新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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2010年の大河ドラマが幕末ものの『龍馬伝』に決まり、幕末ファンとしては楽しみです。当時の三十代半ばは十分に大人なのでそれなりの年齢の俳優さんに演じてもらうとのことでしたが、50代の俳優さんとか、それはないですよねNHK……その昔、日本テレビの正月時代劇『五稜郭』は作品としてよかったけど起用した俳優さんたちがちょっと年喰い過ぎててなぁ……^_^;。
宮城
国宝常長像、真贋いかに 学界巻き込み論争
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埼玉
ここ「一番」トップに聞く:武州中島紺屋4代目・中島安夫さん /埼玉
長野
「保科正之」NHK大河ドラマ化へ 国会議員の会が設立
白牡丹も歴史上尊敬する人物のひとりだと思ってますので、保科正之の大河ドラマ化を応援しています。
岐阜
鵜飼いの歴史や道具、紹介展
きょうから岐阜の博物館
福井
幕末の英和辞書発見 小浜市立図書館、寄贈の古文書類から
滋賀
若い世代の豊かな創作を 「舟橋聖一賞」の作品募る
広島
鞆の2商家で建築士が報告書
山口
維新の熱気、しみる湯煙 湯田温泉(山口県)
宮城
国宝常長像、真贋いかに 学界巻き込み論争
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欧南遣使考に掲載されている常長の肖像画の模写。博物館の現存画より顔がやつれて描かれている(国立国会図書館提供)
仙台市博物館が所蔵する国宝の肖像画「支倉常長像」をめぐり、真贋(しんがん)論争が起きている。青森中央学院大(青森市)の大泉光一教授(日欧交渉史)が「博物館の現存画は模写」と偽物説を打ち出し、博物館の浜田直嗣前館長が「現存画が本物なのは史実的に明らか」と反論。学界を巻き込んだ議論に発展している。
大泉氏は、現存画は本物が1900年前後に東京美術学校(現東京芸大)に預けられた際、同校出身の画家黒田清輝、北連蔵、児島虎次郎のいずれかによって模写され、本物と入れ替わったとする仮説を唱える。
本物は処分され、現存する史料では、明治政府の指令で慶長遣欧使節を調べた平井希昌の著「欧南遣使考」(1876年)に載っている別の模写が、時代考証で正しく、本物を忠実に再現していると考察する。
大泉氏は、この模写で常長の顔がやつれていることに着目。本物は常長が渡欧中に描写されたとされることから、「当時、常長は長旅で体調を崩していた。本物もやつれた顔で描かれたとみられ、模写の信頼性を高める」と論じる。
現存画はその点、顔が端正に描かれ、不自然だと主張。「欧化を進める明治政府と、戊辰戦争の敗北から立ち直るために英雄を祭り上げたい仙台藩の意を受け、画家が顔を意図的に整えて模写した」と推論している。
大泉氏は著書で持論を展開し、2006年度に和辻哲郎文化賞を受けた。新説を加えた新著を今月に出す。国際日本文化研究センター(京都市)の山折哲雄前所長も「多くの史料を読み込み、通説を打破した」と評価している。
埼玉
ここ「一番」トップに聞く:武州中島紺屋4代目・中島安夫さん /埼玉
◇藍染めの技一人でも多くの人に--中島安夫さん(77)
かつて藍(あい)染めの街として栄えた羽生市。需要の低迷により、藍染め業者は今、数件が残るのみだ。そんな中、伝統の技を一人でも多くの人に知ってもらおうと、工房を作り普及活動を続けている武州中島紺屋の4代目・中島安夫さんに話を聞いた。【聞き手・町田結子】
(中略)
◇伝統産業を世界へ
--藍染めの歴史を教えてください
源流は古代エジプト。ツタンカーメンの遺跡の中には藍染めの服飾が残っています。ここからペルシャ、インド、中国と伝わり日本にやってきました。
--羽生の藍染めは
明治維新後、隣の行田で足袋産業が興った。男物の足袋はほとんど藍染めだったので、その旺盛な需要に支えられ、羽生は産地になった。全盛期の明治30~40年ごろは、羽生、加須、行田の3市で150軒ほどの業者がありました。
長野
「保科正之」NHK大河ドラマ化へ 国会議員の会が設立
旧高遠藩主の保科正之(1611―72年)のNHK大河ドラマ化を目指す超党派の国会議員でつくる「名君保科正之公の大河ドラマをつくる会を応援する国会議員の会」の設立総会が5日、東京都千代田区の第一議員会館であった。今年2月に発足した「つくる会」の全国組織の活動を支援し、正之誕生400年に当たる2011年までの実現に向け、党派を超えて取り組んで行く。
「つくる会」は旧高遠町が04年に設立し、伊那市や会津若松市、猪苗代町など正之ゆかりの地から集まった署名は昨年、25万人を突破した。今年から福島、長野の両県と、新宿区を加えた全国組織を立ち上げ、ドラマ化に向けて機運を盛り上げている。
