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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 東京都議会議員の選挙に行ってきました。たぶん、2007年末に転居してきて初めての投票です……地元の投票所がどこか、投票用紙が届くまで知らなかったので(汗)。

北海道
ニュースワイド:函館開港150周年 港町の歴史、世界へ発信 /北海道
◇水産・海洋で学術都市へ
 函館市は幕末の開港から150周年を迎えた。地方経済の苦境が続くなか、市は「改めて港町・函館の歴史を振り返り、世界に発信する契機にしたい」(西尾正範市長)と意気込む。2015年の北海道新幹線開業を見据え、新たな街づくりとして「国際水産・海洋都市構想」を進めるほか、昨年から市民活動として始まった「国際民族芸術祭」などの文化振興を通じ、低迷する観光にも活路を開きたい考えだ。だが、いずれの取り組みも緒に就いたばかりで、将来展望として見極めるにはなお時間がかかりそうだ。【佐藤心哉、昆野淳】

●研究の拠点

 「記念の節目を迎えて大きな支援を得られ、今後の大きなステップとなる」
 開港150周年を祝う記念式典が開かれた2日後の今月3日、西尾市長は急きょ記者会見を開き、念願だった文部科学省の「知的クラスター創成事業」に市の提案が採用されたと喜び勇んで報告した。道南近海の海洋研究に5年間にわたって計15億円規模の研究費が投下される。2013年に第1期の共同研究施設の開設を目指す「国際水産・海洋都市構想」で、官民の研究部門の具体的な誘致話を進めるうえでの「呼び水」となる研究助成だ。
 構想は、市と経済団体などが03年に策定。市西部地区の海岸ふ頭にある旧函館ドック跡地(23ヘクタール)に水産・海洋分野の大規模な共同研究施設を設け、大学などの研究施設のほか、民間企業を誘致する計画だ。
 もともとは独立行政法人化などの大学改革に伴い、市内にある北大水産学部の存続に危機感を抱いた地元経済人らが、撤退回避策として考案したのが始まり。そもそも津軽海峡に面する函館近海は対馬、リマン、親潮の三つの異なる海流が入り込み、暖・寒流双方の生物が生息する海域で、海洋研究にとって恵まれた環境にあった。

●海藻の宝庫

 特に函館山の立待岬を中心とした約100キロの沿岸域は、確認されているだけで150種類以上に上る「海藻の宝庫」。新たな海洋資源による新産業や雇用創出策として再認識され国から04年に地域再生計画の認定を受け、具体的な計画実施への準備を急いでいる。
 施設本館や研究用取水施設の整備など、第1期の基本計画(延べ約6000平方メートル、事業費約30億円)は年度内にも策定され、基本設計に入る予定。施設内には北大の水産研究の一部施設や北方生物圏フィールド科学センター水圏ステーションを集約したい考えで、将来的には道立函館水産試験場や水産総合研究センター(旧水産庁研究所)の一部施設の誘致をもくろむ。

●不況下の挑戦

 しかし、具体的な移転案については北大や道でも正式な検討スケジュールにも上がっておらず、「水面下の動きにとどまっている」(道水産振興課)。市幹部は「合意はおおむねできており、年度内にも見通しはつく」と自信を見せるが、本格的な交渉はこれからだ。また、企業誘致も「まずは食品や医薬品などにいかせる有益物質の発見、開発が前提」(業界関係者)とされ、世界不況下で企業の研究開発費も抑制されるなかで簡単にはいかない状況だ。

