2月4日の幕末ニュース

　今日は、曇っていて昼間の気温が上がらず、薄ら寒い一日でした。フローリングだと足腰が冷えるので、腰に貼るカイロ、重宝してます(もちろん肌に直貼りはしませんが)。今シーズンとしては遅きに失した感がありますが、湯たんぽ導入も考えています^_^;。

滋賀
貴重な文書や鬼瓦３１点　長浜で政安建てた陣屋の資料展
貴重な文書や鬼瓦３１点　長浜で政安建てた陣屋の資料展

　長浜市出身の茶人大名・小堀遠州の分家の子孫、小堀政安（まさやす）（１８１６－７６）が明治元（１８６８）年ごろ、領地の南郷村（現・同市南郷町）に建てた統治拠点・陣屋の資料３１点を集めた企画展が３日、市内の浅井歴史民俗資料館で始まった。３月１０日まで。
　政安は、遠州の三男政尹（まさただ）を初代とする江戸詰の旗本・小堀権十郎家の９代目で幕末の当主。明治維新を受け、自分の領地で新たに封建制を敷こうと陣屋を建設したが、明治政府が許さず、間もなく解体された。

山口
萩観光客　前年比４．１％減　０８年調査　温泉効果　宿泊は１．５％増
萩観光客　前年比４．１％減　０８年調査　温泉効果　宿泊は１．５％増

　萩市観光協会（松村孝明会長）は２００８年の観光調査をまとめた。それによると、同市を昨年訪れた観光客数は１４４万４７１１人。１０年ぶりに１５０万人を超えた前年に比べ４．１％減少したが、宿泊客数は４７万９７８１人で、前年比１．５％増えた。修学旅行生は１万３０６５人で、同２．６％減った。
　同協会は、宿泊客の増加について、（１）山口デスティネーションキャンペーンの効果（２）萩温泉の浸透（３）萩まちじゅう博物館構想などによる文化財を生かしたまちづくり（４）明治維新１４０年記念事業や着物ウイークｉｎ萩など多彩なイベントの開催‐などを理由に挙げている。
　一方、マイナス要因としては、ガソリン代の高騰と長引く不況、椿（つばき）開花期間中の花不足などを指摘している。
　松村会長は「今年は萩城下町のハード、ソフトをさらに充実させ、萩の元気さを全国に情報発信したい」と話している。
　同市では２１日から約２万５０００本のかれんなヤブツバキが自生する笠山の椿群生林で、「萩・椿まつり」（３月２２日まで）が始まり、春の観光シーズンが幕を開ける。

全国各地
地域コミュニティー「Lococom」に「近代化産業遺産」特集

　ネクストは2月3日、地域コミュニティーサイト「Lococom」で、幕末から昭和初期の日本の産業近代化に貢献した建造物や製品などを紹介する「近代化産業遺産 」の特集ページを公開した。
　近代化産業遺産 とは、経済産業省が全国から公募して認定したもの。日光金谷ホテル（栃木県）や赤レンガ倉庫（神奈川県）などがあり、地域活性化のための利用や保存が進められている。