新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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『笑点』と『新選組血風録』の間つなぎに『江〜姫たちの戦国』を見ていますが、身が入りません。今年の大河ドラマは早々に脱落してましたが、3.11以降はますますがっかり感が強いです。
千葉
幕末の私塾を紹介
教科書や倫理書など20点で 酒々井の寺子屋「青樹堂」展
長野
幕末の志士追悼 下諏訪で「相楽祭」 菅原文太さんも参加
福井
橋本左内座像が東京にも 原型寄贈の清川さん“初対面”に感激
滋賀
袱紗展:贈る心、包み込み 江戸後期~明治中心に--彦根、20日まで /滋賀
大阪
幕末から昭和初期船場の風景紹介 写真展28日まで開催 船場センタービル2・3号館
香川
幕末の志士 田中河内介父子の哀悼碑移設 香川
佐賀
幕末屈指の儒学者・草場佩川 顕彰会が初会合
千葉
幕末の私塾を紹介
教科書や倫理書など20点で 酒々井の寺子屋「青樹堂」展
幕末から明治初期にかけて酒々井に開設されていた寺子屋「青樹堂(せいじゅどう)」で使われていた教科書などを紹介する「今甦る幕末の寺子屋・青樹堂-石井家資料展」が、酒々井町中央公民館入り口ホールで開かれている。展示は10日まで。月曜休館。
「青樹堂」は、幕末に酒々井下宿で仕立屋を営んでいた石井平兵衛が庶民の子ども向けに開設した私塾。昨年12月、石井家で見つかった関係資料を借り受けた町教委が整理した結果、当時使われた手習書、算術書や仕立て道具など資料は約120点に上った。
同展では幕末の動乱期に町の庶民教育を担った「青樹堂」について多くの人に知ってもらおうと、教科書を中心に選んだ資料20点に解説パネルを添えて紹介。
往復の手紙形式の初級教科書「御家庭訓往来」や習字の教材「小倉百人一首」のほか、必読の倫理書となっていた「孟子」の裏表紙に11歳の少年が音読期間を記していたことが確認できる。また地元だけでなく富里、印西などから延べ330人(男229人、女101人)の名が連なる「入塾者名簿」も展示している。
昨年10月には町教委による小学3、4年生の自主学習の場として「青樹堂」の名が復活した。同公民館に月2回・土曜に集まった児童たちに、教員経験のあるボランティア5人と職員3人が国語、算数を中心に学習のサポートに当たる。
先月26日には展示担当の町教委文化財調査員の中島丈晴さん(37)が、現在の「青樹堂」で学ぶ児童約20人に資料を前に解説。「今と違い手書きで紙は薄いけど分厚い」「昔の算数は漢字ばかりで難しそう」と“大先輩”の教科書に興味津々の様子。「筆子塚」の説明を受けた女子児童は「先生のお墓をみんな(子弟)でお金を出し合ってつくるなんてすごい」と驚いていた。
長野
幕末の志士追悼 下諏訪で「相楽祭」 菅原文太さんも参加
幕末に倒幕を志したが、「偽官軍」として処刑された赤報隊隊長相楽総三(1839~68年)を追悼する「相楽祭」が3日、処刑地とされる諏訪郡下諏訪町の魁(さきがけ)塚であった。幕末の動乱に関する対談集出版を予定する俳優菅原文太さん(77)も訪れ、相楽の子孫ら約60人とともに参列した。
同町の住民有志でつくる「相楽会」が毎年、相楽の命日に開催。神事を行い、参列者が手を合わせた。赤報隊は明治維新直前、官軍の先鋒(せんぽう)隊として新政府の政策「年貢半減」を各地に伝えたが、新政府が撤回した後も宣伝を続けたために討伐された。
作家半藤一利さんとの対談集を出す予定の菅原さんはこの日、玉串をささげ「(官軍同様に)赤報隊も国を思う気持ちは同じだった」と悼んだ。「歴史は勝者の功績を中心に築かれるが、私は歴史の片隅に追いやられた敗者にひかれる」と話し、対談の中で赤報隊について語りたい-とした。
福井
橋本左内座像が東京にも 原型寄贈の清川さん“初対面”に感激
幕末に活躍した福井藩士・橋本左内の座像を東京都荒川区に寄贈した清川メッキ工業会長の清川忠さん(60)=福井市=が8日、同区を訪ね、座像を基に新たに制作された左内のブロンズ座像と初対面した。清川さんは「福井の生んだ偉人がこんなに大事にされて…」と感激していた。 (尾崎行雄)
同区の小塚原回向院には、安政の大獄による刑死者の墓がある。境内整備で取り壊された墓の保護のため、区は左内の墓を覆っていた套(さや)堂を荒川ふるさと文化館に復元、移築を計画し、左内像を据えることにした。
左内像の制作に当たり、西川太一郎荒川区長が友人の西川一誠知事に相談。知事の知人、清川さんが座像を持っていたため、知事の仲介で寄贈した。
清川さん所有の座像は、高さ17センチの常滑焼。約8年前、出張先で立ち寄った骨董(こっとう)市で購入した。
この座像を基に、区無形文化財保持者で、美術鋳金の菓子満さん(74)が、高さ57センチのブロンズ座像を新たに制作した。套堂に安置されたブロンズ像の除幕式は3月23日に同ふるさと館であった。出席した西川知事は「県民は左内の非業の死を惜しみ、その業績や人柄を心から尊敬している」と感謝していた。