◇新たな魅力づくり--国際民族芸術祭・国際科学祭

 開港150周年を機に、市が観光振興や新たな魅力づくりとして支援に力を入れているのが、国際民族芸術祭と国際科学祭の二つの市民イベントだ。
 国際民族芸術祭は、地元音楽グループの「ひのき屋」が中心になり、昨年8月に初めて開催した民族音楽・舞踊のイベント。東欧など世界10カ国から約150人が参加し、約1週間の期間中、延べ1万人の観客を集め、市民らに好評だった。
 きっかけは、「世界を旅するトラベリングバンド」と称し、国内外で和太鼓や篠笛(しのぶえ)など和楽器を中心にした演奏活動を続けている「ひのき屋」が、02年にクロアチア・ザグレブで開かれた民族芸術イベントに参加したことだった。メンバーの雨宮牧子さんらによると、世界では同様のイベントが数々開催されているというが、日本ではあまり目立ったものがなかった。「ぜひ自分たちの地元でやりたい」と市民有志で組織委員会をつくり、海外で知り合ったグループらに出演を依頼し実現させた。
 今年は開港150周年の記念イベントの一つとして8月7~13日に開き、アイルランド舞踏団のほか、スペインやイタリア、太平洋クック諸島など11カ国・地域から約200人が参加する。5万人の観客動員を目指しており、市は「開港は函館の国際交流の原点。夏のイベントとして定着すれば観光面でも期待できる」と、会場運営費などを一部補助し支援する。
 国際科学祭は、公立はこだて未来大や道教大函館校など市内の大学教員らでつくる「サイエンス・サポート函館」(代表・美馬のゆり同未来大教授)が今夏初めて開催する体験型イベント。国内外の研究者を招いたトークや科学実験ショーなどを開き、8月22~30日の9日間、市西部、五稜郭、湯川地区の3会場で実施される。
 美馬教授らは、市民の科学技術に対する関心や社会問題にかかわるリテラシー(識別・判断能力)を高めようと、昨年から市民向けのセミナーを開いている。科学祭は科学技術振興機構(JST)の助成を受け、当面3年は実施する予定で、来年からは「国際水産・海洋都市構想」に連動し、食や水産科学をテーマにしたイベントを開く計画だ。
 西尾市長は「単に大きなプロジェクトをやることが街づくりではない。未来への遺産として、人を育て、市民が元気に、世界に向かって活動できる街づくりをしていきたい」と思いを語る。


函館学で「箱館八景扇面図」解説
 市内8高等教育機関で構成するキャンパス・コンソーシアム函館の合同公開講座「函館学2009」の第3回「箱館八景扇面図 考」が11日、函館国際ホテルで開かれた。約320人が参加。講師の山形周文さん(山形法律事務所事務局長)が、幕末の函館の様子を記した貴重な資料について詳しく解説した。
 函館市中央図書館が所蔵する箱館八景扇面図は、今から約155年前に作られた。駒ケ岳、立待岬、函館山など八カ所について、8人の作者が詠んだ「七言絶句」の漢詩と墨絵の風景画を両面に配した扇を、はがして裏打ちし上下二段に並べて一本の掛け軸に表装したもの。
 山形さんは、駒ケ岳の夕暮れの雪景色を詠んだ「駒嶽暮雪」の作者である堀織部(1818-1860)にスポットを当てた。江戸に生まれた堀は、優秀な成績で幕府官吏となり、嘉永6(1854)年に箱館奉行に任ぜられた。「駒嶽暮雪」は箱館奉行時代に詠まれたもので、大自然の美しさを絶妙に表現しながら遠い故郷を思う気持ちも垣間見える。山形さんは「堀は蝦夷地の開拓に力を注いだ偉大な存在だったが、切腹自殺による悲劇的な最期を遂げている。謎の多い彼の自殺の真相についても掘り下げていきたい」と話した。 

 堀織部正利熈《としひろ》のことですね。
函館百珍と函館史実「箱館奉行 堀織部正利熈」
wikipedia 堀利煕
 wikipediaの掘の略歴には入ってませんが、榎本武揚が19歳の時、箱館奉行掘利熈の従者として樺太探検に参加しています。
 43歳で切腹って……能力のある人物がこういう形で歴史の舞台から姿を消すのは、とても残念なことです。掘の功績や人柄がもっと知られるようになればいいなぁ(自分ももう少し勉強しておかねば^_^;)。

