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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 昨日の『陽炎の辻スペシャル』、リアルタイムで見ました。磐音さまに屈託や陰りがない単純活劇というつくりのせいか、自分にはちょっと……悪者が人質を二度も取ったり、同じパターンしかないのかと小一時間(以下略。
 以下、翌日になってしまいましたが、昨日のクリップ記事です。


北海道
開港150年の函館を歩く(上) 日本最古のラーメン「南京そば」復刻にかけた夢
 北海道の南端に位置する函館。太平洋と日本海を結ぶ津軽海峡に位置する函館が開港し、今年で150年を迎える。1859年(安政6年)に、横浜、長崎とともに日本最初の国際貿易港として開港した函館。今も市内には明治、大正の香りを漂わす洋館や教会、赤レンガ倉庫群などが残り、ハイカラな雰囲気をかもし出している。観光都市としても人気の函館を歩いた。(加納洋人)
(中略)
 函館が国際貿易港として開港したのは、江戸時代末期の1859年にさかのぼる。
 6年前の1853年に米国軍人のペリー提督が東インド艦隊を率いて浦賀に来航、鎖国政策をとっていた江戸幕府に開国を迫った。いわゆる「黒船来航」だ。
 これを機に、欧米列強からの開国圧力が強まり、1858年、幕府は米、英、露、オランダ、仏の5カ国と修好通商条約を結び、この条約に基づき、翌年、横浜、長崎、函館が開港した。
 それから150年…。記念の年を盛り上げようという市民の動きが、すでに始まっている。その1つが、日本で最も古いと考えられるラーメンの復刻だ。


開港150年の函館を歩く(下) 幕末・明治ロマン残るまち
函館開港150年 幕末ロマン残るまち
 香港、イタリアのナポリと並ぶ「世界三大夜景」の1つと称される函館山からの眺め。夜間、眼下にきらめく街の光は幻想的でさえある。函館山の麓、路面電車が走る市電の十字街駅近くの坂の上には、教会や洋館が点在し、異国情緒にあふれている。(加納洋人)
 安政6(1859)年の開港にともない西洋文明が流入し始めた函館。明治期に入ると、市街に西洋料理店が立ち並ぶようになった。函館山の麓に本店を置く、レストラン「五島軒」はその1つ。今年、創業130年を迎える。

 ■130年の歴史持つ五島軒

 「五島軒の創業は明治12(1879)年。ロシア料理とパンの店として開店したんです」と五島軒の若山直(なお)社長(63)。
 若山社長が語る五島軒創業に至るいきさつは、幕末から明治初めにかけての激動の歴史を浮き彫りにするものだった。
 新政府軍と旧幕府側が1年半近くにわたって戦った戊辰(ぼしん)戦争は、明治2(1869)年に函館の五稜郭に立てこもっていた旧幕府海軍の榎本武揚(えのもとたけあき)らの軍が降伏したことで終結。
 このとき、後に五島軒の初代料理長となる旧幕府側の五島英吉(ごしまえいきち)が残党狩りを逃れて、ロシア領事館内にあった函館ハリストス教会に逃げ込んだ。
 英吉は教会で下働きをしながら、ロシア料理を習得。明治12年に教会から出てきて、五島軒の創業者、若山惣太郎(そうたろう)とともに店を開いたのだという。

 戊辰戦争の敗残兵だった人がロシア料理店を函館に開いたふたりのひとりだったというのは、感慨深いものがあります。

長崎
龍馬の手紙や日記展示 長崎・ピースミュージアムで企画展
 幕末の志士、坂本龍馬の足跡をたどる「日本をせんたくいたし申候~坂本龍馬展」が二日、長崎市松が枝町のナガサキピースミュージアムで始まった。二十五日まで。
 同市の風頭山の「龍馬像」建立と、市民でつくる「亀山社中ば活かす会」の設立がともに今年で二十周年。この節目の年に、坂本龍馬が長崎で残した足跡をたどろうと、同館が企画。史料や写真をパネルにまとめ、展示している。
 龍馬は一八六四年、勝海舟とともに初めて長崎を訪れ、六七年に京都で殺害される二カ月前まで、文献に残るだけで十三回長崎を訪れ、滞在している。龍馬が日本初の貿易商社として長崎で設立したとされる「亀山社中」の船が五島沖で沈み、乗組員が亡くなったことを書いた日記や、妻、お龍との旅を報告した土佐の姉への手紙などから長崎での龍馬の暮らしの様子が垣間見られる。
 明治時代に龍馬をもとにした最初の小説が載った新聞記事の写真なども展示。同館の増川雅一専務理事は「龍馬は、長崎で海外の新しい文化を学んだ。展示を子どもたちにも見てもらい、視野を広げて活躍した龍馬の姿に触れてほしい」と話した。


