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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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W杯が始まって、早朝から録画チェックするようになり、そして夜中の試合を見る日もあり、生活が不規則になってしまった。

その結果、昼間に睡魔が襲ってくる……いい落語会であっても、だ。申し訳ない。

雷電の初土俵/松之丞
 ……ほとんど覚えていない。

かぼちゃ屋/市馬
 本当に最後の辺りしか覚えていない(涙)。

お札はがし/正雀
 ……これも最後の辺りしか覚えていない。怪談ものは苦手だし。。

真景累が淵より発端/馬石
 ……これも覚えていない。かなり怖かったかも。。

船徳/さん喬
 まともに聴いたのは「船徳」だけでした。
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久しぶりに最初から聴けたのに、「狸の鯉」台所鬼〆、「道灌」柳家喬之助、うたた寝して聞き逃してしまった……(汗)。

笠碁/市馬
 いやぁ、やっぱり市馬さんいいわ。

短命/権太楼
 権太楼でした。

頓馬の使者/さん喬
 山田洋次作品だそうですが……私はどうも、さん喬師の落語にはうまくチューンインできないのです(志らく師もそう)。声質が自分の好みではないらしい、です。
昨日は、毎年恒例、土方歳三資料館での和泉守兼定の公開シーズンにあわせて愛刀を拝見させていただきました。指折り数えてみれば、大河ドラマ『新選組!』放送から10年、私が土方さんにフォーリンラブして15年、ですねぇ……。

北海道
箱館戦争再現、迫真の殺陣 五稜郭祭で維新行列
 【函館】幕末の箱館戦争を伝える第45回箱館五稜郭祭(実行委主催)のメーンイベントの維新行列が18日、行われた。函館市中島町から五稜郭公園の約2キロをペリーや榎本武揚、土方歳三などに扮(ふん)した市民ら約600人が歩き、旧幕府軍と明治新政府軍の戦いを再現した模擬戦闘に、沿道の観客は盛んに拍手を送っていた。

 本町では、大砲の音を合図に、両軍が箱館戦争の戦闘を再現。観客は、眼前で繰り広げられる迫真の殺陣や、クライマックスに土方が銃弾に倒れる場面を固唾(かたず)をのんで見守った。

 一行は引き続き、五稜郭公園まで行進。箱館奉行所近くの特設ステージでは、榎本が五稜郭を開城した場面を再現し、祝砲を響かせて幕を閉じた。

 行列には、16日に入港した米海軍イージスミサイル巡洋艦シャイローのクルーシュ・モリス艦長ら24人のほか、国の華幼稚園(梁川町)の園児約60人も参加し、沿道からの声援に手を振って応えていた。

 市内港町の佐野正敏さん(62)は「毎年、孫2人と戦闘シーンを見に来ることを楽しみにしている。今年は行列の人数も多く、迫力があった」と話していた。(松嶋加奈)

白兵戦に観客沸く…五稜郭祭最終日に維新行列
 第45回箱館五稜郭祭(協賛会主催)の最終日は18日、函館市中島町―五稜郭町間でメーンイベントの維新行列などが行われた。沿道に集まった観客が、函館の幕末の歴史を表現した総勢1100人のパレードや箱館戦争の白兵戦パフォーマンスを楽しんだ。

 維新行列は、榎本武揚率いる旧幕府軍と新政府軍の衣装に身を包んだ市民らが出演。中島廉売で出発式が行われ、黒田清隆役を務めた中野豊実行委員長が「今年は五稜郭築造150年の節目を迎えた。元気にパレードしていこう」とあいさつし、出発した。

 開陽丸など艦船を模した山車には、片岡格副市長や渡島総合振興局の宮内孝局長らも幕末の志士役となって”乗船”。千代台運動公園からは市内の吹奏楽部やマーチングバンド10組が音楽パレードに参加した。

 本町の行啓通では、恒例の白兵戦パフォーマンスを披露。大砲が打ち鳴らされると、刀を持った出演者が一斉に格闘シーンを展開。前日の土方歳三コンテストで優勝した小林良紀さん扮(ふん)する土方も登場し、華麗な殺陣と壮絶な討ち死の場面を見せ、盛り上げた。

 その後、五稜郭公園内で、無血開城のシーンを再現した開城セレモニーが行われ、榎本が黒田に「海律全書」を手渡すシーンなどが再現された。

 両親とともに来場した札幌市の東生野さん(56)は「函館が歴史のあるまちだということをあらためて実感した。ずっと続けてほしい」と感激していた。

土方歳三コンテスト 迫真の演技…五稜郭祭開幕
 戊辰戦争終結の地、五稜郭を舞台にした「五稜郭築造150年記念第45回箱館五稜郭祭」(同協賛会主催)が17日、開幕した。五稜郭タワーアトリウムで開かれた恒例の「土方歳三コンテスト全国大会」では、東京都練馬区の会社員小林良紀さん(38)が優勝を飾った。

 同コンテストは27回目。参加者は男性8人、女性7人の計15人で、東京や千葉、愛知からの参加もあった。今年は出陣を前にした土方が市村鉄之助に写真を託し、戦場で官軍に撃たれるシーンを再現。正統派の演技で殺陣を決める人や、スマートフォンで写真を撮りながら登場して笑いを取るなど、それぞれが工夫を凝らした演技を披露した。

 優勝の小林さんは一昨年が準優勝、昨年が3位で、3年目で栄冠をつかんだ。近藤勇らへの思いをセリフに盛り込み、刀や拳銃を用いた迫真の演技を披露。小林さんは「昨年まではギャグ路線だったので、今年は土方がどう戦いを挑んでいったのか演出面を考えた。パレードでは沿道の人に応えながら、土方の格好良さが出せれば」と話した。

 準優勝の市内の准看護師丸山彩さん(21)は、官軍に撃たれ、あおむけに倒れ込んで客席を沸かせ、「土方の仲間を思いやる優しさや守るべきものへの思いを表現した」と話した。3位の箱館五稜郭祭賞は、時事ネタを盛り込んだ名古屋市の宮崎準也さん(47)が受賞した。

 この日は同コンテストに先立ち、市内4カ所で碑前祭が行われ、箱館戦争の戦没者をしのんだ。18日は維新行列のパレードが行われ、小林さんと丸山さんも参加。午後1時に中島廉売通りをスタートし、行啓通では戦闘シーンの再現、午後3時ごろには五稜郭公園特設ステージで開城セレモニーがある。

戊辰戦争当時を再現する「箱館五稜郭祭」- 土方歳三になりきるコンテストも
北海道函館市の五稜郭で、戊辰戦争の舞台となった五稜郭にまつわる歴史を後世に伝える「箱館五稜郭祭」が開催される。期間は5月17日~18日。

同祭りは、日本が近代国家に移行する最後の戦い「戊辰戦争」の舞台となった「五稜郭」について、史実と合わせ歴史的遺産として長く後世まで伝えることを目的とし、昭和45年(1970)にはじまった。

45回目となる今回は、17日に「中島三郎助父子最後之地」、「土方歳三最期之地」、「碧血碑」、「箱館戦争供養塔」など箱館戦争ゆかりの地を巡る「碑前祭」を開催。また、函館の地で最期を迎えた新選組副長・土方歳三を演じる「第27回 土方歳三コンテスト全国大会」を、五稜郭タワー1階アトリウムで実施する。

18日の「維新行列・音楽パレード」では、戊辰戦争当時の旧幕府軍・官軍に扮した行列が町を練り歩く。行啓通りで戦闘シーンのパフォーマンスを見ることができるほか、五稜郭公園特設ステージで、五稜郭明け渡しを再現する「開城セレモニー」も行われるとのこと。

五稜郭150年 節目の祭典、にぎやかに開幕 碑前祭130人しのぶ
 160年前のペリー来航から箱館戦争終結までの15年間の歴史を伝える「第45回箱館五稜郭祭」が17日、函館市内で開幕した。初日は同戦争の戦没者を追悼する碑前祭や記念式典、土方歳三コンテスト全国大会を開催。18日は維新行列と音楽パレードが行われる。

 碑前祭は碧血碑(谷地頭町)など市内4カ所で実施。旧幕府の幕臣中島三郎助と2人の息子を供養する「中島三郎助父子最後之地」碑前(中島町)の碑前祭には、地元の中島町会や三郎助のひ孫で神奈川県海老名市在住の中島恒英(つねふさ)さん(69)、出身地の横須賀から訪れた18人を含む約130人が参加。榎本武揚と黒田清隆に扮(ふん)した実行委関係者が花を供え、中島三郎助父子追悼の祭文を読み上げた。

