4月1日〜4月2日の幕末ニュース

　新五稜郭タワー開業以外のニュースをこちらでご紹介します。



長野

林家が享保びなを岡谷蚕糸博物館へ寄贈

　「江戸時代末期に高島藩の財政を支えた岡谷村（現在の岡谷市岡谷区、新屋敷区）の庄屋、林家の５代目、林多加子さん(86)＝岡谷市長地柴宮＝と、長男で６代目の和伸さん(47)＝同＝が、代々同家に伝えられてきたひな人形『享保びな』を岡谷市立岡谷蚕糸博物館に寄贈した」。

　「市教委は『江戸時代から幕末にかけての庶民の生活や、庄屋や商人が蓄えた資本が明治時代の製糸業の発展につながっていく過程を知る上で貴重な史料になる』とし、今後、詳しく調べる」。



島根

佐々木桜：ドライバーもうっとり−−浜田で見ごろ　／島根

　「浜田市三隅町三隅の岡崎地区にある市指定天然記念物『佐々木桜』が見ごろになった」。

　「安永年間（１７７２〜８１年）に三隅組代官を務めていた佐々木丈左衛門邸の庭に植えられていたとされるエドヒガン桜の古木（樹齢２５０〜３００年）」。「丈左衛門はサツマイモの普及に尽力し、この桜を愛していたといい、幕末の医師、華岡青洲の弟子、大橋仰軒が揮ごうした『佐々木桜の碑』も建立」。



長崎

歩いて歴史や街知って＝「さるく博」が開幕−長崎

　「由緒ある長崎の街をぶらぶら歩こう−。市民が主体となって初めて企画した『長崎さるく博06』が1日、開幕した。さるくは『ぶらぶら歩く』という意味の方言」。





コラム

坂本龍馬と飲んでみたい―。そんなアンケート結果を…

　西日本新聞のコラム「春秋」より。

　「坂本龍馬と飲んでみたい―。そんなアンケート結果を以前紹介した。ビールメーカーが全国１５００人に『１度でいいからお酒を飲み交わしたい歴史上の人物』を挙げてもらったところ、男女共に最も人気があった」。

　「『船中八策』をもじった『酒本龍馬　飲兵衛八策』が最近できた。飲酒マナーの向上を龍馬に伝授願おうと、高知の酒販店有志が思いついた。『天下の市民権を飲兵衛に奉還せしむる為（ため）』で始まる」……洒落が利いていて面白そうですね。飲んでみたいにゃあ。