描く。2人が思いを寄せるおせき役に女優の黒川芽以さん、万二郎が敬愛する水戸藩の政治家・藤田東湖役として俳優の津川雅彦さんが登場。万二郎の父・千三郎を俳優の西岡徳馬さん、母・おとねを女優の池上季実子さん、良庵の父・良仙を俳優の笹野高史さん、母・お中を女優の古手川祐子さんが演じる。

 成宮さんは「市原君との共演は初めてですが、いい形で化学変化を起こし、万ニ郎と良庵のライバルでありつつ戦友という関係性を表現できればと思います」と意気込み、「これからの自分の俳優人生において、糧となる作品になると思います」と作品への思いを語っている。

 ドラマの制作は19日にスタートし、放送は4月を予定している。(毎日新聞デジタル)


乙女ゲーム業界のウラに迫る
アイディアファクトリーが語る、『オトメイト』作品製作背景と乙女の"萌え"トレンド

 今やエンタメ業界からも注目される年末の一大イベントとなった「コミックマーケット81(コミケ81)」(2011年12月29~31日)の参加者総数が50万人を記録した。震災・超円高により海外から遠征する参加者や「本番の最終日」と呼ばれる3日目の来場者数は減少したものの、女性向けサークルが数多く参加・出展した初日と2日目の動員数はトータルで昨年より1万人増加したという。
 ところがゲーム好き女子にとって、今年の冬の本命は、コミケ会場の外にあった模様。新宿マルイワン(2011年12月30日に終了)と京都マルイ(1月6日~9日まで)にて開催の、女性向け恋愛ゲームブランド「オトメイト」(アイディアファクトリー株式会社)のイベント『薄桜鬼 冬の市&オトメイト ウィンターマーケット』だ。新宿マルイワンでは、シュシュやバッグチャームなどが入った数量限定の「トレンドグッズセット」が早くも完売し、異例の追加再販となった。また、同社の人気タイトル『薄桜鬼』は居酒屋チェーン・はなの舞とコラボメニューを展開、「隊士カクテル」のほか「薄桜鬼コース」までそろえた充実ぶり。まさに「オタ友(オタク友達)オンリー女子会」対応と呼べそうだ。
 乙女ゲーム業界の寵児となった「オトメイト」は創立以来、半期に3~4作品のハイペースで女性向けゲームをリリースしているブランドだ。中でも2008年9月の発売から現在もなお人気の高い『薄桜鬼』シリーズは、業界に新風を吹き込んだだけでなく、コミック・小説・ドラマCDなどのメディアミックス展開や、2010年のTVアニメ『薄桜鬼』『薄桜鬼 碧血録』放映によって、ゲームファン以外にも広く認知されるタイトルとなった。また、2012年2月には最新作『薄桜鬼 幕末無双録』(PSP対応)の発売も控えている。
 今回はオトメイト作品を手掛けるアイディアファクトリー(株)のプロデューサー氏に、乙女ゲーム業界の動向から女性の萌えの変遷、そして今後の展望と勝算をうかがった。