 五稜郭タワーアトリウムで行われた記念式典では、観光客ら約400人を前に、実行委員長の中野豊・五稜郭タワー社長が「今年は五稜郭築造150年という節目の年。午前の碑前祭では地域に愛され続けられるよう祈ってきました」とあいさつした。

 また、新選組副長土方歳三らしさを競うコンテストでは、東京都練馬区の会社員小林良紀さん(38)が優勝。準優勝に函館市の准看護師丸山彩さん(21)が選ばれ「昨年に続く挑戦なので、とてもうれしい。優勝するまで頑張りたい」と笑顔を見せた。このほか市内の保育園児が寸劇を披露した。

 最終日の18日は、維新行列が午後1時、中島町の中島廉売通りをスタートし、行啓通りで榎本軍と新政府軍が戦闘を繰り広げるパフォーマンスを行う。中高生らによる音楽パレードは午後1時に千代台公園を出発し、五稜郭タワーに向かう。(田中雅章)
 ショーアップされる土方歳三最期の姿に心を痛める土方ファンもいるようです。戦闘場面を迫力をもって伝えることで歴史に関心を持ってもらうことも大事ですが、戦争によって多くの血が流れたという史実が後世に伝わるようにしなければいけませんね。

栃木
戦争の痕跡訪ね 戦後の平和知る
 かつて「軍都」と呼ばれた割にあまり知られていない、宇都宮市内の戦争の痕跡を訪ねるバスツアーが、今年も今月17日に催される。戦争の記憶を風化させない狙いで、今回で30回目の節目。主催する市民団体「宇都宮平和祈念館をつくる会」では、積極的な参加を呼び掛けている。 (後藤慎一)
 宇都宮市にはかつて旧陸軍の師団司令部や飛行場、中島飛行機宇都宮製作所など多くの軍関連施設が置かれた。米軍機の空襲で多くの犠牲者も出した。
 「ピースバス」と名付けられたツアーは、一九八七年から年一~二回実施。「軍都」としての宇都宮の横顔はあまり知られていないため、参加者から「こんなところがあったとは」と驚きの声が上がることが多い。
 昨年のツアーでは、旧陸軍宇都宮飛行場(清原飛行場)で通信員を務めた奈良県の男性(83)が七十年ぶりに訪問。往時をしのび「すっきりした」と感想を残したという。
 今年は午前九時半、宇都宮市役所をスタート。市中心部の清住町通りを歩き、戊辰(ぼしん)戦争など江戸時代も含めた戦争の痕跡を見学する。
 その後、市西部にある旧陸軍師団司令部跡、地下軍事工場跡、射撃訓練場跡などを探訪。それらが病院や運動公園などに姿を変えたことを知ることで、戦後の平和都市への変貌を実感する。
 佐藤信明(しんめい)事務局長は「宇都宮の戦跡を後世に残したい。ギョーザとカクテルの観光だけではない宇都宮を分かってもらえれば」と話している。
 だれでも参加可。定員四十人。資料代五百円が必要。希望者は十三日までに、はがきか電話、ファクスで同会に申し込む。宛先は〒320 0037 宇都宮市清住3の1の14。電話は028(625)3266、ファクスは028(627)4216。
東京
ひの新選組まつり」で都市農業PR!」 東京都日野市 2014年5月17日
 新選組副長の土方歳三や六番隊長の井上源三郎が生まれ育った東京都日野市で、第17回ひの新選組まつりが開かれた。]

 市内の農業者とJA東京みなみ職員は農民に扮(ふん)して、大八車に地元野菜や市内産の野菜苗を載せ、都市農業をPR。大勢の見物客から注目を浴びた。総勢約800人の「隊士」が当時の衣装に身を包んで練り歩く「新選組隊士パレード」もあり、全国各地から参加者が集まった。まつりは1998年に市制35周年と土方歳三没後135周年を記念して始まった。
新選組ゆかりの日野発祥グルメ「焼きカレーパン」1200 個登場/東京
 東京都日野市で5月11日に開かれる「第17回ひの新選組まつり」で、日野市内のパン店6店が、オリジナルの創作“焼きカレーパン“を披露、販売する。焼きカレーパンは、日野市の新たなご当地グルメとして注目が集まりつつあり、関係者は広くアピールする機会にしようと意気込んでいる。

 「ひののめぐみ焼きカレーパン」は、トマトやカキなど市内の特産物を使用。障害者と農家がコラボレーションして創作した一品で、油で揚げずに焼いて調理するためヘルシーだという。2013年11月に行われた「ニッポン全国ご当地おやつランキング」で高い評価を受け、準グランプリを獲得した。

 催しは、5月11日(日)午前10時から午後3時、同市日野本町のJCN日野ケーブルテレビ社屋隣の第17回ひの新選組まつり会場内で開催。市内6店が独自の工夫を凝らした「焼きカレーパン」を計1200個を販売予定で、一個120~200円で食べ比べできる。
エンターテインメント
『半沢』続編に興味なし!? NHK大河、三谷幸喜・堺雅人“最強”タッグ結成の舞台裏
「NHKとしては、予想外の発表になったそうです。『女性自身』(光文社)に直撃された三谷さんが、否定しませんでしたからね。それで急きょ、発表することになったそうです」(スポーツ紙記者)
 13日、2016年のNHK大河ドラマの脚本を三谷幸喜が手掛け、その主演に堺雅人が内定したと一斉に報じられた。
「『自身』に記事が出ることが分かり、題材が戦国武将・真田幸村ということも、主演が堺さんであることも、すべて発表することにしたそうです。話題性抜群の組み合わせだけに、NHKとしては独自に発表したかったみたいですが」(同)
 NHKの内情はともあれ、確かに今、一番数字が取れる俳優である堺を押さえられたのは大きい。
「三谷さんが脚本を担当することは年明けには決まっていたのですが、三谷さんは“当て書き”といって、先に役者を決めてからその役者をイメージしながら台本を書くので、早急に主演を決める必要がありました」(NHK関係者)
 NHKとしても、ここのところ低迷する大河の起爆剤となることを期待しての三谷起用だけに、確実に視聴率が取れる俳優を望んだという。そんな両者の思惑が一致した俳優が、堺だったというわけだ。
 堺は昨年の『半沢直樹』(TBS系)での活躍は言うまでもないが、04年に放送された三谷脚本のNHK大河ドラマ『新撰組!』に新撰組総長・山南敬助役で出演したことで、一気に知名度をアップさせた。
「堺さん演じる山南が切腹する回は、視聴者から“助命嘆願書”が局に届くくらい、盛り上がりましたからね。年末には、大河ドラマ史上初めて、その回だけが再放送されるということもありました。その『新撰組!』から4年後、宮崎あおいさん主演の『篤姫』でも、徳川13代将軍の徳川家定役で出演し、話題を呼びました。もちろん、主演である宮崎さんの好演もあったのですが、それまで幕末モノは視聴率が取れないとされてきた大河で前評判を覆し、平均視聴率24.5%を獲得。幕末モノとしては、過去最高を記録しました。それに堺さんの存在があったことは間違いありません。これも、NHKとしては史上初めて、放送中に再放送するという、異例の人気を博しました」(芸能事務所関係者)
 実は、『新撰組!』はNHK大河史上初めて続編が作られた作品でもある。
「NHKとしては、こうした“史上初”といった作品の中心に常に堺さんがいたことから、“いつか彼主演で大河を”と思っていたそうです。それで今回、堺さんの名前が挙がったというわけです」(前出・NHK関係者)

 通常、大河の撮影は前年の夏から始まる。つまり、来年15年の夏から、出演者は大河に付きっきりということになる。となると、気になるのは『半沢直樹』の続編なのだが……。
「堺さん自身、続編にはあまり興味がないみたいですよ。事務所としては、“いつかできれば”というスタンスのようです」(前出・芸能事務所関係者)
 “三谷組”の俳優、女優は人気者ばかり。8年ぶりに大河に主演としてカムバックする堺を中心に、豪華俳優陣による戦国絵巻が展開されそうだ。
 『組!』出演者のゲスト出演も期待できるかな?
GW最後の休日です。今年は家庭の事情で函館には行かず、今日、父の三回忌を西新宿のお寺で執り行いました。

北海道
五稜郭築造150年祭開幕
 特別史跡「五稜郭」築造150年を記念するイベントが26日、開幕した。箱館奉行所前でオープニングセレモニーと箱館戦争の激戦の様子を再現する「箱館戦争抜刀隊」があり、熱のこもった演技を披露。集まった観光客らから拍手喝采を浴びた。来年2月までさまざまな催しを繰り広げ、観光客や市民を楽しませる。

