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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
台風27号28号の進路がだいぶ東南にずれてくれて日本列島直撃を免れ、安堵しました。とはいえ風雨のピークはこれから午前中いっぱいですので、気をつけて過ごしましょう。

福島
会津・北塩原大使を委嘱 東京農大客員教授榎本さん
 北塩原村は村の歴史などの魅力を発信する「会津・北塩原大使」に東京農大客員教授の榎本隆充(たかみつ)さん(78)=東京都=を委嘱した。同大使の委嘱は初めて。旧会津・米沢街道などの歴史を広くPRしてもらい、東京電力福島第一原発事故の風評に苦しむ観光業の活性化につなげる。
 榎本さんは戊辰戦争で旧幕府軍の中心として戦い、東京農大を創設した榎本武揚(たけあき)のひ孫。幕末などの歴史に造詣が深く、歴史作家として多くの著書がある。大学、自治体、研究会などの講師を務める。
 小椋敏一村長が知人を通して榎本さんと知り合った。会津地方が舞台となった戊辰戦争に詳しいことから大使就任を依頼した。
 委嘱状交付式は24日、村役場で行われ、小椋村長が手渡した。榎本さんは「曽祖父は戊辰戦争で会津のために尽くした。自分も北塩原の知られていない歴史資源を掘り起こし、観光客を呼び込みたい」と語った。農業についても、同大から教授を派遣して栽培・販売方法を指導するなどの構想を明かした。
 小椋村長は「観光、農業両面で指導を願いたい。会津若松、米沢両市を含めた広域的な魅力発信に努める」と意欲を述べた。

「二本松の菊人形」開幕 “八重の桜”などテーマ
二本松市の秋の風物詩の一つ、第59回「二本松の菊人形」は12日、同市の霞ケ城公園で開幕した。初日から大勢の観光客らが訪れ、日本最大級の菊の祭典を楽しんでいる。11月17日まで。
 二本松菊栄会の主催。「八重と二本松少年隊」と題し、大河ドラマ「八重の桜」と戊辰戦争に散った二本松少年隊をテーマにした「荒城の月」や「ハンサムウーマン」「大壇口の戦い」など8場面で菊人形を展示した。約1100輪の千輪咲きなどを合わせて約3万株の菊が会場を彩っている。同市物産展と霞ケ城公園紅葉まつりも同時開催されているほか、週末には多彩なイベントを繰り広げる。入場料は震災後無料としていたが、今年は大人500円に設定した。高校生以下と18歳未満は無料。時間は午前9時から午後4時まで。

東京
江戸東京博物館(両国)で企画展「幕末の江戸城大奥」 開催 -会期:2013年10月29日(火)~12月8日(日)
 江戸東京博物館では、10月29日から12月8日まで、企画展「幕末の江戸城大奥」を開催。江戸城大奥について、公益財団法人徳川記念財団が所蔵する御台所や将軍生母に関する資料を中心に展示し、彼女たちの暮らしの実像を解き明かします。また、男役人、留守居にも注目し、江戸城大奥の運営についてもひもときます。
東京都江戸東京博物館(東京・両国)では、2013年10月29日(火)から12月8日(日)まで、企画展「幕末の江戸城大奥」を開催いたします。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/newtest////exhibition/project/2013/10/index.html


江戸城本丸御殿は、幕政の中心である表と、将軍やその家族たちが生活する場である奥とに分けられます。このうち奥空間の最奥に位置するのが大奥であり、その基礎が確立したのは、6代将軍徳川家宣の頃とされています。大奥は、将軍の正室である御台所(みだいどころ)とともに世子を養育して家の存続をはかるという役割をもち、また御台所や将軍生母たちが日常生活をおくる場でもありました。

本展では、この幕末まで存続した江戸城大奥について、公益財団法人徳川記念財団が所蔵する御台所や将軍生母に関する資料を中心に展示し、宮家や公家、武家など様々な身分を出自とした彼女たちの暮らしの実像を解き明かします。また、大奥の取締りをつかさどった男役人、留守居(るすい)にも注目し、華やかな江戸城大奥の運営についてもひもときます。

