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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 お誕生日ウィークもそろそろ終わりなので寄席に行こうかと思っていたのですが、夕方から夜にかけて爆弾低気圧が東京を通過しそうなので断念しました(;o;)。

福島
「八重の生き方」紹介 作家・藤本さんが猪苗代で講演会
 作家藤本ひとみさんの講演会「銃姫 八重という女性」は3月30日、猪苗代町体験交流館学びいなで開かれ、山本(新島)八重の生き方から、震災後を生きるヒントを考えた。
 学びを通じた被災地の地域コミュニティー再生支援事業の一環で、町教委の主催。120人以上が来場した。
 藤本さんは、戊辰戦争への参加、新島襄との結婚、日赤での活動などから八重の生き方を「一見、積極的に見えるが、よく見てみると何かに巻き込まれ、その中で最善を尽くす受け身の生き方」と分析。「運命から逃げない八重の受容の精神、与えられた中で精いっぱい自分を生かす生き方は参考になるのではないか」などと話した。


八重や幕末の会津藩紹介 会津武家屋敷特別展
 福島県会津若松市の会津武家屋敷の特別展「山本八重と会津藩の人々-幕末・明治、その群像-」は4日、施設内にある会津歴史資料館で始まった。11月30日まで。
 山本(新島)八重をはじめ幕末の会津の人々、秩父宮妃勢津子さまをゆかりの品とともに紹介。同志社社史資料センターが協力し、八重直筆の書など関連資料を会期途中の7月中旬まで展示する。信念を貫いた会津人の精神性を伝える。
 会津武家屋敷の入場料は大人850円、中高生550円、小学生450円。問い合わせは電話0242(28)2525へ。

(2013/04/05 09:37カテゴリー:歴史・伝統)


茨城
幕末、日本茶輸出第1号 「伝説のさしま茶」ペットボトル開発
坂東市観光協会は、市内のお茶生産農家「根本園」と共同で地元特産さしま茶のオリジナルペットボトル商品
「伝説のさしま茶」(三百五十ミリリットル、百五十円)を開発した。協会は「坂東の新しい顔として広く発信していきたい」とPRする。
 さしま茶は、一八五四年に黒船で来日したペリーが口にしたのがきっかけで一八五九年、日本茶輸出第一号として海を渡り、米国内で日本茶ブームを巻き起こした。当時の記録から木製の茶箱に豊臣秀吉の肖像画が描かれていたことも分かった。商品名はその歴史にちなんだ。
 ラベルには馬にまたがる武士の姿も描かれ、「BANDOU BUSHICHA」「坂東 武士茶」と刷り込んだ。上質な一番茶だけを使用し、温度管理など抽出方法にも気を使い、急須で入れたお茶の香りやうまみを再現した。
 さしま茶は、東京電力福島第一原発事故の影響で、一時、生産中止に追い込まれ、今も風評被害が続いている。逆境の中で今回、開発に携わった「根本園」経営の根本宏紀さん(29)は昨年、さしま茶の抹茶を使ったアイスクリームを製造して、販売した実績がある。「抹茶アイスは今も好調な売れ行き。同じ茨城産でも加工品は抵抗が少なく消費者は手に取ってくれる。ピンチをチャンスと考えたい」と話す。
 「伝説のさしま茶」は東京・銀座の県のアンテナショップ「茨城マルシェ」にも並ぶ。(原田拓哉)



千葉
流山本町の魅力僕らも知ったよ 北小児童がポスター展
 古い建物や旧跡が点在する流山市の本町界隈(ほんちょうかいわい)の魅力を紹介する「流山本町界隈再発見ポスター展」が、同市役所1階ロビーで開かれている。地元の同市立流山北小学校の児童が制作したアイデアあふれるキャッチコピーやイラスト、写真などを組み合わせた約160点が並んでいる。5日まで。

 ポスターは本町界隈(同市流山と加の一部エリア)にある神社・仏閣、流鉄流山線、新選組の近藤勇陣屋跡、万華鏡ギャラリー見世蔵など計12コーナーに分けて展示。

 ポスターの一部は取材した各店舗などに寄贈される予定だが、その前に一般にお披露目しようと市が同校側に持ちかけ、急きょ展示会が決まった。問い合わせは市商工課、電話04(7150)6085。


三重
小津清左衛門長柱日記:幕末の暮らしぶり鮮明 松阪市教委、第5巻を発刊 /三重
 松阪市教委は、江戸時代の豪商で、松阪商人として財をなした小津清左衛門家の11代当主、長柱(1811〜76年)が残した貴重な日記を解読した「小津清左衛門長柱日記」第5巻を発刊した。

