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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 出張中で貯め込んでいた幕末ニュースをご紹介します。

北海道
五稜郭タワーに巨大こいのぼり
 五稜郭タワー(函館市五稜郭町43)に21日から、最長の吹き流しと真鯉(まごい)で約12メートルになる巨大なこいのぼりが掲げられ、暖かな春風に揺られながら、見上げる市民や観光客らに雄大な泳ぎっぷりを披露している。


五稜郭など巡る新ツアーを企画…KKRと函大
 大量退職が懸念されるいわゆる「2007年問題」を前に、国家公務員の共済組合連合会で保養施設などを運営する「KKRはこだて湯の川保養所」と函館大学(小笠原愈長)は、新たなツアーを企画した。同大講師の井上能孝さんが案内人を務め、2泊3日の日程で五稜郭跡や松前町などを巡る。
 歴史的背景を学びながら名所を訪れたいという全国のKKR組合員の声と、大学資源を活用した新たな取り組みを模索する函館大の思いが合致。両者で意見を出し合い、秋の本格実施を前に23日、少人数によるツアーを試験的にスタートさせた。
(中略)
 講座後、参加者からは「松前と幕府の脱走軍との関係は」などと活発に質問が寄せられた。井上さんが旧幕府脱走軍のルートなどを説明すると会場は大いに盛り上がった。この後、井上さんも加わり五稜郭跡に向かった。24日は松前を巡る。


福島
白虎隊墓前祭典で霊を慰める
 白虎隊墓前春季祭典は24日、会津若松市の飯盛山にある白虎隊士の墓で行われた。
 会津弔霊義会の主催で約100人が出席。
 石州流茶道会津怡渓派の献茶と献花のあと、佐藤潤理事長が「140年の歳月が過ぎたが、会津に大きな犠牲をもたらした戊辰戦争の悲劇を埋没させることなく、後世に伝えていかなくてはならない」とあいさつした。


会津若松で近藤勇の墓前祭
 新選組局長を務めた近藤勇を供養する墓前祭が25日、会津若松市の天寧寺にある近藤勇の墓地で行われた。
 会津若松ライオンズクラブが没後100年を記念して始め、今年で39回目。


東京
 幕末にオランダで建造され、戊辰(ぼしん)戦争の際に北海道江差沖で沈没した、江戸幕府の軍艦「開陽丸」。海軍副総裁として乗船し、明治政府軍と戦った榎本武揚のひ孫で、東京農業大学客員教授の隆充さん(72)(東京都新宿区)らが29日、「開陽丸子孫の会」を設立する。
 約140年前の激動の時代をともに生きた乗組員の子孫が集まり、その歴史を後世に正しく伝えるため、関係者の参加を呼びかけている。
(中略)
 開陽丸は1862年、江戸幕府がオランダ貿易会社に発注した、木造の蒸気帆船型軍艦(排水量2590トン)。当時20代の武揚ら留学生が、66年8月に完成した開陽丸で約5か月間航海し、帰国した。戊辰戦争に参戦し、戦争終結前の68年11月(明治元年11月)、暴風雪のため江差沖で座礁し、沈没。乗組員は脱出し無事だった。その後、大砲や遺品約3万2900点が引き揚げられ、一部が江差港に復元された船内に保存されている。


神奈川
「写真発祥の地」からフォトカルチャーを発信
ハマの街の魅力を伝える「横浜写真アパートメント」

 4月26日~30日、馬車道の北仲WHITEをフルに使って、写真展「1+14 横浜写真アパートメント」が開催される。同展は写真家で、フォトマガジン「PHaT PHOTO」の編集長のテラウチマサトさんと14人の写真家が横浜の風景を撮りおろした写真を展示するもの。写真文化発祥の地「横浜」発のフォトカルチャーの今をレポートする。
 「写真術」が、横浜から発祥した文化の一つだということはご存じだろうか? 幕末の1859年に開港した横浜港、その翌年に写真が上陸し、初の日本人写真師となる下岡蓮杖が、横浜に1862年に写真館を開業したのが、日本における「写真の起源」とされている。馬車道にはその歴史を伝える「下岡蓮杖顕彰碑」がある。


三重
コンサート:フィオーレ、名張「はなびし庵」で来月4日 /三重
 名張市中町の伊賀まちかど博物館「はなびし庵」(角田勝館長)で5月4日、奈良県の女性ボーカルグループ「フィオーレ」によるコンサートが開かれる。はなびし庵は幕末から残る築170年の町家で、コンサートは初めて。


