9月30日の幕末ニュース その2

　今日は最高気温が18度ぐらいだったようです。明日は22度まで上がるようですが、もう夏ものは着る機会がないでしょうねぇ(汗)。明日は衣替えの日でもありますし、今日は夏物のスーツをクリーニングに出して来ました。
　それにしても台風15号の進路と勢いが気になります。

岐阜
高山市文化財：古文書など３件指定　／岐阜

　高山市は、市郷土館が所蔵する古文書や絵画など３件を新たに市の文化財に指定した。高山市内の文化財総数は国、県、市合わせて９３５件で、うち市指定の文化財は７７７件となった。１０月１５日から、同館で一般公開される。
　新たに指定された３件は、いずれも江戸－明治時代の資料。当時の町年寄りが職務で作成した８３８５点にのぼる記録文書を収めた「高山町会所文書」▽幕末に地役人を務めた国学者の富田礼彦直筆の斐太後風土記などの「富田家資料」１９２１点▽高山市出身の画家・土田雪鴻が描いた花鳥図や下絵など３４７点。【奈良正臣】

長崎
頭ヶ島天主堂…気高く可憐 祈りの空間（長崎県新上五島町）

　南北に連なる五島列島の北部、中通島の北東に位置する頭ヶ島。以前はこの島にある上五島空港と長崎、福岡を定期便が結んでいたが、現在は閉鎖されている。島を結ぶ頭ヶ島大橋の近くから入り江に向かって坂道を下ると、小さな天主堂が姿を現した。
　幕末のころ、頭ヶ島はキリシタンたちの隠れ住む場であった。しかし明治時代になって厳しい弾圧の手はこの地に及び、１８７３年のキリスト教解禁まで信者たちはこの島から離れていたという。やがて初代の天主堂が建てられ、１９１０年から約１０年の歳月を費やして現在の石造天主堂が献堂された。