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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
チケット頑張って確保したので千穐楽ではありますが3階の1列目と2列目で見ました。

渡辺保の十月歌舞伎評

和角仁の「歌舞伎座」辛口寸評 十月歌舞伎座

中村勘三郎さん七回忌 藤十郎、海老蔵ら1200人…勘九郎「父に会いたい」

(評・舞台)歌舞伎座「芸術祭十月大歌舞伎」 夢の名残告げる、洗練の侠気

 私は中村勘三郎さんの舞台に間に合わなかった、遅れてきた歌舞伎ファンだった(立川談志の落語に間に合わなかった、遅れてきた落語ファンであるのと同様に)。実は、新歌舞伎座になって、60才過ぎた勘三郎さんを見るのが楽しみだった。そして「助六」は50代ではまだ早いと思って舞台にかけていなかったそうだ。
 七回忌追善にあたって、十七世勘三郎が助六を教わった仁左様が助六をやった。生きていたら十八世に教えてあげるつもりだったのを、長男の勘九郎に伝える。
 玉三郎は七之助と児太郎を揚巻役者に育てるのだろう。

 長い舞台だったけど、そこかしこに亡き勘三郎さんへの愛が満ちていた。特に、かつて勘三郎さんが得意にしていた粋人をやった彌十郎さんは、花道で、まるで亡き勘三郎さんに語りかけるようにセリフをうたった。泣けた。

 酒呑童子と義経千本桜の勘九郎もよかった。七さんはお嬢吉三、宗吾の妻おさん、揚巻と違うタイプの女性を演じた。私的には七さんはコクーン歌舞伎『三人吉三』お嬢吉三『阿弖流爲』廓噺山名屋浦里と鈴鹿と『廓噺山名屋浦里』の浦里と『野田版桜の森の満開の下』夜長姫と『マハーバーラタ戦記』鶴妖朶王女がいいなぁ。どうも時代ものの作品だと七さんの強い女属性とか魔性の女属性が出てこない。


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