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新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
 季節外れの暖かさから一転して平年並みの寒さに。

福島
「白虎隊の会」4月発足 会津の「義」後世に
 福島県会津の「白虎隊」の子孫や研究者、ファンらが4月、「白虎隊の会」を設立する。飯盛山の悲劇で知られる士中二番隊だけでなく、300人以上になるという白虎隊全体の子孫に参加を呼び掛け、交流や史実の研究に取り組む。戊辰戦争から142年の時を超え、隊士が残した「義」の精神を伝えていく。
 呼び掛けの中心は、士中二番隊で生き残った飯沼貞吉の孫一元さん(66)=東京都世田谷区=。隊士の子孫は現在、多くがひ孫の代。さらに時代が進めば、子孫という意識が希薄になることが予想され、結集する最後のチャンスと考えた。また、士中二番隊以外の隊士の足跡やその後の人生は、あまり知られていない。隊士の姿を語り継ぐのも狙いだ。 現在はインターネット上で趣旨を紹介しており、近く参加を募る。すでに数十人から問い合わせがあり、3月22日に東京で発起人の会合を開く。白虎隊士で後に東京帝国大総長などを務めた山川健次郎の子孫、会津藩家老の西郷頼母の子孫も加わる予定だ。
 調査研究、交流、企画の三つを活動の柱とする。子孫同士や研究者が交流することで、新たな資料の発見、史実の研究促進などを期待している。将来のNPO法人化も検討する。
 一元さんは「義に生きた先祖を思い起こし、その精神を伝えたい」と思いを語る。
 飯沼貞吉の研究で知られ、幕末の会津に詳しい郷土史家佐藤一男さん(80)=喜多方市=は「新たな資料が出れば、正しい歴史検証につながる」と参加を楽しみにする。
 インターネット掲示板のアドレスはhttp://9309.teacup.com/byakko/bbs 連絡先は飯沼一元さん方 電話03(3429)6652へ。


栃木
坂本家9代目ら龍馬精神語る あす那須塩原でトークショー
【那須塩原】テレビドラマなどで話題の坂本龍馬について語り合う「龍馬精神を語る」(いなむらコミュニティ推進協議会、坂本龍馬龍悠会主催)が23日、桜町のいきいきふれあいセンター大会議室で開かれる。
 「龍馬精神」とは、勢いがある行動力・実践力で今を力強く生き抜くことの意。龍悠会は、幕末の混乱期を力強く生きた龍馬をかんがみ、明るく元気な社会をつくることを目的に「龍馬精神」を広める活動を行っている。
 当日は坂本家9代目当主の坂本登氏と龍悠会会長でテレビ番組の司会などで有名なタレントの大木凡人氏がトークショーを行い、参加者から龍馬に関する質問にも答える。龍馬グッズなどが当たる抽選会もある。
 午後5時半開場、同6時~同7時。入場無料。定員は先着120人。問い合わせは龍悠会理事吉成平さん電話090・3346・7765(携帯)。


長野
亡き父が編さんした郷土史を形に 上田の男性が自費出版
 上田市常磐城1の西沢一さん(81)が、地元西脇地区の歴史をまとめた「郷土 西脇村のあゆみ」を自費出版した。1990年に亡くなった父の辨吉(べんきち)さんが続けていた編さんを受け継ぎ、親子二代、約30年かけて完成させた。300冊を作り、自治会の全戸に配った。
 A5判、125ページ。平安時代から太郎山のふもとにあった西脇村が、戦国時代に真田氏の上田城築城に合わせて現在地に移されたことや、稲作や養蚕で発展した歴史を記している。江戸時代から昭和にかけ住民が地域のために出資した頼母子(たのもし)講の記録や、人力車を営業する店など多くの商店が並んで繁栄していた幕末から明治にかけての様子が分かる地図もある。
 西沢さんによると、歴史に興味があった辨吉さんは、78(昭和53)年ごろから郷土史の編さんを考え、江戸時代の火災など、地域の出来事を記録した西沢家に伝わる日誌を調べ始めた。住民にも資料の提供を呼び掛け、明治時代に学校新築のため住民が寄付をした記録を集めるなど精力的に取り組んでいたが、完成を見ることなく92歳で亡くなった。
 西沢さんは、辨吉さんの没後、すぐに原稿を探し始めたがなかなか見つからず、2006年になって自宅敷地内にある土蔵でやっと発見した。「かつては矢出沢川の川岸に道祖神があって祭りを行っていたことなど、知らなかったことが書かれていた」と西沢さん。西脇稲荷(いなり)社の改築など、辨吉さんが亡くなった後の地域の動きを追加し、東信史学会副会長の桜井松夫さんに時代考証などを依頼して原稿を完成させた。
 西沢さんは「時間がかかったが父の願いをかなえられ、子の務めを果たせて良かった」と話している。今後、市内の図書館や市西部公民館にも置く予定。少し残部があり、希望者に分ける。問い合わせは西沢さん(電話0268・22・4899)へ。


