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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 2月に入りました。四季の中では春が一番好きなので、春が近くなったことが嬉しいです。
 今日は冷えますね。夜は関東でもかなり雪が降るようで、暖かくしてお休みください。

長野
桑の段々畑 石垣を復元 上田、蚕種の歴史伝える
 かつて桑が栽培されていた上田市上塩尻の段々畑の跡地で、石垣を復元する作業が市民有志の手で進められている。幕末から明治時代にかけて上田地方は全国有数の蚕種生産地として知られ、上塩尻地区では特に生産が盛んだった。地元産業の歴史を伝える構造物として、数年かけて復元する予定だ。
 段々畑は虚空蔵山の南斜面にあり、標高差は300メートルを超え、幅は1・5キロもある。蚕業の発展とともに農家が広げていったという。ふもとから確認できる標高差約100メートル、15段前後について畑を結ぶ道も含めて復元する。
 30日は、「ゆうすげと蝶(ちょう)の里の会」のメンバー10人余が作業をした。これまでに手作業で積み直した高さ約2メートルの石垣の上部に土とわらを敷き詰めて補強。会社員の早川潤さん(55)=上田市上塩尻=は「これだけの段々畑を作ったのはすごい」と話していた。
 同会は2004年から、子どもたちが動植物を観察できるように、チョウの食草を育てたり、雑草や雑木を刈り取ったりしている。段々畑についても地元の遺産として復元することにした。清水卓爾さん(69)=同=は「近代化産業遺産といえるのではないか。活動が保存のきっかけになってほしい」と話した。


京都
気分はもう時代劇、志士や新選組も見た「八坂ノ塔」
【検定1級記者が語る京都】
 京都市東山区の料亭「京大和」内の築後約360年といわれる「送陽(そうよう)亭」の座敷から障子越しに見える八坂ノ塔。塔の姿は優美で、月を背景にシルエットで浮かべば、もう時代劇の世界。
 かつての西本願寺別邸「翠紅館(すいこうかん)」跡で、文久3(1863)年1月27日に桂小五郎、真木和泉、武市瑞山ら尊王攘夷派の志士が倒幕に向けて話し合った会場として知られる。
 「送陽亭」は当時の姿そのままで、桂らがこの座敷から八坂ノ塔を眺めながら策を練っていたことだろうと思うと、ちょっとわくわくしてくる。
 今月早々、志士の京都で活躍した足跡を記事にするためインターネツトで題材を探していたところ、約100年前に撮影された八坂ノ塔の写真を見つけた。テレビでよくみるような東側から塔を見下ろした感じの写真だったが、周囲の雰囲気が意外に変わっていないのには驚いた。
 この一帯は伝統的建造物群保存地区として景観が守られている。ということは幕末期もそんなに変わっていないかもと思った筆者は、幕末の雰囲気で塔を撮影したいという思いに駆られ、特別に「京大和」さんに頼んで撮影したのが今回の一枚。
 八坂ノ塔は、飛鳥時代以来の歴史を持つ法観寺五重塔の通称。高さは46メートルで五重塔としては京都では東寺(南区)の塔(55メートル)に次ぐのだが、東寺ほど威圧感がなく、2番目といった印象はない。
 それは、度重なる火災で焼失した後、永享12(1440)年、室町幕府6代将軍・足利義教が再建したときの流行もあるだろう。江戸初期に建てられた東寺の塔と比べて各層の屋根の勾配(こうばい)が緩やか。それだけに屋根に厚みがない分、重厚感に欠けるが優美である。
 再建されて約570年。塔もこれまでに応仁の乱、戦国時代、織田信長・豊臣秀吉の織豊政権、徳川家康の征夷大将軍就任といったさまざまな出来事を静かに見届けてきた。
 そして幕末の動乱期、坂本龍馬や桂小五郎らの志士と、それに対する近藤勇、土方歳三ら新選組が塔の周辺を走り回っていたのだろうと思うと、感慨もいっそう深い。
(園田和洋)