 市内の団体、企業でつくる実行委の主催。オープニングセレモニーで小笠原勇人実行委員長が「五稜郭築造150年は歴史的にもまちづくりの観点からも大きな意義がある。イベントを観光の目玉にし、五稜郭を全国、世界へ発信する機会にしたい」と述べた。

 「抜刀隊」に出演したのは箱館五稜郭祭で殺陣を担当する箱館稜雲社と函館野外劇の殺陣チームのメンバー約20人。軍服に身を包み、両軍入り乱れた白兵戦を展開。銃撃シーンや土方歳三の最後、旧幕府軍の降伏などの見せ場で観客を楽しませた。

 神奈川県から訪れた樋渡敏雄さん(66)と頴子(えいこ)さんの夫婦は「タイミングよくイベントを見ることができてよかった。演技は迫力満点、面白かった」と満足そうに話した。ゴールデンウイーク期間中は27、29日、5月3~5日も午前11時と午後2時からの2回披露する。

 また、幕末の衣装を着て観光客をもてなす「幕末見廻隊」もあり、好評だった。10月19日まで土、日、祝日に行う。

幕末の戦い再現 北海道・五稜郭で築造150年祭
【函館】箱館戦争の舞台となった函館市の五稜郭の築造150年祭(実行委主催)が26日、開幕した。

 箱館戦争当時の黒い軍服などの衣装を身に着けた市民ボランティアが、五稜郭公園内で記念写真の撮影や観光案内の「おもてなし」をしたほか、旧幕府軍と新政府軍に分かれての戦闘シーンを再現し、観光客を喜ばせた。長野県松本市から訪れた宮沢隆昭さん(48)は「幕末の雰囲気が演出されていて、とても楽しめました」と満足そうだった。

 来年2月28日まで。市民ボランティアによる「おもてなし」は10月19日までの週末や祝日に行われ、戦闘シーンはゴールデンウイーク期間中を中心に10月まで計18日間、披露される。<北海道新聞4月26日夕刊掲載>

函館ゆかりの偉人、楽しく紹介 円柱の掲示塔、市内に30基設置
 【函館】26日に開幕する五稜郭築造150年祭に合わせ、幕末の函館ゆかりの人物を紹介する円柱の掲示塔「ヒストリア ハコダディ」が函館市内17カ所に計30基設置され、市民や観光客の注目を集めている。

 掲示塔は、民間企業などでつくる150年祭の実行委が制作。実行委事務局長の中野晋・五稜郭タワー常務が、ドイツのイベントから発想を得て2月末から設置を進めた。強化プラスチックや防水加工の紙製で直径80センチ、高さ2・5メートル。当時のモノクロ写真を掲示し、解説文が読めるようになっている。

 このうち、JR函館駅構内の掲示塔は、新選組副長土方歳三を紹介。函館出身のロックバンドGLAYが昨年、野外ライブを行った緑の島には、同志社大を創設した新島襄らを説明する3基が並んだ。

 市内元町のペリー広場で、ペリー提督の掲示塔解説を読んでいた市内末広町の会社員村上進さん(66)は「観光の名物になりそう。説明が詳しくて市民にも参考になる」と話していた。

 実行委は、30基の設置場所が分かる案内地図も作製。市内の観光案内所などで近く配布を始める予定。中野事務局長は「函館の歴史を作った大勢の人物を知る手がかりにしてほしい」と話している。掲示塔の設置は11月3日まで。(内山岳志)

函館・五稜郭築造150年 あすから「祭り」開幕 6月にギネス挑戦イベントも
 【函館】五稜郭築造150年祭が26日、五稜郭で来年2月28日までの日程で開幕する。10月19日までの週末や祝日には、幕末期の衣装を着た「幕末見廻(みまわり)隊」が観光客をもてなし、「箱館戦争抜刀隊」が戦闘シーンを再現するほか、築造記念日の6月15日には、市民ら1500人が手をつなぎ人文字で「150」を表現、ギネス世界記録更新を目指す記念イベントも開催される。

 見廻隊は土日と祝日の57日間、午前10時から午後3時まで登場。道案内をしたり、記念撮影に応じたりして、観光客にサービスする。抜刀隊はゴールデンウイーク期間中の土日、祝日を中心に18日間、午前11時と午後2時の2回、旧幕府脱走軍と新政府軍に分かれて殺陣などを披露する。

 見廻隊が出ている日は、箱館奉行所の中央にそびえる太鼓櫓(やぐら)で午前10時から午後3時まで1時間ごとに計6回、時報の太鼓を打ち鳴らす。26日は午前11時から小笠原勇人実行委会長のあいさつなど簡単な開会式が予定されている。

 市民1500人による人文字は6月15日の記念イベントの目玉。郭内の広場を会場に、隣の人の手首を握って人の鎖をつくり、「150」を表現する。

 実行委によると、これまでのギネス世界記録は、2年前に群馬県の東洋大板倉キャンパスで学生たちによって樹立された1026人。当日はギネスワールドレコーズの公式認定員を招く予定で、1500人が実現すれば、ギネス記録更新は確実だ。

 記念イベントではこのほか、幕末コスプレフェスティバルや江差追分など道南の伝統芸能のステージ、道南各地のご当地グルメを提供するコーナーを予定している。(大内聡顕)

江差・開陽丸 12年ぶり化粧直し マストや煙突を塗装
 【江差】幕末期、江差沖に沈んだ旧幕府軍の軍艦「開陽丸」を実寸大に復元した施設「開陽丸記念館」(姥神町)で、マストなどの塗装が行われている。観光シーズンが本格化する前の12年ぶりの化粧直しで、今月下旬までに完了させ、観光客を迎える。

 記念館は全長73メートル、幅13メートルの船形施設で、内部には海底から引き上げた開陽丸の遺物などを展示している。1990年にオープンし、2002年に全体の塗装を直しているが、今回は白色のマスト3本と煙突のさびが目立ってきたため、きれいにすることにした。

 高さ35~45メートルのマストの下の方の部分と、同6メートルの煙突全体が対象。さびを落としてからさび止めを塗り、白色ペンキで仕上げている。補修費用は約300万円。施設を運営する開陽丸青少年センターの須藤公徳館長は「装いを新たにして、多くの観光客を迎え入れたい」と話している。施設は10月末まで無休、11、12月は月曜と祝日の翌日が休館。入館料は大人500円、小中学・高校生250円。(山田一輝)

「榎本武揚の書」寄贈のお礼へ墓参り 江差の石橋さん、25日に岩手入り
 【江差】箱館戦争当時に江差沖で沈没した旧幕府軍の軍艦・開陽丸の発掘調査に尽力した、元江差町教育長の石橋藤雄さん(89)が25日、岩手県陸前高田市に入り、活動を支えた恩人の墓前に手を合わせる。約40年前、石橋教育長宛てに「何かに役立ててもらえれば」と榎本武揚の書を寄贈した人物で、石橋さんは「じかに会ってお礼したいとずっと思っていた。書を大事に持っていた理由や意味合いを確かめたい」としている。

 書(縦1・4㍍×幅31・5㌢)を寄贈したのは、岩渕としみさん。1976年8月に4枚の書を江差に贈った。同じ文で1枚には印が押してあり、残りの3枚は下書きの可能性が高い。

 印のある書は、江差の開陽丸記念館で展示中だが、これまで脚光を浴びることはなかったという。

 石橋さんによると、この書は榎本武揚が仙台や石巻に約50日間滞在したときにしたためたものと分析。「奥羽越列藩同盟の結束が崩れ、頼りの仙台藩も和平論に傾きかけるなど徳川家の再興を願っていた榎本の意に反する時代の流れや、悩みの心情を表現したものに違いない。自分の行く末を予感してしたためたのでは」とみる。

 寄贈当時、江差での発掘事業が全国ニュースだった。石橋さんは「毎日発掘事業に追われて、礼状を出したつもりだが、忙しさを理由にしっかりとしたお礼ができていなかった。こればかりが心残りだった」という。

 そして2011年、東日本大震災が発生。連日、陸前高田市の報道に「あのおばあちゃんが心配だ…」と市役所に電話を入れた。岩渕さんは大震災前に亡くなっていたことが分かった。その後親族の情報も把握し、「どうしても会ってお礼を伝えたい」と岩渕さんの寄贈を紹介している石橋さんの著書を関係機関に贈るなどし、今年に入り訪問の段取りが一気についた。

 石橋さんは「岩渕さんのお墓参りと大震災の被災者への供養などもしっかりしてきたい。江差のようかんを持っていく」と話している。

 27日には東京で開陽丸子孫の会(榎本隆充会長)総会があり、石橋さんも出席して書の意味合いの解明に関係者の協力を呼び掛ける。
提供 - 函館新聞社

箱館戦争の激闘 ご覧あれ 五稜郭築造150年祭26日開幕
 26日に開幕する「五稜郭築造150年祭」(実行委主催)の中の催しのひとつ「箱館抜刀隊」の総練習が20日、箱館奉行所前で行われた。箱館戦争の激闘の様子を再現、披露するというもので、この日は本番同様、衣装を身につけて練習に臨んだ。