宮城
北海道の視察団が白石城など見学 片倉家家臣団が縁
 白石城主・片倉家の家臣団が北海道入植時に乗船した「咸臨丸」を縁に交流を深めようと、咸臨丸が沈没したサラキ岬のある北海道木古内町の視察団が11日、宮城県白石市を訪れた。
 一行は木古内町観光協会の東出文雄会長、住民グループ「咸臨丸とサラキ岬に夢見る会」の久保義則会長ら10人。
 市役所であった歓迎セレモニーに続き、白石城を見学した。12日は片倉家廟所(びょうしょ)や、菩提(ぼだい)寺の傑山寺などを訪ねる予定。
 咸臨丸は江戸幕府の軍艦として建造され、明治維新後に新政府所管の輸送船となった。1871年9月20日、戊辰戦争に敗れた片倉家の401人を乗せてサラキ岬沖で座礁した。
 片倉家の家臣団は全員が無事だったとされ、その後現在の札幌市白石区で開拓に従事した。木古内町は北海道新幹線の駅予定地にもなっており、歴史を活用したまちづくりが進んでいる。

 宮城県白石、母方の祖母の出身地なのでいつかは訪れたいと思っています。

滋賀
安政の大獄から150年 井伊家当主、松陰の墓参りへ
 幕末の諸外国との通商条約締結や将軍継嗣決定に際して、尊王攘夷派の志士らを処罰した「安政の大獄」を断行した徳川幕府大老・井伊直弼の地元・滋賀県彦根市の市長や井伊家当主らが8月下旬、大獄により処罰され29歳で命を落とした江戸期の思想家吉田松陰の地元・山口県萩市を訪れる。松陰の死から今年で150年。郷土発展の礎ともなった先人をもつ両都市がこの夏、友好の手を結ぶ。
 1858(安政5)年、大老に就任した井伊直弼は、日米修好通商条約調印と徳川14代将軍家茂の継嗣問題で反対派の志士らを弾圧した。
 萩で私塾を開いていた松陰は、条約締結を知り討幕を表明。老中首座だった間部詮勝(まなべあきかつ)の暗殺を企てたことが明るみに出て1859年秋、死罪となった。
 松陰の没後150年となる今年1月、獅山向洋彦根市長と野村興児(こうじ)萩市長が会談。過去のわだかまりを超えて、歴史ある街同士の交流を目的とした訪問が決まった。
 獅山市長のほか、井伊家18代当主・井伊直岳さん(40)や公募市民ら40人が、8月21~23日の日程で萩市を訪れ、松陰の墓参りなどをする。11月には、萩市の訪問団が彦根市を訪れる予定。
 訪問を前に獅山市長は「過去の歴史的事実を超えての訪問は大変意義深い。お互いに固有の歴史的風致を理解し、両市の発展につながる試みになると思う」と述べた。


長崎
龍馬伝プロデューサーら講演 「長崎は第3部、大きな見せ場」
 来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」にちなんだ講演会「龍馬伝を語る」が11日、長崎市茂里町の長崎ブリックホールであり、NHK制作局ドラマ番組チーフプロデューサーの鈴木圭さん(47)と、脚本を担当する福田靖さん(47)がドラマの概要や意気込みを語った。
 最初に講演した鈴木さんは、「龍馬伝」が全48話の4部構成で、長崎は第3部(25~36話)で登場すると明らかにした。「長崎はとても重要。華やかさ、外国人がもたらしたエネルギーは大きな見せ場だ」と語った。
 主人公の坂本龍馬を演じる長崎市出身の福山雅治さん(40)については「初めて会った時に『龍馬だ』と思った。人の話をよく聞き、妥協を嫌う」と印象を述べ、思い描く龍馬像と一致すると話した。
 福田さんは、普通の青年が徐々に成長し、やがて日本を変えていく大きな存在になる「新しい龍馬像」の提示に意欲を示した。「ここで龍馬が変わった、という場面が分かるように描きたい。お子さんやお孫さんと一緒に見れば、きっと共通の話題ができる」と述べ、幅広い年齢層に受け入れられるドラマづくりに自信をみせた。
 講演会は市と民間で構成する「さるく観光幕末編推進委」(松藤悟委員長)が主催。400人以上が聴講した。







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