「国会議員の会」の会長には、福島県出身で民主党最高顧問の渡部恒三氏を互選。渡部会長は「正之公は住民の暮らしを重視する政治をした立派な方。こうした時代に、皆さんに知ってもらうために大河ドラマへの登場が待たれている」とあいさつした。
事務局の宮下一郎氏は「江戸時代には正之公を誰もが知っていて、幕府は代々その政治を見習ってきた。戊辰戦争で会津は賊軍だったので影を消されたが、関係地域を巻き込んで盛り上げていきましょう」と呼び掛けた。
伊那市を代表して白鳥孝副市長は「『国会議員の会』が立ち上がって勇気百倍。実現に向けて格段の支援を」と会の発足を歓迎。長年ドラマ化の中心的役割だった市観光協会の伊東義人副会長は、これまで7回NHKに要請してきた経緯を紹介し、「今までよりさらに一歩進んだ」と喜びを話した。
総会には、ほかに高遠町出身で自民党の伊藤公介氏、同党福島県連会長の坂本剛二氏ら30人が出席。会員には民主党最高顧問の羽田孜氏や前内閣官房長官で新宿区在住の与謝野馨氏らも名を連ねている。
白牡丹も歴史上尊敬する人物のひとりだと思ってますので、保科正之の大河ドラマ化を応援しています。
岐阜
鵜飼いの歴史や道具、紹介展
きょうから岐阜の博物館
長良川鵜飼(うか)い(岐阜市)や小瀬鵜飼い(関市)の歴史、技術、鵜と人とのかかわりを紹介する「長良川うかいミュージアム」が6日、岐阜市大宮町の市歴史博物館で始まる。
展示されるのは、江戸時代中期の「鵜飼遊楽図屏風」(二隻一双)や、幕末に有栖川宮家へ鮎鮨(あゆずし)を献上するための許可文書「鮎調進申付状」、鵜飼いの道具など資料110点と写真パネル110点。疑問に答えるQ&A方式の展示とし、楽しみながら鵜飼いについて学ぶことができる。
福井
幕末の英和辞書発見 小浜市立図書館、寄贈の古文書類から
江戸時代末期に印刷された英和辞書「英和対訳袖珍(しゅうちん)辞書」の1867(慶応3)年刊行の増補版が福井県小浜市立図書館で見つかった。江戸幕府の大老を務めた酒井忠勝ゆかりの酒井家から1979(昭和54)年に寄贈された古文書類の中に約30年埋もれていたのを、日本英学史学会員が見つけ、光を当てた。
辞書は酒井家から3万点の古文書とともに寄贈を受け、書庫におさめられていた。今年に入り、辞書の研究をしている日本英学史学会員が目録で着目、図書館に問い合わせがあって分かった。
初版は1862(文久2)年に刊行され日本で初めて印刷された英和辞書として注目された。66年、67年、69(明治2)年に改正増補版が出されるほど売れ行きがよかったという。同館で見つかった慶応3年刊は、現在約60冊が確認されている。
滋賀
若い世代の豊かな創作を 「舟橋聖一賞」の作品募る
彦根市は「舟橋聖一顕彰青年文学賞」と「舟橋聖一顕彰文学奨励賞」の作品募集を始めた。締め切りはいずれも9月5日。
青年文学賞は、全国の18-30歳が対象。小説、随筆、戯曲、評論を募集する。400字詰め原稿用紙50枚以内(随筆は10枚以内でも可)。
文学奨励賞は、近畿2府4県と福井、岐阜、三重の各県に居住または通学する小中学生、高校生が対象。小学生は作文、中学生は紀行文と作文、高校生は創作、随想、紀行文を募集する。400字詰め原稿用紙30枚以内、作文は小学生3-5枚、中学生は5枚程度でも可。
両賞は、幕末の大老として開国を決断した十三代彦根藩主・井伊直弼を描いた小説「花の生涯」の著者、故舟橋聖一氏(1904-76年)の遺族らからの寄付による基金で運営する。青年文学賞の最優秀作品には賞金50万円、佳作は10万円、文学奨励賞の第一席には2万-5万円の図書カードが贈られる。
広島
鞆の2商家で建築士が報告書
神奈川県建築士会の歴史的建造物調査チームは5日、江戸時代の町並みが残る鞆町の商家2棟について調査をした報告書を発表した。建物を含め、鞆の歴史的景観を保存する必要があると提言している。
報告書は、A4判の53ページ。幕末の志士、坂本竜馬が宿泊した旧回船問屋「桝屋」と近くの旧造り酢屋を、建築士ら18人が2004年から07年にかけて実測し平面図や立面図を製作した。外観や内部の写真約60枚も掲載している。
山口
維新の熱気、しみる湯煙 湯田温泉(山口県)
今どきの政治家がこっそり会うのが高級料亭なら、幕末のころは静かな温泉宿か。長州藩だった山口市の湯田温泉は、激動の時代に生きた志士たちが集い、倒幕の密議を交わしたといわれる「維新の名湯」だ。
(中略)
志士たちが入浴したといわれる「維新の湯」は貸し切り風呂だ。一人で入るのにちょうどいい広さ。体を深く沈め、静かに目を閉じる。今の自分の世代と変わらない若い志士たちの気迫を思うと、ため息が出た。
ホテル近くの高田公園は、親子連れでにぎわっていた。井上馨の銅像が立つ、彼の生家跡だ。実美も滞在したという。
地元の幕末長州科学技術史研究会会長、樹下明紀さん(66)は「公家のお供など、藩外の人も多く出入りした。幕末のスターは氷山の一角。陰には何万人もの知られざる人生模様があったはず」。名もなき維新の功労者たちは、まだこの地に埋もれているのだろう。(文・坂口絵美)
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