8日、荒川区役所に西川区長をあいさつに訪れた清川さんは、自身が原型を作成、型取りした「お市の方と江姫」の銅製文鎮を贈った。清川さんは「左内の記念碑は福井にもあるが、東京でも大事にされていることに驚いた。知事が『行ってみろ』と言った意味がわかった」と笑顔で話していた。清川さんには荒川区から感謝状が贈られている。
滋賀
袱紗展:贈る心、包み込み 江戸後期~明治中心に--彦根、20日まで /滋賀
婚礼などの贈答や祭礼の品々などに掛ける袱紗(ふくさ)を中心に紹介する「袱紗展&春のお道具展」が、彦根市銀座町の「ギャラリー コジマ」で開かれている。20日までで鑑賞無料。
市内の女性コレクターが提供したもので、江戸後期~明治時代のものを中心に約20点が並ぶ。買い物途中に立ち寄った主婦や観光客らが、ちりめんなどの布地に七福神や宝船、鶴と亀などのめでたい図柄を刺しゅうした袱紗に見入っている。ギャラリーのオーナー、小島充子さん(56)は「贈る側の気持ちが袱紗の模様に込められ、口上が無くても受け手側に伝わる知的な贈答文化を楽しんでください」と話している。
他にも、幕末から明治にかけて作られた、所番地と名前を書いて幼児の帯に付けたりした「迷子札」や、何枚もの端切れで作り、婚礼や祝儀の際に米を入れて持参した「米袋」、小銭やたばこを入れた「巾着」など35点を展示している。
午前11時~午後6時。木曜休館。問い合わせは同ギャラリー(0749・22・0347)。【松井圀夫】
大阪
幕末から昭和初期船場の風景紹介 写真展28日まで開催 船場センタービル2・3号館
幕末から昭和初期の古きよき大阪・船場を撮った古い写真など112点を紹介する写真展「大阪船場今昔物語」が大阪市中央区の船場センタービル2・3号館で開かれている=写真。戦前の祭礼の様子や今はなくなった建造物を収めた古い写真など貴重な作品が並んでいる。無料。28日まで。
同展は、大阪城天守閣復興80周年記念プロジェクトの一環として、同ビル2・3号館の地下2階飲食店で構成する「ジョイ船場50」が企画。さまざまな表情をもつ船場の魅力を再発見してもらうのがねらい。
作品は、大阪城天守閣が所蔵する膨大な資料の中から厳選。「白木屋の店じまい大投売り」や「少彦名神社の神農祭」などの古い写真のほか、浮世絵師の歌川国員が描いた三井越後屋呉服店(三越の前身)の錦絵や美人画を用いた引札(ちらし)などが地下通路の壁面に展示され、通行人らの注目を集めている。
香川
幕末の志士 田中河内介父子の哀悼碑移設 香川
明治天皇の養育係を務めた尊皇攘夷の志士、田中河内介と左馬介父子の遺体が漂着した香川県小豆島町で、父子の顕彰活動を続ける「田中河内介顕彰会」が、漂着地にあった哀悼碑を小豆島霊場84番札所・雲海寺の墓地に移設した。
河内介は但馬・神美村(現在の兵庫県豊岡市)の生まれで、のちに明治天皇となる祐宮(さちのみや)の養育係を5年間務めた。
父子は攘夷を訴える薩摩藩士らと京都・伏見の船宿「寺田屋」に集まったところを薩摩藩に捕らえられ、海路を薩摩へ護送中、播磨灘で殺害、海中投棄されたという。
遺体は文久2(1862)年5月1日、同町の遠手浜に足かせが付いた状態で漂着。河内介は「寺田屋事件」の首謀者として殺害は長く秘匿された。
哀悼碑は同地区で産出する花崗岩(かこうがん)幅1・4メートル、高さ2・2メートルが台座上にあり、明治の元勲、品川弥次郎による「天下に率先して大義を首唱し」で始まる漢文で、2人の志や悲惨な最期が刻まれ、明治32年5月に建立された。
同顕彰会事務局の宮原隆昌さん(53)は「多くの人に知ってもらうよう、遺族につながる人たちや研究者から寄贈された資料を整理している」と話し、同寺では資料館の建設を進めている。5月1日には同顕彰会が150年祭を営む。
佐賀
幕末屈指の儒学者・草場佩川 顕彰会が初会合
1月に発足した「草場佩川(はいせん)の会」(江打正敏会長、48人)の初めての会合が10日、佐賀県多久市の寒鴬(かんおう)亭であった。会員は記念講演などを通じ、多久が生んだ偉大な儒学者の業績を学び、今後の顕彰について意見を交わした。
同会は、幕末期の国内屈指の儒学者で、佐賀の7賢人を藩校弘道館で教えたとされる佩川の業績を多くの人に知ってもらおうと発足した。
この日は、同市文化財保護審議会委員で佩川研究家の武田耕一氏が「佩川の絵画 主に人物画について」の演題で記念講演。会員15人が、佩川が何度も摸写している「寿星図」について、描かれた当時の時代背景や絵に添えられた讃(さん)の内容を詳しく学んだ。また、近くの同市郷土資料館で開かれている「草場佩川特別展」にも出向き、70点余りの漢詩や書画を熱心に鑑賞した。
これに先立つ総会では、顕彰のため作品展を開催することなど本年度の事業計画を決めた。会では会員を募集している。問い合わせは同資料館内の同会事務局、電話0952(75)3002へ。
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