 小津家は、紙の製造販売などを全国的に展開している「小津産業」(本社・東京)の基礎を築いた。松阪に残る旧家は「松阪商人の館」として公開されている。

 日記は長柱が家督を継いだ1840(天保11)年の翌年正月から、1871(明治4)年に隠居するまでの約30年間の貴重な記録だ。商売から日常生活までが克明に書いてあり、当時の暮らしぶりが分かる。松阪商人の姿を浮き彫りにしようと、03年から門暉代司・元本居宣長記念館長ら10人が「松阪古文書研究会」をつくって解読。これまでに4冊を発刊している。今回の発刊で、全体の約8分の1に当たる10冊を解読したという。

 第5巻は1849(嘉永2)年の1年分をまとめた。3月3日には射和の竹川家の息子吉三郎が小津家の養子となり、射和の延命寺から松阪の養泉寺に「宗旨送状」が出たことを記録。10月15〜18日には「山田岩淵(伊勢市)の御師・出口邸に手代数人と共に滞在、山田外宮、宇治内宮に絵馬を奉納し、歓迎を受けた」との趣旨をつづっている。

 一部700円。同市教委文化課、市立歴史民俗資料館、松阪商人の館で販売している。【橋本明】

〔三重版〕



コラム
旭堂南陽のブラリ講談 歴史あるき
自立した女性「新島八重」の巻

会津藩主・松平容保公の上洛

この立派な門をくぐると大きな駐車場がありとっても便利でした
 今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」は2年ぶりに20%超えの視聴率でスタートしたようです。今回、主人公の新島八重ゆかりの地、京都を歩いてみると多くの人々が「八重の事を知ろう」と関係地を訪れていました。しかも女性の方が多かったです。

 会津出身の八重が「なぜ京にきたか?」というと、兄の山本覚馬が松平容保(かたもり)公に随行し上洛(じょうらく)したのがきっかけです。

 そのころの京には反幕府の侍たちが脱藩して集まり、治安が急速に悪くなりました。幕府は京の警護をいずれかの藩主にさせなければなりません。しかし、これは誰もが嫌がります。死ぬ危険性があるところに自分だけでなく家来を連れ赴くようなものですから、なかなか決まらない。

 そんな時、徳川家と非常に深い関係のある会津藩に白羽の矢が立ちました。会津藩には初代から続く「徳川家をお守りしないといけない」という厳しい家訓がありました。それぞ誠の会津武士の本懐。これが後の会津戦争にまでつながる訳です。

 さて、幕府から京都守護職という役を与えられた藩主・容保。滞在地として本陣を構えたのが金戒(こんかい)光明寺。この寺は城構えで要所にも近く、千名の兵が滞在できました。

 丸太町通りから歩いて見ると、まさに要塞(ようさい)。なだらかな岡の途中や上に幾つかのお寺があり、下から歩くと結構高低差があります。しかもかなりの距離です。ここはそれまで壬生浪士組と言われていた浪人の集まりが、幕府公認の新選組として生まれる記念すべき場所。そんな事を考えながら訪れるのも楽しみの一つです。

 ここの周りには、ブラリ歩きスポットがたくさんあります。平安神宮に京都市美術館、京都国立近代美術館、京都市動物園、少し足を伸ばせば南禅寺と多彩です。

(大阪講談協会所属)
 ◇公演情報「みんなの講談」=9日午後2時、同4時(2回公演)、1500円、なんば徳徳亭、出演:太平洋、南陽。修羅場読みのワーックショップ付きの講談会。問い合わせはトリイホール、電話06(6211)2506


エンターテインメント
最旬男子が揃い踏み! 映画『幕末奇譚 SHINSEN5 ~剣豪降臨~』DVD発売
 旬な俳優陣の競演が好評の映画『幕末奇譚 SHINSEN5 ~剣豪降臨~』のDVD発売が決定した。

 同作はミュージカル『テニスの王子様』で注目を集めた豪華な俳優たちによるアクションハイブリッド時代劇。
 幕府転覆を狙う藩士と、それを影から操る陰陽師の力と謎に、熱き友情で結ばれた新撰組屈指の剣客5人が挑む。リーダー格の土方歳三を馬場徹、沖田総司を神永圭祐、斎藤一を馬場良馬、藤堂平助を八神蓮、原田左之助を広瀬友祐が務める。さらに、敵役の吉田稔麿に高崎翔太、土御門源春に佐々木喜英を配役し、まさに最高のキャスティングといえる。監督は、映画『RISE UP』『スイッチを押すとき。』の新鋭・中島良。

 今回のDVDには、初日舞台挨拶等の特典映像も収められており、2枚組での発売。今作の大好評を受けて、早くも第二弾となる「幕末奇譚 SHINSEN5~風雲伊賀越え(仮)~」の制作も決定しており、各方面から注目が集まっている。