広島
龍馬弁当のアイデアを募集/福山
 福山市を中心に8店舗のスーパーを展開するニチエー(同市南松永町2丁目)が、幕末の志士・坂本龍馬と鞆(とも)の浦にちなんだ弁当のアイデアを募っている。NHK大河ドラマの放送開始に合わせ、龍馬ゆかりの地としての福山を全国へ情報発信する様々な取り組みが地元で盛り上がっている。集まったアイデアを商品化して“相乗効果”でより一層のPRにつなげる狙いだ。(松尾俊二)
 1867(慶応3)年4月、龍馬が率いた海援隊の商船いろは丸が同市の鞆の浦沖で紀州藩の軍艦と衝突して沈没。鞆の浦は、龍馬と紀州藩側の談判の舞台になったことで知られている。
 募集しているのは、龍馬や鞆の浦にちなんでいる▽地元福山や鞆の浦の食材や名産品を使っている▽福山をPRできる、の三つの要素を備えた弁当のアイデアとその名前。レシピはなくても可。応募用紙に弁当の中身、素材、特徴とネーミングの理由などを書き、できれば絵などで弁当の内容を表現してもらったうえ、名前、住所、電話番号、応募者が利用するニチエーの店舗名を記入して各店舗にある応募箱に投函(とう・かん)する。募集期間は今月20日まで。3月21日に審査結果を発表する。
 最優秀賞(1人)に2万円分、優秀賞(3人)に3千円分、アイデア賞(5人)に千円分の商品券をそれぞれプレゼントする。最優秀賞に選ばれたアイデアを基に弁当を商品化し、花見のシーズンに合わせて3月から4月にかけて販売する予定。
 同社は「龍馬ブームにあやかって弁当で福山をもっと知ってもらえれば。地元の料亭やホテルと提携して商品化を進め、イベントなども催したい」と話している。問い合わせはニチエー(084・934・9090)へ。


高知
龍馬の先祖の地、才谷公園で梅見…高知
 幕末の志士・坂本龍馬の先祖の墓がある高知県南国市才谷(さいだに)の才谷龍馬公園で31日、地元住民らでつくる「坂本龍馬才谷保存会」(岡雅司会長)が、初めての梅見会を開き、約50人が満開の紅梅と持ち寄った料理を楽しんだ。
 才谷には、坂本家の初代太郎五郎、2代彦三郎、3代太郎左衛門の墓がある。龍馬が「才谷梅太郎」の変名を使っていたことにちなみ、地元住民らが約10年前、紅梅と白梅計110本を植えた。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放送が始まり、梅の木も育ち開花するようになり、初めて梅見会を開いた。
 この日は、雨模様だったが、住民らは公園内の四阿(あずまや)で、カラオケを楽しんだ。近くの大工武村進一さん(67)は「才谷は龍馬の先祖の地。梅を見て、歴史も感じてほしい」と話していた。
 現在は紅梅のみ開花しているが、2月中旬頃から白梅も咲き、2月下旬頃までは花を楽しめるという。


「龍馬を描いた文学者たち」展
文学者の目を通した坂本龍馬を紹介

 NHK大河ドラマに関連し、文学者の目を通して、龍馬の魅力に迫る。幕末の志士、坂本龍馬を日本で最初に紹介したのは高知県出身の明治の文学者、坂崎紫瀾(さかざきしらん)の著書『汗血千里駒』。その後昭和37年から昭和41年まで産経新聞夕刊に紹介された司馬遼太郎著『竜馬がゆく』、山岡荘八著『坂本龍馬』、津本陽著『龍馬』など、文学者の目を通して「坂本龍馬」は紹介されてきた。本展では、これらの文学者たちが、龍馬という人物を小説の中でどのように描いたか、歴史を背景に紹介する。
 上村洋行氏(司馬遼太郎記念館館長)による記念講演会なども開催する。