【みどころ】
■第1章 将軍と大奥 

幕末頃の江戸城大奥といえば、13代将軍徳川家定の御台所である天璋院(篤姫)や14代将軍徳川家茂の御台所である静寛院宮(和宮)がよく知られていて、ゆかりの品も多く残されていますが、その他の御台所や将軍生母たちも生活を営み、様々な所用品を残しました。

本章では、天璋院や静寛院宮に加え、旗本跡部正賢の娘に生まれ12代将軍家慶の側室となり13代将軍家定の生母となった本寿院と、紀州藩士松平晋の娘に生まれ紀州藩主徳川斉順の側室となり14代将軍家茂の生母となった実成院など、これまであまり知られてこなかった御台所や将軍生母の存在、その所用の品々をとりあげ、幕末という時代に江戸城大奥で暮らした女性たちの姿を紹介します。


■第2章 さまざまな風儀

御台所たちは、宮家や公家、武家など様々な身分を出自としていました。このため、江戸城大奥における彼女たちの生活は、多彩な〝風儀〟から成り立っていました。例えば、徳川将軍家は3代将軍徳川家光以降、宮家や五摂家出身の女性から御台所を迎えるのが慣例で、江戸城大奥の生活には自ずと上方の影響がみられます。

本章では薩摩藩島津家に生まれ御台所となった天璋院(篤姫)と、皇女に生まれ御台所となった静寛院宮(和宮)が所用した衣裳や身の回りの調度類などから、幕末の江戸城大奥における生活にまつわる風儀の実相について考えます。

■第3章 江戸城大奥と留守居

江戸城大奥は、御台所や将軍生母に仕えていた奥女中など、女性によってのみ運営されていたわけではありません。広敷役人と呼ばれる男役人たちもその運営に大きく関わっており、中でも広敷役人を取り仕切っていた留守居という役職はとくに重要で、大奥の年中行事には留守居が大奥に赴いて役目を果たすことで、成り立つものもありました。

本章では、留守居という大奥の運営を掌った男役人の職務に注目し、華やかな江戸城大奥の運営について、その仕組みを紹介します。


■■展覧会概要■■
【会期】
 2013年10月29日(火)~平成25年12月8日(日)
 開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで) 
  ※入館は閉館の30分前まで

 休館日:月曜日(ただし、11月4日は開館、翌5日が休館)
  ※会期中一部展示替えあり
 
【会場】  
 東京都江戸東京博物館 5階常設展示室内 第2企画展示室
  JR総武線「両国駅」西口より徒歩3分/都営地下鉄大江戸線「両国駅」A4出口より徒歩1分
  都バス 錦27・両28・門33・墨38系統「都営両国駅前」下車徒歩3分

【観覧料】
 一般                 600円(団体480円)
 大学・専門学校生         480円(団体380円)
 中学生(都外)・高校生・65歳以上 300円(団体240円)
 中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童 無料
  ※常設展観覧料でご覧になれます。
  ※( )内は20人以上の団体料金。消費税込。
  ※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は常設展観覧料が無料
   (年齢を証明できるものを持参ください)
  ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、
   その付き添い 
    の方(2名まで)は、常設展観覧料が無料です。

【問い合わせ】
 03-3626-9974(代表)

【主催】 
 東京都、東京都江戸東京博物館、公益財団法人徳川記念財団

 【関連イベント・その他】  
  ■ミュージアムトーク ※申込不要 
  【日時】11月1日(金)・8日(金)・15日(金)・22日(金) 午後4時から30分程度 
  【集合場所】5階常設展示室日本橋下  (展覧会担当者による展示解説です。)

  ■えどはくカルチャー ※要事前申込、有料。
   詳細URL:http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/event/culture/
  11月20日(水) 午後2時~午後3時30分  「江戸城大奥と留守居」(11月1日申込〆切)
  【講師】野本禎司(公益財団法人徳川記念財団専任研究員)
  【定員】200名
  【受講料】1,000円



企業名:東京都江戸東京博物館
連絡先:Tel:03-3626-9974
サイト:http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

