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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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秋の観光シーズンに突入しているせいか、記事が多い昨日今日です。

岩手
よみがえる昭和の記憶 盛岡で暮らし展
 盛岡市の近代化遺産企画事業「みんなで持ち寄る昭和の暮らし展」は19日から3日間、同市青山2丁目の旧覆(きゅうおおい)練兵場で開かれる。かつては兵馬の訓練場として使用された建造物に、戦後の懐かしい資料を展示。地域の歴史や文化を考える貴重な機会になりそうだ。
(中略)
 近代化遺産は、西洋文化が本格的に導入された幕末以降、近代的な造り方で建設され、近代化に貢献した産業、交通、土木などに関係する遺産の総称。文化庁が1990年から全国調査を行っている。今年の公開事業は、全国で281件のエントリーがあった。


近代化支えた建物に光 盛岡の4施設を公開
 全国近代化遺産活用連絡協議会(事務局・東京)が主催する「近代化遺産全国一斉公開」の盛岡市の公開事業は、19日から3日間の日程で始まった。日本の近代化に貢献し、地域の発展を見つめてきた歴史的建造物に光が当てられている。
 公開されているのは▽旧覆(きゅうおおい)練兵場(青山2丁目、建築1909=明治42=年)▽旧第九十銀行本店本館(中ノ橋通1丁目、同1910=明治43=年)▽県公会堂(内丸、同1927=昭和2=年)▽旧石井県令私邸(清水町、同1887=明治20=年ごろ)の4施設。
(中略)
 近代化遺産は、西洋文化が本格的に導入された幕末以降、近代的な造り方で建築され、近代化に貢献した産業、交通、土木などに関係する遺産の総称。


宮城
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亘理家史料通じ佐沼の歴史知る 登米で企画

 明治維新まで佐沼(宮城県登米市迫町)を治めた亘理氏の史料を公開する「佐沼亘理家伝来資料展」が、登米市歴史博物館で開かれている。
 伊達氏の一族である亘理氏が1757(宝暦七)年、高清水(栗原市)から佐沼に移って250年となるのを記念した企画展。甲冑(かっちゅう)や陣羽織、古文書、絵図など約70点を展示している。
 佐沼城築城や葛西大崎一揆などを記す「佐沼古戦場記」、香木の調合が紹介された「懸香方記」、瑞鳳寺第14代住職による「南山古梁書画帳」といった初公開の史料も多い。
 学芸員の酒井亜希子さんは「登米地域の中心部として発展した佐沼の歴史を知ることができる貴重な機会」と話している。
 11月4日までで、午前9時―午後4時半。月曜休館。入館無料。連絡先は登米市歴史博物館0220(21)5411。


福島
北東文芸賞:作家・森まゆみさんの作品「彰義隊遺聞」が受賞 /福島
 東北ゆかりの作家や作品に贈られる「第6回北東文芸賞」に、作家の森まゆみさん(53)=写真=と森さんのノンフィクション作品「彰義隊遺聞」(新潮社刊)が選ばれた。23日に宮城県丸森町で授賞式があり、賞金10万円と副賞の会津本郷焼の壺(つぼ)が贈られる。
 同賞は郡山市の歴史文学家、星亮一さんを代表とする「北東文芸協会」が02年に創設。地方発信の「手作りの文学賞」として、東北6県と新潟県に関係がある作家を顕彰し、今回から作品も選考対象とした。


埼玉
塩味醤油醸造:あす一般公開--朝霞 /埼玉
 朝霞市に唯一残る醤油(しょうゆ)製造・販売の「塩味醤油醸造」=同市溝沼3、塩味正雄さん(58)経営=が、「近代化遺産の日」の20日と、27日に一般公開される。
 同醸造は、慶応元(1865)年に創業し、明治維新後に「ヤマヤナギ」の商標登録をした老舗。天然醸造の「木桶(きおけ)仕込醤油」は、杉の木桶に仕込んだうまみと香りが東京の料亭などで好まれ、「朝霞ブランド」に登録されている。


滋賀
彦根の変遷ひと目 貴重な古文書や古絵図を紹介
 滋賀大経済学部附属史料館(彦根市馬場一丁目)で企画展「古文書でふりかえる彦根」が開かれている。十一月十六日まで。
 彦根城築城前から明治期までの古文書や絵図など二十二点を展示。「城下町彦根」「町人の暮らし」「彦根の幕末と近代」「彦根古絵図」のテーマごとに、彦根の変遷をたどれるようになっている。
 彦根藩士に伝えられた稲富流砲術の秘伝書は、鉄砲の構え方や撃ち方を絵と文で解説。領民の届け出や訴訟の手引きに携わった上魚屋町の郷宿・奥野家に伝わる古文書には、十三代藩主井伊直弼が江戸幕府大老に就任するにあたり、藩士や領民がよその人々に無礼な態度をとらないよう戒めた触れ書きもある。


