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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 昨日受けたマッサージの効果で首肩の張りと痛みがだいぶ和らぎました……凝りをためないようにしたいものです。

北海道
はこだて外国人居留地研究会 英国商人の活躍、リーフレットで紹介
 【函館】はこだて外国人居留地研究会(岸甫一代表)は、英国と函館の交流史の研究成果をまとめたリーフレット「はこだてと外国人居留地 イギリス編」を作成した。英国人居留地の地図、英国商人の活動の様子などを盛り込んだ力作で、3月1日から、函館市末広町の市地域交流まちづくりセンターで無料配布する。
 リーフレットは両面カラーのB3判で、3千部印刷した。
 英国は、1859年(安政6年)の自由貿易開港から1934年(昭和9年)まで、函館に領事館を置いた。開港以来、英国の商人は函館の貿易の中心を担い、宣教師や船員らも市民と交流を深めた。
 リーフレットでは、主に幕末から明治期にかけての英国人の活動を紹介。英国の商人と函館の華僑との関係や、英国人と結婚した函館の女性たち、英国が源流のキリスト教の一派、聖公会の布教活動や、聖公会によるアイヌ民族の教育なども写真と記事で解説した。
 同会は「市民に忘れられている、イギリス商人の歴史を伝えたい」とPRしている。(小森美香)


栃木
高杉とのつながり紹介 研究の第一人者が講演
 【壬生】町歴史民俗資料館は21日、開催中の企画展「壬生剣客伝」に合わせ、壬生城址公園ホールで、幕末の長州志士高杉晋作研究の第一人者で山口県萩博物館特別学芸員の一坂太郎さんを招いた講演会を開いた。
 晋作は1840年、自らの剣術の腕試しなどで壬生を訪れたことが本人の日記から分かっている。企画展はその足跡や高杉を打ち負かせたとの言い伝えがある壬生の剣客の姿などをテーマにした。
 約120人が耳を傾ける中、一坂さんは当時の時代背景を「ペリー来航で日本人は米国の脅威を感じたが、剣の技なら負けないと剣術が盛んになった」と話し、晋作の日記を基に足どりについて、想像される本人の心中とともに解説した。
 桂小五郎を破った別の壬生剣士がいたことを紹介し、「高杉も桂も長州のスーパーヒーロー。その2人が壬生剣士にかなわず、うちひしがれた。だが、そこで沈んでしまわず活躍したのが、すごいところ」などと語った。


神奈川
米海軍基地内の近代化遺産を見学-春休み親子ツアー、参加者募集 /神奈川
 横須賀造船所跡などの近代化遺産を見学する歴史ツアー「春休み!親子で学ぶベースの歴史~第3回 横須賀造船所歴史研究会」が4月4日、米海軍横須賀基地・ヴェルニー公園で行われる。主催は「横須賀の文化遺産を考える会」、西武パートナーズ。(横須賀経済新聞)
 同ツアーは、横須賀造船所を設計したヴェルニーらフランス人技師たちの足跡をたどり、同公園から米海軍基地内の施設を4~5時間歩く歴史ガイドツアー。ガイドは横須賀市自然・人文博物館学芸員の安池尋幸さんほか。
 現在の米海軍横須賀基地内には、幕末の横須賀製鉄所、明治以降の横須賀造船所の近代化遺産が数多く残る。「旧海軍横須賀鎮守府」の建物は米海軍極東基地司令部として使われており、玄関ロビーには同製鉄所を建設した小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)やヴェルニーの肖像写真も飾られる。1867年(慶応3)年に掘り始め、1872(明治4)年に完成したレンガ積み第1号ドライドックなども現存する。
 参加対象は、小学4年~中学生とその家族。抽選で50人。申し込みは、往復はがきに参加者全員(1枚5人まで)の郵便番号・住所・名前(ふりがな付き)・電話番号・国籍・性別・生年月日を記入。あて先は、〒238-0003 横須賀市稲岡町82 三笠公園管理事務所。2月28日必着。
 開催時間は9時~15時。参加費200円。米海軍基地入場時にはパスポート・運転免許証などの写真付き証明書が必要。問い合わせは同事務所(TEL 046-824-6291)まで。


岐阜
鉄舟の人生に学ぶ 高山・宗猷寺で研究会例会
 山岡鉄舟研究会(東京都)が、高山市宗猷寺町の宗猷寺で例会を開いた。会員や市民ら30人が参加し、幕末に江戸城無血開城に貢献した鉄舟の生き方から人生の粋を学んだ。
 研究会は、鉄舟の偉業と人物像から、現代人の指針を見いだそうと研究を続けている。鉄舟は幼少時を高山で過ごし書を学んだ。研究会の例会が高山で開かれるのは初めて。
 同会会長で経営コンサルタントの山本紀久雄さんが「鉄舟大悟す」と題して講演。剣術の世界では「向かうところ敵無し」だった鉄舟が幕末の剣客、浅利又七郎との立ち会いで完敗したことを挙げ「鉄舟は負けたことを簡単には忘れず、自分の過去を整理してその後の人生に生かした。人間の多くは過去を思い出だけにしておくが、鉄舟のように生きていくことが大事だ」と語った。
 (白山泉)


