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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
本格的に暑くなりましたね……ぐったりしてます。

福島
旧会津藩士の裁判記録 10日から若松で展示
 会津若松市の会津幕末史研究会は、明治から大正時代にかけて旧会津藩士が集団で政府を相手取り、給金の代わりに発行された公債の給付を勝ち取った裁判の記録など、貴重な史料を10日正午から市文化センターで展示する。
 史料は明治42年から大正9年ごろまでのものとみられ、裁判を起こすための申立書や旧藩士の署名がある約定書、公債の金額の計算書からなる。市内の旧会津藩士の子孫に伝わっていたのを会員が見つけ、借り受けて調査を進めていた。同研究会によると、当時の一連の裁判の動きが分かる史料は大変珍しいという。
 公債は全国の士族に向けて発行されたが、旧会津藩士は当初、除外された。簗田直幸同研究会長は「会津の武士の誇りをかけて勝ち取った記録であり、戊辰戦争からの復興を示す貴重な史料になる」と話している。
 展示は12日までで、入場無料。時間は11日以降は午前9時から午後5時(最終日は午後3時)まで。

東京
青梅・津雲邸で「幕末維新展」 近藤勇の借用書、ブーツをはいた竜馬像など
 青梅の津雲邸(青梅市住江町)で現在、明治維新に活躍した俊傑らの書・手紙・遺品などを展示する「幕末維新展」が開かれている。

 近藤勇の借用書やブーツをはいた坂本龍馬の画像など約30点を、当時の佐幕、勤皇、中間派など茶室、応接室、大広間などに分けて展示。展示品の中には、同展を訪れた学識専門家の間に貴重な歴史資料も含まれるとする見方もある。

 津雲邸は西多摩が生んだ政治家、津雲國利(1893~1972)の邸宅で、昭和初期に流行した和洋折衷の名建築。展示品は津雲國利の戦前の所蔵品で、孫の津雲薫さん(66)が管理。青梅市の活性化の一助になればと同邸を開放するとともに、膨大な所蔵品の一部を随時、特別展示する。

 借用書には、新撰組局長、近藤勇が大阪の豪商「加嶋屋」の樋口重郎兵衛から200両を借り、来辰3月に返済する旨が記されている。近藤の刑死により返済はかなわなかったが、その後、野津道貫侯爵などの手を経て1934(昭和9)年、津雲國利が譲り受けたことなどを記した箱書きも展示。親交のあった勇の養子・勇五郎から譲り受けた幼少時の勇が使った木刀なども展示している。津雲薫さんは「祖父は近藤勇や勇五郎さんの生き方に三多摩人として相通じるものを感じていたのでは」と津雲國利の蒐集の動機について語る。

 2階にはブーツをはいた坂本龍馬画像が武市半平太、中岡慎太郎の肖像画と三幅対で見られる。応接室には木戸孝允(桂小五郎)の版籍奉還の計画書、久坂玄瑞が西郷隆盛に宛てた書簡、三条実美の和歌、伊藤博文の漢詩、廊下には幕末の三舟と言われた勝海舟、鉄舟、泥舟らの掛け軸、茶室には徳 川慶喜公晩年の「月可悦」書などを展示している。

 開館は金曜・土曜・日曜・祝日の10時~16時。入館料は、大人=500円、小中学生=200円。7月20日まで。

佐賀
世界遺産:三重津海軍所を設置、幕末佐賀藩の挑戦に焦点 きょうから佐賀城本丸歴史館で特別展 9月23日まで /佐賀
「明治日本の産業革命遺産」の一つ、三重津海軍所跡(佐賀市)が世界遺産に登録されたことを受け、同市の県立佐賀城本丸歴史館で10日、三重津海軍所を設置した幕末佐賀藩の挑戦に焦点を当てた特別展が始まる。

 約60平方メートルの畳の間では四方を囲う障子に映像を投影する「プロジェクションマッピング」が見られ、英国の軍艦フェートン号がオランダ国旗を掲げて長崎港に侵入した1808年の「フェートン号事件」から、佐賀藩が三重津海軍所で65年に国内初の実用蒸気船「凌風丸」を完成させるまでの歴史を紹介。日本の近代化をリードしたとされる佐賀藩の技術などを約5分間の映像にまとめた。

 また、凌風丸や現存する日本最古のドライドック(蒸気船の修理施設)の仕組みや機能が分かるジオラマが展示されている他、凌風丸を完成させるまでの三重津海軍所の変遷を古文書や出土物など40点で示す企画展も同時に開かれている。