山口
志の大切さ 歴史に学ぶ/松野浩二さん
 東京の県人会「防長倶楽部(クラブ)」は1923年設立以来の伝統を持つ。講演会などを開いて会員の懇親を図るほか、東京にある伊藤博文の墓所の維持管理も任されている財団法人だ。その理事長として、「人間にはふるさとという精神的なよりどころがいる。日本中が金太郎アメになり、志を失っているなか、郷土の歴史を大切にしなければならない」と話す。
 防府市に生まれ、山口大経済学部を経て日立金属の社長や会長を務めた。若いころから歴史の本を読みあさっていたが、40代で米国の現地子会社の社長として赴任したころから、自分が日本のことを知らないことに気づき、ふるさとの歴史についても、より深く考えるようになった。
 仕事が多忙を極めるなかで歴史への関心を持ち続け、ビジネスの一線を退いた後の2005年に、幕末以降、山口県人がどう人を育ててきたかをまとめた著書も出版した。
 「吉田松陰は『このままで日本はダメになる、理屈でなく行動しなければいけない』と訴え、若者に精神的な革命を起こさせた」。自らの企業人としての原点も、戦争に負けた日本を立て直したいという一念だったという。「屈辱的な敗戦だったから、今に見ていろという気持ちだった」と話す。「会社でも、若い人には何のために仕事をするのか志を持ち、どんな小さなことでもいいから自分の『旗』を立てろと言い続けてきた」
 経済発展だけを追い求めればいい時代が終わり、価値観も多様化した成熟社会。若者が志を描きにくい時世だが、「明治維新で若者たちが四苦八苦しながら考えたように、日本をどうしたらいいのかという方向性を、若い世代に探ってほしい」と話す。
(青山直篤)


長府博物館:「龍馬と下関」再検証 新コーナー設置--来月2日から /山口
◇ゆかりの日、入館無料に
 下関市長府川端の長府博物館は、2月2日から坂本龍馬の関連資料をそろえた新コーナーを設け「龍馬にとっての下関」を再検証する。国民的ヒーローとも言える幕末の志士だけに、NHK大河ドラマを機に関心は高まるばかり。龍馬と下関の深いかかわりを象徴する4日間を入館無料にしてアピールする。
 無料日は、龍馬が長府藩士、三吉慎蔵の助けで寺田屋での窮地を脱した1866年「1月23日」▽妻お龍と下関の豪商、伊藤九三宅に住み込んだ1867年「2月10日」▽長府藩士、印藤聿(のぶる)に夢を語った同年「3月6日」▽お龍のことを三吉に託す遺言状を残した同年「5月8日」。
 龍馬と三吉、伊藤、印藤らとの親交などを示す資料や、幕末関連の品々、資料を随時公開していく。古城春樹学芸員は「当時の下関の人たちが、薩長同盟など維新に重要な役割を担っていたことを多くの人に知ってほしい」とPR。問い合わせは長府博物館(083・245・0555)へ。【尾垣和幸】
〔山口版〕



長崎
本紙連載を再編「龍馬と弥太郎」発売 年表やコラム追加し内容充実
 幕末の志士坂本龍馬の長崎における足跡と、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の人物像に迫った長崎新聞社刊行の「龍馬と弥太郎 長崎風雲録」(A5判、196ページ)が31日、県内の書店などで発売された。
 同書は長崎新聞連載の記事「龍馬と長崎 動乱の幕末をゆく」を第1部、「風雲児弥太郎の軌跡 『龍馬伝』陰の主役」を第2部として再編。新たに龍馬と弥太郎の事跡をまとめた年表を付けた。さらに「龍馬と長崎」に「小曽根英四郎の救出」など計9編、「風雲児弥太郎」には「弥太郎と外国商人」など計2編のコラムを追加、本文も一部加筆するなど内容が充実された。序文は霊山歴史館(京都市)学芸課長の木村幸比古氏が寄せた。
 各書店とも店頭の新刊コーナーや「龍馬」特設コーナーに平積みするなどアピール。龍馬ファンらが早速、買い求めていた。
 価格は1260円。問い合わせは長崎新聞出版室(電095・844・5469)。