滋賀
「赤備え」甲胄など市外3者から寄贈 彦根城博物館「研究に役立てる」
 彦根城博物館(滋賀県彦根市)はこのほど、江戸時代に彦根藩士が所有したと推定される甲冑(かっちゅう)など計19点の寄贈を市外の3者から受けた。甲冑は朱色を基調にし、戦場で恐れられた「井伊の赤備え」の典型的な形式で、藩祖の井伊直政か、二代藩主直孝ごろの江戸初期の具足とみられるという。
 甲冑は「朱漆塗紺糸威縫延胸取二枚胴具足(しゅうるしぬりこんいとおどしぬいのべむなどりにまいどうぐそく)」。全体に朱色の漆を施し、兜(かぶと)に半月型の金箔(きんぱく)の飾り「前立(まえたて)」を付ける形式から、彦根藩士の所有と推定。所有者を示す旗指物がないなど伝来は不明だが、漆の質感や、太もも部分を守る「草摺(くさずり)」の枚数の特徴から、江戸時代初期ごろの甲冑とみられる。
 同博物館は「江戸初期の藩士の甲冑は現存がほとんど確認されていない。研究に役立てたい」としている。
 ほかの寄贈品は、江戸後期に彦根藩が奨励した湖東焼の煎茶(せんちゃ)碗5点があり、中山道の高宮宿に住んだ絵付師「赤水」の作品。幕末に彦根藩の御用絵師だった佐竹永海の養子、佐竹永湖(1835~1909)が、中国の伝説を描いた絵「西王母図」もある。


長崎
堤さんが新作手ぬぐい2種製作 「龍馬・長崎奉行」と「軍艦島」
 愛らしい「たぬき絵」で知られる長崎市八幡町の画家、堤けんじさん(59)が新作の手ぬぐい「軍艦島上陸記念」と「龍馬・長崎奉行 幕末物語」の2種類(いずれも縦34センチ、横88センチ)を作った。
 「軍艦島」は「せっかく軍艦島を観光したのに記念のお土産がないのは寂しい」と思い製作。船に乗って軍艦島観光を楽しむ「たぬき」を描いた。価格は600円。シーマン商会(長崎市旭町)が運行するクルージング船「さるく号」船内で販売中。
 「龍馬・長崎奉行」は「龍馬ブームで長崎を訪れた人のために」と製作。「たぬき」の坂本龍馬、岩崎弥太郎、大浦慶らと幕末長崎の風景をにぎやかに描いた。価格は700円。長崎市の長崎歴史文化博物館(立山1丁目)と石丸文行堂(浜町)などで販売中。
 堤さんは「手ぬぐいは安価で荷物にならない。本県の魅力をアピールするいいお土産だと思う」と話している。


本県初上陸地に「島原湊龍馬館」 旧広馬場交番、記念碑も設置
 島原市は22日、幕末の志士、坂本龍馬が本県の土を初めて踏んだ同市津町に「島原湊龍馬館」を開設した。大河ドラマ「龍馬伝」にちなむ観光活性化策の一環。
 龍馬は1864年、江戸幕府の軍艦奉行並、勝海舟の長崎出張に随行。「海舟日記」によると、2月22日未明(日記は21日と記述)、熊本から船で島原に上陸し、長崎へと向かった。
 龍馬館は、島原署旧広馬場交番の1階部分27平方メートルを活用。龍馬の実物大の写真パネルや、龍馬の島原での足跡を紹介するパネル、観光パンフなどを置いている。龍馬が下り立ったとされる石段の近くには記念碑も設置した。
 オープンセレモニーが22日あり、龍馬と勝海舟に扮(ふん)した観光ガイドが船から下り立ち、上陸風景を再現。横田修一郎市長は「龍馬館を基点とした『龍馬の道』を観光客増加につなげたい。観光客が憩い、思い出を胸に刻む場所となることを期待している」とあいさつ。テープカットで開館を祝った。
 この後、武者や町娘などの衣装を着た観光ガイドらが島原城まで歩き、チラシを配って龍馬館の開館をアピールした。