 抜刀隊は五稜郭築造150年祭のオープニングを飾る催しで、10月まで全18日間の予定。26日を皮切りにゴールデンウィーク期間は27、29日、5月3~5日に行う。

 出演するのは箱館五稜郭祭で殺陣を担当する箱館稜雲社と函館野外劇の殺陣チームのメンバー。総練習には約20人が参加し、白兵戦の殺陣や動きなどを確認した。五稜郭を訪れていた観光客らは迫真の演技を興味深そうに見つめ、拍手を送っていた。

 土方役を務める箱館稜雲社の佐藤竜也さん(55)は「観光客に喜んでもらえるようなパフォーマンスを披露したい。市民、特に若い人たちに五稜郭150年の歴史を伝えたい」と話した。

 時間は午前11時から午後2時からの2回。ほかにも幕末の衣装を着たスタッフが観光客をもてなす「幕末見廻隊」なども予定している。

あっ榎本だ、斐三郎だ 五稜郭150年祭実行委、箱館奉行所前にも掲示塔
【函館】五稜郭築造150年祭実行委は12日、円柱状の掲示塔「ヒストリアハコダディ」を五稜郭内の箱館奉行所前に設置した。幕末から明治初期の五稜郭ゆかりの人物を描いた高さ2・5メートル、直径80センチの柱が並び、市民や観光客らを圧倒した。

 登場したのは、蝦夷(えぞ)共和国を設立した榎本武揚や江戸時代末期に五稜郭を設計した武田斐三郎などを紹介した6基。硬質プラスチック製の筒に印刷したシートを貼り、中に270キロの重りを入れた。実行委の野寺正樹さんは「目を引く塔の存在で、函館市民にも歴史ある五稜郭を持つ函館というマチの良さを再認識してもらいたい」と話す。

 これとは別に1基の掲示塔は2月28日に五稜郭タワー内に設置済み。五稜郭150年祭初日の今月26日までに、計30基が置かれ、来年2月末まで続ける予定。終了後は「北海道新幹線開業仕様に変えるなど函館のPRに一役買いたい」と活用も検討している。(野村佳南)

福島
平成26年6月14日に会津米沢街道ウォーク 5月23日まで参加者募集
 「会津米沢街道歴史ウォーク」は平成26年6月14日に北塩原村活性化センター集合で行われる。23日まで参加者を受け付けている。
 実行委員会と福島県北塩原村の主催、北塩原村教委、福島民報社などの後援。新島八重と新島襄が歩いた「会津米沢街道」や新選組の土方歳三副長らが集結したといわれる旧大塩村などを歩く。5キロ、10キロ、15キロの3コースを用意した。ゴール後にはステージイベントや抽選会なども開かれる。定員は各コース合わせて500人で参加料は1000円。
 申し込みは村教委 電話0241(23)5236へ。
   ◇  ◇
 北塩原村の佐藤信寛教育長と武藤聖文教育課副主査、菊地あゆみ商工観光課主事は30日、福島民報社を訪れ、裏磐梯春まつりと会津米沢街道歴史ウォークをPRした。

(2014/05/01 10:28カテゴリー:歴史・伝統)

「會津十楽」に来らんしょ 若松で400年前の自由市を再現
 ゴールデンウイーク後半の4連休が3日、始まった。県内有数の観光地・会津若松市は昨年、大河ドラマ効果で大きな盛り上がりを見せたが、風評はぬぐえず今年に入り観光客は昨年を下回る。「全国が注目するようなイベントを」。大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」のプレDCに合わせて同市の経営者が立ち上がり、会津が華やいだ約400年前の「南蛮文化」を紹介するイベント「會津十楽(じゅうらく)」を企画。同日から町なかで繰り広げ、会津観光の復活につなげる。
 「会津と言えば幕末の歴史が注目されがちだが魅力はもっとある。会津の新たな一面を紹介したい」。事業を主催するサムライシティプロジェクト実行委員長で、同市の不動産賃貸業岸敏恵さん(43)は、会津に南蛮文化を取り入れた武将蒲生氏郷が着用した甲冑(かっちゅう)に似せた衣装を身に着け、外国人をはじめ観光客一人一人に会津の魅力を紹介するため会場を駆け回った。
 実行委は会津青年会議所OB、OGからなる40~50代の地元経営者が中心となって2012(平成24)年に組織。東京電力福島第1原発事故の影響が色濃く残る中、「会津の文化や武士道精神が注目されるイベントを手掛けよう」と始まった。戊辰戦争、白虎隊に代表される幕末以外からテーマを探し、南蛮文化で華やいだ約400年前の會津十楽にたどり着いた。
 「400年前の雰囲気づくりと出店企業の協力依頼に苦労した。それだけに昨年の結果は悔しい」。試行錯誤を繰り返しながら実行委は昨年9月、鶴ケ城で會津十楽を初開催したが、台風で3日間のうち2日目以降を中止せざるを得なかった。しかし、地域振興の思いは途切れず、今回の開催につなげ、プレDCに合わせ会場を町なかに移した。
 「會津十楽をきっかけに観光客も市民も会津が良い町だと知ってもらえればいい。それが観光復活や地域振興につながっていく」と岸さんは熱い思いを語った。

白虎隊士しのび剣舞奉納 若松・飯盛山で「春季祭典」
 戊辰戦争で散った会津藩戦死者を慰霊し、藩士の功績を顕彰している会津弔霊義(ちょうれいぎ)会(芳賀公平理事長)は24日、会津若松市の飯盛山で白虎隊士墓前春季祭典を行い、郷土のため若い命を犠牲にした少年をしのんだ。
 会員や白虎隊士遺族、関係者ら約200人が参列。芳賀理事長が「主君と藩のために命を捨てた少年たちの行動は会津士魂の象徴。時代は変わるが白虎隊は後世に残していかなければならない」と祭文を読み上げた。芳賀理事長、室井照平市長、戸川稔朗市議会議長らが玉串をささげた。
 剣舞奉納では、会津高剣舞委員会(村岡亜美委員長)20人による剣舞が披露。白虎隊と同世代の男子生徒のりりしい表情と機敏な動きに、観客が見入っていた。

水戸藩の志士しのぶ 殉難者恩光碑保存会が慰霊式
 戊辰戦争の鶴ケ城籠城戦で、会津藩士とともに戦った水戸藩諸生党の志士をしのぶ団体「水戸殉難者恩光碑保存会」は21日、福島県会津若松市の白虎隊記念館敷地内にある諸生党鎮魂碑前で慰霊式を行った。
 「諸生党」は、尊皇攘夷(じょうい)派「天狗(てんぐ)党」と藩内で激しい抗争を繰り広げた保守派で、北陸戦争でも会津藩や長岡藩と奮戦したという。
 慰霊式は、平成12年5月に鎮魂碑が建立されてから同会が定期的に行っている。今回は4年ぶりの来県で、約30人が訪れた。
 小雨が降る中、川上有文会長が追悼の辞を読み上げ、関係者が花を供えて供養した。本県からは早川広中白虎隊記念館長、畑敬之助秋月悌次郎顕彰会長、坂内実会津史談会長、野口信一会津歴史考房主宰らも出席した。

「八十里越」再び 新潟につながる古道を只見町が整備へ
 新潟・福島豪雨災害からの復興を目指す福島県只見町は、町内から新潟県につながる国内有数の長さ(約32キロ)の峠道「八十里越」を調査・補修して「復活」させ、歴史と自然の名所として活用する。江戸時代などに両県の交易を支えた「古道」とされる。ブナの天然林を散策できる区間でもあり、今年登録を予定するエコパークの目玉の一つにする。
 町が調査、整備する「古道」は、江戸時代の天保14(1843)年に幕府が改修し、明治初期まで使われていた。しかし、明治14年に「中道」、同27年に「新道」が整備されて以降、一部を登山道に利用する以外は人の往来が途絶え、「幻の道」となっていた。20年ほど前に存在が再確認された。現在は通れない状態で、町が活用を検討していた。
 「古道」の詳細な調査は、町が平成26年度当初予算で確保した300万円を使い、今春から始める。町教委の担当者や有識者らが草木が生い茂る道を調べ、歴史上貴重な石橋跡や石垣跡、ほこらや排水路などの現状を確認する。豪雨災害による土砂崩れなど道が途切れている部分も点検する。調査後は危険な部分の補修などを検討し、安全に通行しながら史跡を見学できるようにする。ただ、保護が必要な国有林などもあり、補修地点は国、県と慎重に協議する。
 「古道」は歴史と自然の愛好家から整備を求める声があった。会津藩とゆかりがあり、戊辰戦争で新潟県から峠を抜けて只見町で死去した長岡藩家老の河井継之助が「八十里 腰抜け武士の 越す峠」と自嘲する句を詠んだエピソードがある。
 また、今夏にユネスコの制度「エコパーク」に登録される予定の町内の中で、八十里越周辺のブナ林などは原生に近く、評価が高いという。町は歴史ファンや観光客が古道を歩きながら只見の魅力を知り、新潟県側まで歩く「ロングトレイル」の開催も視野に入れる。
 町内は若者の減少や高齢化に加え、豪雨被害からの復興の課題もある。斎藤修一町教育長は「地域の歴史に光を当てることで町民の郷土愛を育みたい。教育にも活用することでエコパークを象徴する場所の一つになるはず」と話し、10年後ごろを目標に国指定史跡の登録を目指す考えだ。

