『東京幕末維新を歩く旅』一坂太郎

　今日購入し、まだ読んでる途中ですが、幕末ファンにはお勧めの一冊。
　


　都内の幕末維新関係の史跡にはちょこちょこ出向いているが(新選組関係がどうしても多い_^;)、点と点で訪れることが多く、面というかウォーキングコースとして廻るという認識はなかった。だから、まず、その発想が新鮮。江戸城周辺コース、雑司ヶ谷・護国寺～市ヶ谷コースとか、愛宕神社～田町コース、最後は日野・三鷹コースまで、全部で14コース。2キロ50分から、9.7キロ約4時間10分まで、体力に合わせて選べそうなところも、いい(笑)。

　そして、幕末史に詳しい一坂太郎氏の監修とあって、紹介される史跡はメジャーなものからマニアックなものまであり、ガイドブックを読むだけでも面白い。たとえば、天然理心流の宗家三代目近藤周助(近藤勇の義父、引退後は周斎と名乗る)のお墓が東京タワーの真向かいにある金地院にあるなんて、新選組についてはちっと詳しいつもりでも知りませんでした(汗)！　いや～、日々勉強になるネタがあるもんですねぇ。

　何かまた面白いネタがありましたらこの記事に追記するかと思いますが、まずはご紹介まで。