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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 以下、本日の幕末ニュースです。



京都

歴史散策

「鴨川 都の盛衰を見守る」

京都の歴史の裏舞台


 地域ニュースというよりは鴨川に関連する歴史コラムです。新選組が出てきますが、微妙に史実かどうか難しげな逸話にもとづくコラムなので、幕末関連ニュース・コラムの紹介コーナーに混ぜ込んでいます。

 「また、四条大橋では幕末、新撰組と志士たちが斬り合いを繰り広げた。特に維新後、貴族院議員となった片岡利和(当時那須盛馬)も新撰組と四条橋畔にて大乱闘を演じている」……慶応3年1月7日、永倉・原田・斎藤が四条大橋畔で十津川郷士の中井庄五郎・那須盛馬と斬り合ったとされる事件のことですね。

 『新選組日誌』コンパクト版(下)によると、土佐浪士で明治政府に貢献者したひとりである田中光顕『維新風雲回顧録』でのみ沖田・永倉・斎藤の名前があらわれるところ、また永倉の後年の述懐をベースとした『新撰組顛末記』によると当時の永倉が謹慎中であった(『顛末記』は後年の聞き書きであるため史料性には疑義が残るところですが、慶応3年1月の島原流連事件に関連した謹慎とされています)ことから、相手が新選組であったかどうかという疑問が投げかけられています。



奈良

「天忠組より天誅組」/東吉野・下市

生き残り志士、指摘の手紙


 「明治維新のさきがけとされる「天誅組の変」(1863年)の最後の舞台となった東吉野村で、村教委主催の『天誅組終焉の地』展が開かれている」……天誅組関係者の書簡など約100点が展示されているそうです。



コラム

憂楽帳:

江戸の実力


 「評論家の松本健一さんによれば、日本が白旗の意味を知ったのはペリー来航の時とされる。が、その9年前に、外国船に交渉の白旗を掲げるよう浦賀奉行が老中に提案した記録が出てきた」「黒船来航を察知した江戸の情報力は、実は相当なものだった。だが硬直化した組織がそれをつぶした」……最新の情報が中枢に届かないというのは、組織の衰退を示す徴候のひとつだなぁと思いつつ、読みました(しみじみ)。



 なお、今さらのようなご案内ですが、MyClipでクリッピングした記事の中には、幕末に言及したものでも幕末の歴史や出来事に関係ないものもありましたので、白牡丹の判断で取捨選択しています。落とされた記事にもご興味がある方は、MyClipから記事先に飛んでくださいませ。
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