 アクションと殺陣の魅力を存分に楽しめる、進化した時代劇。次作への期待とともに楽しみたい。

DVD『幕末奇譚 SHINSEN5 ~剣豪降臨~』は、5月24日から発売。


『八重の桜』の長州藩描写 山口県民は受け入れ難いの意見多し

 山口県下関市に住む70代女性は、長年にわたって大河ドラマの大ファンだ。特に今年の『八重の桜』は、綾瀬はるかが「孫の嫁によう似ちょる」ということもあり、楽しみにしていた。しかし、最近では、日曜夜8時のNHKにチャンネルを合わせようとするたび、気が重くなってしまう。
「まだまだ物語は始まったばっかり。それやのに、もうすっかり長州藩は悪者扱いじゃけえね。このままやったら、戊辰戦争で会津に攻め入った長州藩は、鬼のように描かれるでしょ。ちょっと見る気がせんのよね」
 大人気の大河ドラマ『八重の桜』。初回視聴率は2年ぶりに20%超えを果たした。物語の舞台である福島県への貢献は相当なもの。日本銀行福島支店の試算によれば経済効果は「113億円」ともいわれており、震災からの復興に一役かっている。
 このドラマは、明治維新を「敗者」である会津藩の視点から描いたものだ。
 綾瀬演じる山本八重の故郷・会津藩は、旧幕府勢力の中核と見なされ、長州藩・薩摩藩を中心とする新政府軍の仇敵となる。
 特に、長州藩との遺恨は根深い。会津藩主・松平容保が1862年から京都守護職となり、新撰組を麾下において尊王攘夷派志士たちの徹底的な取り締まりを行なう。さらに蛤御門の変では、壮絶な市街戦の末に長州藩を敗北させ、「朝敵」へと追いやる。
 大政奉還、王政復古後に戊辰戦争が勃発すると、今度は会津藩が新政府軍から「賊軍」の汚名を受け、徹底的な弾圧にあう。19人の少年たちが自刃した「白虎隊の悲劇」に代表されるように、数多くの犠牲者を出した。
 さらに新政府軍は会津戦争における犠牲者の埋葬を禁じたため、会津の人々は家族の遺体が野に晒され、鳥や獣に食い散らかされる悲惨な状況を目の当たりにしたとされる。
 これらの遺恨はまだ根深く残っており、2007年に山口選出の安倍晋三首相(前任時)が会津若松市を訪れた際、「先輩がご迷惑をかけたことをお詫びしなければならない」と語ったほどだ。
 会津出身の本誌女性編集者は小さい頃から「長州の男との結婚だけは絶対に許さん」と言われ続けて育ったという。そんな背景もあり、『八重の桜』における長州藩の描写は、「山口県民にとっては受け入れたくないもの」(山口県萩市在住の70代男性)という意見が多い。
※週刊ポスト2013年4月5日号

 長州を正義だと教えられてきた方々には会津とか、赤報隊とか、受け容れがたいでしょうね。

『八重の桜』描写 山口・福島県民の怒り温度差にNHKが配慮
 NHKで大人気の大河ドラマ『八重の桜』は、幕末の会津が舞台となっているが、戊辰戦争で会津に攻め入る長州藩が鬼のごとく描かれているため、山口県民の怒りを買っている。

 その一方で、「NHKサイドは山口県には相当気を遣っている」との分析もある。山口県萩市にある萩博物館の一坂太郎・特別学芸員(幕末維新史)がいう。

「吉田松陰役の小栗旬が、ストーリーの必然性と関係なく、会津を訪れたエピソードは印象的だった。松陰が会津に行ったのは史実ですが、八重や山本覚馬に会ったかどうかは分かっていない。松陰の魅力を伝える場面をあえて作ったという気がしますね。

 それに江戸の街や黒船襲来のシーンを撮るときにも萩市でロケをやっている。さしたる必要性がないのにやってきたのは、山口県からの反感を避けるためかもしれません」

 もちろん山口県民の「怒り」と福島県民の「怒り」に相当な温度差があることは事実だ。1980年代には萩市が会津若松市と姉妹都市を結ぼうとしたが、会津若松市の反対で頓挫した経緯がある。

 1996年に当時の萩市長が非公式に会津若松市を訪れた際も、会津若松市長は記者会見の場では握手に応じなかったといわれる。 萩市在住で「長州と会津の友好を考える会」代表の山本貞寿氏がいう。

「郷土に攻め入られた会津の方が持つ思いと、長州の人間が持つ思いとでは、重みが違うのは事実。過去の和解活動は全てうまくいっていないし、歩み寄ろうとしても会津の方には厳しいことをいわれてしまうことも多い。

 細かいことを議論しようとすると、堂々巡りになってしまうので、私はあまり悪口を言い合いたくない。お互いに日本を思う気持ちがあるんだから、少しずつ歩み寄っていければいいと思うんです」

※週刊ポスト2013年4月5日号

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