8月12日〜13日の幕末ニュース

　今日も今日とて幕末関係の地域ニュースです。



愛知

水戸藩の学者描き小説

西尾の天野さんが出版社と共同出版

　「水戸藩が手掛けた大日本史編さん事業を題材にした江戸時代後期の時代小説『不満に候（そうろう）』を、西尾市新在家町の無職天野初男さん（５６）＝ペンネーム・天野春夢＝が、出版社の碧天舎（東京都）と共同で売り出す」。

　小説の舞台は江戸時代後期で幕末というわけではないのですが、「約１０年前『覚書幕末の水戸藩』（山川菊栄著）を読んで強烈な個性の青山にひかれ、その後、少しずつ資料をそろえていた」と、小説を書くきっかけについて紹介されています。



福井

五箇条の御誓文（草稿）が一般公開

先人の気概に児童興奮

県が入手『五か条のご誓文』

県立図書館で特別展開幕

　「幕末の福井藩士で、維新政府で活躍した由利公正の直筆とされる『五か条のご誓文』の草稿など、由利ゆかりの品々を展示した特別記念展『五箇条の御誓文と由利公正』が十二日、福井市の県立図書館で始まった」「特別展では、五か条のご誓文の成立までが詳しく説明されているほか、太政官札を発行して明治政府の財政再建を果たした由利の生涯や、坂本竜馬、西郷隆盛らとの交友関係を示す手紙などが紹介されている」。

　近かったら見に行きたいところですが……。



高知

高知のよさこい　華麗に最高潮

ペギー葉山さんびっくり　年々レベルアップ

　「また、２００３年から連続で出場している東京都日野市の『ひの新撰組連』の尾崎義昭さん（３９）は、『３回目にしてやっとペース配分など分かってきました。少しずつ良くなってきている』と自信をつけた様子だった」と、「ひの新選組連」(字は「ひの新選組連」の方が正しいようです)の紹介。



山口

吉田松陰の最初の伝記、「宝島」作者の英文豪が執筆

　「明治維新に大きな影響を与えた幕末の志士吉田松陰の伝記を初めて執筆したのは、「宝島」の作者で英国の文豪ロバート・スティーブンソンだったことが研究家の調べで分かり、山口県萩市の萩博物館で原書を展示する特別展が開かれている」。

「宝島」作者が最初に執筆　吉田松陰の伝記で新事実(写真画像入り)

　伝記については少し前に拙ブログでも話題にした覚えがありますが、原書が展示されているとのこと。