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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日は一件だけですが、コメント付けたいので紹介します。

栃木
戸田家墓所:宇都宮城再建事業36億円かけても…放置状態--地元住民ら怒り /栃木
 宇都宮城が07年3月完成に向け、総事業費約36億円をかけて再建される一方で、旧城主だった戸田家の墓所=同市花房本町=が不遇をかこっている。1968年に、宇都宮藩主だった同家の末えい(東京都在住)が、墓所を同市に寄付。児童公園として宇都宮市が管理するが、日中でも人はほとんど訪れず、史跡として実質上、放置されている状態だ。毎夏、墓所の草刈りをする近所の住民は「城にあれだけの金をかけて、持ち主だった人の墓をほったらかしにするとは、まさに『仏作って魂入れず』だ」と憤っている。【塙和也】

 墓所は1710年、同藩に転封してきた徳川将軍家譜代の戸田家が「英巌寺」を建立し、その境内に設置。明治維新まで続く同藩・約7万石の菩提寺となった。しかし、同寺は戊辰(ぼしん)戦争で焼失し、廃寺となった。

 末えいの戸田忠和さんが1968年、墓所の管理が経済的に困難となったために宇都宮市に寄付。以降、同市は市指定文化財としたものの、既に寺の敷地を買収した病院が墓所を取り囲むように建設されていたため、墓所への入り口が病院の裏口のようになった。このため、近所の住民ですら立ち寄らない「無人公園」となり、整備が放置されてきた

 宇都宮城の復興に関連する記事でも書きましたが、宇都宮は本宅での土方さん関連史跡訪問の第一号地だったので、このニュースを読んでちょっと落ち込みました。宇都宮城の復興の陰で、ご城主様たちの代々の墓所が顧みられないのは、何ともはや。

 地元の方々のイニシャティブで、整備が進みますように。
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