12月10日の幕末ニュース

今放映中のNHK『鶴瓶の家族に乾杯』に菊川怜さんが出演中で、自分は大河ドラマ『新選組！』での「ほんまの桂はんは、どれどっしゃろな～」など印象深い迷演(汗)を思い出しています。

岩手
ここが剣豪の生家　陸前高田に千葉周作の記念碑

　幕末の剣豪で北辰一刀流の創始者千葉周作（１７９３―１８５６）の生家跡記念碑除幕式は８日、陸前高田市気仙町の北野天満宮下で行われた。周作の出生地は、同市のほか宮城県大崎市と栗原市の３説があったが、仙台市の歴史研究家佐藤訓雄さん（８３）の研究で陸前高田市説が有力となったことを受けて建立した。出席者は「陸前高田の新たな宝だ」と除幕を祝った。
(中略)
　幕末に周作が開いた道場、玄武館（東京都）の小西真円一之さん（４４）と及川透成優さん（３９）が、北辰一刀流の演武を披露した。
　佐藤さんは長年、周作の出生地を研究。２００１年に古文書などの分析から陸前高田市が真の出生地であると発表した。

四国各地
ミュージアム巡る四国の知的遍路旅

　四国には「坂の上の雲ミュージアム」（愛媛県松山市）、「大塚国際美術館」（徳島県鳴門市）、「地中美術館」（香川県直島町）など、興味深いミュージアムが多い。それらを遍路の旅に見立てて巡るツアーが人気を呼んでいる。「もうひとつの88ヵ所巡り」と銘打ったこの「ミュージアム88カードラリーｉｎ四国」。仕掛けといい、演出といい、何ともよくできている。
(中略)
　高知県には「高知市立龍馬の生まれたまち記念館」（高知市）、「高知県立坂本龍馬記念館」（同）など、龍馬や幕末にまつわるミュージアムが多い。横山隆一記念まんが館（同）や北川村「モネの庭」マルモッタンも見逃せない。