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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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 昨日からBS hiで『陽炎の辻』パート1の再放送が始まりましたね。パート1の第1回を録画し損ねたので、ゲットできて嬉しいです(第2回を録画し損ねましたが、シリーズ中屈指の出来なので、前に録画したDVDを引っ張り出して再生鑑賞中です)。
 こうして改めて見ると、ぐっと密度が濃いドラマですねぇ……筋にツッコミどころがないわけじゃないのですが(原作通りだし^_^;)、作品に対する俳優陣&スタッフの愛情の強さをひしひしと感じます。
 某大河ドラマはすっかり流し見になってます。史実を忠実に再現しろとは云いません。『新選組!』でも当初から「歴史と歴史エンターテインメントの区別をつけましょう」と主張した白牡丹です、脚色としてフィクションが混じっても目くじらは立てませんが、脚色によって描きたいものがちゃんと描けてるかどうかが大事なんですよね。
 ちなみに、史実に全然忠実でないアニメ『戦国BASARA』(笑)は第1回から大受けで見ております^_^;。『侍戦隊シンケンジャー』も見てます(爆)。
 ……と、長くなりました。以下、今日の幕末ニュースです。

静岡
合唱で地元偉人たたえる 松崎の「中川三聖まつり」
 リンク先は静岡新聞サイト(閲覧に会員登録が必要・無料)です。
 松崎町中川地区出身の偉人3人をたたえる「中川三聖まつり」が5日、同町大沢の道の駅「花の三聖苑」で開かれた。
 三聖は幕末の漢学者土屋三余、豆陽学校(現下田高)を創設した依田佐二平、北海道帯広の開拓に尽力した依田勉三の3人。中川小の全校児童が合唱で「三聖の碑の前で」を披露したほか、太鼓や吹奏楽の演奏、ビンゴ大会、もちまきなどが繰り広げられた。無料開放された施設内の温泉「かじかの湯」も大勢の来場者でにぎわった。
 「依田佐二平文化賞」の表彰式も行われた。走り高跳びで優秀な成績を収めた飯田真子さん=河津東小6年=と、チャリティーコンサートなどを続けている下田青少年合唱団(下田市)が受賞した。 


三重
松浦武四郎:人生遍歴紹介「関係資料」を記念館が発行 /三重
 北海道の名付け親として知られる松浦武四郎(1818~88)の生涯を分かりやすく紹介した冊子「松浦武四郎関係資料」(A4判14ページ、200円)を、松阪市小野江町の松浦武四郎記念館が発行した。
 国の重要文化財に昨年7月、指定された資料1503点を基にした武四郎ダイジェスト版。6度にわたって遠征した蝦夷地(えぞち)(北海道)調査で作製した地図や日誌をはじめ、江戸(16歳)、四国(19歳)、九州(20歳)、対馬(25歳)など、各地を遍歴した旺盛な行動を紹介している。
 蝦夷地調査は江戸でも有名になり、吉田松陰や頼三樹三郎ら幕末の志士、儒学者と交わした書簡のほか、各地の天神に奉納した銅鏡の拓本など、晩年の趣味を伝える資料も収録している。
 また、今年2月まで1年間にわたって展開した武四郎生誕190年記念事業をまとめた報告書「時をこえてつなげる心」(A4判14ページ)も500部作成した。希望者に無料配布している。【橋本明】




