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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
佐野次郎左衛門に故・勘三郎、八ツ橋に玉三郎、繁山栄之丞に仁左衛門と、孝玉コンビに勘三郎という豪華トリオによる籠釣瓶。2010年の歌舞伎座さよなら公演のひとつ。

花魁はなぜ心変わりを? 『籠釣瓶花街酔醒』
あらすじ
佐野(現在の栃木県)の絹商人・佐野次郎左衛門は下男とともに江戸へ商用で来たが、ついでにうわさの吉原仲ノ町の夜桜見物にやってきた。田舎者と一目でわかる言動のため、客引きにもつかまるが、引手茶屋立花屋・長兵衛に助けられる。

そこへ、吉原でも全盛を誇る花魁・兵庫屋八ツ橋の道中に出会い、その嫣然たる微笑を見て心奪われてしまう。以来、次郎左衛門は吉原の常連となり、きれいな金の使い方で、佐野の大尽とまで呼ばれるようになり、八ツ橋との身請け話が進む。

ならず者・釣鐘権助は八ツ橋とは義理ある関係で、立花屋を通じて何度も金の無心をする。断られた腹いせに、八ツ橋の情人である繁山栄之丞へ、八ツ橋と次郎左衛門の身請け話をたきつけ、栄之丞は八ツ橋を問い詰め責める。その場で八ツ橋は次郎左衛門に愛想尽かしをすることを約束させられる。

身請けの準備に余念のない次郎左衛門は、自分の大尽ぶりを自慢したく、同郷の仲間を吉原へ案内する。だが、八ツ橋は思いのほか冷たい愛想尽かし。満座の中で恥をかかされた次郎左衛門は、怒りをこらえて理由を問うが八ツ橋は間夫がいるためと答えて去っていく。同郷の仲間たちのいやみやあざけりに堪え、次郎左衛門は国許へ帰る。

四ヶ月後、次郎左衛門は再び兵庫屋へ顔を出し、八ツ橋と再会し、恨みに思っていないことを告げ、八ツ橋も心から詫びる。だが座敷に二人きりになったとたんに次郎左衛門は遺恨を述べ、妖刀・籠釣瓶をふりかざし、花魁初め次々に兵庫屋の人々を次々に惨殺していく。    
花魁はなぜ心変わりを?『籠釣瓶』 その2

 見た目が美しい演目ではあるけど、ストーリー重視の自分にはちょっと単純過ぎるかな。でもまぁ、端整な仁左様、美しい玉様、醜男役もこなす勘三郎さんと楽しませていただきました。
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