京都
幕末の勤王十七烈士しのぶ 大山崎・離宮八幡宮
 幕末の勤王志士をしのぶ「天王山十七烈士招魂祭」が21日、京都府大山崎町大山崎の離宮八幡宮であった。子孫や町民でつくる奉賛会会員ら約30人が参列した。
 「禁門の変」(1864年)で、福岡県久留米市にある水天宮の宮司だった真木和泉守ら17人は、長州勢として幕府軍と戦った。敗れた後、天王山で自決した。
 招魂祭は、天王山十七烈士奉賛会が主催して毎年、命日の3カ月後にあたるこの日に営んでいる。祝詞の読み上げや和泉守の辞世の句と同志に贈った詩の朗詠などがあり、和泉守の子孫や水天宮の関係者らが玉串をささげていった。
 奉賛会の栢野治夫会長は「来年は和泉守たちの殉職から150年を迎える。記念碑を建てたい」と話した。

宮崎
特別展:「幕末維新」実像伝える 国重文含む65点展示−−都城・島津伝承館 /宮崎
 特別展「幕末維新 近代国家への飛躍」が都城市早鈴町、都城島津伝承館で開かれている。書簡や絵図などの資料を通じて、幕末維新期の都城島津家や薩摩藩の活躍、動乱期の実像を伝える。11月24日まで。

 展示品は、彦根城博物館(滋賀県彦根市)など所蔵の国指定重要文化財7点を含む65点。大老・井伊直弼の暗殺を描いた「桜田事変絵巻」や勝海舟の日記、大久保利通の書簡のほか、戊辰(ぼしん)戦争で戦死した薩摩藩士を追悼する西郷隆盛直筆の「東征戦亡碑下書」が九州初公開される。

 また、幕藩体制を揺るがす発端となった黒船来航に関する重文で、米国大統領の親書授受を描いた「ペリー浦賀来航図」は、11月6日から展示する。

 観覧料は▽大人300円▽高大生250円▽中学生200円▽小学生150円。【重春次男】

コラム
『八重の桜』新島八重以外にも多数 幕末のスーパー女性たち
 “幕末のジャンヌ・ダルク”と言われ、スペンサー銃と刀を片手に奮戦していた新島八重。綾瀬はるか主演で、NHK大河ドラマにもなってしまうほどの大人物だけど、幕末を駆け抜けた女傑は彼女以外にもたくさんいるんです!

まずは、村山たか(1809~1876)。大老・井伊直弼の愛人にして、安政の大獄の際には、芸妓の経歴を活かし倒幕派の情報を引き出す女性工作員として暗躍。53歳のとき、井伊が暗殺される桜田門外の変が起こるや、加担の罪で三条河原に三日三晩“生きさらし”に! 辛酸を知り尽くし、その後出家するという壮絶な人生を歩んでいる。

次に大浦慶(1828~1884)。日本茶輸出貿易の先駆者であり、楠本イネ、道永栄と並ぶ「長崎三女傑」の一人にして、儲けた金で龍馬率いる亀山社中の世話をしていたゴッドマザー! 維新後は詐欺被害に遭い三千両(約3億円相当)の借金を抱えてしまうものの、死ぬまでに完全返済したというから驚き!

高場乱(1831~1891)もすごい人物。医者である厳格な父に男子として育てられ、10歳で福岡藩から正式に元服を男性として受理されるや、15歳で帯刀! ベルばらもビックリ、“幕末のアンドレ”と呼びたくなる男装の麗人だ。

私塾「興志塾」(通称「人参畑塾」)を創設すると、乱暴者ばかりが集まり、塾はいつしか梁山泊と揶揄され、本人も「人参畑の女傑」の二つ名を頂戴することに。虚弱対質であったため表舞台に名を轟かすことはなかったが、思想の影響力は吉田松陰レベルだったとも。

最後に、文系路線で杉本鉞子(1873~1950・すぎもとえつこ)をご紹介。明治生まれではあるけど、育った長岡は江戸から遠く近代化からは程遠かった。それゆえ、鉞子は武家の娘として厳格に育てられたそう。結婚を機に渡米し、自身の経験を綴った「武士(さむらい)の娘」を発表すると、なんと9ヵ国語に翻訳されるほどの大人気作品に! 日本人初の米国におけるベストセラー作家であり、その後、コロンビア大学の講師にまでなってしまった武家の娘。朝ドラでもいけそうな波乱万丈人生です。

と、まぁ、探せばまだまだいる八重に負けないスーパーレディたち。次なる大河モチーフの栄冠は、誰の手に!?
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