忍者ブログ
新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 近所に紅白の梅が咲いてます。通りかかるたびに、梅の花が好きなあの方のことを心に思い浮かべています。

北海道
仏との交流史、無料配布 函館
【函館】函館の歴史研究グループ「はこだて外国人居留地研究会」(岸甫一代表・34人)は、函館とフランスの交流の歴史をまとめたリーフレット「はこだてと外国人居留地 フランス編」を作成した。幕末16 件期の函館での仏商人の活動など、古文書を基に最新の研究成果を盛り込んだ。(小森美香)

 函館とフランスの交流は1855年、仏軍艦シビル号が来航したのが始まり。フランスとは和親条約が結ばれていなかったが、箱館奉行の計らいで病人の水兵を上陸させ、実行寺で養生させた。

 リーフレットはB3判で両面カラー。こうした交流史や、パリ外国宣教会のメルメ・カション師の活動とカトリック教会、修道院の開設などについて写真と記事、地図、年表で紹介している。岸代表は「函館とフランスの出合いの時期のさまざまな出来事を知ってほしい」と話している。

 3千部印刷。函館市末広町の市地域交流まちづくりセンターで無料配布している。

 同研究会は2008年からロシア、米国、英国、中国と歴史・年表の5冊のリーフレットを作成。国別編集はフランス編が最後となる。


茨城
いばらきイメージアップ大賞に映画「桜田門外ノ変」
 茨城県のイメージ向上に貢献した団体やイベントを表彰する「いばらきイメージアップ大賞」の今年度の大賞に昨年10月に公開された映画「桜田門外ノ変」が選ばれた。地域が水戸藩開藩400年を記念して発案しロケを支援した作品で、観客約60万人を動員する成功を収めた。撮影後から一般公開されている水戸市内の大型オープンロケセットも観光客に人気となるなど、茨城県のブランド構築につながった。

 幕末の大老井伊直弼を水戸、薩摩の浪士が江戸城桜田門外で暗殺した事件を描いた作品。茨城県内12市町17カ所でロケが行われ、県民がエキストラや炊き出しに活躍。水戸市の千波湖畔には桜田門外を再現した大型オープンロケセットも建設された。

 イメージアップ大賞の選考理由には、茨城ゆかりの人物、風景などが多く描写され、作品はもとより、県民のロケ支援の活動などが多くのメディアに取り上げられ、県の知名度アップに貢献したことが挙げられた。

 また、クライマックスの暗殺シーンが撮影された桜田門外の大型オープンセットが併設する記念展示館とともに、多くの観光客を集めている点も評価された。昨年2月20日の公開以来、来場者数は1年間で21万4318人に達している。

 14日には、東京・千代田区の都道府県会館でイメージアップ大賞の表彰式が開かれた。監督の佐藤純彌氏、水戸藩士役を演じた茨城出身の俳優、渡辺裕之氏らが出席。大賞実行委員会の委員長を務める橋本昌・茨城県知事から表彰状などを手渡された。

 表彰式では岡部三十郎役を演じた渡辺氏があいさつし、「県民の皆さまの作品に対する支援を誇りに思う。撮影を通じて自分にも水戸藩士のディー・エヌ・エーがあると感じた。大賞を受賞できて本当にうれしい」と話した。

 また、桜田門外ノ変は「いばらきロケ大賞」の大賞も受賞した。同賞は02年10月のフィルムコミッションの発足以降、ロケ支援作品が2千作品を突破したのを記念して選考した賞。同賞のうち「ロケ支援賞」に関しても、民間の地元有志を中心に約4500人でつくる「『桜田門外ノ変』映画化支援の会」が受賞した。

 支援の会事務局長の三上靖彦氏は「県民の夢をこの作品にのせた。私たちが掲げてきたのは“映画づくりから始まる地域づくり”。本当に大切なのはこれからの地域づくりだ」と今後の活動に意欲をみせていた。

大洗水族館など 奨励賞を受賞
 いばらきイメージアップ大賞は、06年度に創設して以来、今回で5回目を迎えた。大賞以外にも各賞が発表され、橋本県知事から表彰状や副賞が手渡された。桜田門外ノ変関係以外の受賞者、いばらきロケ大賞の受賞者は次の通り。