龍馬に会いたい:/番外編 海軍操練所 /長崎
◇培った技術で亀山社中設立
 1863(文久3)年、勝海舟は私塾に諸藩士や浪人を集め、翌(元治元)年に海軍操練所を開いた。場所は現在の神戸の繁華街・三宮に近い。「塾生の中には、諸藩の浪人が多くて、薩摩(鹿児島)のあばれものも沢山(たくさん)居たが、坂本龍馬がその塾頭であつた」。氷川清話(講談社学術文庫)で勝はそう語る。
 勝と龍馬は師弟関係だが、その出会いは変わっている。龍馬は当初、勝を殺害しようとしたからだ。しかし、勝の話を聞いた龍馬は、逆に弟子入りしてしまう。「彼(あ)れは、おれを殺しに来た奴(やつ)だが、なかなか人物さ」「なんとなく冒しがたい威権があつて、よい男だつたよ」(氷川清話)
 禁門の変に参加した塾生が出たため、操練所は1年で閉鎖されたが、この1年がその後の日本に与えた影響は計り知れない。操練所には龍馬のほか、伊藤俊輔(博文・初代内閣総理大臣)、陸奥陽之助(宗光・外務大臣)もいたからだ。
 閉鎖後、龍馬は陸奥と長崎に渡り、操練所で培った技術を基に1865(慶応元)年5月、亀山社中を設立する。幕末の沸騰は既に各地で始まっていた。
 史跡旧海軍操練所跡には、戦艦のいかり(10トン)がそのまま碑として使われている。広がっていた海は埋め立てられ、すぐ近くには阪神高速道路が通る。龍馬や勝がいた当時の様子はもうわからない。【山本泰久】
〔長崎版〕



文化芸能
【戯言戯画】香川照之 美しくなさすぎる弥太郎
 こっちにも正岡子規が出てるのかぁ、と思ったら岩崎弥太郎でした。というのは口が滑ったけど、この人はカリエス患ってるからなぁ…なんて程度の錯覚はしました。だって似てんだもん(いや同一人物か)。
 年末に第1部が放送された「坂の上の雲」に続いて大河ドラマ「龍馬伝」にも登場。どちらもNHKの歴史もの。ちょっとキャスティング考えてほしいところです。役者としては冥利(みょうり)に尽きるでしょうけど。
 醸し出してる悲壮感が強烈。もともといい役者だけど、なんか取り憑(つ)いた感じ。
 とくに弥太郎。美しすぎる市議ならぬ、美しすぎる龍馬の所作(物思う横顔とかエロすぎ)はついつい時代を忘れさせるけど、弥太郎がチラッと登場するたびに物語世界に引き戻されます。冷や水を浴びせる役回りを喜々として担ってる印象。惨めな生活を体現する演技は超リアル。やつれてるし、汚れてるし、つば飛ばすし…美しくなさすぎて目をそらしたくなる。テレビなのに。おそるべし。
 ま、おかげで、幕末と明治は直結していたんだな、という気がしてます。明治維新が日露戦争とどうつながっていくのか-も暗喩(あんゆ)しているようで。あ、もしやそういう歴史観による周到なキャスティング?…なわけないか。(篠原知存)

 個人的には、まさしく、王子様のような龍馬と貧乏どん底暮らしでギラギラしている弥太郎とのギャップがあまりにも激しいために作品世界に自分をどう馴染ませるか苦労していたのですが……タニショー桂小五郎が登場してから、すっと入れました(苦笑)。渡辺いっけいさん演じる重太郎若先生の妹大好きぶりもラブリーですね。

