忍者ブログ
新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
ワンセグ放送が届かないところに外出していたため、『プチかげ』視聴ができず、ちょっと凹んでいる白牡丹です……慣れていないので、一度録画に失敗すると再放送の日時を知っていても録画予約に30分以上かかってしまうんですよ(しかも、これで録画できるかどうかは不明^_^;……どうか、うまく行きますように)。

福島
いわき平東ロータリークラブ:24人、天田愚庵旧宅の周辺を清掃奉仕 /福島
 いわき平東ロータリークラブ(木村謹一郎会長)は、いわき市平の松ケ岡公園にある天田愚庵(あまだぐあん)旧宅周辺の清掃奉仕活動を行った。
 愚庵は1854年に旧平藩士の5男に生まれ、1904年に亡くなった万葉調歌人。戊辰戦争で行方不明になった両親と妹を探して全国を訪ね歩き、清水次郎長の養子になり、次郎長の伝記「東海遊〓伝」を書き上げた。歌人としては正岡子規に影響を与えた。
 愚庵が最後の日を迎えた家は66年、同市の有志が京都府から同公園内に移築し、観光拠点の一つになった。
 早朝集まったクラブ員ら24人は、草刈り機やカマで、建物周辺に伸びた草を刈り取り、生け垣の芽を刈り込んだ。【田中英雄】


栃木
出版:「図説 にのみやの歴史」 10年にわたる町史編さん事業完結 /栃木
◇古代中世から近現代の史実紹介
 99年から始まった旧・二宮町史編さん事業の締めくくりとなる「図説 にのみやの歴史」(二宮町史編さん委員会・編、二宮町発行)が今年2月に出版された。同3月に真岡市との合併が決まり、閉町式を迎えた同町。編集を担当した北島隆行さんは「名前がなくなっても二宮の歴史はなくならない」と話す。
 同書は、二宮町の史実を古代中世から近現代まで時代を追って紹介。オールカラーで、写真や図、表を豊富に掲載し、読者に親しみやすいように工夫した。第2編では、二宮町の復興に尽力した二宮尊徳の生い立ちや活躍を分かりやすく紹介し、尊徳の娘、ふみの小話なども収録されている。第3編は、戊辰戦争勃発(ぼっぱつ)に始まり、第二次世界大戦下および終戦時の町の様子などを描写している。
 約10年にわたる町史の編さん事業で本書を含め16冊が刊行された。調査先は250カ所を超える。また、同編さん室は執筆者を招いて歴史講座を3年間で30回近く開き、町の歴史の普及活動に努めてきた。
 北島さんは「これで二宮町史は完結。年配の方は近現代編を読んで昔を懐かしんでほしいし、小・中学生は図版をめくって『おもしろい』と思って読んでもらえれば」と話している。同書は、真岡市立図書館などで閲覧可能。問い合わせは真岡市歴史資料保存館(電話0285・75・0070)。【松崎真理】


京都
縄文以降「京都」800件登場 高校日本史教科書 教諭調査
 高校の日本史の教科書に「京都」がどのように登場するのか。京都・観光文化検定試験(京都検定)の1級に合格した高校教諭が全11冊を調べた。京都関連の記述は、縄文時代の石器の出土場所に始まり、1997年の地球温暖化防止京都会議(COP3)まで計約800件あった。「五山の送り火に合わせて蕎麦(そば)を食べると災難を免れる」など、あまり知られていない見聞記もみられた。
 兵庫県の定時制高校で日本史を教える京都市右京区の門脇誠さん(54)。2年前に京都検定1級に合格し、京都産業大の特別客員研究員に迎えられたのを機に、古代から現代までを収録した「日本史B」の教科書全11冊を精読し、京都関連を抽出した。
 最も古い記述は縄文時代で、石器の出土場所の写真に「京都府内」との説明が添えられていた。具体的な記述は、弥生時代の石包丁が出土した伏見区の深草遺跡が初出だった。
 独自に集計した京都関連の記述は約800件に上り、時代別の件数は江戸(202件)、平安(184件)、室町(167件)、鎌倉(74件)の順に多かった。江戸時代は、京都が歴史舞台の中心になった幕末のほか、風神雷神図屏風(びょうぶ)や友禅染といった文化関連も多かった。平安時代は遷都とともに、貴族文化や仏教文化が花開いた様子を伝える。
 また、一部の教科書しか触れられていない逸話もある。桐原書店の「新日本史B」は、江戸末期に京を訪れた江戸の浄瑠璃語り・繁太夫の見聞記として「(送り火の)火が消えるまでのあいだに蕎麦を一杯食べれば悪事災難を免れるとあって、みな物干しなどに登って火を見ながら蕎麦を食う」という庶民の慣習を記している。
 門脇さんは「生徒が京都に触れるのは、まずは教科書。明治以降は記述が減るが、観光振興の面からも、相次ぐノーベル賞受賞など京都の新たな魅力が伝わるように、出版社に働きかけてもいいのでは」と話している。


佐賀
佐賀市:3億4400万円の補正予算提案へ--6月議会 /佐賀
 佐賀市は28日、6月定例市議会に提出する約3億4400万円の09年度一般会計補正予算案など計29議案を発表した。補正後の一般会計は総額約800億800万円。前年同期より2・4%増える。
 補正予算案では、幕末遺産の世界遺産登録推進費として、三重津海軍所跡の追加調査やシンポジウムなどの費用を計上。また、佐賀中央青果市場が整備するバイオマス施設を助成する国庫補助金を盛り込んだ。
 一方、市清掃工場で昨年4月、職員が誤って自営業の男性を約2メートル下のごみ投下場所に転落させ、右足に骨折を負わせたとして、256万円の賠償金も計上した。