京都
新徴組の活躍、絵図などで伝える
東山・霊山歴史館で幕末維新展

新徴組の活躍、絵図などで伝える 東山・霊山歴史館で幕末維新展
 江戸末期から明治への変革期を振り返る特別展「よみがえる幕末維新」が、京都市東山区の霊山歴史館で開かれている。旧幕府軍の一員で、新選組の影に隠れた「新徴(しんちょう)組」の戦いぶりを描いた絵図など貴重な資料が展示され、「近代日本の夜明け前」にあった動乱の激しさを伝えている。
 戊辰(ぼしん)戦争(1868-69)の終結から140周年の節目に合わせて企画し、歴史資料約100点を並べた。
 京都を拠点に活躍した新選組に対し、江戸で海防警備などにあたった新徴組が、新政府軍に寝返った矢島藩(現在の秋田県由利本荘市矢島町)を奇襲作戦で攻め落とす様子を描いた「矢嶋戦争之図」を初公開した。
 「新政府軍の錦絵は多いが、旧幕府軍の中でも目立たぬ存在の新徴組の勝ち戦を記した珍しい資料」とみて、霊山歴史館が昨年末に古物商から購入した。
 このほか、ナポレオン3世から徳川慶喜へ贈られたとされる西洋甲胄(かっちゅう)や、金ボタンに葵(あおい)紋と海軍を示す錨(いかり)の模様がある榎本武揚の軍服などが並び、来場者の注目を集めている。
 5月6日まで。月曜休み。有料。

霊山歴史館 2009年春の特別展
箱館戦争終結・土方歳三没後140年
「よみがえる幕末維新」~動乱から変革まで~

 うぅ、「土方歳三没後140年」という特別展、見たいなぁ……。
 「金ボタンに葵(あおい)紋と海軍を示す錨(いかり)の模様がある榎本武揚の軍服」は、「靖國神社遊就館の協力」とあるので同館所蔵の軍服ですね。幸いにも、昨年の憲政記念館の特別展で拝見しております。
 

山口
吉田松陰の学習を奨励=山口県
 山口県教育委員会は、長州藩(山口県)出身で幕末の精神的指導者だった吉田松陰の生き方についての学習に取り組むよう、県内すべての公立小中学校に対して呼び掛けることにした。義務教育課によると、県内全域で歴史上の特定の人物について学ぶ機会を持つのは珍しいという。吉田松陰は今年10月で没後150年を迎えることもあり、実施することにした。
 同課によると、2009年度から「ふるさとの先人に学ぶ教育の推進」として、予算の付かない新規事業として行う。吉田松陰の生き方や業績などを題材に授業や教育活動に取り組む。「苦難に立ち向かっていく精神を学び、世の中の動きをしっかりと見据える目を養うのが目的」(義務教育課)としている。
 具体的な取り組みについては各学校に任せることにしており、朝礼での校長講話の中で吉田松陰の言葉を引用したり、作文大会を開催したりすることが想定されるという。(了)


佐賀
お寺に響く雅楽の調べ 唐津市延楽寺
門徒10人 息ぴったり

 唐津市浜玉町の延楽寺(虹林延慶住職)で5日、門徒による雅楽の演奏があった。地元の草場地区で明治初期から受け継ぐもので、篳篥(ひちりき)や笙(しょう)の優雅な音色で、楽曲「越天楽」を本堂に響かせた。
 演奏は浄土真宗の宗祖・親鸞の生誕を祝う「降誕会(ごうたんえ)」に合わせ、毎年開催。起源は明治維新ごろと伝えられ、福岡の旧黒田藩から太鼓を譲り受けた際に、住民が京都の楽師を招き、演奏を習ったという。
 福岡大の白川琢磨教授(宗教民族学)によると、「寺で雅楽を演奏することは、奈良県などの古い寺には例があると聞くが、九州では珍しい」と話す。
 この日の演奏は30代から60代までの10人で行い、法要の始まりを飾った。篳篥と龍笛(りゅうてき)がつやのある旋律を奏でると、笙や琵琶の繊細な音が加わって調和。本堂をみやびな音色で包んだ。
 楽団代表の宮崎文也さん(64)は「音階やリズムは口伝えで、体得するのは大変だった」というが、毎年経験を重ね、息はぴったり。「若手の参加がうれしい。代々引き継いできた音色を地域みんなで守り続けたい」と話している。

【写真】龍笛(前列)や太鼓(後列左)で雅楽を演奏する草場地区の住民=唐津市浜玉町の延楽寺





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