水中考古学研、再び船出 大津・1年半ぶり、沈没船など調査へ
 沈没船など水中に沈んだ文化財の発掘調査や研究を行う「水中考古学研究所」(大津市唐橋町)が、NPO法人(特定非営利活動法人)化して1年半ぶりに活動を再開する。これまで坂本龍馬を乗せた「いろは丸」の調査などに携わり、日本の水中考古学の中心的存在だったが、代表の考古学者田辺昭三さんが亡くなった2006年以降、活動を休止していた。今後、瀬戸内海で沈没船の調査などを計画している。
 同研究所は、1988年4月、京都市埋蔵文化財研究所理事などを務め、水中考古学の先駆者でもある田辺さんが中心となって結成。琵琶湖の湖底遺跡や、幕末に坂本龍馬ら海援隊が使い、紀州藩の船と衝突して広島県沖で沈没した「いろは丸」、沖縄の海中鍾乳洞など15件余りを全国で調査してきた。


京都
時代祭に初参加「室町時代列」 本番向け、けいこに励む
 京都三大祭りのひとつ時代祭に今年、これまで空白だった室町時代の「列」が初めて参加する。足利将軍ら武者姿の「幕府執政列」と、室町期に流行した風流(ふりゅう)踊りを再現する「洛中風俗列」で、列を担う人たちは22日の本番を前にけいこに励んでいる。
 時代祭は、平安期から明治維新までの各時代の装束をまとった約2千人が行列する。1895(明治28)年の開始当初、足利尊氏が天皇に刃向かった「逆賊」とされ、室町だけが空白だった。衣装の新調などに約1億円をかけ、空白を埋めることになった。




岡山
旧遷喬尋常小学校:国重文、あす設立100周年 多彩な記念行事 /岡山
 1907年に建築された国指定重要文化財の旧遷喬(せんきょう)尋常小学校(真庭市鍋屋)で20日、設立100周年記念行事が開かれる。
 同校は岡山県の土木技師・江川三郎八(さぶろうはち)(1860~1939)が設計。校舎は中央本館に教室棟を配した左右対称型で、校章をデザインした本館正面のドーマウインドー(明かり取り窓)に模した装飾が特徴。その両側に切妻屋根、屋根の頂部には鉄製の格子飾りを配置している。90年7月まで小学校として使われ、99年5月に国の重要文化財に指定された。
 校名の「遷喬」は、幕末期に地元有志が備中の陽明学者・山田方谷を招いて設立した郷学「明親館」に掲げられていた方谷揮毫(きごう)の扁額「出自幽谷、遷于喬木(ゆうこくよりいでて、きょうぼくにうつる)」(詩経の一節)から命名された。


長﨑
来月、長崎ゆかり古写真展 長崎大学付属図書館が開催
 長崎大付属図書館(柴多一雄館長)は日本写真術の開祖、上野彦馬ら長崎ゆかりの写真家の古写真展「写真術の渡来と初期写真家たち」を、十一月九日から十八日まで、長崎市浜町の長崎浜屋五階イベントホールで開く。長崎奉行所など一八七四(明治七)年の長崎の風景を中心にしたパネル写真を初公開。シンポジウムなども同時開催し、長崎をキーワードにした古写真研究のプロジェクトを展開する。
 同大付属図書館は幕末、明治期の日本古写真を収集し、日本最大級の約六千点を所蔵。来年のカメラ渡来百六十年、今年の写真撮影成功百五十周年を記念し、プロジェクトを企画する。
 古写真展では、昨年度に収集した彦馬と弟子の冨重利平、内田九一の三人の計六十一枚を展示。米海軍の軍人が同年に長崎で入手したアルバムの写真を中心に紹介する。現在、長崎歴史文化博物館がある長崎奉行所、師範学校やグラバー園、諏訪神社、出島などが撮影されている。連動した写真集も出版し、会場で発売。入場無料。


鹿児島
鹿児島旧港3堤 国重要文化財に/文化審が答申
 国の文化審議会(石澤良昭会長)は19日、幕末から明治時代にかけて造られた鹿児島旧港施設(鹿児島市)など10件を重要文化財(建造物)に指定するよう、渡海紀三朗文部科学相に答申した。答申通り指定されると、建造物の重要文化財は2327件(うち国宝213件)、県内では10件となる。また重要伝統的建造物群保存地区2件(1件は追加)の選定も求めた。
 鹿児島旧港施設は鹿児島本港区にあり、薩摩藩主島津斉彬の命で弘化嘉永年間(1844-53年)に造られた台場(砲台)を備える沖防波堤「新波止」(139.0メートル)、1872年建造の「一丁台場」(117.9メートル)、1904年建造の「遮断防波堤」(87.8メートル)の3施設からなる。いずれも石積みの工法で造られており、それぞれが各時代の技術特色を示していることが評価された。


文化審答申:「鹿児島旧港施設」国重要文化財へ /鹿児島
 19日、国の文化審議会(石沢良昭会長)から、国の重要文化財に指定するよう渡海紀三朗文部科学相に答申された「鹿児島旧港施設」(鹿児島市)。指定されれば、県内の重要文化財(建造物)は10件になる。
 県教委などによると、「鹿児島旧港施設」は、鹿児島水族館周辺の鹿児島本港区にある港湾施設。南九州の交通と海防の拠点として、幕末から明治期に整えられた鹿児島港の代表的遺構。重文に指定されるのは、幕末の弘化嘉永年間(1844~53年)ごろに建造された「新波止(しんはと)」のほか、「一丁台場」「遮断防波堤」の計3カ所。それぞれ旧態を保持しつつまとめて残っており、港湾技術史上高い価値があると評価された。【神崎真一】
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