3月18日〜19日の幕末ニュース

　ぼちぼち先週の旅行記にとりかかっている白牡丹です。



国宝　琉球国王尚家資料など２件、重文４７件も指定を答申

　すでにご紹介した記事と内容は同じですが、写真画像が入っています。



北海道

ペリー来函時銀板写真、国の重文へ

　「１８５４（嘉永７）年の幕末に来航したアメリカ・ペリー提督に同行した写真師により撮影された銀板写真が１７日、文部科学省の文化審議会文化財分科会で、国の重要文化財（歴史資料）として指定するよう文科相に答申された。写真は、外国人が日本国内で、日本人を撮影した現存最古のもの。『幕末開港交渉という歴史上に重要な事象を跡づける遺品』として認められ、北の写真発祥の地・函館で大きな活用が期待される」。

　「銀板写真は、ペリー配下の写真師、エリファレット・ブラウン・ジュニアが同年に撮影した『松前藩士・石塚官蔵と従者像』。大きさは縦１５・４センチ、横１２・３センチ。現在、松前藩士の子孫で横浜市在往の石塚光司さんが所有。函館市立博物館が１９９５年、石塚さんから寄託を受け、函館市写真歴史館（同市元町１２）で展示されている」。

　前に函館市写真歴史館に入った時に拝見した記憶があります。



岩手

刀剣・日本画名品展が開幕　盛岡

　「岩手日報社、日本春霞（しゅんか）刀剣会主催の『刀剣・日本画名品展』は１８日、盛岡市盛岡駅西通２丁目の市民文化ホール（マリオス）で開幕した。日本の美の神髄を示す名刀や名画の数々が、鑑賞者を引き付けている」。

　「鎌倉中期に備前長船（びぜんおさふね）（岡山県）の名工『長光（ながみつ）』が作った古刀や、慶長時代以降の新刀の祖とされる『國廣（くにひろ）』、幕末に作られた新新刀『水心子（すいしんし）正秀（まさひで）』などの銘が入った刀剣５０振りが並ぶ」。

名刀、名画７０点　盛岡で企画展開幕

　基本的に同じ記事ですが写真画像付きです。



長崎

龍馬ファンら名残惜しむ、亀山社中の一般公開終わる

　「幕末の志士、坂本龍馬らが設けた日本初の商社「亀山社中」跡（長崎市伊良林）の一般公開が１８日で終わり、全国から駆け付けたファンらが名残を惜しんだ」。

　「１９８９年５月以降、地元のグループ『亀山社中ば活（い）かす会』が所有者から土地・建物を借り受けて公開してきたが、所有者の事情で公開打ち切りが決まった」。



コラム

図書館力をものにする

　「ＮＨＫの大河ドラマ『新選組！』が決まったとき、新選組の資料や小説、歴史書を集めて近藤勇の特集を組んだ図書館があった。こうしたイベントも利用者の希望で実現できる可能性は十分あるわけだ」。

　『義経』でも『功名が辻』でもなく『新選組！』が話題になるとは……ゲンダイネットの記事で(苦笑)。