京都
写真に見る明治の京都
下京・京都タワーで展示

 京都市下京区の京都タワーのリニューアルオープンを記念して、明治時代の京都の姿を写した「横浜写真」を紹介する「写真で見る明治の京都展」が、同タワー11階のスカイギャラリーで開かれている。
 「横浜写真」は、白黒写真に絵師が色を付けた彩色写真。幕末から明治時代にかけて横浜で作られ、日本の名所や風俗をアルバムにし、外国人観光客の土産として販売された。


大阪
淀屋サミット:「天下の台所」の基礎築いた業績顕彰--来月12日 /大阪
 淀屋橋の由来となった江戸時代の豪商、淀屋の功績を顕彰する淀屋サミット(淀屋研究会など共催)が5月12日午後2時、大阪市中央区備後町の綿業会館で開かれる。
 淀屋は秀吉の時代に伏見城築城などを手掛け、富を築き、その後、中之島の開拓や淀川の改修などで「大坂」の街づくりに貢献。米、魚、野菜の市を創設し、大坂に全国の物品が集まるシステムをつくった。しかし、淀屋は5代目の時、幕府からぜいたくな暮らしをとがめられ、取りつぶされた。
 その一方で、危険を察知した4代目が鳥取県にひそかに拠点を移し、約60年後に大坂で再興したといわれ、幕末にはばく大な倒幕資金を朝廷に献納して店を閉めたと伝えられる。


石川
加賀野菜PRに貢献総務大臣感謝状受ける/金沢市の松下さん【北陸】
 【いしかわ】加賀野菜保存懇話会代表の松下良さん(78)=金沢市泉=は、第74回郵政記念日表彰で事業協力者(個人)として総務大臣感謝状を受ける。20日に開く、東京・帝国ホテルでの同記念日中央式典で表彰される。
 幕末からの老舗種苗店5代目の松下さんは北陸郵政局の経営諮問委員をしていた2002年から、金沢市内の全郵便局と連携し、加賀野菜の源助大根、加賀れんこん、金時草、サツマイモ、加賀白菜を「ゆうパック」のセットにし3500円で販売。首都圏を中心に初年度から500個を完売、05年には約1200個が売れ、加賀野菜の普及と「ゆうパック」事業に貢献した。



徳島
古い写真から近代探る 県立文書館で120点を展示
 徳島県内の旧家などから収集した古い写真を通して徳島の近代の姿を浮かび上がらせる資料紹介展「人物写真に見る徳島の近代」が二十四日、徳島市内の県立文書館で始まった。七月二十九日まで。入場無料。
 明治維新を生きた侍や徳島を代表する人物の肖像写真、戦前の卒業アルバムなど約百二十点を展示。徳島藩士として戊辰戦争で戦った祖上儀郎の肖像写真は、ガラス写真と呼ばれる複製プリントができない最も古いタイプの珍しい一枚。


岡山
「幕末、維新をかけぬけた岡山の人びと」 岡山城春季特別展
 岡山城天守閣(岡山市丸の内)で開催中の春季特別展「幕末、維新をかけぬけた岡山の人びと」(同市、同市観光協会、山陽新聞社主催)は、会期後半の25日も歴史ファンらが次々と訪れ、激動の時代を生きた人々に思いをはせた。
 ペリー艦隊が軍事演習で使用した砲弾など約90点を展示。農兵隊を率いた岡山藩士森下景端(けいたん)の書状、倒幕運動の急進派・天誅(てんちゅう)組に参加した備中松山(現高梁市)の町人原田亀太郎の肖像画などが目を引いている。
 仏英軍が神戸中心部を占拠した「神戸事件」で、切腹と引き換えに日本を救った岡山藩家老の家臣瀧善三郎の遺書を観賞していた備前市香登本、木村明豊さん(72)は「武士の誇りや命懸けで藩を守る精神に感銘を受けた」と話していた。


鳥取
鳥取県の指定保護文化財 「河本家」29日から公開
 鳥取県琴浦町箆津、県指定保護文化財「河本家住宅」(河本雅通さん所有)で、春の一般公開が二十九日から五月五日まで行われる。入場料三百円。
 同家の先祖は尼子氏の重臣。月山落城後、落ち延びて現在地に定住。江戸時代は豪農として栄え、代々大庄屋を拝命。幕末には藩主も立ち寄った。主屋は一六八八(貞享五)年の建築。所有者の河本さん一家が生活をしており、特別な場合を除いて普段は非公開。河本さんの理解を得て、河本家保存会(小谷恵造会長)が春と秋の年二回、公開している。