 《いばらきイメージアップ大賞》奨励賞=アクアワールド茨城県大洗水族館、茨城県立大洗高等学校マーチングバンド部「BLUE—HAWKS」、かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンかすみがうら大会

 《いばらきロケ大賞》ロケ奨励賞=映画「下妻物語」、ロケ支援賞=つくばみらい市エキストラの会


東京
作詞家は新選組隊長の子孫
 新選組六番隊長の井上源三郎(一八二九~六八)の五代目子孫で、日野市日野本町にある資料館館長を務める井上雅雄さん(56)が作詞した「この愛に生きたい」を収めたシングルCDが、日本クラウンから全国発売された。
 井上さんは「井上源太」の名で作詞家として活動し、CD化されるのは今回で四曲目。歌うのは、堺市在住で二〇〇九年にデビューした桜川けんさん。
 「この愛に生きたい」は、桜川さんのセカンドシングル「道途中」のカップリング曲で、愛する男性を待つ女性の気持ちを歌った。井上さんは「これまで新選組を題材とした男っぽい歌が多かったが、今回は、桜川さんの甘い歌声に合うと思い、女性の気持ちをつづってみた」と語る。
 桜川さんは、先月十二日の発売以降、宣伝活動で多摩地域を精力的に回る。「多摩は人情味のあるいい町ですね」と桜川さん。三月二十六、二十七の両日、日野中央公園(日野市神明)で開かれる「スプリングフェスタひの」では、二十七日に桜川さんの歌謡ショーが行われる。CDについての問い合わせは、桜川さんの所属事務所・メーキング=電03(6809)6146=へ。 (堀祐太郎)


三重
一畳敷で旅心触れて 実寸大模型を公開
◆松阪の松浦武四郎記念館
本物そっくりに復元された武四郎の書斎「一畳敷」=松阪市の松浦武四郎記念館で

 北海道の名付け親として知られる幕末の探検家松浦武四郎(1818~88年)が晩年に建てた畳一畳の書斎「一畳敷(じょうしき)」の実寸大の模型が27日から、松阪市小野江町の松浦武四郎記念館で一般公開される。
 一畳敷は、全国を旅した武四郎が、人生を振り返る場所として東京の神田五軒町(当時)の自宅に造り、1887年に完成。旅で知り合った人々に頼み、全国各地の寺や神社などから100点以上の古い木材を集めて部材に用いた。
 武四郎自身は一畳敷の書斎を「草の舎(や)」と名付け、客人を通して長年の旅の思い出に浸り、寝起きをして過ごしたという。部材の由来を記した「木片勧進」には、死後に自分の遺体を一畳敷の木材で焼いてほしいという遺言を残した。
 その建物は保存され、現在は国際基督教大(東京都)の敷地内にあり、国の有形文化財に登録されている。
 一畳敷の模型は、愛知県の住宅総合メーカー「INAX」が昨年6月から全国3カ所で開いた展示会のために制作した。床は縦180センチ、横90センチの畳を入れ、幅15センチの畳寄せがある。壁面は写真パネル仕様。2月中旬に東京での展示を終え、同記念館に寄贈された。
 模型の一畳敷は、中に入ることもできる。同記念館では「書斎に座り、武四郎が一畳にこだわった思いを感じ取ってほしい」と話している。
 (杉原麻央)


松浦武四郎:書斎「一畳敷」複製が記念館へ 27日のまつりから公開--松阪 /三重
 現在の松阪市出身の幕末の探検家、松浦武四郎の書斎「一畳敷」の複製品が、近く同市小野江町の松浦武四郎記念館に届く。全国巡回展として「松浦武四郎と一畳敷」展を開催していた住宅設備機器大手のINAXに山中光茂・松阪市長が譲渡を要請し、実現した。27日の「武四郎まつり」から公開される。

 同館によると、一畳敷は晩年の武四郎が東京に居を構えた時に茶室横に増築する形で建てた。知人に頼み、京都・渡月橋の橋げたや遷宮後の伊勢神宮用材など、有名な寺社仏閣などから91点の材料を集めて造ったという。屋根はススキぶきで、天井には龍の絵が描かれている。一畳の書斎を明治の評論家、内田魯庵は「好事の絶頂」と絶賛したという。