■メディアミックスが大きく当たった『薄桜鬼』
――『薄桜鬼』シリーズ以前と以降で、乙女ゲーム市場を取り巻く環境は変わったのでしょうか?
IFプロデューサー氏 身近なところだと、弊社から発売される乙女ゲームのタイトル数が増えましたね(笑)。というのも、それまで弊社は多くの乙女ゲームをコンスタントにリリースしていたのですが、他社様からも多くの乙女ゲームが開発されるようになり、それに比例して弊社のリリースタイトル数も増える結果になりました。よく、業界の転機として『薄桜鬼』が取り上げられるのですが、単純に乙女ゲームという市場が一般に認知され始めた時期に『薄桜鬼』を発表できたという幸運も手伝っていると思います(笑)。"オタク志向"の女性層が徐々に世間に広まってきた時期もこのあたりだと思いますし。
――「オトメイト」の歴史や、女性向けゲームブランドを立ち上げたきっかけを教えてください。
IFプロデューサー氏 2005年に発売されました『ふしぎ遊戯 玄武開伝 外伝 鏡の巫女』が、弊社で最初の女性向けタイトルですね。その後『星の降る刻』をリリースし、だんだんと女性向けゲームのノウハウや市場がわかってきました。そして『緋色の欠片』がリリースされます。『緋色の欠片』も、初めはまずまずのセールスでしたが、同タイトルのファンディスクの発売をきっかけに人気が伸びてきた印象です。そこからタイトル数を着々と増やしていき、その中で『薄桜鬼』が発売され、現在の体制になりました。
――「オトメイト」ブランドが得意とするゲームジャンルや世界観、他社ブランドとの差別化で気を付けている点は?
IFプロデューサー氏 「オトメイト」としては、高品質のアドベンチャーゲームをコンスタントにユーザーに供給することに気をつけています。また『薄桜鬼』シリーズや『緋色の欠片』シリーズをはじめ、長くユーザー様から愛されるシリーズタイトルが多くあるのも特徴だと思います。
 また、女性に受け入れられる「ゲーム難易度」というのを、常に気にしています。弊社のブランドの特色の一つとして、コンシューマーゲームに初めて触れる女性ユーザーの方が多数おります。ですので、それらの方々にも受け入れられやすい難易度で、なおかつ従来のユーザーの方にもご満足いただける難易度、といったようにゲームバランスの絶妙な調整に力を入れております。
――『薄桜鬼』シリーズの魅力とは?
IFプロデューサー氏 『薄桜鬼』シリーズの魅力として真っ先に思いつくのが、カズキヨネ氏がデザインしたキャラクターたちです。幕末の時代を生きた新選組隊士たちの、猛々しくもあり、それでいて優美なデザインは、多くのユーザーの方の心に響いていると実感しております。それに名実共に力をお持ちである声優の方々による甘いセリフも魅力の一つです。また、ストーリーも重要な魅力の一つです。隊士たちの生き様を儚く描いた本作は、単純に読み物としても完成度が高く、女性だけでなく多くの男性にもプレイしていただきたいですね。
――オトメイト作品のファン層(ターゲットおよびコア)について教えてください。
IFプロデューサー氏 弊社のタイトルは幅広い層の女性をターゲットとしております。その中でも10代から20代の比較的若い層、特に学生が多くを占めている印象です。オトメイトの場合、さまざまなタイプの作品がございますので、タイトルによってもファン層が違いますね。
 また、『薄桜鬼』のアニメ化によって男性ユーザーが増えました。そちらからはストーリーと女性キャラクターを評価していただいているようです。
――アニメ化をはじめとするメディアミックスによって、ファン層はどのくらい拡大したでしょうか?
IFプロデューサー氏 爆発的に拡大しましたね。『薄桜鬼』のアニメ化によって、"普段アニメは見るけどゲームはしない"という女子層が乙女ゲームへ興味を持っていただけたことが大きかったです。アニメを見てゲームの『薄桜鬼』をプレイしていただき、その後、他の「オトメイト」タイトルにも興味を持っていただくことができました。
■乙女の萌えトレンドと、ゲームブランド「オトメイト」の挑戦
――女性ユーザーから求められる「萌え」に流行はあると感じられていますか?
IFプロデューサー氏 女性向けキャラクターで流行の変化はあまり感じられませんね。昔も今もクールなキャラクターやドSキャラは人気がありますし。ただ今は、キャラクターの個性が一つだと飽きられてしまうので、「○○で××」のような「複合キャラクター」ですね。「普段はだらしないのに、いざという時は決める」や「普段は優しいのに、私にだけは鬼畜」のようなキャラクターは人気がある印象です。
――個人的に注目されている女性向けの「萌え」トレンドはありますか?
IFプロデューサー氏 ここ最近「オヤジ萌え」の女性が増えてきていると思います。オトメイト作品でも攻略キャラクターとしてオヤジキャラが何人かいますが、どのキャラクターも人気がありますね。ただ設定が30代のキャラクターは、それだけでオヤジキャラ認定されているようで、周りの男性スタッフはなんとも複雑な気持ちのようです(笑)。
――『薄桜鬼』など既にケータイアプリ化もされたタイトルもありますが、携帯電話やスマートフォン用アプリに対する可能性は感じていますか?
IFプロデューサー氏 モバイルコンテンツには多くの可能性を感じますね。現在進行形でスマートフォン市場が活性化していますので、今後も女性向けのコンテンツを発表していきたいです。やはり、携帯電話は今や生活の中でなくてはならないアイテムですので、そこに乙女ゲームが参入することは、業界にとっても重要なことだと思います。
――今後のリリース作品で挑戦してみたいことがあれば教えてください。
IFプロデューサー氏 『薄桜鬼』に続く、爆発的ヒットタイトルを生み出したいです。"アニメ化"はヒットの起爆剤として非常に有効な手段ですので、現在発売中のタイトルがアニメ化できればいいですね(笑)。また、2012年の春先から新作タイトルが多くリリースされるので、未来のヒットタイトルがこの中から生まれるのでは? とひそかに期待もしております(笑)。
――発売間近の『薄桜鬼 幕末無双録』への意気込みをひと言お願いします。
IFプロデューサー氏 シリーズ初のアクションゲームです。今回のタイトルで、初めてアクションゲームに触れるユーザーの方もいると思いますが、すべての女性ユーザーに受け入れられるゲーム難易度で調整しておりますので「アクションゲームは......」などと物おじせずに、ぜひプレイしてみてください。また、『薄桜鬼』本編とは違う"もしも"のストーリーが楽しめるのが特徴です。本作オリジナルの新キャラクター「西郷隆盛(CV:置鮎龍太郎)」と「桂小五郎(CV:KENN)」の二人も登場します。攘夷派の志士たちの登場で、薄桜鬼の物語がどう変わっていくのか、楽しんでください。
(※編集部注:「CV」とは、キャラクターの声を演じる声優のこと)
 硬派なやり込み型ゲームが流行したのも今は昔。気になるストーリーの中でイケメンからささやかれる「甘いセリフ」のご褒美に加えて、先に進みやすい難易度で最後まで遊べるゲームが多くのリピーターに支持されていたのだ。また、最新作を携帯ゲーム機対応ソフトのみで発売する点や、モバイル対応ソフトへの意欲からも、それらが"好きなものといつも一緒にいたい"という女心をくすぐる要素のひとつだということは想像に難くない。だが"財布の紐が堅い"とされる女性たちが、どのハード(ゲーム機)やキャリア(携帯電話端末)を支持するのかによって、乙女ゲーム業界の展開は大きく変わりそうだ。また「オヤジ萌え」という新たな萌えトレンドはどんな乙女ゲームに結実していくのかーー乙女ゲームの世界はまだまだ成長していきそうだ。
(山口小夏)

『薄桜鬼 ~幕末無双録~(通常版) 特典 設定ガイドブック付き』(PSP)

最新作『薄桜鬼 ~幕末無双録~』。薩長土を中心とした新政府軍と、徳川家臣を中心とした旧幕府軍との熾烈な争いが描かれる。









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