5月10日の幕末ニュース

　今日は5月にしてはとても肌寒い一日でした。予報ほどは天気が荒れることはなかったのですが。

北海道
木古内町チューリップやシバザクラ花盛り

　木古内町内では、チューリップやシバザクラなどの花が今を盛りと咲き誇っている。付近には甘い香りが立ちこめ、訪れる人々を優しく包んでいる。
(中略)
　沖合に沈んだとされる旧幕府軍の戦艦・咸臨丸（かんりんまる）でまちおこし活動を展開する「咸臨丸とサラキ岬に夢見る会」が毎年整備。ことしは同船を模したモニュメントや巨大ないかりを設置した。観光客や子どもたちが訪れ、まちの歴史にも触れている。

「夢見る会」がモニュメント　サラキ岬にミニ咸臨丸　救命艇を改造

　町内のまちおこし団体「咸臨丸とサラキ岬に夢みる会」（久保義則会長）は、旧幕府軍艦、咸臨丸をモデルにしたモニュメントを制作、咸臨丸が沈んだとされる町内のサラキ岬に設置した。モニュメントは旧青函連絡船の「初代十和田丸」に積んでいた救命艇を同会の会員たちが改造したもので、かつて渡っていた津軽海峡を背に堂々とたたずんでいる。

　私が3月に見た時にはチューリップのかけらもなく、モニュメントもなかったのですが、ずいぶんとにぎやかになっているのですね。

山口
ヒューストン国際映画祭　劇場長編部門　「長州ファイブ」が最優秀賞

　幕末に英国に密留学し近代日本の基礎を築いた長州藩の若者を描いた映画「長州ファイブ」が、ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭（米国）の劇場長編映画部門で最優秀賞に輝いた。映画「長州ファイブ」製作委員会の前田登委員長（６０）が９日、県庁で会見し、受賞を報告した。
(中略)
　「長州ファイブ」は、萩市や下関市、英国・ロンドンなどでロケ。初代首相の伊藤博文や東大工学部を創設した山尾庸３、日本初の鉄道を敷設した井上勝など５人の青春群像を描いた。６月末まで全国上映中。

映画「長州ファイブ」、ヒューストン国際映画祭でグランプリ

　幕末に英国へ密航し、近代技術を学んだ若き長州藩士５人を描いた映画「長州ファイブ」が米国の第４０回ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭の劇場長編映画部門で最優秀のグランプリに輝いた。製作委員会委員長の前田登さん（６０）が９日、県庁で記者会見し、喜びを語った。

ヒューストン国際映画祭：「長州ファイブ」グランプリ　製作委員長が喜び会見　／山口

　映画「長州ファイブ」（五十嵐匠監督）が第４０回ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭で、劇場長編映画部門のグランプリを受賞したのを受け、製作委員会の前田登委員長（６０）が９日、県庁で喜びの記者会見を行った。前田委員長は「日本の若者が新しい文化を築くために海を渡ったフロンティア精神が評価された」と話した。
　長州ファイブは幕末にイギリスへ密航し近代技術を学んだ長州藩の若者５人を描いた。松田龍平さんらが演じた。昨年１０月に県内で先行上映し、２月から全国公開。これまでに約５万人が鑑賞した。