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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日も寒い一日でしたが、夕方から天気がぐずついてさらに冷える模様です。雨が降れば空気の乾燥が少しはよくなるかなぁ……風邪の予防も兼ねて、部屋でがんがん加湿器を回してます(汗)。

東京
権力の館を歩く:皇居・宮内庁庁舎=御厨貴
 東京都心の皇居は、その内外に近代日本の権威と権力の強力な磁場を形成してきた。面積115万平方メートル、日比谷公園の約7・3倍ほどの都会のオアシスだ。戦前の宮内省からは名称も規模も変わったが、それでも昭和初期に完成した宮内庁庁舎の周辺には長い歴史の余韻が香る。天皇の側(そば)近く仕えた内大臣や宮内庁長官の足跡を求め、冬も緑豊かな皇居を御厨貴・東大教授が訪ねる。

◇近代日本映す濠の内外 内大臣官邸が美智子妃の皇太子妃教育の場に

 お濠(ほり)の内(うち)と外(そと)という言い方がある。それを知る者にとっては独特の響きをもつ「お濠の内」に、近代日本の権力と権威を表象する空間が過去には厳然と屹立(きつりつ)し、現在は幽愁の中に点在する。そこは戦前は「宮城(きゅうじょう)」、戦後は「皇居」と呼びならわされ、首都東京の中心地を占める。そもそも江戸時代には武家の棟梁(とうりょう)の権力の館だった江戸城に、平安時代以来京都御所に千年もの長きにわたって住まい続けた、雅(みや)びの世界の象徴たる天皇が、移り住んだ事実に、明治維新の革命性を改めて認識する。維新当初は「皇城」と呼ばれていた。
 天皇の館を造る計画が具体化されるのは、「兵馬騒擾(そうじょう)」の創業の時代が終わった明治も十年代に入ってからのことだ。和風洋風論争や地質調査などを経て、一八八八年十月「明治宮殿」は完成し、翌八九年から明治天皇の館となった。かくして八八年から九〇年までの三年間に、「明治宮殿」「明治憲法」「帝国議会」という統治の三点セットが揃(そろ)い踏みし、ここにアジアで初の“立憲帝国”の相貌(そうぼう)が顕(あら)わになる。


三重
白子大絵図:鈴鹿市所蔵、21年ぶり修復 来月11日から開催、特別展で展示 /三重
白子大絵図:鈴鹿市所蔵、21年ぶり修復 来月11日から開催、特別展で展示 /三重
 鈴鹿市が所蔵している江戸時代中期の白子湊(みなと)(港)周辺の町並み(現・鈴鹿市白子町一帯)を描いた「白子大絵図」が21年ぶりに修復された。白子を描いた絵図は、幕末のものを除いてほとんど残っていない。2月11日~5月10日に大黒屋光太夫記念館で開かれる「光太夫 船出の湊--白子大絵図でめぐる」特別展で展示される。




京都
展示:アールヌーボーに大きな影響 日本刀職人の装飾美--清水三年坂美術館 /京都
◇明治維新で失業、高い技術生かし工芸品--海野勝〓と正阿弥勝義
 19世紀末のヨーロッパのアールヌーボー運動に大きな影響を与えたとされる日本ブーム「ジャポニズム」の背景に2人の日本人職人がいた。ともに、明治維新の影響で失業した日本刀装飾職人。この2人の業績を、フランスの工芸家、エミール・ガレらの作品とともに紹介する特別展「海野勝〓(うんのしょうみん)と正阿弥勝義(しょうあみかつよし) アール・ヌーヴォーを生んだ日本の装飾美」が東山区の清水三年坂美術館で開かれている。【広瀬登】

 時は明治維新直後。1876年の廃刀令とともに、日本刀に装飾を施していた職人たちは一夜にして仕事を失った。食いぶちに困った彼らは、輸出用の花瓶やアクセサリーの制作に活路を見いだし糊口(ここう)をしのいでいた。そんな中、日本古来のモチーフと刀装で培った高い技術を融合させ新境地を開いた職人が、水戸出身の海野と岡山出身の正阿弥だった。
 会場には、高度な技術でチョウやテントウムシ、足柄山の金太郎といったモチーフが銀などの金属に加工された作品約50点が並ぶ。村田理如(まさゆき)館長(58)は「職人の多くは侍とか富士山など、いかにも欧米人好みのモチーフの作品を作ったが、海野と正阿弥は違った。あくまでも花鳥や昆虫など、日本刀を装飾したのと同じモチーフにこだわり香炉や花瓶などに施した」と話す。
 2人の作品はパリの万博などで高い評価を得て、ガレをはじめとする現地の工芸家にも大きな影響を与えたとされる。展示されているガレの花瓶には、欧州ではそれまであまり使われなかったセミやトンボが登場する。
 展示品の多くは、村田館長が海外の古美術商などで手に入れた。「幕末や明治時代の工芸品は、次々と海外に流れ出てしまっている。日本でももっと興味を持ってもらいたい」と訴えている。