鹿児島
斉彬の黒茶碗「石清水」117年ぶり確認/鹿児島市
お由羅騒動で、腹心に授与薩英、西南戦争くぐり伝世

 2009年で生誕200年となる幕末の薩摩藩主・島津斉彬(1809-58年)が約160年前、異母弟の久光と藩主の座を争った御家(おいえ)騒動の際に、腹心に信頼の証しとして与えた茶碗(ちゃわん)「石(いわ=岩)清水(しみず)」が、鹿児島市の個人宅で見つかった。明治時代の古文書に茶碗の図が残っており、117年ぶりの確認となる。
 「石清水」は直径約11.5センチ、高さ8センチ。黒いうわぐすりがかけられ、桃山時代から続く京都・楽家の印が高台脇に押されている。茶碗を確認した15代樂吉左衞門さんによると、十代旦入(たんにゅう)が1826(文政9)年以降に使った印で「茶碗は火を受けており判別が難しいが、旦入作でほぼ間違いない」という。
 「斉彬公史料」によると、斉彬と久光が藩主後継を争った「お由(遊)羅騒動」直前の47(弘化4)年、江戸藩邸にいた斉彬は、お由羅らの動きを探るため、奥茶道御数寄屋頭などを務めた側近山口定救(さだすけ、不及)を密偵として鹿児島に派遣。その際に和歌を添えて石清水を与えたという。「濁るとも 思ひなすてそ 石しみつ 神のこころは いつも清けれ」。銘の「石清水」には、心の清らかさに加え、島津氏との縁が深い源氏の氏神「石清水八幡宮(はちまんぐう)」などの意味があるとみられ、斉彬の全幅の信頼をうかがわせる。
 茶碗は、茶道や絵画に精通した旧薩摩藩士・木脇(きのわき)啓四郎が92(明治25)年、山口の次男松山三九郎から別の茶碗とともに見せてもらい書き写した。高さが一寸(約3センチ)異なるほかは寸法や特徴がほぼ一致。史料と同じ和歌が記され「両度の兵火に逢(あい)て黒色を変す」ともある。薩英、西南戦争で焼けたとみられる。
 茶碗の図を発見した鹿児島大学法文学部の丹羽謙治准教授は「史料や図に加え、斉彬の家臣への真心がこもった実物の茶碗が見つかったことで、御家騒動の緊張感がよりリアルに伝わる。2度の戦火をくぐり抜けて残ったことも感動的で因縁を感じる」と語った。高さの違いは、図のバランスから考えて誤記の可能性が高いという。
 別の茶碗は斉彬の手作りで1832(天保3)年、山口に与えたもの。08年に116年ぶりに鹿児島市で所在が確認。25日まで同市の黎明館で開催中の「薩摩焼」展で特別陳列されている。


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今年もよろしくお願いします
by かよこ URL 2009/01/06 15:35 編集
函館の記事、山本土方にまで言及してあって、嬉しい驚きでした。
白牡丹さん、今年もお世話になります。
どうぞよろしくお願い致します。
    
こちらこそよろしくお願いします。
by 白牡丹 URL 2009/01/06 17:17 編集
かよこさん、コメントありがとうございます。

> 戊辰戦争の際、旧幕府軍が最後の抵抗を行った拠点で、平成18年にNHKが放送した山本耕史さん主演のテレビドラマ「新選組!!土方歳三最期の一日」の舞台となった場所としても知られる。

> その五稜郭跡では現在、函館市による五稜郭の本陣だった箱館奉行所の復元工事が進められている。


元記事が『新選組!! 土方歳三最期の一日』に言及していることもご指摘くださいまして、ありがとうございます。おさすがです(^^)。

今年もどうぞよろしくお願いします。
    
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