東京
新選組ゆかりの日野発祥グルメ「焼きカレーパン」1200 個登場/東京
 東京都日野市で5月11日に開かれる「第17回ひの新選組まつり」で、日野市内のパン店6店が、オリジナルの創作“焼きカレーパン“を披露、販売する。焼きカレーパンは、日野市の新たなご当地グルメとして注目が集まりつつあり、関係者は広くアピールする機会にしようと意気込んでいる。

 「ひののめぐみ焼きカレーパン」は、トマトやカキなど市内の特産物を使用。障害者と農家がコラボレーションして創作した一品で、油で揚げずに焼いて調理するためヘルシーだという。2013年11月に行われた「ニッポン全国ご当地おやつランキング」で高い評価を受け、準グランプリを獲得した。

 催しは、5月11日(日)午前10時から午後3時、同市日野本町のJCN日野ケーブルテレビ社屋隣の第17回ひの新選組まつり会場内で開催。市内6店が独自の工夫を凝らした「焼きカレーパン」を計1200個を販売予定で、一個120~200円で食べ比べできる。

日野の味をPR 焼きカレーパン 食べ比べてみて 来月の「新選組まつり」で
 五月十、十一日に日野市内で開かれる「第十七回ひの新選組まつり」で、来場者に地元グルメを味わってもらおうと、日野生まれの「焼きカレーパン」が登場する。市内のパン店が自慢の逸品を出し、食べ比べを楽しめる。関係者は知名度がさらに向上し、商業活性化につながることを期待する。 (小松田健一)
 焼きカレーパンは、日野市で障害者施設の仕事開拓に取り組んでいる「日野わーく・わーく」(程久保)が考案。市内農家から提供された地元産トマトと柿を使い、知的障害者施設「工房夢ふうせん」(旭が丘二)が調理した。
 柿が辛みを抑えて独特の食感を出し、油で揚げずオーブンで焼くため低カロリーも売り物。昨年十一月に池袋で開かれた「ニッポン全国ご当地おやつランキング」に東京代表として出場、準グランプリを獲得した。
 全国の強豪を抑えての上位入賞は大きな反響を呼んだ。これを機に市や市商工会は、地元グルメとしてさらに盛り上げようと、市最大規模のイベントである新選組まつりへの出品を市内のパン店へ呼び掛け、六店舗が参加を決めた。
 当初は共通レシピとして日野市で生産された野菜の使用を条件にしようとしたが、春先は収穫される野菜が少ないため、揚げずに焼き、一個の価格は百二十~二百円にすることだけを求める。
 「元祖」である日野わーく・わーくや、工房夢ふうせんも参加する。わーく・わーくの小島一明さん(38)は「地域活性化に貢献する目標ができ、障害のある人たちが働く励みにもなる」と話す。
 市産業振興課の小松利夫さん(45)は「農業、商業、観光関係者が一体となって『日野ブランド』として育てていきたい」と熱意がこもる。
 出品はまつり二日目の十一日午前十時から。甲州街道沿いの日野ケーブルテレビ(日野本町四)隣にブースを設け、計千二百個を販売する予定だ。
 問い合わせは同課=電話042(585)1111、内線3440=へ。

千葉
江戸時代、東京湾で迫力のクジラ漁? 勝山で200年以上続いた分業制
 江戸前といえば穴子、アサリ。アジやコハダもいける。しかし、江戸の昔、東京湾でクジラが潮を吹いていたのは知られていない。

 体長10メートルのツチクジラの漁で栄えたのは千葉県鋸南町勝山漁港である。連休の谷間。まずは鋸南町商工会を訪ねた。

 「クジラは食文化といいますが、季節のものでおいしいから食べるんです」

 経営指導員主査の伊藤聖二さんは同県袖ケ浦市出身で、10年ほど前に鋸南に来て初めてクジラを食べた。夏場は冷凍でない商品が出回るので煮るか揚げてごちそうにするという。

 鋸南町は鋸山の南にある。クジラが回遊していた理由は海底の地形にある。鋸山や周囲の海岸線の切り立った崖の下には太古の昔にできた水深500メートル以上の海底谷が続く。

 「鯨道」。クジラが黒潮に乗って太平洋から餌を求めてやってくる海底谷の通り道をこう呼んだ。

 携帯電話も無線もない時代。クジラの動きをどう伝えたのか。

 勝山漁港を臨む大黒山(標高76メートル)に登った。近くをトビが舞う展望台からは大(たい)房(ぶさ)岬(同県南房総市)、洲崎(同県館山市)が見えた。「山見方」と呼ばれた見張り役がのろしをみて船に旗で様子を伝えた。

 浮島付近で潮を吹くのを静かに待ち構え、6メートルの銛で突く。麻縄をつけて疲れさせ、海に飛び込んで太刀で仕留める。口を縄で縛り、船で港に運ぶ。その様子が万祝(まいわい)と呼ばれる丈の長いはんてんのような郷土衣装の背に描かれている。

 世襲による500人ほどの分業制で漁は行われた。獲ったあとは「出刃組」が解体。元締めが油や肥料をとるための骨や尾を買い取り、肉は配分された。「江戸時代には他にない」仕組み。明暦元(1655)年に確立したのが房総捕鯨の祖、醍醐新兵衛である。代々、新兵衛を名乗り、初代の墓は大黒山にある。

 〈いさなとる 安房の浜辺は魚篇に 京という字の 都なるらん〉

 「いさな」は勇魚と書き、クジラの別名。危険を伴う代わりにもうけも大きく、墓の隣にある捕鯨繁栄の碑には文化2(1805)年に詠まれた歌が刻まれている。漁港の通りの1つは「いさな通り」と名付けられている。

 醍醐組が組織化されて200年以上たった幕末。捕鯨船の寄港地を求めてペリー提督が来航したが、米国の乱獲でクジラは獲れなくなった。明治4(1871)年、醍醐組は解散する。調査捕鯨の対象外である小型捕鯨は南房総市和田町で今も続けられている。

 だが、元祖であるはずの「勝山の捕鯨」は忘れられる寸前だった。漁を祝った「鯨唄」と大正時代に作られた「勝山小唄」。勝山港通り商店会が修復してCDにしたのは平成21年だ。これを知ることができたのは人情のおかげだった。

 「まちかど博物館」は休業中の薬店の棚に漁の道具などを展示している。そこの女性に化粧品店経営の松岡弘子さんを紹介された。地域活性化へ向けた女性グループ「ドリームK」のメンバーで港通りおかみさん会会長だ。

 「鯨唄が消えてしまう。何とか残せないかと思いました。いろいろな問題があって鯨は難しいですが」

 ドリームKは捕鯨を伝える活動の1つとして紙芝居を作った。2月には勝山小(現・鋸南小)の3年生に授業をして好評だった。

 最後に訪ねたのは鯨塚。カエルの大合唱のなか、田んぼの脇を行く。たとえ殺生しても恵みに感謝し、翌年の豊漁を願う-。出刃組が石碑を1年に1基建てた。供養塔だ。残っているのは52基。こうした自然との向き合い方は日本人の心情を示す証しである。そこに供え物はある。ただ、手入れは行き届いていない。

 「地元のことを知らない大人と子供がいっぱい。地元に目を向けない…」

 松岡さんの言葉がこだました。 (羽成哲郎)

神奈川
横須賀・浦賀に70mの坂本龍馬立像を建立! 幕末・維新の志士群像&歴史記念館も
坂本龍馬をはじめとする幕末・維新の志士たちの功績や理念を広める活動を行う日本龍馬会が2日、神奈川・横須賀の浦賀(愛宕山)に高さ70mの「坂本龍馬立像」を建立し、「幕末・維新の志士群像」および「幕末・維新の歴史記念館」も建設することを発表した。

