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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日は、桂小五郎の史実に関するニュースも入ってきました。



千葉

10億5500万円を削減 流山市

行革プランが奏功


 「流山市は二〇〇四年度に実施した『緊急削減プラン』で、同年度の決算ベースで約十億五千五百万円の経費を削減したと発表した」。

 「歳出を抑制するとともに、リサイクル品や新選組の催しに合わせた手作りメモの販売などで、六十二万七千円と少額ながら歳入増もあった」……大河のブームに乗ったと見るよりも、自治体の涙ぐましい努力のように見たくなる記事でした^_^;。がんばれ流山。



岐阜

中津川会談に桂小五郎参加

旧家から文書発見


 「幕末に長州藩が公武合体から尊王攘夷(じょうい)へと路線を変えた会談として知られる『中津川会談』の際に、同藩士の桂小五郎(後の木戸孝允)が岐阜県中津川市の中山道・中津川宿に滞在したことを示す文書が、同市内の旧家から見つかった。桂の会談参加はこれまでも言い伝えられてきたが、それを補強する史料は初めて」。

 「文書には『はゝ木々ハ』で始まる源氏物語の一節をひいて『ありえないことだ』と桂の滞在への驚きを強調する文章が二行書かれていた。桂の名には丸が付けられ、仁科さんは『当時、桂が既に有名だったことがうかがわれる』とする」……臨場感がありますね。

 この史料発見によって歴史が書き換わるということはないでしょうが、幕末史のひとつの転換点を強調する発見ではないでしょうか。



大阪

役者の芸と大衆の熱狂/大阪で上方歌舞伎の展覧会

 「活気に満ちた上方歌舞伎の魅力を浮世絵などでたどる展覧会が、大阪の二会場で開かれている」。

 展覧会の背景説明の一部に「それが文化文政期には中村歌右衛門(芝翫(しかん))と嵐吉三郎(璃寛(りかん))、幕末には実川延三郎と片岡我堂に継承され、熱狂的に支持された様子が、北洲や芳滝の写実的な役者絵からは伝わってくる」という一節があり、キーワード「幕末」で引っかかってきました。

 歌舞伎のことには疎いのですが、「藤十郎の名跡は、実質的には約三百年ぶりの復活となる」というエポックメーキングな出来事なのですね。300年という年月の重みに驚きます。
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