2月20日〜21日の幕末ニュース

　昨日今日の幕末ニュースは、完全に西高東低の冬型配置となりました(苦笑)。



岐阜

江戸期の城下町地図を展示

関の県博物館

　「県図書館が所蔵する江戸時代の城下町の地図を紹介する『古地図の世界〜城下町絵図』が関市小屋名の県博物館で開かれている」。

　「江戸時代初期から幕末までの江戸の地図では、大火に備えて防火帯があちこちにつくられたり、上水道整備が進むなど、町並みの変遷がよく分かる」。



徳島

蜂須賀桜を植樹　板野、総合教育センターに講座の受講生ら

　「徳島県産のサクラとして知られる蜂須賀桜の保存・普及活動をしている『蜂須賀桜と武家屋敷の会』（桑原信義会長）が１８日、板野町犬伏の総合教育センターに蜂須賀桜の苗８本を贈り、同センターの生涯学習講座の受講生らが敷地内に植樹した」。

　「幕末から明治・大正期の蜂須賀家の歴史を学んでいる『県民カレッジ』と、『親子野鳥教室』の受講生約４０人が参加」。



高知

学問の神・秦山しのぶ　土佐山田町で墓前祭

　「学問の神様として知られる江戸時代の学者、谷秦山（１６６３―１７１８年）の墓前祭が１９日、香美郡土佐山田町植の墓所で行われた」。

　「長岡郡岡豊村（現南国市岡豊町）出身の秦山は朱子学や儒学、天文学を学び、土佐藩で講義を行った。しかし継嗣問題に巻き込まれ、６代藩主山内豊隆に無実の罪で閉居を命じられた。その後も勉学を続け、土佐南学復興の祖として、幕末の勤皇思想にも大きな影響を与えた」。



鹿児島

産業遺産：活用法は？　研究者ら意見交換−−鹿児島でフォーラム　　／鹿児島

　「県内の産業遺産のこれからを考えるフォーラムが１９日、鹿児島市のかごしま県民交流センターであり、幕末〜明治期の歴史遺産の魅力や活用法について研究者らが意見交換した」。