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日本龍馬会は、現在、日本や世界を取り巻く情勢が混迷を深めているとし、幕末・維新の志士たちの歴史観、理念、行動を学び、具現化して、改革を断行する必要があると表明。

現状打開を目指し、勇気ある行動を実行するための精神的シンボルとして、黒船来航の地・浦賀の愛宕山に「坂本龍馬立像」「幕末・維新の志士群像」「幕末・維新の歴史記念館」を建設することを決意した。さらに、その研究、実践行動組織の「平成龍馬維新塾・平成龍馬海援隊」を創立する。

なお、横須賀市の「建設開発許認可」が得られ次第、建設に着手する予定で、工期は2016年4月(開発許認可の取得後)~2019年3月を予定している。

鳥取
幕末・維新期に活躍の河田佐久馬描いた歴史漫画、倉吉で原画展 鳥取
 鳥取藩の尊王攘夷派の中核として幕末から維新期に活躍した河田佐久馬(1828~97年)を描いた歴史漫画「河田佐久馬 倉吉淀屋と因幡二十士」の原画展が、鳥取県倉吉市の倉吉淀屋で開かれている。

 河田は尊攘派藩士と、穏健派重臣を斬殺する本圀寺(ほんこくじ)事件を起こす。その後、坂本龍馬の蝦夷地開拓計画に関わり、戊辰戦争で功をあげるなど、激動期の日本を駆け抜けた。鳥取出身の漫画家、藤原芳秀さんが、豪商淀屋の陰の倒幕支援などの伏線とともに河田の生涯を漫画化。「コミック乱TWINS」(リイド社)4月号に掲載された。

 淀屋ゆかりで漫画にも登場する江戸期の町屋、倉吉淀屋での原画展には、約30枚を展示。手描きの迫力ある線で描かれた登場人物たちが歴史ある町屋で息づき、観光客ら多くの人が興味深く見入っていた。同展は11日まで。

山口
大河ドラマ「花燃ゆ」で観光客誘致 ゆかりの防府、萩など3市連携 山口
 ■準主役「楫取素彦(かとり・もとひこ)」って誰? 知名度アップが鍵

 井上真央さんが吉田松陰の妹、文(ふみ)役を演じる来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。文役以外はこれまでに、後に文と夫婦となる準主役の楫取素彦役の大沢たかおさんだけが決定している。楫取は松陰投獄後に松下村塾を任され、明治維新後は群馬県などの地方振興に尽力した人物だが、歴史ファンでも楫取を知る人は少ない。ゆかりの山口県萩市と防府市、そして前橋市の3市は大河ドラマを観光客誘致につなげようと、連携して楫取の知名度アップを目指す。(将口泰浩)

                   ◇

 楫取は江戸後期の文政12(1829)年、藩医松島家の次男として萩で生まれ、儒家、小田村家の養子となって小田村伊之助と名乗った。後に幕府からの追及を逃れるため、藩命で「楫取」に改名した。

 藩校明倫館で学ぶ中で松陰と親交を深め、江戸に出て佐藤一斎らに師事し、萩に戻った後は明倫館で後進を指導した。

 その人柄を松陰は「正直者すぎて困る」「気力・詩力・酒力は自分より上」と評した。

 楫取は松陰の妹、寿(次女)と結婚する。安政の大獄によって松蔭が江戸に送られるときには、松下村塾を託されるほど信頼が厚かった。藩主の毛利敬親(たかちか)の側近として薩長同盟を推進し、維新を迎える。

 新政府に出仕し、伊藤博文や薩摩の大久保利通らと同じ参与職に就くが、藩主の頼みで毛利邸建設推進のため三田尻管事役(市長)として防府に居を移した。

 その後、群馬県の初代県令(現在の県知事)に任じられる。楫取は在任中に県庁を高崎から前橋に移し、さらに蚕糸業の発展、教育の振興など群馬の近代化に寄与した。

 このころ、楫取の私生活では明治14(1881)年に妻の寿が43歳で亡くなり、16年に寿の妹、文(美和子)と再婚した。文は松陰門下の俊英、久坂玄瑞と結婚していたが、久坂は幕末の元治元(1864)年、禁門の変に敗れ、自刃していたのだ。

 萩から始まり、群馬、防府と巡り、松陰の志を受け継ぎ、生き抜いた楫取。文との約30年間の結婚生活を経て、大正元(1912)年に防府で没する。享年84だった。

 これほどの人物であるが、なぜか楫取の存在はほとんど知られていない。

 大河ドラマで楫取を演じる大沢さんも「お話を頂いたときに初めてその存在を知りました。幕末に登場した多くの英雄の陰には、小田村伊之助(楫取)のように信じられないほどの力で英雄たちを支え、共に激動の時代を生きた人たちがいたということを知り、歴史とはその時代に生きるすべての人たちによって作られるものなのだと強く感じました」とコメントしたほどだった。

 だが、楫取ゆかりの地にとって、大河ドラマ効果を最大限に生かすためにも、楫取の知名度向上が欠かせない。

 夫婦が眠る墓碑が残る山口県防府市は4月に「花燃ゆ推進室」を新設し、早速、楫取の知名度アップの作戦を練っている。

 楫取邸宅跡に石碑や看板を設置、墓碑がある大楽寺の近くに大型バス待機場も設けた。防府駅前の商業施設ルルサスに「ドラマ館」をオープンする。

 松浦正人市長は「以前の大河『毛利元就』の時は観光振興策が後手に回りました。今回は先手先手で対応し、観光客を増やしたい」と述べる。

 明倫館や松下村塾があった萩市は、昭和52(1977)年の「花神」以来の大河の舞台となる。昨年7月の集中豪雨災害によって、平成25年の観光客数が前年比6・1%減、宿泊客数も同6・7%減と厳しい状況だけに、花燃ゆへの期待は大きい。

 萩市は4月、明倫館跡地に建つ明倫小学校の旧校舎に、市観光課や観光協会を移した。ここを拠点に「ドラマ館」などを整備する。大河ドラマ推進室の松原功氏は「平成30年の明治維新150年に向け、ホップ・ステップ・ジャンプで弾みをつけたい」と期待を込めた。

 一方、楫取を「前橋の恩人」と位置づける前橋市。同市は広報紙で「初代群馬県令、楫取素彦の妻、文が主人公です」と紹介する。こちらも今回の大河を前橋が脚光を浴びる機会ととらえるが、知名度不足が悩みの種だ。

 「龍馬伝」(平成22年)が放映された高知県では、県外からの観光客が4割近くも増加した。経済効果は535億円とする試算もある。

 大河を観光振興の起爆剤とするには、放送前に少しでも楫取素彦の知名度をアップさせる必要がある。防府市おもてなし観光課の杉江純一課長補佐は「来年を観光客誘致の好機ととらえ、萩や前橋と連携を取りながらアピールしていきたい」と語った。

エンターテインメント
るろうに剣心」志々雄真実描く前後編読切、SQ.8月号より
 和月伸宏「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の新作読み切りが、7月発売のジャンプスクエア8月号(集英社)より前後編で掲載される。これは本日5月2日発売の同誌6月号にて告知されたもの。

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「るろうに剣心」は、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣客・緋村剣心が宿敵との戦いを通じ、生き方を模索していく剣劇マンガ。同作を原作にした実写映画「るろうに剣心 京都大火編」と「るろうに剣心 伝説の最期編」がそれぞれ8月1日、9月13日に全国の劇場にて封切られる。

読み切りとして描かれるのは、映画にも登場する志々雄真実のエピソード。本編では「弱肉強食」を信条に掲げ国取りを目指した志々雄が、新作でどのような活躍を見せるのか期待しよう。

TVアニメ「幕末 Rock」 キャラ設定公開 公式サイトもリニューアルで革命まであと2ヵ月!
「Rockで日本を革命せよ!」、そんなコンセプトで新撰組と熱き志士たちが幕末を舞台に音楽で戦う、それが『幕末 Rock』だ。今年2月にPSP用ゲームソフトが発売、さらに2014年7月からのテレビアニメも決まっている。すでに多くの女性ファンを獲得、ブームの兆しをみせている。
この『幕末 Rock』のテレビアニメのメインキャラクターのキャラ設定が、このほど公開された。坂本龍馬、高杉晋作、桂小五郎、土方歳三、沖田総司の5人である。アニメでは一体、どう描かれるのか?ファンであれば見逃せないだろう。