 武四郎は著書「木片勧進」で「後世に残すためではなく、全国各地を歩き、さまざまな人々と交流した思い出のためで、自分が死んだら一畳敷の木材で死体を焼き、骨は大台ケ原に埋めてほしい」と記している。しかし、松浦家は極めて珍しい書斎のため、遺志には従わずに残した。現在は国際基督教大(東京都三鷹市)で国の登録有形文化財として大切に保存されている。

 同館が譲り受けるのはINAXが昨年6月から大阪と名古屋、東京で開いたギャラリーの展示用に造った複製品で、幅1・2メートル、奥行き2メートル、高さ1・8メートル。床の間や障子、天井は本物そっくりに造られている。【橋本明】



京都
園部城跡:空堀と土橋を発見 「本丸が南北に」--南丹 /京都
 府埋蔵文化財調査研究センターは、南丹市園部町小桜町の園部城跡で、現存する絵図に描かれていない、本丸を東西に横切る空堀と土橋が見つかったと発表した。空堀は、江戸時代初めに園部城が陣屋として築造された際に造られたとみられ、城の大規模改造が行われた幕末維新期に埋められたとみられる。同センターは「江戸時代には本丸が南北に分かれていたことが分かり、当初の園部城の形を知るために重要な成果」と話している。

 調査で、空堀は東西に延び、幅12メートル、深さ1・3~1・8メートルで延長18メートルであることを確認。埋め土から幕末維新期ごろの陶器などが出土した。また、空堀の南から北へ地面を削り残して作られた幅2・8メートル、高さ0・95~1・2メートル、長さ7・8メートルの土橋を確認した。北側が3メートル切れており、木橋が架かっていたらしい。大正時代の絵図などから、堀の北側は先祖をまつる場所、南側は政務を行ったり居住したりする機能があったとみられる。

 現地説明会は26日午後2時から開かれる。現地事務所(090・9713・8715)。【野宮珠里】


築造時の空堀、土橋を確認 園部城跡で出土
 京都府埋蔵文化財調査研究センターは24日、南丹市園部町の園部城跡で、江戸時代初期の築造時(1619~1621年)に、本丸内に造られた空堀や土橋が出土したと発表した。これまで伝わる絵図に記載はなく、本丸内での堀の確認は初めて。

 園部高の校舎新築に伴い、昨年末から調査した。本丸の北側部分で東西に走る幅12メートル、深さ1・3~1・8メートル、長さ18メートルの空堀を確認した。幅2・8メートル、長さ7・8メートルの土橋も見つかった。

 空堀の延長線上に凸型をした本丸の外縁が直角に曲がる部分があり、築造時に計画的に掘ったと判断した。空堀からは幕末維新期の陶器などが出土しており、幕末ごろに堀を埋めたと推測される。

 園部城は当初、城としての許可が下りず天守や櫓のない「陣屋」だったが、二重の堀などを備え、構造や規模の面では城に近く作られていた。その後、幕末から明治にかけて京都警備を名目に櫓などを増築。1872年の廃城令までの3年ほどだけ、念願の城となった経緯がある。

 空堀の出土で本丸が少なくとも南北2つに分かれた構造だったことが判明。築造当初から正式な城と同様に、南側は日常生活を送る二の丸、北側は非住居の本丸として利用した可能性があるという。

 堀の途中で途切れる土橋は、非常時に取り外せる木橋を架けたと考えられ、同センターは「二条城西門に似た橋がある。空堀と合わせ、軍事的な側面が強い」とする。

 城の絵図は複数現存するが、江戸時代に本丸内は空白で描かれ、明治以後のものにも空堀の記載はない。同センターは「機密のため描かれなかった中枢部の構造が分かる貴重な遺構」としている。

 現地説明会は26日午後2時から。問い合わせは現地事務所の携帯電話090(9713)8715。


高知
龍馬らと活躍、池道之助の生涯 出身の土佐清水で展示会
 土佐清水市立中央公民館3階ホールで25~27日、同市中浜の出身で、幕末に同郷の中浜(ジョン)万次郎と長崎に同行して坂本龍馬や岩崎弥太郎とともに活躍した池道之助を紹介する資料展示会が開かれる。無料。

