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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 先週来の不調を副鼻腔炎と診断されて、昨日から化膿止めを飲んで安静にしていますが『ちりとてちん』だけは見ずにいられません(苦笑)。

東京
ソメイヨシノの古里パチリ
駒込の桜写真募集

 ソメイヨシノ発祥の地をPRしようと、豊島区駒込地区で撮られた桜の写真を募る「さくらフォトコンテスト」が、20日から作品を募集する。今年初めての開催で、主催は地元商店街などで作る「駒込ブランドプロジェクト実行委員会」。
 ソメイヨシノは、幕末期から明治初期にかけて、駒込の染井地域の植木屋が全国に広めたとされる。


長野
赤報隊相楽総三処刑から140年 来月3日に記念講演
 慶応4(1868)年3月3日に下諏訪町魁町で赤報隊の相楽総三らが偽官軍の汚名を着せられ処刑されてから、今年で140年がたつ。毎年4月3日に、関係する維新の志士らの遺徳をたたえ現地で相楽祭を開く相楽会(伊藤孝勇会長)は、今年の例祭に併せて同町の下諏訪総合文化センターで記念講演会を開く。開会は午後3時。参加自由。
 処刑された場所は魁塚”町文化財”として、赤報隊員8人や同志らの供養塔が建立されている。大正時代には地元の有志らが相楽祭を行っており、現在は相楽会を組織して遺族や血縁者の関係者も招き慰霊祭を続けている。
 今年は140年祭に当たり、魁塚で午後1時半から式典を行った後、会場を同センターに移し明治維新の志士の研究者らを講師に記念講演会を企画した。
(中略)
 西沢さんは法政大卒。「箱館戦争と旧幕軍箱館病院」で新人物往来社第14回郷土史研究優秀賞受賞。演題は「慶応2年の相楽総三について」。
(中略)
◆赤報隊「偽官軍事件」 
 相楽総三率いる赤報隊は慶応4年、新政府軍の東征の先鋒として江戸を目指し中山道を進軍した。下諏訪に到着すると維新の魁とされていた赤報隊は、一転、政府側から「偽官軍」とされ処刑された。明治になって処刑地に墓碑が建てられ、大正から昭和にかけて復権運動が展開された。昭和3年、隊を率いた相楽や渋谷総司が志士として名誉を回復した。

 赤報隊「偽官軍事件」は、白牡丹が高校時代の日本史の先生に「教科書に載っていない歴史」として教わった事件でして、今思えば自分の幕末明治維新史観に影響を与えた出来事です。どんな講演会になるのか、続報を楽しみにしています。

愛媛
脚本・演出ジェームス三木 「ミュージカル『龍馬!』」 3月22日初演 1年間ロングラン公演
 四国が生んだ幕末のヒーロー坂本龍馬。国事のため、大切な人のため懸命に走り回って生き抜いた龍馬の青春を等身大に、爽快(そうかい)に描きます。ジェームス三木氏独特の解釈、演出による新たな龍馬の活躍をお楽しみください。
 【とき】3月22日(土)~09年3月まで。約270回公演。
※火・水曜日を中心に休演日がありますので、事前にご確認ください
 【ところ】坊っちゃん劇場(東温市見奈良1125)

ミュージカル「龍馬!」公演前に記者発表
 東温市見奈良の坊っちゃん劇場で上演3作目のミュージカル「龍馬!」が22日に開幕するのを前に17日、脚本・演出を担当する同劇場名誉館長ジェームス三木さん(72)や、ダブルキャストで主演する上野哲也さん(28)と石山毅さん(45)らメーンキャストが会見。作品について語った。
 「龍馬!」は、四国が生んだ幕末のヒーロー坂本龍馬の生きざまを爽快(そうかい)なミュージカルに仕立てている。ジェームス三木さんは「32歳から33歳で暗殺されるまでを描いている。歌唱力のある出演者ばかりで楽しめる舞台になると思う」とあいさつ。
 同ミュージカルは2009年3月まで約270回の公演を予定している。

 『龍馬!』というタイトルから、つい同じ幕末を舞台としたNHKの某大河ドラマを連想してしまう方も多いのでは(笑)。

山口
県有形文化財指定へ
萩農耕具、大砲の鋳型など

 県文化財保護審議会は17日、萩市椿東の近世鋳物工房跡「郡司鋳造所跡」の鋳造関連出土品(計405点)を県有形文化財(考古資料)に指定するよう県教委に答申した。近く指定される見込みで、県指定文化財は347件になる。
 県教委社会教育・文化財課によると、同鋳造所跡は萩藩のお抱え鋳物師(いもじ)だった郡司家が、江戸時代前期~幕末期に利用したもので、農耕・生活用具や仏具を鋳造していた。幕末には、大砲や砲弾などの兵器鋳造も行っていたという。


コラム
発信箱:万里をおもう=玉木研二(論説室)
 「一国皆私欲世界となりぬれば、勘定も帳面も名のみにて、何の用にも立たぬなり」と警世の書「東潜夫論(とうせんぷろん)」(岩波文庫所収)に記したのは帆足万里(ほあしばんり)である。江戸後期、豊後(大分県)日出(ひじ)の学者。儒学から独学の蘭学まで広く修め、教えた。「一国」とは幕藩体制の役人世界を指す。
 社会保険庁、国土交通省、防衛省と、つい重ねて読みたくなる。確かに、これが机上論や観念的な説教ではないのは、彼自身、ガタガタにむしばまれた日出藩の財政立て直しを命じられ、3年間苦闘したからに違いない。
 その筆鋒(ひっぽう)描くところ、リアルである。例えば、江戸の留守居や大坂蔵屋敷に派遣された者たちの不届きぶり。遊興のために「九十両の払ひには百両と請取をかゝせて十両を私(わたくし)し、八十銭の米は七十九銭と入札させて、千石売れば一貫目の銀を盗む」。町の金貸しからの借金は元利とも踏み倒し、それが手柄になる。
(中略)
 万里はペリー来航の前に没し、幕末の動乱や新社会を見ることはなかった。だが、その先哲の目、今の世まで見通していたかのようである。


支局長からの手紙:小梅さん /和歌山
支局長からの手紙:小梅さん /和歌山
 幕末から明治の激動の時代を生きた川合小梅(1804~1889年)を知って、こんなすてきな女性が和歌山にいたのか、と驚くとともにとてもうれしくなってきました。
 小梅が16歳から86歳で死ぬまで約70年間にわたって書きつづったのが「小梅日記」です。紀州藩の藩校校長だった川合梅所の妻で、「最古の主婦日記」とも言われます。現存しているのは1849~85年の14冊など約3分の1です。
 自宅は現在の和歌山市西釘貫丁2付近とされ、基本的には日々の出来事を淡々と書いているのですが、黒船来航、大塩平八郎の乱、大政奉還、坂本龍馬の暗殺、西南戦争などの全国ニュースまで網羅しています。科学的な素養もあり、天候を記号付きで記したり、すい星もイラスト付きで記録。世界地図まで書写しています。3けたの掛け算をしたメモ書きもありました。また、絵が得意で、三十六歌仙図など多くの作品を残しています。芝居も楽しみました。
 こうして見ると、スーパーレディーのようですが、酒が大好きで失態も演じています。嘉永4(1851)年3月7日のこと。知人らと紀の川へ花見に出掛け、前後不覚になるまで酔っぱらいました。夜中に夫が起きて火を起こし、茶を入れてくれます。「やうやく此時小梅少しさめる。誠にかやうな事不覚也」という具合です。
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