テレビアニメのスタッフも注目されている。アニメ制作は、女性向けの作品に定評があるスタジオディーンが手がけている。そして、キャラクターデザインは石井明治さんが務めている。監督は『戦国BASARA』や『レンタルマギカ』の川崎逸朗さん、こちらも期待を高めるのに十分だ。
作品は徳川幕府の「天歌(ヘブンズ・ソング)」により、泰平の世から民心が奪われた時代から始まる。「天歌」を歌う最高愛獲(トップ・アイドル)新選組、しかし幕府の支配を快く思わない者たちは、ロック魂を胸に立ち上がる。その中心に坂本龍馬がいた。

4月28日には、テレビアニメ公式サイトも一挙にリニューアルした。今後、7月の公開に向けて、情報発信をすることになる。ファンであれば、チェックを欠かせない。
そして、リニューアルに合わせて、電子瓦版の第1号配信を開始した。今後毎月配信を予定する。さらにCD発売記念として、ミュージックビデオの限定再公開も行っている。テレビ放送開始前に、これを楽しみたい。


『幕末 Rock』
http://bakumatsu.maql.co.jp/

[キャスト]
坂本龍馬: 谷山紀章
高杉晋作: 鈴木達央
桂小五郎: 森久保祥太郎
土方歳三: 森川智之
沖田総司: 小野賢章 ほか

『幕末 Rock』
(c)2014 MarvelousAQL Inc./幕末Rock製作委員会
二日連続で同じ演目でしたが、毎回感動しました。

千早振る/志の太郎
 志の輔さん6番弟子。金さんとご隠居という設定は初めて聴くような。
 
大河への道/志の輔
 二日連続で聴きました。マクラが違ってましたね……一日目は連休ネタだったと思うのですが、二日目のマクラを聴いたら記憶が上書きされてしまいました(汗)。5月1日に鉄九郎さんと巡業した松本での出来事で大爆笑でした。浅蜊の酒蒸し、浅蜊のバター蒸し、湯豆腐、何を頼んでもぬるい。何を頼んでも薄味。朝がゆも……。
 一日目は二階席の三列目だったので今ひとつ落語にtune inできなかったのですが、二日目は端ながら前から二列目なので、よく集中できました。
 これで「大河への道」は4回聴いたことになるのですが、何回聴いてもフレッシュです。

 志の輔師のあいさつによると、香取市佐原では、できちゃったそうです。ネットで検索したら、ありました。
伊能忠敬大河ドラマ化推進協議会(facebook)
伊能忠敬大河ドラマ化推進協議会
 徳川恒孝さんを名誉会長におくなど、結構本気度高い。

JR桜木町も、海側のみなとみらいエリアはとても開放的で若い人達に人気のショッピングエリアですが、野毛側はちょっと空気が違います。JRAのWINSあたりは、ちょっと殺気立ってます(苦笑)。ミニストップでマンゴーパフェを食べようと思って立ち寄ったら、コーナー椅子に座っていたおっちゃんが酔っ払っている感じで、びびりました。
 でも、実はその前に京浜急行の日の出駅で下りましたから、もっとディープな雰囲気にびびってました。コンビニに入ったら、競馬新聞売り場に、地方競馬場の新聞まで並んでいたのがさすがに日の出町です。急な坂をえっちらおっちら上ると素敵な隠れ家蕎麦屋さんがあるので、そんなディープなエリアにも行っちゃうのだけど。

元犬/笑二
 二つ目昇進が決まっておめでとうございます。
 割とオーソドックスな古典をかけて、自前のフラで笑わせる芸風なのかと思っていたら、なかなかやるじゃないですか。オチがなかなか面白かったです。

猫の女郎/談笑
 今日はCDに収録しない話をするということだけで嬉しいです。
 犬の後は、猫です。かわいいにゃん。

野ざらし/談笑
 何と談笑版「野ざらし」……ちょっとエロい展開はあったけど、わりと古典に忠実な「野ざらし」でした。
 私にとっては小三治師匠バージョンが鉄板なので、談笑さんはやっぱり談志経由で林家の末裔なのだと感じた一席。

たがや/談笑
 初夏らしい一席ということで、「両国風景」をひとくさり。寄席で小菊さんが唄っているのを何度か聴いているので、うーん、お金を取って聴かせるレベルになっていただきたいですね(汗)。
 談笑さんらしい「たがや」は、ギャラリーが無責任にさわぐこと。振り回されたたがやさんは、58000人を殺害……って(汗)。

顔付けがいいかなと思い、買ったチケット。当たりでした。

新牛ほめ/馬るこ
 去年NHKの新人演芸大賞を受賞した話、よみうりの賞を取った話は賞金と副賞のエピソードで笑わせる。
 現代風にアレンジしたバージョン。「デザイナーズハウス」に始まり、屋久島の千年杉の柱(天然記念物だから切っちゃいけないけど裏に手を回しているという設定)、ウォークインクローゼットにブランドものの衣類がぎっしり、といったところをほめる与太郎。

電報違い/歌武蔵
 いつものつかみから相撲界の最近のお噂をちょっとやって、相撲ネタかしらと思ったら旅のお話。初めて聴きました。お後に上がる師匠の圓歌が代々演じているネタらしい。
 「佃祭」の大正版で、鉄道でお伊勢参りに行くという設定、緊急の連絡手段として電報を利用するのだけど文字の読めない男が茶目っ気を出したのが仇となって大騒動を起こしてしまうというところが新しいんだろうな。

中沢家の人々/圓歌
 足のお悪い師匠のために一旦幕が下りて、幕が開いて。昭和7年生まれなので母とほぼ同い年だけど、最長老として高座に上がれるのだから凄い。そして中入り後に一之輔さんが話題にするのだけど、朝まで飲んで二日酔いという体力がさらに凄い。
 「家には年寄りが佃煮にするほどいる」という「中沢家の人々」、今日もたっぷり聴けて笑えて幸せです。

(中入り)

百川/一之輔
 つい先日、横浜にぎわい座で一之輔さんの「百川」を聴いたばかり……またか、とは思ったものの、やっぱり笑ってしまう。百兵衛さんの発音、特に語尾が「うっしー」とか「ぴしゃっ」とか、何とも表しようのない擬音で、それがおかしい。

百年目/権太楼
 2010年春に志の輔さんが横浜にぎわい座でかけた「百年目」から4年たった春に権師で聴く「百年目」。
 番頭さんと旦那の会話にいろいろ思うところがある「百年目」。
今年は家庭の事情でGWに函館に行くことは断念してます(;o;)が、五稜郭築造150年祭関係の記事をアップしておきます。

箱館戦争の激闘 ご覧あれ 五稜郭築造150年祭26日開幕
 26日に開幕する「五稜郭築造150年祭」(実行委主催)の中の催しのひとつ「箱館抜刀隊」の総練習が20日、箱館奉行所前で行われた。箱館戦争の激闘の様子を再現、披露するというもので、この日は本番同様、衣装を身につけて練習に臨んだ。

 抜刀隊は五稜郭築造150年祭のオープニングを飾る催しで、10月まで全18日間の予定。26日を皮切りにゴールデンウィーク期間は27、29日、5月3~5日に行う。

 出演するのは箱館五稜郭祭で殺陣を担当する箱館稜雲社と函館野外劇の殺陣チームのメンバー。総練習には約20人が参加し、白兵戦の殺陣や動きなどを確認した。五稜郭を訪れていた観光客らは迫真の演技を興味深そうに見つめ、拍手を送っていた。

 土方役を務める箱館稜雲社の佐藤竜也さん(55)は「観光客に喜んでもらえるようなパフォーマンスを披露したい。市民、特に若い人たちに五稜郭150年の歴史を伝えたい」と話した。

 時間は午前11時から午後2時からの2回。ほかにも幕末の衣装を着たスタッフが観光客をもてなす「幕末見廻隊」なども予定している。

函館・五稜郭で築造150年祭=北海道
 日本初の洋式城郭である北海道函館市の五稜郭で、26日から「築造150年祭」が行われる。特別史跡に指定された五稜郭の魅力を伝えるイベントを開催するほか、大型連休中は城内に植えられた約1600本の桜が見頃を迎えることから、夜桜のライトアップなども行われる予定だ。
 五稜郭は、1854(嘉永7)年に締結された日米和親条約で箱館(当時の名称)が開港されたことから、北方防備のために江戸幕府が建設を始め、64(元治元)年に完成した。68(明治元)年から翌年にかけての箱館戦争では、旧幕府軍の拠点となったが、新政府軍に敗れて接収され、その後、公園として開放された。
「箱館戦争抜刀隊」によるパフォーマンス
「箱館戦争抜刀隊」によるパフォーマンス
 築造150年祭では、歴史的価値をアピールするため、土曜、日曜と祝日に幕末の衣装を来たスタッフが来場者をもてなす「幕末見廻隊(ばくまつみまわりたい)」が城内を巡回。積極的に道案内をするほか、記念撮影にも応じる。また、4月から10月までの週末など合計18日間、午前11時と午後2時の2回、箱館戦争の戦闘シーンを再現する「箱館戦争抜刀隊」のパフォーマンスが行われる。さらに、4月26日から11月3日の期間中は、市内各所に幕末から明治期の函館に関係する人物を紹介したリトファスゾイレ(円筒形看板)を多数設置し、函館の激闘の歴史を紹介する。【もぎたて便】