 郷土史同好会(中村春利会長、会員約30人)のメンバーが、道之助が長崎での日々を文と絵で書き残した「道之助日記」を月例会で読み終えたのを契機に、道之助の生涯と業績をもっと知ってもらおうと企画した。

 展示内容は、道之助が描いた絵画や長崎までの道のりの地図、龍馬や道之助ゆかりの土佐商会や料亭・花月、長崎奉行所などの位置を示した当時の長崎の地図など。日記には当時の状況が理解しやすいように注釈を付けるなど工夫した。

 午前9時~午後5時(27日は午後3時まで)。展示資料をまとめたA4判の冊子を希望者に実費(500円)で販売する。(菊池均)




佐賀
幕末期の模造大砲 みやきに轟音響く
 みやき町の「成富兵庫茂安公保存会」は26日、同町の白石神社で幕末期のアームストロング砲を模した大砲の「初発式」を開き、空砲による轟音(ごう・おん)をとどろかせた。
 大砲は、地域興しのイベントに役立てようと制作した。江戸時代、成富兵庫茂安の養子だった白石鍋島家の初代藩主鍋島直弘公が、大砲技術に精通していたとされていることにちなむ。保存会によると、全長約3・5メートル、鉄製の砲身は直径15センチ、長さ2・2メートル。鳥よけの爆音機と同じ仕組みで、銃器扱いではない。地元の鉄工所と、約1カ月かけて完成させた。
 保存会の藤永正広代表(61)は「町が大きく発展する起爆剤になってほしい」と話していた。


3.5メートル大砲手づくり みやき町で初発式
 みやき町の地域おこしグループ「成富兵庫茂安公保存会」が、幕末佐賀藩が戊辰戦争(1868-69)で使用した「アームストロング砲」を模した大砲をつくり、26日、同町の白石神社で初発式を開いた。

 同会の藤永正広代表(61)と宮原宏典さん(69)が、筒の部分に似た空洞の鉄などを集めて組み立てた。全長3・5メートルで、直径15センチの筒の中にためたプロパンガスを爆発させて音を出す仕組み。佐賀藩の利水事業に尽力した茂安の養子で、この地域を治めた白石鍋島家領主の直弘が火術に優れていたことにちなんだという。

 初発式で、大砲が「ドンッ」というごう音を響かせると、見守った約50人の住民から拍手がわいた。藤永代表は「イベントの開始合図の号砲などに利用してもらえれば」と話していた。

=2011/02/27付 西日本新聞朝刊=



長崎
上野彦馬を軸に幕末の長崎描く 3月、舞台「ホトガラフィー」
 日本最初のプロ写真家といわれる上野彦馬を主人公に、幕末当時の長崎を描いた芝居「ホトガラフィー~写真師彦馬撮影控~」(県主催、長崎新聞社など後援)が3月13日午後2時から、長崎市築町のメルカつきまちホールで上演される。

 県の「演劇による人づくり事業」戯曲講座の受講生らが「成果を舞台に乗せたい」と昨年4月に制作委を設立。地元劇団「しっぽくパラダイス」(永田文利団長)が制作協力し、団員らが出演。同劇団の松原一成さん(60)が演出を手掛ける。

 舞台は6本のストーリーで構成されるオムニバス作品。彦馬が開業した上野撮影局に日本西洋料理の祖といわれる草野丈吉や女性商人の大浦慶などさまざまな人物が訪れる物語で、写真をめぐって、それぞれの人生や思いを浮かび上がらせる。

 脚本は制作委メンバー3人と松原さんの共作。3人は松原さんの指導を受けて、昨年夏から約半年かけて書き上げた。制作委の牧山雄一郎会長(43)は「原稿を何度も書き直すなど苦労も多かった。照れくささもあるが、本番ではどんな感動を味わえるのか自分自身が楽しみ。長崎にこんなドラマがあることを、多くの人に知ってほしい」と来場を呼び掛けた。

 木戸銭(入場料)は2千円。浜屋プレイガイドで発売中。問い合わせは制作委事務局(電090・4993・3594)。


洋館喫茶:閉店へ さるく幕末編推進委、来月末に解散 長崎市「採算厳しい」 /長崎
◇人気の洋館喫茶、閉店へ
 長崎市などが、旧フランス領事館の洋館「東山手十三番館」(国登録有形文化財、同市東山手町)に09年4月から開いていた喫茶店が、3月末で閉店する。洋館活用の具体策として地域住民や観光客に好評だったが、店を運営していた組織が解散、引き継ぐ市は「採算面で厳しい」と打ち切りを決めた。地元では「せっかくうまくいっていたのに」と惜しむ声が相次いでいる。【錦織祐一】