『JIN-仁-』大ヒットも、映画制作に踏み切れないTBSの懐事情
 昨年の大ヒットドラマ『JIN-仁-』(TBS系)の映画化が決定したと、29日付の日刊スポーツが報じた。同紙によれば、今年夏にクランクインして、来年公開される予定だという。ところが、TBS側は「『映画化』などの決定している事はまだない状況」「(日刊スポーツの記事は)誤った情報」と否定する公式コメントをFAXでマスコミ各社に送付。同ドラマのプロデューサー・石丸彰彦氏のコメントとして、公式サイトにも掲載している。だが、「今後に関しては現在検討している段階」と含みを持たせており、映画化を完全否定しているわけではない。
 村上もとかの人気コミックが原作の『JIN』は、大沢たかお演じる脳外科医・南方仁が、現代から幕末にタイムスリップし、歴史を変えることに苦悩しながら、現代の医療技術を駆使して江戸の人々を救うSF時代劇。大沢たかお、内野聖陽、小日向文世ら実力派の俳優陣と、中谷美紀、綾瀬はるかといった艶やかな女優陣の共演も話題となり、全11話の平均視聴率19.0%、最終回は25.3%の高視聴率をマークし、2009年最大のヒットドラマとなった。
 しかし最終回では、ホルマリン漬けの胎児、現代に現れた坂本龍馬とおぼしき包帯だらけの男の正体など、数々の謎が解明されないまま終了し、視聴者の不評を買った。仁が再びタイムスリップすることを予感させて終わったため、番組終了当初から「映画化への布石ではないか」と見られていた。
 だが、これまでに何度か映画化を報じられたものの、そのたびにTBS側は否定している。
「TBSは当初、『JIN』がここまでヒットするとは思っていなかったらしく、映画化の話は番組がスタートしてしばらくした後に持ち上がりました。ですが、あれだけの豪華キャストのスケジュールを、数カ月にわたる映画撮影のために急に押さえるのは難しい。たとえば、同局の『ROOKIES』は、佐藤隆太や市原隼人など旬の若手俳優が揃っていましたが、今ほど売れている状況ではなかったため、ドラマ開始後でもスムーズに映画化が進行しました。『JIN』は映画化が決まったとしても、今年クランクイン、来年始めに公開というスケジュールを組むのが厳しい状況で、あまり遅くなれば企画そのものの話題性がなくなる。『ガリレオ』(フジテレビ系)のように開始前から映画化が決まっていれば可能だったでしょうが、せっかくのドル箱を放置せざるを得ないTBSは歯がゆい思いをしているでしょうね」(テレビ局関係者)
 また、TBSは12月に公開される予定の大作映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の準備を数年前から進めてきた。木村拓哉を主演に据えた同作を絶対に成功させなくてはならないため、『JIN』の映画化に予算や労力を割けないという裏事情もある。さらに、TBSの視聴率低迷や台所事情も関係しているようだ。
「TBSは次の改編で、視聴率が低調だった『総力報道! THE NEWS』の打ち切りを決め、夜7時台は1週間すべてバラエティー番組に変更します。社運を懸けてスタートさせた『総力報道』ですが、ゴールデンタイムに視聴率が連日一ケタという悲惨さで1年と持たなかった。とにかく視聴率を盛り返せという厳命が下っており、社員は改編時期のことで頭がいっぱいです。『JIN』の映画化のために動ける社員は、ほとんどいません。また、一時期は本業のテレビと同じくらいの利益を上げていた不動産事業も、最近は落ち込みを見せているらしく、数億の予算が掛かる『JIN』の映画化に簡単には手を出せないのが正直なところでは」(前同)
 これらの理由だけでなく、権利関係の問題も浮上しているという。
「現代の恋人の存在など、もともと原作にはないオリジナル要素が多かった『JIN』ですが、映画版では現代に再びタイムスリップした仁と、別の人間として生まれ変わった恋人の再会をテーマにしたいとの案が出た。ドラマの続きとしては納得できなくはないですが、完全に原作とかけ離れた内容ですから、作者と版元が難色を示したようです」(前出)
 多くの障害がある『JIN』の映画化だが、尻切れトンボで終わったドラマに不満を抱くファンも多かっただけに、何とか実現してほしいものだ。

 原作の龍馬暗殺未遂事件→脳手術のエピソードが一段落しないと映画製作が難しいかもなぁと思ってますが、いろいろと大人の事情もあるようで。気長に進展を見守ります。

ビジネス
日本橋三越本店でバレンタインフェア-ルレ・デセール、歴女向けチョコなど /東京
 日本橋三越本店は1月27日(水)より、バレンタイン商戦に向けた「2010 三越のバレンタインフェア」を本館地下1階で開始した。(デパチカドットコム)
 今年のバレンタインフェアのテーマは「SWEET CHIC」。大人の女性をターゲットに、贈り物に最適な本物志向の商品を提案。日本初登場の注目ブランドや三越限定企画商品などを多彩にそろえた。「和のバレンタイン」では「源氏物語」をモチーフにした老舗和菓子を特集し、ラッピングには三越オリジナルの特別包装紙を用意する。
(中略)
 今年の新企画として、「歴女」をターゲットにした新商品を展開。話題の坂本龍馬をはじめ、土方歳三、西郷隆盛、ペルリ(ペリー)、それぞれの出身地の名酒を取り入れ、パッケージにもこだわった三越限定「Histoire de chocolat 幕末(幕末ショコラ)」(4種類、8個入り=各1,050円)を販売する。

 「幕末ショコラ」……(笑)。「歴女」向けとのことですが、贈られる相手も歴史好きという条件が必要かも?



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