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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日もまだMyClip機能は回復してませんが、回復するまで待っていられません(苦笑)……検索に引っかかった記事に直接リンクしてご紹介します。

北海道
函館市中央図書館収蔵資料「デジタルデータ」自由に使って
 函館市中央図書館(五稜郭町、長谷部一弘館長)は、同館に収蔵する資料のデジタルデータをまとめたCD―ROM形式のホームページ素材集「『ひと・まち・もの』語り―幕末・明治の函館」を作成した。個人のホームページ(HP)などでの利用を通して函館の観光情報について多くの人に知ってもらい、同時に利用状況を観察して今後の資料の活用方法を探る。同館は「全国的にも珍しい取り組みで、どのように受け入れられるかが楽しみ」と反応に期待する。
 同館が2003年度から進める、収蔵資料を整理し、保存などのためにデジタルデータ化するデジタルアーカイブ事業の一環。これまでにもHPなどを通じて一部を公開してきたが、今回は特に利用申請の頻度が高く保存状態の良い資料94点(284画像)をまとめて閲覧できるようにした。利用を促進して函館のPRにつなげようとする一方、限られた人数に配布することで活用方法を調査する。
 資料作成には、同事業の一部研究を委託している公立はこだて未来大学の川嶋稔夫教授の協力を得た。(1)箱館開港(2)箱館戦争(3)函館ハイカラ文化(4)鮮やかな絵画の世界―のテーマ別に検索できるようになっていて、「ペリー提督日本遠征記」(1856年)や「函館真景」(1882年)、「箱館奉行所庁舎」(1868年)など、なじみ深い資料も多く、色鮮やかな図画や写真も豊富だ。
 資料を使用する場合には同館への利用申請が必要だが、氏名や住所などを記入しメール送信する簡易な手順でできるようになっている。
 同素材集は1500枚発行し、1000枚を行政機関や教育施設、企業などに、残る500枚を一般向けに無料で配布する。18歳以上の函館市民または市内に通勤、通学している人が対象。希望者は往復はがきに住所、氏名、年齢などの必要事項を記入し、22日(当日消印有効)までに同館に申し込む。詳しい応募要領は同館HP http://www.lib-hkd.jp/ 

 函館市民か市内に通勤・通学している人が対象ですか……欲しいんだけどなぁ(苦笑)。

群馬
史料で見る“真実” 『高崎五万石騒動』今年で140年
 1869(明治2)年、高崎藩の領民が年貢減免を求めて蜂起した「高崎五万石騒動」の発生から今年で140年。大半が初公開の古文書や肖像画など計14点を展示する140周年の企画展が、高崎市上滝町の市歴史民俗資料館で開催されている。一揆として理解されるケースが多いこの騒動だが、知られていない側面からも視点を当てる興味深い展示となっている。 
(菅原洋)

 この騒動は六九年に台風被害と凶作が重なり、不満が頂点に達した領民が団結。十月には二千五百~四千人が高崎城下まで押し掛け、藩士らと対峙(たいじ)する事態にまで発展した。
 藩は領民に譲歩したが、多数の指導者らを逮捕。七〇年の処罰は過酷を極め、指導者の三人が斬首(ざんしゅ)、数人が獄死、十数人が二~十年までの刑となったとされる。
 地元の名主に伝わる古文書は、七〇年二月四日に指導者二人が処刑された当日の日付。罪状と罪名を記し、領民に周知させるために回覧したとみられる。
 同年十月の古文書は、指導者の一人の子孫、丸茂家に伝わる。六十一カ村の代表者が総意に基づき、丸茂元次郎を含む二人の助命を求めて民部省へ提出した嘆願書。二人は懲役十年に減刑された。
 肖像画も展示し、騒動で重要な役割を果たした指導者の一人、羽鳥権平を一九〇七(明治四十)年ごろに描いた。権平は村長も務めたという。
 騒動で使われた「下小鳥村」の村旗も復元品を展示し、交差させた鎌(かま)をシンボルマークとして描いている。市内の六郷小が実物と復元品を保管している。
 館内には、パネル説明や関連する史跡などの地図もあり、分かりやすく見学できる。
 同資料館の担当者は「騒動は実際は、一揆のような武器を持った暴動ではなく、現在のデモのようなイメージだった。領民の要求内容からは知的レベルの高さもうかがえる」と指摘。
 「高崎藩の動きもあまり知られておらず、騒動に絡んでお家騒動もあった。こうした巨視的な視点から、騒動を理解してもらえたら」と呼び掛けている。
 企画展は七月十二日まで。入館無料で、月曜休館。開館は午前九時から午後四時まで。

