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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 1月ももう終わりなんですねぇ……は、早いっ。

長野
桑栽培の段々畑、上田で復元進む
 かつて桑が栽培されていた上田市上塩尻の段々畑の跡地で、石垣を復元する作業が市民有志の手で進められている。幕末から明治時代にかけて上田地方は全国有数の蚕種生産地として知られ、上塩尻地区では特に生産が盛んだった。


愛知
企画展:「江戸時代の刈谷藩 維新の真の魁・天誅組」--31日まで市美術館 /愛知
◇「偉業を後世に」
 今年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」が象徴する幕末・維新ブームで、明治維新(1868年)の先駆けとされる尊王攘夷(じょうい)派の挙兵事件・天誅(てんちゅう)組の変(1863年)も注目されそうだ。天誅組総裁だった松本奎堂(けいどう)(1831~63年)らの出身地・刈谷市の美術館では、企画展「江戸時代の刈谷藩--維新の真の魁(さきがけ)・天誅組」が開かれている。戦場になった奈良県の五條市や東吉野村から村長らが会場を訪れ、刈谷市との交流を深めることになった。
 天誅組には当時の刈谷藩から脱藩した松本のほか、決死隊副隊長の宍戸弥四郎(1833~63年)、連絡役の伊藤三弥(1836~1917年)らが加わっていた。刈谷市には3人の墓や石碑、生家跡、遺品などがある。五條市には天誅組拠点の寺が残り、東吉野村には天誅組の記念碑や松本らの墓があって地元住民が毎年、法要を営んでいる。
 企画展は旧刈谷藩士の子孫で作る財団法人刈谷頌和(しょうわ)会(高野基弘会長)の主催で、毎日新聞社などの後援。東吉野村教育委員会所蔵の「和州騒動の図」や「天誅組河内国甲田村水郡邸出発之図」「大和国吉野郡鷲家口村天忠党古戦場略図」をはじめ、松本と宍戸の肖像画や掛け軸、書画帳、戦場の図。さらに徳川家康の生母・於大(刈谷藩主の娘)の肖像画や刈谷城絵図など数十点が並ぶ。31日まで。入場無料。
 高野会長は「時代変革の先駆けに郷土の先人がいたことは大きな誇りであり、今の刈谷市民に広めたい。五條市や東吉野村との交流も深め、先人らの偉業を後世に伝えていく」と話している。【安間教雄】



京都
1万円で二条城「一口城主」に、京都市が修理の寄付募る
 京都市は、世界遺産・二条城(中京区)を約30年ぶりに大修理する方針を決め、夏頃から寄付を呼びかける。1万円の寄付者には「一口城主」の位を贈り、入城無料などの特典がある城主手形を発行する。財政難の中、歴史ブームに乗って、事業費の半分にあたる約50億円を集める計画だ。
 二条城は、徳川家康が1603年に築城。幕末に慶喜が大政奉還を発表した場としても知られ、年間約150万人の観光客が訪れる。耐震診断で、二の丸御殿(国宝)=写真、京都市提供=や東大手門(重要文化財)などが大地震で損傷する恐れがあるとされ、2011年度以降、文化庁と協議しながら補強工事をする。
 寄付は少額でも受け付けるが、「一口城主」には、修理現場説明会への招待や記念品贈呈をする予定。単純に計算すると50万人の〈城主〉が必要だが、市は「二条城は、海外の観光客にも人気があり、広く協力を得られると期待している」としている。
 同様の取り組みを1998年から進める熊本城は約15億6000万円、名古屋城は2002年から約43億円、姫路城は昨年4月から約6000万円を集めた。


死に向かう志士、寺田屋と近江屋 龍馬ゆかりの地を行く
【龍馬ゆかりの地を行く】

 坂本龍馬ゆかりの宿として有名な寺田屋(京都市伏見区)は、焼板に格子窓をしつらえた伝統的な日本家屋のたたずまいだ。1階には、当時の女将だったお登勢の部屋、2階には龍馬が愛用していたとされる龍馬の部屋がいまも残る。
 龍馬はお登勢を「おかあ」と親しみ、後に妻となるお龍を養女にしてもらうなど、何かと世話になった。「お登勢は、志士たちの面倒見がよかったとされているし、龍馬も『お国みたい(高知と同じだ)』と手紙に記しており、とても寺田屋が気に入っていたのでしょう」と、霊山歴史館学芸課長の木村幸比古さんはいう。
 薩長同盟締結後の慶應2(1866)年1月23日夜、龍馬は長府藩士の三吉慎蔵と寺田屋の2階にいた。1階ではお龍が入浴中だった。そのとき、幕吏50人が寺田屋を取り囲んだ。司馬遼太郎「竜馬がゆく」では次のように記されている。
 〈(捕吏。-)と思ったとたん、おりょうはそのままの姿で湯殿をとびだした。自分が裸でいる、などは考えもしなかった。裏階段から夢中で二階へあがり、奥の一室にとびこむや、「坂本様、三吉様、捕り方でございます」と、小さく、しかし鋭く叫んだ。竜馬はその言葉よりも、むしろおりょうの裸に驚いた。昂奮しているせいか、目にまばゆいほどに、桃色に息づいている。〉
 寺田屋にはいまも裏階段が残る。お龍は愛する男のため必死になって駆け上ったに違いない。龍馬は、高杉晋作からもらったという短銃で幕吏数人を射殺した。自身も負傷はしたが、お龍のおかげでなんとか命拾いした。