福岡
郷土の宝 もっと詳しく 「行橋市の文化財」冊子リニューアル 市教委が無料配布
 行橋市教委は、国や県、同市の指定文化財を紹介する冊子「行橋市の文化財」を作製、市役所などで無料配布している。2年前に作った冊子よりも情報量を増やし、より詳しく「郷土の宝」が分かる内容となっている。
 掲載されているのは、御所ケ谷神籠石(こうごいし)(国史跡)をはじめ旧百三十銀行行橋支店(県有形文化財)や京築地区を代表する夏祭り「今井祇園行事」(県無形民俗文化財)、幕末を代表する儒学者・村上仏山が開いた私塾・水哉園(すいさいえん)跡(県史跡)、江戸時代の豪商・行事飴(あめ)屋の屋敷門「旧飴屋門」(市有形文化財)など20件。前回の冊子作製後に市指定有形文化財となった木造八幡神坐像と、大橋村行事村宮市村見取図(みとりず)も入っている。


長崎
旧出島神学校で古写真企画展
 幕末や明治期の長崎港や長崎市街の古写真を集めた企画展「出島ふぉとぐらふぃ―長崎の町と古写真」(長崎市教委、長崎大付属図書館の共催)が二十五日、長崎市出島町の旧出島神学校一階企画展示室で始まった。七月一日まで。
 出島復元の第二期事業が完成し、昨年四月のリニューアルを記念した企画展の第四弾。今回、長崎大付属図書館が所蔵する約六千点のコレクションの中から、長崎の街並みや港の風景作品のほか、写真を使ったからくり眼鏡など三十五点を集めた。


コラム
【よこ顔】「ハートフル、ツイッギー」=MINE MAYのデザイナー北原明子さん。
 北原明子さんの、曾お爺さんは、幕末の薩摩藩士、黒田節の黒田清隆(1840-1900)さんで、日本国第2代内閣総理大臣である、1869年、戊辰戦争で黒田さんの政府軍と戦い、敗れた幕府軍の榎本武揚(1836-1908)さんは、黒田さんの意気に感じた助命により、後に政府の政治家になった。この両家の結びつきにより、両家の血をひく北原明子さんは、元華族伯爵黒田家の令嬢であった。今上天皇のお后候補とも噂された事がある。天皇の妹、島津貴子(68)さんとは、学習院の同級生で、今でも、お付き合いがあり、MINE MAYファッションのファンでもある。黒田明子さんは、日本を代表するインテリアデザイナー北原進(69)さんと結婚して、北原明子さんになったのである。

 榎本家と黒田家はしっかり親戚筋になっていたのでしたね。

上司にしたい“日本の偉人”ランキング!
 総合1位に選ばれたのは、幕末の偉人【坂本龍馬】。四国・土佐の出身である坂本龍馬は、自藩の利益だけでなく、日本全体の利益を考えて行動したその先見性が評価されている。当時仲の悪かった薩摩藩と長州藩を結びつける「薩長連合」の設立に尽力するなど「当時の日本では考えられないくらい頭が柔らかかった」(香川県/高校生/男性)人物でもある。こうした豊富なアイディアと、周りのみんなを引っ張っていく強いリーダーシップに魅力を感じている方が多いようだ。「カリスマがあり、しっかりとした計画を立てていそう」(京都府/専門・大学生/男性)、「アイディアがすごい」(神奈川県/高校生/女性)など、性別を問わず高い支持を受けている。
(中略)
 強烈なリーダーシップが魅力と感じられているのが、総合3位の【西郷隆盛】だ。理想に向けて動く人物を適切にバックアップしてくれるところが、「自分に不利になるような事でも、働いている人のことを考えて動いてくれそう」(島根県/専門・大学生/女性)、「風貌から威厳を感じる」(千葉県/専門・大学生/女性)といった評価につながっている。


天然痘予防、強い使命感──「医師」緒方洪庵に光
 幕末の蘭学者、緒方洪庵(1810―63年)の医師としての側面に光が当たり始めた。洪庵記念会(大阪市)は洪庵の予防医学への取り組みを調査・研究し、その成果を紹介する「除痘館記念資料室」を今春、同市内に開館した。展示された数々の史料からは、蘭学と同様、予防医学に尽力した洪庵の強い使命感が浮かび上がる。
 洪庵が適塾を開き、福沢諭吉、大村益次郎らを育てたことは有名だが、予防医学の原点ともいえる天然痘を予防する牛痘種痘法の普及に尽くしたことはあまり知られていない。同記念会の川上潤事務長は、「洪庵といえば蘭学を追究した人というイメージが先行している。しかし予防医学の先駆的存在として、社会に貢献した」と話す。

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