4月5日～6日の幕末ニュース

　どうやら週末まで桜がもちそうな関西です。

石川
被災地の文化財被害を調査　「悲惨な状況」と文化庁

　能登半島地震で被害があった国や県指定の文化財の状況を調べるため、文化庁の調査官２人が５日、石川県輪島市を訪れた。
(中略)
　中でも、門前町黒島町の「角海家住宅」は、幕末から明治まで北前船で栄えた船問屋の姿をとどめる建物だったが、母屋や土蔵が半壊。村田健一主任調査官は「言葉に出ないくらい悲惨な状況だった。県が中心となって修復を検討するが、要請があれば国としても技術面で協力は惜しまない。できるだけオリジナルの材料を使えるといい」と話した。

京都
人間・桂小五郎に迫る
霊山歴史館　没後130年で特別展

　明治維新の立役者、桂小五郎（後の木戸孝允）の没後１３０年を記念して、桂と妻の幾松の史料を中心に展示した特別展が５日、京都市東山区の霊山歴史館で始まった。幕末期の夫妻の暮らしぶりをうかがわせる品など約１００点が、ファンの目を引き付けている。
　長州藩出身の桂は、柔軟な尊皇攘夷（じょうい）運動の指導者として活躍。維新後は「五箇条の御誓文」の草案を作成し、廃藩置県を成し遂げた。幾松とは京都で出会った。１８６４年の禁門の変後、桂が但馬出石（現・兵庫県豊岡市）に潜伏して戦後処理に奔走する間も幾松は献身的に支えた。

　あ、木戸さんの展示、時間があったら京都に足を伸ばして見にいきたいかも。


奈良
維新話に花を咲かせよう！：７日、市史跡公園長屋門前　／奈良

　明治維新のさきがけとなった天誅組と、幕末の志士・坂本竜馬について考える「維新話に花を咲かせよう！」が７日、五條市新町の市史跡公園長屋門前で開かれる。無料。「維新の魁（さきがけ）・天誅組」保存伝承・顕彰推進協議会が主催する。

山口
総踊り、パレード、中也ＰＲ隊も登場　湯田温泉白狐まつり

　山口三大まつりの一つ「湯田温泉白狐まつり」が、あす７日と８日（日）に湯田温泉街で開催される。
(中略)
　同日午後６時から８時までは、湯田温泉料飲社交組合による「歌のフェスティバル」。同組合に加盟する10店の代表者が、自慢の歌声を披露する。８時からは、たいまつを手にした１７０人の子どもたちの行列が湯の町通りを出発。ふしの岩戸太鼓保存会や山口維新太鼓などの太鼓演奏とともに、高田公園まで練り歩く。

サンパウロ
静山流静源会が20周年＝生徒ら発表、友情出演も盛上がる

　静山流静源会（榊原静源会主）二十周年記念発表会が、三月二十五日、愛知県人会館で催された。
(中略)
　生徒たちの発表は、第一部「寿」、第二部「舞踊集」、第三部「維新の群像」に分けられ、繰り広げられた。