   ×    ×

 身に迫る危険を幾度も回避してきた龍馬だが、慶應3(1867)年11月15日、醤油(しょうゆ)商の近江屋で暗殺された。現在、河原町通り沿いの近江屋跡地はコンビニエンスストアなどが入るビルになっており、ビル前には龍馬と中岡慎太郎が遭難した地であることを示す碑がひっそりと立っている。
 龍馬の霊は京都霊山護國神社(同市東山区)に祀られ、墓前では手を合わせるファンの姿が見受けられる。
 33歳で非業の死を遂げた龍馬。暗殺の背景については、これまで数々の検証が試みられてきたが、真相はいまだに解き明かされていない。
 新選組隊士の鞘が近江屋に残されていたため、当初は新選組の犯行とみられていたが、明治時代、新選組隊士の証言から京都見廻組だったことが判明した。
 その後、見廻組隊士だった今井信郎が、龍馬を襲撃した一人だったことを告白した。隊士8人で近江屋を襲撃したとみられ、京都市東山区の霊山歴史館には現在、龍馬を切ったとされる桂早之助の刀が展示されている。

   ×    ×

 「暗殺の黒幕は見廻組の上部団体だった京都守護職の松平容保が有力ですが、徳川慶喜を新政府の盟主にしようとした龍馬の行為は許されないと考えた薩摩藩の陰謀説もあります」
 幕末史に詳しい霊山歴史館学芸員の木村武仁さんは、こう指摘する。
 黒幕をめぐっては、大政奉還の功労を独占しようとした「後藤象二郎陰謀説」や、暗殺者のターゲットは中岡慎太郎だったという「巻き添え説」といったさまざまな説がある。
 「一般的に暗殺に関する史料は少ないものですが、龍馬暗殺の史料は40点にのぼって多く、記述もそれぞれ少しずつ違っているので混乱するほど。龍馬暗殺だけで1冊の本ができるぐらい」と、木村さんはいう。 幕末の英雄だけに、作家たちもそれぞれに思いを巡らせ、いろいろな暗殺説が創り上げられたのかもしれない。
     ◇
 「龍馬とお龍」 龍馬とお龍の出会いの時期は諸説ある。龍馬は姉の乙女にあてた手紙の中で、「私しニにており候」(木村幸比古著『日本を今一度せんたくいたし申候』より)と、お龍が自分と同じ名前であることを紹介している。また、父・将作が病死して家が没落した後、悪者にだまされて女郎に売られた妹を、お龍が取り戻したことも手紙に記されており、姉にお龍を認めてもらおうとした思いが伝わってくる。(山田淳史)



福岡
小説、詩など5部門 光る表現 5人に福岡市文学賞 受賞者「重みを感じる」
 第40回福岡市文学賞(同市、市文学賞運営委員会主催)の受賞者が29日発表された。
 小説、詩など5部門があり、受賞したのは、小説は小河扶希子(すまこ)さん(68)=博多区▽詩は尚(なお)泰二郎さん(60)=西区▽短歌は山崎つぎのさん(81)=宗像市▽俳句は三舩熙子(みふねひろこ)さん(66)=同▽川柳は敷田(しきた)無煙さん(75)=南区。
 小河さんは、新たに見つかった書簡集の分析を通し、福岡の幕末の歌人、野村望東尼(もとに)の人間性に迫った評論が評価された。「これで初めて、『勤皇歌人』としてではなく『文人』として市民権を得ることができた。望東尼本人が一番喜んでいるだろう」と述べた。
 約10冊の詩集を発表している尚さんは「賞には縁がないとあきらめていた。うれしい気持ちでいっぱい」と感慨深げ。65歳で短歌の道に入ったという山崎さんは「昔から病弱で、勉強らしいことをしてこなかったのでただただびっくりしている」とほほ笑んだ。
 三舩さんは「昨年、くも膜下出血で伏せたが、周りのおかげで元気になり、賞までもらえた」と笑顔。敷田さんは「少しずつ受賞の重みを感じている。これを通過点と思い、賞にふさわしい活動をしたい」と語った。
 市文学賞は、優れた功績を挙げた福岡都市圏の文学表現者に贈られ、今までに227人が受賞。贈呈式は3月6日、赤煉瓦(れんが)文化館内の市文学館(中央区天神)で行う。


