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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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『新説戦乱の日本史』トップ(リンク先は音楽が流れますのでご注意ください)

 新選組から入って幕末ファンをやって10年近くになりますが(来年の3月で満10年ですねぇ……)、初めて知った、衝撃の事実。5ページから引用します。

 じつは28日(白牡丹注・慶応3年12月28日、大坂城の旧幕府軍に江戸薩摩藩邸の焼き討ちの報が届いた日)は、慶喜の議定就任が決定した日である。後日、参内して任命を受ければ、事実上の最高責任者として政界に復帰できるはずだった。しかし、慶喜は1868年(慶応4)1月1日、「討薩の表」を発するという失態を犯し、その機会を失ったのである。


 ……いや~、まだまだ、勉強することがありますねぇ(汗)。

 神ならぬ身の慶喜公ですし、今のようにインターネットで世界中のニュースがリアルタイムで入手できるという環境ではありませんからねぇ……それにしても、議定就任が決まっていたとは(嘆息)。

 ということは、討幕の密勅は、やっぱし偽勅なのだわさ(大苦笑)。

 本当に、260年続いた徳川幕府が瓦解していく過程というのは、本当にいろいろな要因が徳川方にとって悪い方悪い方に転んでいったようですね。それだから国を割らずに済んだとも言えるでしょうし、それだから歴史上の敗者に対して過酷な運命だったとも言えるでしょう。

 伏見の上空から撮影した航空写真もあれば地図もあり、なかなかお得な特集号です。鳥羽伏見から大坂城炎上まで、かなりドキュメンタリー形式で具体的に描かれているのも嬉しいです。井沢元彦氏の連載エッセイも、徳川家康にまで遡る壮大な徳川生き残り作戦が時代を経て変質していった挙げ句に自滅する要因になったという仮説で、とても面白く読めました。

☆★☆★

 そう言えば、愛読している『スーパージャンプ』連載の『仁―JIN―』で、小栗上野介忠順様が登場しました。この作品でも既に池田屋事件や禁門の変が描かれてますが、すでに登場している勝海舟のライバル小栗様も舞台に登場するとは、今後どう展開するか、ドキドキです。
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