新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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『新選組!』でマイペースな俺男・永倉新八を演じた我らがぐっさん、今度は『クッキングパパ』の主演だそうです……に、似合い過ぎる(爆)。
北海道
ここがロシア人の居留地…研究会が函館市内のマップ作成
愛知
倒幕側への“寝返り”なぜ 春日井の桜井さん「幕末の尾張藩」出版
滋賀
井伊直弼と開国150年祭 彦根城博物館
パネルとはいえ、「ひこにゃん」に囲まれて撮影できるコーナーがちょっとうらやましいです(笑)。
井伊直弼と開国150年祭
ひこにゃんら開幕宣言
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ここがロシア人の居留地…研究会が函館市内のマップ作成
はこだて外国人居留地研究会(岸甫一代表)は、函館市内のロシア人居留地などを示したマップを作成した。函館市観光課などによると、市内の観光名所をまとめたガイドマップはあるが、国別居留地にスポットを当てた地図は初の取り組み。14日に市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で開く設立1周年記念講演会の参加者に配布するほか、市中央図書館など公的機関や市内の学校などに提供し、函館の歴史の再発見に役立ててもらう。
同会は、地元住民の目線でかつての外国人居留地や居留外国人の活動などを掘り起こし、市民の知的財産とすることを目的に昨年6月に発足。現在会員は約20人。函館の開港の歴史や中国、ロシアなど各分野を研究していた退職、現職教員、会社経営者らが集まり、研究報告会やパネル展示、会員向け会報の作成などに取り組んでいる。
マップの作成は昨年秋に準備を始め、2月から編集作業を本格化。B3版両面カラーで、3000部印刷する。表面にはロシアと函館の交流の歴史や年表のほか、幕末に市内のロシア病院が繁盛した出来事など、エピソードも4つ紹介している。裏面では市内西部地区周辺の地図と文久2(1862)年の市内絵図などを記載し、「ロシア人墓地」「旧ロシア領事館」「旧シュウエツ邸」などの位置と説明を盛り込んだ。
岸代表は「幕末と現在の町並みを比べ、現存建築物を時代の流れの中で捉えると函館の歴史が立体的につかめるのでは」と話している。同会では年度内に英、米、中国編マップも作成し、来年にはそれらを使った外国人居留地ツアーも企画している。
講演会は同日午後2時からで、函館日米協会の井上能孝副会長による講演「箱館英学アラカルト」、同会会員の清水憲朔さんの研究報告「日本最初の外国人居留地」を予定。参加費500円(資料代)。希望者は12日までに岸代表TEL0138・40・6164へ。
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倒幕側への“寝返り”なぜ 春日井の桜井さん「幕末の尾張藩」出版
名古屋郷土文化会理事の桜井芳昭さん(70)=春日井市東山町=は、幕末に徳川御三家の尾張藩が倒幕側についた背景などを記した「幕末の尾張藩」(A5判、169ページ、1500円)を中日出版社(名古屋市)から出版した。倒幕姿勢への転向は、初代尾張藩主の尊王論が影響している可能性が高いとしている。
桜井さんは小中学校の元社会科教諭。退職後も春日井市を中心に尾張地方の郷土史を研究している。
長年の疑問だった尾張藩の“寝返り”を主なテーマに180件以上の文献に当たり、当時の時代背景を検証した。
14代藩主の徳川慶勝は幕末期、御三家に名を連ねているにもかかわらず、官軍に協力し、反幕姿勢を打ち出した。
著書では、その理由について初代藩主の徳川義直が記した文献に注目した。
「位は朝廷より任じられている。官軍を起こすときには官軍に所属し、朝廷に弓を引いてはならない」という内容。桜井さんは「義直の言葉が憲法のように受け継がれ、倒幕に傾いたのでは」と推測する。
著書ではほかに、黒船来航時の藩の対応や、当時の領民の様子も紹介。桜井さんは「幕末の尾張藩の動向は賛否が分かれるが、考えるきっかけにしてほしい」と話している。
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井伊直弼と開国150年祭 彦根城博物館
「井伊直弼と開国150年祭」が、13代彦根藩主の直弼が江戸幕府大老に就任して150年を迎えた4日開幕し、彦根市の彦根城博物館で記念式典が行われた。
市民や関係者、嘉田由紀子知事ら計230人が出席。博物館長で井伊家18代当主の直岳さんは「彦根に関心を持つ方が、それぞれの直弼像を思い描き郷土の良さを見直したり歴史を振り返る機会になれば」とあいさつした。この後、直弼について語るリレートークがあり、茶の湯や湖東焼を愛した直弼の文化人としての側面を中心に、博物館の学芸員らが主張を展開した。
式典前には博物館前の土手で、赤備えの甲冑(かっちゅう)に身を包んだ「彦根鉄砲隊」の6人が祝砲を放った。館内では、アマチュア楽団「ひこね第九オーケストラ」の弦楽器メンバー4人が生誕150年を迎えたプッチーニのオペラアリアなどを奏でた。
150年祭特別展が始まった重要文化財の彦根城天秤櫓(てんびんやぐら)には、キャラクター「ひこにゃん」のほぼ等身大のパネルなどが置かれ、親子連れらが記念撮影に興じていた。
祭は昨年の「国宝・彦根城築城400年祭」に続く彦根市の集客交流事業。2010年3月までの22カ月間、幕末の大老として開国を決断した直弼の新たな人間像の発信に取り組むという。
パネルとはいえ、「ひこにゃん」に囲まれて撮影できるコーナーがちょっとうらやましいです(笑)。
井伊直弼と開国150年祭
ひこにゃんら開幕宣言
幕末の大老の素顔に迫る事業を次々展開する「井伊直弼と開国150年祭」が開幕した4日、式典のメーン会場となった彦根城博物館には、水戸市など交流都市や国宝4城の関係者、招待の市民らが詰めかけ、22か月間続く祭のスタートを祝った。
城周辺では、時代装束の市民らが観光客らを出迎えた。彦根鉄砲隊が、博物館前内堀の土手で祝砲の演武をした後、博物館内では、市民楽団の4人がフォスター作曲「草競馬」などの弦楽四重奏を披露した。
井伊家を代表してあいさつした18代当主の井伊直岳・博物館長は「直弼は、古典研究や居合術など文武両面にわたる修養を積んだ文化人だった」と強調。「手紙からは、思い悩む人間味が読み取れる」ことなども紹介した。
直弼は、日米修好通商条約の締結で「幕末の混乱期に日本を救った」と肯定的な評価がある一方、安政の大獄などで「強権的」と否定的な見方も根強い。同館学芸員らによるトークで司会を担当した齋藤望・同館学芸史料課長は「思い込みや先入観を取り払って、素顔の直弼を知ることが必要」と参加者に呼びかけた。
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