 <高崎五万石騒動> 高崎藩の領民は長年、年貢の高率や不均衡に悩まされてきた。騒動では、領民たちは▽維新政府への直訴▽藩役所への願書提出▽近隣諸藩への訴え-などの方針を立て、大きな暴動は起こしていない。ところが、藩は佐藤酒造之助、高井喜三郎ら指導者3人を弁明も許さずに処刑した。処刑の約2年前には、勘定奉行などを歴任した有能な幕臣、小栗上野介忠順(1827~68年)も旧倉渕村(高崎市倉渕町)で弁明させずに殺害している。この二つの事件は、県内の幕末・維新史に大きな汚点を残した。


神奈川
開国当時の英軍楽隊演奏を再現/神奈川フィル演奏会
開国当時の英軍楽隊演奏を再現/神奈川フィル演奏会
 横浜開港150周年を記念したコンサート「居留地に響く吹奏楽」が7日、横浜市中区の県庁前特設ステージで開かれた。神奈川フィルハーモニー管弦楽団のメンバーが、英国の軍楽隊が幕末の横浜に響かせた名曲を演奏した。
 主催の横浜開港資料館によると、開港間もない横浜には、1862年の生麦事件(薩摩藩士によって英国人が殺害された事件)をきっかけに山手地区の丘に英仏軍が駐屯。居留外国人の保護ににらみをきかす一方で、軍楽隊は波止場周辺の空き地で定期的に演奏会を開き、今日クラシックの名曲とされる作品を日本に伝える役割を果たしたという。
 今回の記念コンサートはその再現を目指したもので、ロッシーニの「ウィリアム・テル 序曲」、モーツァルト「魔笛 序曲」など計7曲が現代の横浜に鳴り響き、集まった大勢の観客がその音色を楽しんだ。
 演奏に聞き入っていた中区の原田進さん(53)は「素晴らしい演奏だった。またこういう企画をしてほしいね」と満足そうに話していた。
 県庁近くの日本大通りでは中区主催の開港記念イベントも開かれ、出店が並びパレードが行われた。


ゆかりの音色 居留地に/神奈川フィル
 幕末にペリーが上陸したとされる波止場に近い横浜市中区の県庁前で7日、神奈川フィルハーモニー管弦楽団による、開港150周年記念コンサート「居留地に響く吹奏楽」があった。200人以上が足を止めて聴き入った。
 横浜開港資料館の主催。同館の平野正裕・主任調査研究員による歴史的背景の解説を挟みながら、モーツァルトの「魔笛」序曲やロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲など、開港後の日本に駐屯した各国の軍楽隊が奏でたというクラシック曲が演奏された。


京都
雅楽や囃子、京の祭り勢ぞろい
平安神宮 優雅な調べ響く

雅楽や囃子、京の祭り勢ぞろい 平安神宮 優雅な調べ響く
 祇園祭や時代祭など京都の伝統芸能が勢ぞろいした「京の祭り舞台」が7日、京都市左京区の平安神宮であり、雅楽や囃子(はやし)の美しい調べが境内に響き渡った。
 京都の神社関係者らでつくる「天皇陛下御即位二十年奉祝実行委(京都)」が、皇室にゆかりの深い京都で奉祝の機運を盛り上げようと企画した。
 平安神宮境内の特設舞台では、時代祭の維新勤王鼓笛隊、石清水祭(八幡市)の胡蝶(こちょう)の舞、祇園祭の綾傘鉾棒振り囃子、北野天満宮(京都市上京区)の北野天神太鼓、丹後板列稲荷神社(与謝野町)の岩滝の獅子神楽が奉納された。
 カメラを手にした観光客らが、普段は同時に見ることができない祭りの個性を楽しんでいた。


長崎
坂本龍馬と長崎の関係学ぶ 県地方史研究会、ゆかりの地見学も
 県内の歴史愛好家や研究者らでつくる県地方史研究会(原田博二会長)は7日、長崎市立山1丁目の長崎歴史文化博物館で、本年度1回目の研究発表会を開き、幕末の志士、坂本龍馬と長崎のかかわりについて、講演や寺めぐりを通じて理解を深めた。
 会員約50人が出席。同市丸山町の史跡料亭、花月の社員、加藤貴行さん(38)が「史跡料亭花月について~龍馬と長崎~」の題で講演し、花月の変遷などを時系列に沿って解説。1867年に英国艦隊イカルス号の水兵2人が殺害された事件で、海援隊士が嫌疑を掛けられたことに対し、龍馬が長崎奉行所に提出した苦情書の下書きが花月に保管されていることなどを紹介した。
 講演後、参加者は亀山社中と紀州藩の船舶事故「いろは丸事件」の談判場所、聖福寺(同市玉園町)など、龍馬ゆかりの地を、原田会長の案内で見学した。






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