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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日は雨が上がった後も、やや寒かった気がします。
 昨日話題にしそこねましたが、最近発売した『全集 日本の歴史12 開国への道』(リンク先は出版社・小学館サイト)で最後の一章を割いて、浪士組、とりわけ新選組の歴史的位置づけを論じてました。歴史のうねりが頂点に達した幕末維新の時代に無名の浪士たちが佐幕・反幕どちらのサイドでも変革のうねりを下支えしたことを、いみじくも指摘している様子でした。



北海道
115年ぶりロシア人司祭着任 函館ハリストス正教会
 北海道函館市で白亜の聖堂がひときわ目を引く函館ハリストス正教会に、115年ぶりにロシア人司祭が着任した。ニコライ・ドミートリエフさん(48)。流ちょうに日本語を話し「日ロの伝統や文化を互いの国の人々に伝え、友好の懸け橋になりたい」と意気込んでいる。
 モスクワで司祭の家に生まれ、レニングラード神学校時代、同校の聖歌隊指揮科に留学中だった山崎瞳さん(49)=長野県松本市出身=と出会い結婚した。1992年に来日し、東京復活大聖堂(ニコライ堂)と神戸ハリストス正教会で司祭を務めた後、1893年以降、日本人司祭が続いていた函館に今年9月、やって来た。
 幕末の1861年に函館のロシア領事館付司祭として着任し、正教を広めた聖ニコライを「日本を心から愛した人」と敬愛。赴任150周年となる2011年には盛大な記念行事を開こうと、市民を集め合唱団を結成する準備も進めている。
 「正直な心を持つ人は幸せになれる」が信念で、凶悪事件が相次ぐ最近の日本社会を憂慮しているという。


五稜郭タワーにXマスツリー
 12月1日に開幕する「2008はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)を前に、五稜郭タワー(函館市五稜郭町)のアトリウムで25日、高さ約4メートルのクリスマスツリーが点灯し、観光客らの目を楽しませている。国の特別史跡・五稜郭をライトアップする「五稜星(ほし)の夢」に合わせ、12月からはタワー独自の電飾も加わり、ツリーとともに来年2月末まで飾られる。
 このツリーは函館の姉妹都市、カナダ・ハリファクス市から贈られた“産地直送”の本場のモミの木。赤レンガ倉庫群(市内末広町)前の海上に設置するメーンツリーとは別に、市民や観光客にイベントをPRするため、函館空港やJR函館駅など市内10カ所に順次飾られる。
 同タワーのツリーは青、緑、白の3色の電飾約1100個のほか、上空からつり下げられたブランコに乗る約70センチのサンタクロースが飾り付けられ、クリスマスムードを演出。この日は午後5時に明かりがともり、早速、携帯電話のカメラに収める女子高生の姿も見られた。
 散歩がてらタワーを訪れた市内杉並町の松橋祥子さん(61)は「いよいよクリスマスが始まる気がして、函館山の夜景に負けないぐらいすてき。きょうはラッキーでした」と瞳を輝かせていた。ツリーの点灯は毎日午後5時前後から午後10時まで。


山形
庄内の伝統工芸展:漆や金工など技と美を紹介--鶴岡 /山形
 漆工芸や金工などの技と美を紹介した「庄内の伝統工芸展」が、鶴岡市家中新町の致道博物館で開かれている。12月7日まで。
 江戸時代、城下町鶴岡と港町酒田には手工芸を生業とする職人町(曲師(まげし)町、鍛冶(かじ)町など)があり、地域色豊かな工芸品が生産された。漆塗りをはじめ木工や竹細工、刀のツバなど幕末から現代まで活躍した工芸作家の作品約70点を展示している。
 江戸時代に庄内藩の武具塗師職人だった江戸生まれの阿部竹翁(ちくおう)は、明治維新後に桧物(ひもの)町(現・三光町)に住み、竹製品のような模様と味わいを表現した漆工芸「竹塗り」を考案。4人の弟子の手で受け継がれた技法が、今に伝えられている。漆の光沢と竹の素材感が美しい「五段重箱」が、ひときわ来場者の目を引いていた。【長南里香】