ブックレビュー
ぶっく・えんど:『決めぜりふ』=齋藤孝・著 /東京
 幕末から明治維新の激動を生き抜いた先人たちの名言集。「そんな時代の言葉こそ、今の時代に知恵と勇気をもたらす」と唱える著者が、天璋院篤姫(てんしょういんあつひめ)から坂本龍馬、清水次郎長、渋沢栄一まで37人の決めぜりふについて、どんな状況で語られ、どんな意味が込められたのかを解説する。
 「飛耳長目(ひじちょうもく)」は吉田松陰が松下村塾で掲げたスローガン。松陰は、遠くのことまで耳にし、遠くまで目が行き届くよう、常にアンテナを高くして多くの情報から判断せよと説いた。
 著者は「師弟関係でも上司と部下の関係でも会社のポジションでも、固定化した関係に甘んじてレベルの低い安心感を持つな。ネット社会でも、自ら出向いて人に出会い、語り合って学ぼう」と説く。
 当時の人々はみんなテンションが高い。筆者に言わせると「そのエネルギーが人々の間で交換され、さらにハイテンションを生み出し、時代を前向きに動かしていた。今、みんながそれぞれの持ち場で先人の志を胸に頑張れば、何かがきっと動いていく」。
 著者はコミュニケーション論を専門とする明治大文学部教授。朗読ブームを巻き起こしたベストセラー「声に出して読みたい日本語」の著者でもある。人物相関図など図解も多く分かりやすい。世界文化社。1575円。【合田月美】


エンターテインメント
裏主役・弥太郎の奮闘劇、大河ドラマ「龍馬伝」配信―NHKオンデマンド
 理不尽な仕打ちに抵抗する弥太郎―、大河ドラマ「龍馬伝」の第8回「弥太郎の涙」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円(税込み)。
 父の葬儀後のあいさつ回りに出かけた龍馬(福山雅治)は、弥太郎(香川照之)の父・弥次郎(蟹江敬三)が男たちに囲まれて殴られている現場を目撃する。弥次郎は庄屋による理不尽な振る舞いをめぐり争っていた。江戸で学問修行についたばかりの弥太郎の元に父のけがの知らせが届き、大急ぎで土佐に帰郷する。
 弥太郎は庄屋や奉行所に訴えに行くものの、取り合ってもらえないばかりか、行く先々ですでに龍馬が抗議を申し立てにきていたことを知る。
 一方、攘夷の主張をますます強くする半平太(大森南朋)は、岡田以蔵(佐藤健)、平井収二郎(宮迫博之)らとともに江戸へ出発。剣術修行を表向きに、半平太は龍馬に、各藩の攘夷派の人間と江戸で接触すると打ち明ける。
 奉行所が取り合ってくれないことに納得できない弥太郎と龍馬は、ある噂を聞きつけ、藩の実力者・吉田東洋(田中泯)に直談判に赴く。しかし東洋は2人に、思いがけない言葉を投げかける。業を煮やした弥太郎はある決意を秘めて再び奉行所の門前へ…。
 今回の見どころは、“裏主役”というべき弥太郎の奮闘。ラストシーンも重要だが、急報を知って江戸から土佐まで強行軍を押して駆け抜けていく様子は圧巻。シーンそのものは数十秒に過ぎないが、5つのブロックに分け、3カ月もかけて撮影されたという。時代劇では、今の感覚からは計り知れない江戸と地方との距離感がどうしても見落とされがちだが、そのギャップを埋めようとするユニークな演出に、ありのままの幕末を描こうとする工夫が見え隠れする。


文化芸能
明治の大阪 生き生きと 「舞い舞い虫独り奇術」初の舞台化
 劇作家、土井陽子が明治時代の大阪に生きる人々の人生模様を描いた小説「舞い舞い虫独り奇術」が関西俳優協議会によって初めて舞台化されることになり、26日から28日まで吹田市メイシアターで上演される。
 「舞い舞い虫独り奇術」は明治半ばの大阪・千日前を舞台に、当時まだ荒れ地だったこの地を道頓堀に負けない興行地にしようと命をかけて頑張った人々の夢と挫折、生きざまを綴(つづ)った作品。タイトルの舞い舞い虫は、古い大阪弁でミズスマシのこと。ヒロインのキサが小さな水たまりのような千日前から出られなかったことを意味するという。
 土井自ら脚色し、演出は田中弘史が担当。キサに関西芸術座の梅田千絵がふんするほか、和泉敬子、紅萬子、八田麻住、大竹修造、楠年明、芝本正ら関西演劇界で活躍する役者総勢約40人が出演する。
 「いま、テレビでは坂本龍馬をはじめ幕末から明治にかけて偉大な足跡を残した英雄たちが取り上げられているが、ここ大阪の片隅にも、決して英雄ではないが、大阪の発展のために懸命に生きた人たちがいたことを知っていただきたい」と土井は話している。
 問い合わせは関西俳優協議会TEL06・6458・6935。(亀岡典子)




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