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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 今日から10月、以前だと今日から衣替えなんでしょうが夏が暑くなったためか6月と10月を節目にするよりは柔軟な衣替えをされている方が多いと思います。今年は特に、この何日か急に寒くなって、秋物を引っ張り出した方も多かったのでは……私も今日は秋物のスーツを着ました、午後はちょっと暖かかったので上着を脱ぐ場面もありましたが。

東京
維新の薫り今に伝える 聖徳記念絵画館(東京都新宿区)
 瀟洒(しょうしゃ)な青山通りから明治神宮外苑のイチョウ並木に入ると、木立の切れ目からドーム形の天井をした建物が目に入ってくる。聖徳(せいとく)記念絵画館だ。豊かな緑に囲まれ、散歩やジョギングをする人々が行き交う憩いの空間に、悠々とたたずむ。神宮外苑のシンボルとして、明治維新の薫りを現代に伝えている。
 東西に百十二メートル、南北に三十四メートル、ドームの頂点の高さは三十二メートルに及び、圧倒的な存在感がある。それもそのはず、明治天皇と昭憲皇太后のすぐれた知徳、つまり「御聖徳」を後世に伝える壁画を展示するために建てられたからだ。
 建物はドームを中心に左右対称となっており、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造り。外壁は岡山県の万成花こう岩を使用し、館内は中央に大理石張りの大広間がある。
 華美な装飾は施されておらず、皇室関連の建物にみられる「菊の御紋」も見当たらない。重厚だが、簡素な造りがとても心地よい。館内に足を踏み入れるとひんやりとした空気に包まれ、タイムトリップしたような感覚にとらわれる。
 設計図案は一九一八(大正七)年、一般公募に寄せられた百五十六点のうち一等に輝いた小林正紹氏の原図を基に、当時の明治神宮造営局が修正した。
 明治神宮外苑七十年誌によると、小林氏は「外国様式の直写は避け、明治時代を代表する新しい様式を作成したかった」と、当時の美術誌に設計コンセプトを述べている。つまり、建物にも旧弊を退ける維新の精神が生き抜いているのだ。
 ところが、翌十九年に始まった工事は、二三年九月一日の関東大震災の被害を受けて中断された。敷地に建築用の足場で組んだバラックを建て、被災者約六千四百人を収容したとの記録も残っている。このため、起工から七年の歳月を費やし、二六年十月にようやく完成した。
 終戦直後、進駐軍に接収された時期もあったが、六八年に開講した併設の絵画館学園には茶道や書道、生け花、日本画など各種教室があり、日本の伝統文化を継承している。九〇年から始まった夜間のライトアップにより、昼と夜で全く異なる表情を見せるのも魅力だ。また、二〇〇三年に東京都が歴史的建造物に選定している。 
(比護正史)

80点の壁画を恒久展示

 館内には縦3メートル、横2.5-2.7メートルの壁画が80点あり、明治天皇の生誕から逝去までの出来事を年代順に飾っているのが特徴だ。また、建物の中心から東側にある40点は日本画、西側の40点は洋画と分けており、同絵画館の担当者は「日本絵巻のように80点で一つの絵という感覚でご覧いただけます」と説明する。この壁画80点がそろったのは1936(昭和11)年で、以来、修復の時期をのぞけば、恒久展示されている。
 JR信濃町駅から徒歩5分、地下鉄青山一丁目駅から徒歩10分。東京都新宿区霞ケ丘町1の1。問い合わせは聖徳記念絵画館=(電)03(3401)5179=へ。



滋賀
おうみのお店:和菓子屋「しろ平老舗」 /滋賀
おうみのお店:和菓子屋「しろ平老舗」 /滋賀
◇新たな挑戦で伝統の味更においしく
 旧中山道の江戸・日本橋から数えて65番目の宿場町・愛知川宿(愛荘町愛知川)の北入り口近くにあり、中山道の観光客の案内にも一役買っている。
 幕末の慶応元(1865)年に創業。現店舗は四代目・四良兵衛さん(67)が五代目・昇さん(35)の誕生を機に1973年に新築し、白壁の純和風で、通りに溶け込む。
 陳列ケースには「宿場ういろう」▽もなか「米どころ」▽「地酒まんじゅう」▽「金柑大福」など140~250円の十数種類が常時並び、近作や季節限定品を合わせると50種類以上に。四良平衛さんは「地産地消にこだわり、おいしく、安心して食べてもらっています」と言う。
 店の左側は、江戸時代の木型や1919年のフランスワインなどが並ぶ「まちかど博物館」になっている。
 昇さんは8月の「第2回選・和菓子職」で合格して県内第1号の「優秀和菓子職」に認定され、その時に作った「秋の生菓子」を店で売り出した。昇さんは「伝統の味を守りながら、新たな挑戦もし、おいしいお菓子を食べてもらいたい」と言う。【松井圀夫】




佐賀
武雄高同窓会 「蘭書」を市に寄贈 市重要文化財 幕末の貴重な138冊
 武雄高校同窓会(石井義彦会長)が30日、同校創立100周年を記念し、同窓会が所有する市重要文化財の「武雄の蘭(らん)書」を市に寄贈した。
 武雄の蘭書は、第20八代佐賀藩武雄領主鍋島茂義が幕末に蘭学研究のため購入した西洋学書で、138冊が現存する。うち128冊がオランダ語で、日本で作成されたオランダ語の辞書もある。内訳は、科学78冊▽語学22冊▽医学16冊▽軍事学13冊‐など。武雄での蘭学研究の成果が、大砲製造や造船など佐賀藩の近代化事業の素地を作ったとされる。昭和の中ごろに武雄鍋島家から「後輩教育の一助に」と武雄高同窓会に寄贈され、2000年の市図書館・歴史資料館完成後は同館に保管を依頼していた。
 贈呈式で樋渡啓祐市長は「多くの市民に知ってもらうため、蘭書展を来年開きたい。傷んだ書の修繕にも取り組む」と感謝した。

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