宮城
佐沼古文書の会:400号記念誌を発行 古文書、現代に復活--登米 /宮城
◇「亘理邸」で発見、幕末の反故紙を解読
 古文書の解読を通して郷土史解明を進める登米市の「佐沼古文書の会」(佐藤清一会長)は、会報301~400号をまとめた「古文書研究会報400号記念誌」を発行した。2000年1月~04年3月の解読学習の集積。同市迫町佐沼を舞台にした豆腐の売値を巡る幕末の文書は、現代にも通じるような世相の厳しさを浮かび上がらせる。
 同会は昭和57(1982)年発足。これまで100号ごとに記念誌を出している。400号記念誌は、江戸期に迫地域を治めた亘理家ゆかりの旧跡「亘理邸」(迫町佐沼)で10年ほど前に大量に見つかったふすまの下張り文書(反故(ほご)紙)を解読した成果などを収録した。
 豆腐の売値をめぐる文書は2通で、幕末の安政4(1857)年暮れのもの。佐沼の豆腐店主4人が「先々月から豆腐一丁につき1文下げて6文で売るよう命令されたが、(原料の)大豆仕入れの方は値上げされ引き合わない。元通り7文に上げさせてほしい」と陳情。この文書を受けた町役人は「無理からぬ申し出」と、勘定所役人に向け、値上げを認めるよう口添えする文書を出した。結果を記した文書は見当たらないが、かき入れ時の師走にかける商人らの必死さが伝わる。
 その他、伊達政宗書状など公表、未公表取りまぜ解読した文書を収録している。同記念誌はB4判347ページ。1部2000円プラス送料500円。300部刊行し、残部150部。連絡は佐藤会長(電話0220・22・5893)。【小原博人】

 大豆価格高騰といえば、昨今の話題でもあり、「歴史は繰り返す」ものかなという感想です。

埼玉
特別展:旧名栗村の歴史振り返る--飯能市郷土館 /埼玉
 飯能市郷土館(同市飯能)で特別展「名栗の歴史」が開かれている。05年1月に飯能市と合併し、115年の歴史を閉じた旧名栗村を振り返ろうと、122点の資料が展示されている。12月7日まで。
 室町期後半の作とされる市指定文化財の虚空蔵菩薩(ぼさつ)座像や旧上名栗村が発端となった幕末の「武州世直し一揆」など、各時代の特徴を分かりやすく解説している。
 また、林業が主産業だった名栗が、戦後復興期の木材景気で活気づき、その後の林業不振で過疎化が進み、合併されるまでの様子も豊富な写真などで詳しく伝えている。入場無料。同館電話042・972・1414。【内田達也】



新潟
篤姫、和宮の奔走伝える古文書、新発田市で
 新発田藩家老の家に残されていた古文書の中に、NHK大河ドラマでもおなじみの天璋院(てんしょういん)篤姫、14代将軍徳川家茂に嫁いだ皇女和宮らが徳川家存続に奔走した様子を伝える記述のあることが確認された。市が所蔵する新発田藩にまつわる古文書を解読している「新発田古文書解読研修会」の会員が見つけた。
 この古文書は、幕末に新発田藩の筆頭家老だった溝口伊織の子孫が保管していたもので、2004年に市に寄贈された。同会によると、古文書は「風聞書取」というタイトルで、当時の江戸の様子を藩に伝えるために定期的に送られていたという。著者は不明だが、江戸に滞在していた藩の関係者が書いたとみられる。
 天璋院らが登場するのは、江戸城明け渡しを控えた1868年3月1日に書いたとされる部分。和宮の使者が、徳川家存続の嘆願書を持って京都に行ったものの受け入れられず、江戸に戻ったことや、官軍が江戸に入れば、天璋院と和宮が江戸城を出なければならなくなることなどを書き連ねている。
 同会の高橋孝雄会長(77)は、「当時の新発田藩が江戸や京都で情報をしっかり集めていた証拠」とし、「結局は官軍側についた新発田藩が戦火を逃れ、多くの史料が残った。市民の方にも知ってもらいたい」と話している。古文書は来年3月に開催予定の古文書展で一般公開される。



山口
維新展:県内初公開など、薩長の資料135点--下関・長府博物館 /山口
 下関市長府川端の長府博物館で、明治維新140周年企画展「長州と薩摩」(長府博物館主催)が開かれている。県内初公開の展示物を含め、貴重な資料135点が並ぶ。
 幕末~明治維新の薩長両藩の関係を「対立・融和・共闘」をテーマに書見や地図などで説明。薩長同盟(1866年)の立役者、坂本龍馬に関する資料や龍馬と親好のあった長州藩士、三吉慎蔵が寺田屋事件(1866年)で使った刀なども展示している。
 仏軍が前田砲台(下関市前田)などを占拠した第5次下関戦争を描いた俯瞰(ふかん)図を県内初公開。薩摩藩探索係の作成で、薩摩藩が長州藩の動向を強く意識していたことがうかがえる。
 古城春樹学芸員(40)は「『下関戦争』や幕府の『長州征伐』などはその後、国全体の情勢に大きくかかわっています。展示物を見て幕末から明治維新の歴史に関心を持っていただけたら」とPR。12月14日まで。同博物館(083・245・0555)。【尾垣和幸】


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