7月30日～8月1日の幕末ニュース

　この3日間の幕末関係ニュースです。今日は、長州と薩摩のニュースがそろい踏みですか(汗)。

愛知
【名古屋市】かやぶき屋根を市民ふき替え　東山植物園の合掌造り
　「世界遺産で知られる岐阜県白川村の合掌造り集落から、名古屋市千種区の東山植物園に移築された合掌造りの家のかやぶき屋根が来年、約２００人のボランティアの手でふき替えられる」。
　「幕末の１８４２年に建築された民家。ダムができて水没するため市が寄贈を受け、１９５６（昭和３１）年に移築された」。　

兵庫
上野彦馬賞フォトコンテスト受賞作品展：上野彦馬の業績解説－－尼崎　／兵庫
　「日本初のプロカメラマン、上野彦馬にちなんだ『上野彦馬賞フォトコンテスト受賞作品展』が開かれている尼崎市総合文化センターで２９日、上野研究の第一人者、石川寛夫・九州産業大美術学部教授が『写真の開祖　上野彦馬』をテーマに講演」。
　地元なので(汗)、街中でポスターを見かけました。なぜ尼崎で、という気もするのですが……時間があれば見にいきたいです。

山口
１日から「萩夏まつり」　初日は８０００発の花火　「城下町」に熱気呼ぶ
　「城下町に熱気があふれる萩市の『萩夏まつり』（同まつり実行委員会主催）が１日から３日間、同市吉田町・田町通りや住吉神社を主会場に開かれる」。
　「２日は、萩市で１１月に開かれる国民文化祭・やまぐち『民謡・民舞の祭典』で披露される民踊『ヨイショコショ』や『トコトンヤレ節』『よさこい・維新』を市民グループなどが踊り、市中に繰り出す」という記述がキーワード「維新」に引っかかってきました。


鹿児島
鹿児島評論：最先端の地　／鹿児島

薩摩藩が幕末に鋳造した大砲「１５０ポンド砲」が復元され、仙巌園に展示された。その大きさ、重厚さ、迫力に圧倒される。長さ約８メートルの木製台車に長さ約４・５メートル、重量約８・３トンの砲身が載っている。当時、日本最大級だったそうだ。
　その姿は復元で見ることが出来た。次は大砲を撃ったらどんな音がするのか興味がわき、「空砲でもいいから撃てませんか」と仙巌園に尋ねた。「それは、とても無理ですよ」の答えだった。
　説明によると大砲は１５０ポンド（約６８キロ）の弾丸を飛ばす能力があり、射程距離は３キロ。さらに１キロ先の４キロまで空気振動の影響があるそうだ。だから火薬を爆発させるだけで、空気の衝撃波が対岸の桜島まで伝わり、民家の窓ガラスが壊れる可能性があるという

　空気の振動で民家の窓ガラスが割れる心配があるとは……(汗)。


文化・芸能
＜ＮＨＫ＞０８年大河ドラマは「篤姫」
　「ＮＨＫは１日、２００８年の大河ドラマを、幕末の大奥に君臨した女性の一代記『篤（あつ）姫』に決めたと発表した。原作は宮尾登美子さんの『天璋院（てんしょういん）篤姫』」。
　家茂将軍・和宮さんも出てくるでしょうか。幕末の大河ドラマは視聴率がよくないというジンクスがありますが(汗)、私は幕末好きなんで、たぶん見ると思います。

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8月2日追記。少し詳しい記事がありました。
０８年大河は「ＮＨＫ版大奥」

篤姫は江戸時代後期、薩摩・島津家の分家に生まれながら将軍の正室となったシンデレラ・ストーリーの女性。幕末の時代の波が押し寄せる中、大奥の総帥として女性を束ね、江戸城の無血開城の実現にも大きな役割を果たした。歴史上の人物の一代記が基本となる大河ドラマで、幕末の女性主人公は初めて。

　「NHK版大奥」なんて表現されると、和宮さんとのバトルは如何に、という関心の方に行ってしまいそうになるのですが(苦笑)。

　同時代の女性を描き映画化もされる「大奥」との違いについて佐野氏は「意識としては全然違うものがある。単なる嫁姑（しゅうとめ）の確執は描きたくないし、男性も含めた時代を描く」と説明した。主演女優（未定）は１４～４９歳を１人で演じ、歴史上の人物として勝海舟、坂本龍馬、西郷隆盛、徳川慶喜らが登場。また、薩摩藩の若き家老・小松帯刀（たてわき）が大河では初めてクローズアップされる。

　小松帯刀ですか……うーん、私は『お～い！竜馬』で見た記憶ぐらいしか(汗)。
　一方、勝海舟、坂本龍馬、西郷隆盛、徳川慶喜といえば『新選組！』での俳優陣の皆さんの記憶が新しいところです。どんな俳優陣が起用されるのか、またドラマの中でどう描かれるのか、興味深々です……まぁ、再来年の話ですから(爆)『新選組！』DVDを時々見返しながら、気長に待ちますが。