    ◇

 2月22日まで。午前10時~午後5時。月・火曜日休館。大人500円。大高中生300円。小学生200円。


奈良
巡礼:やまとぷらっと 不退寺(奈良市) /奈良
◇業平見守る、静けさ--年中花、境内に咲き誇る
 「業平寺(なりひらでら)」という別名にひかれて不退寺にやってきた。国道24号から少し外れただけなのに車の行きかう騒々しさが、うそのように静まり返る。静かな環境が、平安時代の歌人・在原(ありわらの)業平の遺跡を守ってきたようだ。【高橋恵子】
(中略)
 寺は、幕末から衰退。1873年から1923年までは完全に無住で、本堂の屋根に穴が開いたり、壁が落ちたりと荒れ果てていた。



山口
高杉晋作らゆかり50点 下関市立美術館で企画展「馬関英雄伝」 瓢箪や奇兵隊旗
高杉晋作らゆかり50点 下関市立美術館で企画展「馬関英雄伝」 瓢箪や奇兵隊旗
 下関市長府黒門東町の市立美術館で20日、高杉晋作を中心とした維新の志士たちゆかりの品々約50点を展示した、企画展「馬関英雄伝‐高杉晋作とその周辺」が始まった。2月1日まで。
 展示史料は長府博物館や東行記念館などの所蔵。三条実美が墨書した奇兵隊軍旗や長州支藩清末藩主の筆による奇兵隊守護旗などが、隊を率いた高杉晋作と公家や大名との親交を物語る。
 晋作が戦場でも愛用した瓢箪(ひょうたん)には、山縣有朋に譲り渡した後、再び返してもらったとのエピソードが紹介されている。このほか、桂小五郎が藩に京都の情勢を知らせた手紙、維新後の伊藤博文の写真なども展示した。
 欧米4カ国艦隊が下関を砲撃した馬関戦争の瓦版もあるが、海戦の錦絵に添えた文は艦隊が「退散」したと誤報しており、混乱ぶりがうかがえる。
 長府博物館の古城春樹学芸員(40)は「高杉晋作をはじめ、幕末の下関で活躍した維新の志士たちの情熱や息吹を感じてもらえれば」。下関市立美術館=083(245)4131。


企画展:晋作らの遺品一堂に--下関市立美術館 /山口
 幕末の志士、高杉晋作の遺品や関連資料を集めた企画展「馬関英雄伝 高杉晋作とその周辺」(下関市教委など主催)が20日、同市長府黒門東町の市立美術館で始まった。2月1日まで。
 市は03年から高杉を通して幕末期を振り返る企画展を年に一度開いており、今回は高杉を中心に同時代に下関に集い、維新を遂げようと活動した志士にも光を当てた。
 高杉や三条実美、毛利元純、吉田松陰などなじみの志士たちの遺品や書状、写真などの資料計約50点が並ぶ。高杉が愛用したというひょうたんには1度、山県有朋に譲ったものの、後に後悔して返却を求めたというエピソードも添えられ、高杉の息遣いを伝える。また、当時木戸孝允が京都の情勢を萩藩の重臣に伝えたという書状も初公開されている。
 同美術館の古城春樹学芸員は「下関には多くの英雄が集まって維新が成し遂げられたということを感じてほしい」と話している。【新里啓一】


高知
企画展:本物の絵金、迫力を見て 修繕の絵馬台も--香美市立美術館 /高知
企画展:本物の絵金、迫力を見て 修繕の絵馬台も--香美市立美術館 /高知
◇来月1日まで
 幕末に活躍した絵師・絵金やその弟子たちの作品を集めた企画展「祝祭に捧(ささ)げた夢」が20日、香美市土佐山田町の同市立美術館で始まった。2月1日まで。
 絵金はおどろおどろしい極彩色の芝居絵で知られる。夏祭りに絵金の屏風(びょうぶ)絵を飾る風習は県内各地に広がるなど、幕末の土佐の民衆から高い支持を得た。絵金が定住した香南市赤岡町には絵金の作品を収蔵、保存する絵金蔵(横田恵蔵長)があり、企画展は絵金蔵運営委が主催した。
 同展では絵金らの屏風絵のほか、屏風絵を飾る絵馬台(同市八王子宮所蔵)など計39点を展示。絵馬台は幅11メートル、奥行き3メートル、高さ5メートルの木製。10年前に屏風絵を飾って以降は使用されておらず、老朽化が進んでいたが、絵金蔵などが修繕し、今回展示にこぎ着けた。
 横田蔵長は「本物の絵金の作品に触れて迫力を感じ取ってほしい。絵馬台も豪華で珍しい彫刻が施されているのでぜひ見てほしい」と話している。【近藤諭】



福岡
若松書道協会:きょうから新春展 /福岡
 若松書道協会(会長=山本飛雲・毎日書道展審査会員)の第5回新春展が21日、若松区本町1の旧古河鉱業若松ビルで始まる。同協会役員の作品35点が25日まで展示される。
 金、銀で花を描いた蝋箋(ろうせん)に幕末の歌人橘曙覧(あけみ)の歌を書いた山本会長の作品をはじめ、扇面に書いた和歌など潤渇の効いた作品が目を引く。また、にじみを生かした一字書「福」や新春らしく紅梅や牛の絵を配したものなど見ていて楽しい。「作品に合わせて表具にも趣向をこらしています。大正ロマン漂うビルで新春にふさわしい書を楽しんで」と山本会長は来場を呼びかけている。【陣内毅】
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