長崎
バレンタイン:催し多彩 スペシャルチョコも味わえる--HTB、きょうから /長崎
 佐世保市のハウステンボス(HTB)では、2月14日のバレンタインに向け、さまざまなイベントが開かれる。
 30日~2月14日まで、ビネンスタッド地区の物販ゾーン「マルシェ・ド・パラディ」では、参加証(800円)を購入すると20種類のチョコレートから五つを選んで味わえる「ショコラテイスティング祭」。モーツァルトも食べたウイーンの伝統菓子「ヴィーナスの乳首」や「合格のお守り」「幕末貯古齢糖(ちょこれいとう)」などさまざまなテーマに合わせたスペシャルチョコレートもある。
 また、バレンタインデー当日、アートガーデン特設会場である「ハウステンボスの中心でロマンスを叫ぶ~St・Valentineのチカラをかりて~」の参加者を募集中。参加資格は「ロマンスを叫ぶことのできる女性」。参加者と、その思いを告げられる対象者も入場無料になる。HTB総合案内センター0956・27・0001。【野呂賢治】


コラム
龍馬の月給は60万円だった?
 龍馬の月給は60万円。日銀高知支店は幕末の志士坂本龍馬が率いた日本初の商社とされる「亀山社中」の月給を試算し、公表。
 龍馬と亀山社中の1人当たりの月給はいずれも3両2分。同支店はそば1杯の値段から、幕末期の1両を現在の18万~22万円として換算。



ブックレビュー
今週の本棚・新刊:『龍馬の天命 坂本龍馬 名手の八篇』=末國善己・著
(実業之日本社・1680円)
 坂本龍馬を描いた八つの短編小説やノンフィクションを収録した。今や幕末・維新期で最も人気のある人物だが、描く人が異なるとこんなにも違う肖像になるのかと面白い。
 大岡昇平の「竜馬殺し」は、龍馬の生涯を史料から考察している。たとえば、勝海舟を暗殺に行った龍馬が勝に一喝されて恐れ入るというエピソードは、攘夷(じょうい)から開国への転向を合理化するための作り話だという。さらに、「彼の行動には親幕路線が一貫」していて、「そこに規模雄大な近代日本創生の構想を見るよりも、陰謀家の両面作戦を見る方が簡単」と断定する。暗殺の真相も、あっけないぐらい単純だ。司馬遼太郎が描く龍馬像とは随分と違う。
 他に、隆慶一郎、北原亞以子、津本陽、安部龍太郎など。(重)


【話題の本】「乙女の日本史」堀江宏樹・滝乃みわこ著
■おじさん史観ではない女性誌的目線

 今まで、歴史小説はおじさんの愛読書と決まっていた。戦国武将や幕末の志士に自らを(勝手に)なぞらえ、不況下で先の見えない世の中、何かしらヒントを得ようとしているのであろう。
 そんなデキる男、ヒーロー続出の「おじさん史観」に決別を告げ、乙女目線で日本史をとらえたのが本書。帯に書かれたコラムニスト、辛酸なめ子さんの「セレブゴシップより刺激的!」の推薦文と「さよなら『おじさん史観』!」のキャッチフレーズも歴女に響き、昨年8月の出版以来、9刷5万5千部を発行している。
 例えば「元祖冷血美男子 ヤマトタケル」の項では、兄弟を殺しても平然としている美しいヤマトタケルを、「美男子はほとんど性格に難がある」という日本の美形の象徴的なタイプとして紹介。このほか「『不思議ちゃん』の愛されレッスン 坂本龍馬」「『男装の麗人』のセクシュアリティ 川島芳子」など、神話時代から昭和まで歴史上の人物を無理やり持ち上げることなく、女性誌に近い切り口で取り上げる。しかしそこは教科書の編集・出版で知られる東京書籍。史実もしっかり押さえ、関連する歴史マンガや大河ドラマの紹介も交えた。
 担当編集者の藤田六郎さん(38)によると、NHKの平成20年の大河ドラマ「篤姫」に共感する若い女性に注目。歴史に強い若手作家の堀江宏樹さん、イラストレーターの滝乃みわこさんと、若い歴女向けに新しい歴史本を企画。史実の裏にある人間関係をくみ出すうち、おじさん史観ではない乙女目線が生まれたという。「歴史の編集部が作ったのではないのですが、中身がしっかりしているとの感想を寄せていただいています」と、歴史ブームの追い風も受けて好調は続いている。(東京書籍・1470円)(飯塚友子)





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