 十三番館は、1894(明治27)年ごろ建設された木造2階建ての洋館。旧外国人居留地に滞在する外国人の住宅として使われ、昭和初期にはフランス領事館が置かれた。近年は民間の喫茶店だったが、閉店したため、市が07年に洋館活用の一環で取得。09年4月に市民の交流スペースとして開館した。

 市は09年、開港150年記念のまち歩き観光「長崎さるく幕末編」、10年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」に合わせた「英雄(ヒーロー)編」を展開。官民108団体による「さるく観光幕末編推進委員会」(会長・松藤悟長崎商工会議所会頭)が中心となり事業を実施した。

 十三番館の喫茶店も推進委がオープン。レトロな雰囲気の中、コーヒーや期間限定でカクテルが楽しめ、ピーク時は1カ月で約6000人が訪れた。しかし、推進委は3月末で解散。4月から引き継ぐ市文化財課が「喫茶店は採算面から厳しい。当面は休憩施設に」と閉店が決まった。

 地元で街づくりに取り組む「大浦青年会」の桐野耕一会長(55)は「今や『居留地の顔』とも言える観光施設。『お茶一つ出せない』という市の真意が分からない。市ができないなら我々でやりたいぐらいだ」と話している。

〔長崎版〕



エンターテインメント
注目ドラマ紹介:「遺恨あり」 藤原竜也が“最後のあだ討ち”役
 俳優の藤原竜也さん主演のスペシャルドラマ「遺恨あり 明治十三年 最後の仇討」(テレビ朝日系)が26日午後9時から放送される。藤原さんは、明治13(1880)年に“最後のあだ討ち”を果たす青年・六郎をストイックに演じる。法治国家を目指す明治政府による「仇討(あだうち)禁止令」の発布から7年後、六郎が振るった刃は、武士の美徳か、単なる殺人か……実話を基に描いた、“生きる意味”を問う感動の骨太ドラマだ。

 「遺恨あり」は、作家・吉村昭さんの「敵討」(新潮文庫)収録の「最後の仇討」が原作。明治に改元される直前の慶応4(1868)年、九州の小藩・秋月藩の上士の息子だった主人公・臼井六郎(藤原さん)は、国家老・吉田(石橋蓮司さん)にそそのかされた攘夷(じょうい)派の集団に両親を惨殺され、少年の身ながらあだ討ちを決意する。六郎は下手人の一瀬直久(小澤征悦さん)らを討つべく、流浪生活の中で敵を捜し求めるが、やがて新政府は「仇討禁止令」を発布して……という物語。

 六郎を支え続けた下女・なか役を松下奈緒さん、六郎を裁く判事・中江正嗣役を吉岡秀隆さんが演じるほか、幕末の剣豪・山岡鉄舟役に北大路欣也さんを起用するなど豪華キャストが結集。ほかにも、一瀬の妻を戸田菜穂さん、鉄舟の妻を松原智恵子さん、その娘を芦名星さんが演じ、平泉成さん、田口浩正さん、相島一之さんらも出演する。

 放送は26日午後9時~同11時21分。(毎日新聞デジタル)









PR
この記事にコメントする
           
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[12/14 白牡丹(管理人)]
[12/14 ゆーじあむ]
[11/08 白牡丹(管理人)]
[11/07 れい]
[01/21 ゆーじあむ]
[11/15 白牡丹@管理人]
[11/15 ゆーじあむ]
[05/25 長谷川誠二郎]
[07/23 白牡丹@管理人]
[07/23 伊藤哲也]
最新TB
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
プロフィール
HN:
白牡丹
性別:
非公開
自己紹介:
幕末、特に新選組や旧幕府関係者の歴史を追っかけています。連絡先はmariachi*dream.com(*印を@に置き換えてください)にて。
バーコード
Livedoor BlogRoll
本棚
Copyright ©  -- 白牡丹のつぶやき --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by White Board

忍者ブログ  /  [PR]