三重津海軍所跡:遺構に新たな手がかり 佐賀大研究センターが地中探査 /佐賀
◇“世界遺産”化へ生かす
 佐賀大地域学歴史文化研究センターは28日、幕末期の佐賀藩の三重津海軍所跡(佐賀市川副町、諸富町)で、地中レーダー探査を実施した。ドックの形や建物の遺構について新たな手がかりが得られたという。探査結果は世界遺産暫定リスト入りを目指す今後の調査に生かされる。
 海軍所跡の世界遺産登録を進めるには、海軍所の中心部だったボイラー工場やドックの遺構確認が必要といい、これらの施設があったとされる場所は、市教委が6月から発掘調査する予定。
 結果は、地下探査に詳しい佐賀大農学部の半田駿教授が分析。半田教授によると、船大工小屋があったとされる場所の地下約1メートルで、約5メートル四方の建物の基礎とみられる反応があったという。ドックは川に面した入り口が狭い形だった可能性があるといい、1920年代の古絵図とも合致しているという。
 一方、ボイラー工場があったとされる範囲では、目立った反応はなかった。
 センターは今回の探査結果を市教委に伝え、参考情報として役立ててもらう。【姜弘修】


コラム
マメに続けた“文章稽古” 作家・半藤一利さん
「物書きに戻って20年、まだ若いんです」

 傘寿を来年にひかえ、売れっ子ぶりに拍車がかかる半藤一利さん。「昭和史」「幕末史」と近現代史のノンフィクションでベストセラーを連発するが、その旺盛な創作活動の原点となっているのが、50歳から16年にわたり年賀状の返信として旧暦の元旦に送ってきた豆本年賀状だ。その一部がこのほど本になり、これまた「増刷がかかる」ほどの売れっぷりだという「隅田川の向こう側」(創元社)だ。

 --始めたきっかけは?

 「『日本のいちばん長い日』を書いたのは、週刊誌のトップ記事を山ほど書いていた記者時代。本は出勤前の朝4時に起きて書いていたわけですが、38歳で編集長になってからものを書くのを辞めたんです。しかし、いざ書かなくなるとおっくうになる。これじゃいけないと50歳から始めた、早い話が文章稽古です」

 --手がかかっています

 「大変なんですよ。正月休みに入ってからダーッと書き出しまして、自分で印刷所に入れて、校正して製本ができるとそれを封筒に入れて切手を張って宛名を書いて…本当に忙しくてバカじゃないかと思いましたね。まさに『あくびと涙』のたまものです」

 --多いときで文庫版で100ページ。お金もかかっています

 「最初のころは300人。ところが『あいつのところに年賀状を出すと小冊子が返ってくる』と評判を呼んで、最後のころは800冊です。(制作費は)毎回20万から25万円ぐらい。郵送料が高いんですよ」

 --でも、無駄ではありませんでした

 「ここから(新田次郎文学賞受賞の)『漱石先生ぞな、もし』や『大相撲こてんごてん』の2冊が生まれました。元はとったと思いますね」


「隅田川の向う側」(クリックで拡大) --今後のテーマは

 「それを言われると本当に困っちゃう。昭和史をやって幕末史ときたら次は明治・大正史で間を埋めてとなるんですが…3社の出版社が『次は当然うちだ』と譲らない。だから『しばらく休憩いたします』と」

 --司馬さんの「坂の上の雲」以降、太平洋戦争開戦までを面白く描いた作品がありません

 「ひとつにはめんどくさいんです。日露戦争後、日本が悪くなってくるあの時代はロシア革命があって共産主義や社会主義に中国が台頭してきて、その背景には排日感情があり、さらに大正デモクラシーの時代。誰かがキチッと書いたら非常に昭和史がわかりやすくなるんですが、なかなかみんなやらないんです」

 --ご自身が提唱する40年史観で見れば来年は個人の40年の区切りです

 「編集長になった40歳頃に物書きを辞めて社業に集中し、(自分で書くのは)この豆本だけで誤魔化してきたわけですが、それがかえって良かったと思います。あの調子で書き続けていたら今頃へばってました。物書きに戻ってまだ20年。そういう目でみればまだ若いんですよね」(文・菊地麻見、写真・荻窪佳)

■「隅田川の向こう側」(創元社・1575円)

 近所の支那そば屋の子供、王貞治少年と相撲をとったガキ大将時代の思い出を綴った「隅田川の向う側」、東大ボート部時代の活躍を描いた「隅田川の上で」など“歴史探偵”が体験した「昭和」の青春。

■はんどう・かずとし
 1930年、東京向島生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋に入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長などを歴任。「日本のいちばん長い日」「ノモンハンの夏」など著書多数。





PR
この記事にコメントする
           
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[12/14 白牡丹(管理人)]
[12/14 ゆーじあむ]
[11/08 白牡丹(管理人)]
[11/07 れい]
[01/21 ゆーじあむ]
[11/15 白牡丹@管理人]
[11/15 ゆーじあむ]
[05/25 長谷川誠二郎]
[07/23 白牡丹@管理人]
[07/23 伊藤哲也]
最新TB
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
プロフィール
HN:
白牡丹
性別:
非公開
自己紹介:
幕末、特に新選組や旧幕府関係者の歴史を追っかけています。連絡先はmariachi*dream.com(*印を@に置き換えてください)にて。
バーコード
Livedoor BlogRoll
本棚
Copyright ©  -- 白牡丹のつぶやき --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by White Board

忍者ブログ  /  [PR]