 特別展、企画展ともに9月23日まで。入場無料。【岩崎邦宏】

鹿児島
薩摩の英留学生派遣から150年 軍艦設計図など300点、黎明館で企画展 [鹿児島県]
 幕末に薩摩藩が英国へ留学生を派遣して150年となるのを記念した企画展「幕末薩摩の留学生-日本近代化の若き先駆者たち」が、鹿児島市城山町の鹿児島県歴史資料センター黎明(れいめい)館で開かれている。留学生が英国から薩摩藩に送り、藩が買い付けようとした最新鋭軍艦の設計図など300点を展示。留学生の活動から帰国後の活躍ぶり、派遣前後の国内外の情勢を詳しく紹介している。26日まで。
 留学生は、後に初代文部大臣となる森有礼(ありのり)(1847~89)や大阪商工会議所初代会頭の五代友厚(1836~85)、米国でワイン事業を成功させ「ブドウ王」と呼ばれた長沢鼎(かなえ)(1852~1934)ら13~32歳の19人。薩英戦争(1863年)で敗れ、西洋技術を取り入れる必要性を痛感した薩摩藩が派遣を決めた。19人は1865年4月17日、英国商人グラバーを通じて手配した蒸気船で現在のいちき串木野市を出発。甑島や奄美群島を調査する名目の密航で、全員が変名を使ったという。
 展示で目を引くのは、初公開された当時最新鋭の鋼鉄製軍艦の設計図。艦内の大砲の位置が詳細に書かれている。留学生が英国の植民地を巡る汽船便を使い、薩摩藩に送った。藩は留学生に軍艦の購入交渉を命じていた。結局、購入しなかったが、巨額の購入費が捻出できた藩の資金力がうかがえる。こうした資金が奄美の農民から黒糖の利益を収奪して調達されていたことも紹介している。
 留学生が滞在中に藩に送った産業視察の報告書や、西郷隆盛や大久保利通宛ての手紙、幕府に密航が発覚した場合に備え、五代友厚が藩に対応を促した文書、渡英後に撮影した集合写真も展示した。黎明館の灰床義博館長は「先人たちが異国で何を考え、いかに日本の近代化に貢献したかを知ってほしい」と話す。
 入館料は常設展示と共通で一般310円、高校・大学生190円、小中学生120円。黎明館=099(222)5100。
=2015/07/12付 西日本新聞朝刊=

近代化支えた幕末の紅茶再現 鹿児島市の仙巌園 [鹿児島県]
 世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の反射炉跡がある鹿児島市の観光施設「仙巌園」で11日、登録を記念し、反射炉と同じく近代化を支えた幕末の紅茶を振る舞う催しがあった。来園者は、当時の人々の意気込みに思いをはせた。12日まで。
 薩摩藩は1860年代、殖産興業の資金獲得のために紅茶の欧州輸出を研究。後の大阪商工会議所初代会頭、五代友厚(1836~85)らが商品化のために苦労を重ねた。今回は、鹿児島県志布志市の「東八重(とうばえ)製茶」が当時の記録を元に2年がかりで再現。茶葉を手摘みし炭火でいるなど、五代同様に試行錯誤を繰り返したという。福岡県春日市の会社員(58)は「幕末にこんなにうまい紅茶があったのは驚きだ」と話した。
=2015/07/11 西日本新聞=

全国各地
幕末~明治へタイムスリップ 「産業革命遺産」に観光客ドドッ
 「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録から初の週末を迎えた11日、関係各地には大勢の観光客が押し寄せた。施設は全国8県にまたがっており、地元はわが街へ呼び込もうとガイドの充実や交通アクセス改善で受け入れ態勢を整える。

 端島炭坑(軍艦島)などを抱える長崎市は4月、JR長崎駅の改札前に専用案内所をつくった。女性スタッフ3人が常駐、英語や韓国語でも対応できる。11日、夫婦で立ち寄った静岡県磐田市の公務員鈴木智久さん(55)は「事前にネットで調べたけど、スタッフの話を聞けて良かった」と満足そう。

 地下遺構のため、実物を見られない三重津海軍所跡(佐賀市)には、佐賀県と市が双眼鏡型の機器を配備した。跡地を歩きながら機器をのぞくと、大砲訓練や蒸気船の再現画像が映し出され、福岡市の会社員藤元正二さん(62)は機器を手に「幕末に戻った気分を味わえた」。

 韮山反射炉と最寄り駅を結ぶ無料シャトルバスを週末と祝日に出している静岡県伊豆の国市は、25日から8月末までは毎日運行する。土産店を営む近田典子さん(73)は「この人波がずっと続いてくれれば」と願った。
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