あっ榎本だ、斐三郎だ 五稜郭150年祭実行委、箱館奉行所前にも掲示塔
 【函館】五稜郭築造150年祭実行委は12日、円柱状の掲示塔「ヒストリアハコダディ」を五稜郭内の箱館奉行所前に設置した。幕末から明治初期の五稜郭ゆかりの人物を描いた高さ2・5メートル、直径80センチの柱が並び、市民や観光客らを圧倒した。

 登場したのは、蝦夷(えぞ)共和国を設立した榎本武揚や江戸時代末期に五稜郭を設計した武田斐三郎などを紹介した6基。硬質プラスチック製の筒に印刷したシートを貼り、中に270キロの重りを入れた。実行委の野寺正樹さんは「目を引く塔の存在で、函館市民にも歴史ある五稜郭を持つ函館というマチの良さを再認識してもらいたい」と話す。

 これとは別に1基の掲示塔は2月28日に五稜郭タワー内に設置済み。五稜郭150年祭初日の今月26日までに、計30基が置かれ、来年2月末まで続ける予定。終了後は「北海道新幹線開業仕様に変えるなど函館のPRに一役買いたい」と活用も検討している。(野村佳南)

函館五稜郭の石垣崩れる、名物の野外劇中止も
 北海道函館市の国の特別史跡「五稜郭跡」で石垣の一部が崩落し、五稜郭跡を舞台に1988年から続く函館の歴史を紹介する「市民創作函館野外劇」の開催が危ぶまれている。

 老朽化や降雪の影響などで地盤がゆるんでおり、崩落箇所がさらに広がることが懸念されるためだ。

 崩落は3月27日に見つかり、南東エリアで幅10メートル、高さ2メートルにわたって起きていた。8日に文化庁職員らが視察し、崩落箇所からさらに幅約100メートルにわたって地盤がゆるんでいるのを確認した。市教育委員会は文化庁などと協議しながら復旧工事に着手するが、開始時期は未定だ。

 函館野外劇は、市内の高齢者施設の理事長だったフィリップ・グロード神父が、五稜郭地区の活性化を目的に母国フランスの野外劇をヒントにしてスタートさせた。多いときには1万人以上の観客が訪れていた。

北海道・函館野外劇の舞台ピンチ 五稜郭跡の石垣崩落、他にも危険箇所
【函館】函館市内の国特別史跡・五稜郭跡の石垣の一部が崩落して周囲が立ち入り禁止になり、一帯を舞台にして四半世紀続く市民手作りの「函館野外劇」の今夏上演が困難になったことが9日分かった。

 崩落が見つかったのは堀内側の石垣で幅10メートル、高さ2メートル。市教委は3月下旬に立ち入り禁止にした。さらに現場を8日視察した文化庁の専門家らが別の崩落危険箇所を見つけたため、禁止区域の拡大を決めた。

 この結果、毎夏、野外劇の舞台になるエリアは立ち入れなくなるため、市教委は、劇を主催するNPO法人市民創作「函館野外劇」の会に対し、今夏の会場設営を断念するよう伝えた。

 野外劇は函館の歴史を75分間で演じる創作劇。五稜郭の堀を実際に船が進む躍動的演出の「光のショー」で知られる。フランスの古城で行われた劇を参考に1988年から毎夏、500人を超えるスタッフが上演を支えている。

 今夏は7月11日から上演10回を予定し、初回チケットは約600人が予約済み。同法人の里見泰彦事務局長は「今年は五稜郭築造150年」として、上演の可能性について市教委と協議する。

春の目覚め 木造ボート修繕 函館の五稜郭公園
 【函館】函館・五稜郭公園内の「野田貸ボート店」が今季の営業開始に向け、木造ボートの修繕作業に励んでいる。晴れた日に作業員3人が傷んだ船底を補強、塗装などの作業を進めている。

 同店は1922年(大正11年)創業の老舗。全国的にも珍しくなった木造ボートは40年以上使用されてきた。重く安定しているが、舟大工職人が減った上に、修繕に手間がかかる。そのため今回16艇のうち4艇を廃棄、新たに強化プラスチック製を8艇導入する。

 「木造のほうが周囲の風景にもなじむので残念だが、五稜郭築造150年の節目を迎えられてうれしい。大切な人とボートに乗り、風景を楽しみながら絆を深めてほしい」と店長の野田ゆみこさん(37)は話す。営業開始は26日を予定している。(植村佳弘・写真も)
新選組の生き残り、斎藤一は油小路事変以降に山口次郎を名乗り、その後は何度か改名して斎藤一を名乗ることはなかったのが今までの説ですが……なんと、明治初期に斎藤一を名乗ったらしき形跡が出てきました。しかも、警視庁に奉職してからの職員名簿らしいです。

新選組・斎藤一「書記兼戸口取調掛」…名簿発見
 明治時代初期の警視庁第六方面第二署=現小松川署(江戸川区)=の名簿が見つかり、幕末の新選組隊士、斎藤一(はじめ)(1844~1915)とみられる名前が記されていることがわかった。

 剣豪でならした斎藤が明治維新後、警視庁に勤めたことは知られており、専門家は「斎藤の後半生を知る貴重な資料」とみている。

 斎藤は江戸で生まれ育ち、新選組では、局長の近藤勇、副長の土方歳三らに次ぐ存在だった。戊辰戦争では会津藩の指揮下で新政府軍と戦った。維新後、警視庁で諜報(ちょうほう)活動に従事し、西南戦争などに参加したことは伝承から知られていた。

 名簿は霊山(りょうぜん)歴史館(京都市)が、明治期に警視庁に勤めた関係者の子孫から昨年末に入手した。縦24センチ、横16センチの冊子状で、同署員174人の名前を記載。斎藤は他の4人とともに「書記兼戸口取調掛」という役職の欄に記されていた。

 藤田五郎を名乗るまでに何があったのか、ますますミステリアスな斎藤一です。
落語協会のHP見て、「よしっ、今日は鈴本♪」と決めました。文左衞門師匠が代演というのもありますが、かなり代演で、かえって大物がどんどん出演していたので。
 トリ代演の日は基本的に空いているのですが、メンバーがよいのか、土曜日だからか、日和がよいのか、3分の2ぐらい埋まってました。

子ほめ/歌奴
 ほんと、上がるだけで明るくていいなぁ。落語家の資質のひとつだと思います。

碁どろ/小里ん
 こんな浅い出番に小里ん師匠とはもったいないですが、渋いなぁ。

漫才/にゃん子金魚
同じネタでも笑ってしまうのが価値です。

彦六伝/木久扇
 今日寄席に行こうと思った出演者その一。「隣の家に囲いができたってね」「へい」の稽古場面と、バスケットボールの観戦風景。あはは〜。

宗論/一朝
 マクラにケーキの話。本当に見た風景だそうだけど、ほんと素人さんもたくまずしてプロ並みの笑いを起こす時があるなぁ。「ショートケーキ、モンブラン」とインプリントされて、翌日のおやつにモンブランを食べてしまった。
 「いつくしみ深き 友なるイエスは」は寄席で覚えてしまった……(汗)。

紙切り/二楽
 今日はいつも以上に笑わせてもらった。「桃太郎」「藤娘」「平等院鳳凰堂」のうち、お子さんがリクエストした「平等院鳳凰堂」が特に緊迫感を呼んだようだ。

試し酒/金馬
 84歳。現役。凄い。

ものまね/小猫

強情灸/百栄

夕立勘五郎/志ん輔
 わーい、ライブでこのネタに当たったのは多分2回目だと思うけど、前回はTBS落語研究会だったので、寄席で聴けたのが嬉しい。ほんと、大好きなネタです。

竹の水仙/文左衞門
 東海道は鳴海宿なのは「竹の水仙」なんですかね。「抜け雀」は小田原で。
 旅人が、伝法か、豪放磊落でも武士か、という点でも違いはあるようで。喬太郎のは細川の殿様の使いが妙に切れて怖いのだけど、文師のはそこまで変人ではありませんでした。

 今日はいい番組でした。大満足。
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