県教委、飯山城跡に高校建設計画
 戦国武将、上杉謙信が築城した「飯山城」(長野県飯山市)の跡地に、県教育委員会が県立高校2校統合後の新校舎建設を計画していることが分かった。計画地は県史跡の隣接地で、城の施設があったとされるため市教委が遺跡に指定。計画を問題視した県考古学会は昨年12月、保存などを求める要望書を県教委に提出した。
 建設が計画されるのは飯山、飯山北両校の2014年統合後の新校舎。計画地は飯山城跡の北側で、現在は市営城北グラウンドとして使われている。
 17世紀前半の絵図によると、計画地には築城当時、北門があり、食事を作った「下御台所」や「下御長屋」などの施設があった。市遺跡内のため、工事の際は文化財保護法で文化庁への届け出が義務付けられている。
 考古学関係者は「城施設の遺構などが埋まっている可能性が高い」と指摘。県考古学会の会田進会長は「文化財保護を第一に考えなければならない県教委が計画したことが悲しい」と訴える。
 これに対し、県教委高校教育課の担当者は、同グラウンドを候補地の一つと認めた上で「正式に建設地に決まった場合は工事前に発掘調査を行う。どういう保存方法がいいのか考えていく」と説明。市教委は「城跡の一角にあることは無視できない。市民の意見を聞きながら対応を検討したい」との姿勢だ。
 文化庁記念物課の禰宜田(ねぎた)佳男主任文化財調査官は「工事前の調査など必要な手続きを取れば法的には問題ないが、遺構などが出土した場合は学校の敷地の中で保存し、教材として活用するという方法もある」と話している。

【飯山城】 信濃一円に侵攻した武田信玄に対抗する「最後のとりで」として、上杉謙信が築城した千曲川河畔の丘陵に位置する平山城。江戸時代には有力諸侯の居城として、飯山市の基礎となる城下町が発展した。1868年の戊辰戦争で、旧幕府軍の攻撃を受け焼失。1965年に長野県史跡に指定された。 


広島
龍馬ブーム福山市で過熱 4図書館がイベント
 今月からスタートしたNHK大河ドラマ「龍馬伝」にちなみ、坂本龍馬ゆかりの広島県福山市で、4つの図書館が関連の展示会を開催している。鞆の浦で就航した「平成いろは丸」に続く催しで、市民の“龍馬熱”は高まっている。
 展示会を開いているのは、中央、松永、新市、かんなべの各図書館。このうち、中央図書館では「交換観光展示会『龍馬と高知~まっこと面白き高知ぜよ!~』」を開催。高知県立図書館と連携して、坂本龍馬記念館などのポスター7点をはじめ、「土佐・龍馬であい博」「高知県観光ガイドブック」などのパンフレットやチラシ64種類を展示、配布している。関係図書約300冊の貸し出しも行っている。
 松永図書館では、昨年12月から「まるごと坂本龍馬」を開催。市鞆の浦歴史民俗資料館から借りた龍馬の等身大パネルなど写真パネル7点のほか、龍馬が率いた「いろは丸」事件の解説文も掲示している。
 新市図書館は「坂本龍馬と高知観光展」で、高知県観光協会のパンフ11種類を並べている。南国市図書館から借りて「土佐弁カルタ大会」も実施した。かんなべ図書館では「坂本龍馬と幕末の男たち~日本の夜明けぜよ~」を開催中。西郷隆盛、桂小五郎、新撰組など龍馬をめぐる相関図などを展示している。


佐賀
大名行列 米をパレード 佐賀のNPO法人 4月披露へ 「サムライ文化伝えたい」
 江戸時代の大名行列を各地で再現している佐賀市のNPO法人「鍋島三十六萬石大名行列まつり推進委員会」(野中弘義理事長)が、4月18日に米国サンフランシスコで開催される「北カリフォルニア桜祭り」の大パレードに初めて参加する。幕末期の咸臨丸が通商条約批准のためにサンフランシスコに入港して150周年の今年、桜祭りを盛り上げようと組織された現地の実行委員会が招待した。
 サンフランシスコがあるカリフォルニア州には30万人以上の日系人が暮らし、全米で三つしかない日本人街が残る。
 桜祭りは、日系人が中心となって1967年に開始し、同種のイベントでは全米で2番目の規模。日本舞踊や太鼓、茶道、食事など日本文化を紹介する一大イベントで、今年は週末の4月10、11、17、18日の計4日間開く。日本からは12団体が参加を予定する。
 大名行列は最終日の18日の大パレードに参加し、市庁舎を出発して日本人街など約2キロを行進する。最終日の大パレードでは毎年約15万人が沿道を埋めるという。
 大名行列の渡米を呼び掛けたのは現地在住の日本人や日系人で組織する実行委。ここ数年、中国風の獅子舞が参加するなど、祭りに日本的な色彩が薄れたと感じていた実行委の椎名映夫さん(61)が、同推進委のホームページを見て、「本物の日本文化を紹介したい」と出演を依頼。野中理事長が快諾した。
 同推進委は、佐賀市中心部のにぎわいを取り戻そうと2001年に設立。同市内を中心に、福岡県など市外にも出向き、年間計約10回、大名行列で街を練り歩いている。
 同推進委からは10人が渡米。現地での参加者を加えて行列の規模は100人前後となる見込み。現地の参加者の衣装は推進委が準備する。野中理事長は「私たちは、掛け声に至るまで当時の大名行列を忠実に再現している。サムライ文化を伝えたい」と意気込む。
 椎名さんは「日本人街の存続も危ぶまれている今、日本への関心を喚起する機会になってほしい」と期待を寄せている。


「近代との遭遇展」であらかしコンサート 23日
 県立博物館・美術館は「第12回あらかしコンサート」を23日午後2時半から、県立美術館ホールで開く。開催中の特別展「近代との遭遇」の”応援企画”として女性3人組「楓雅(ふうが)」が来演。明治時代に米欧諸国を歴訪した岩倉使節団が米国ボストンでの「世界平和記念国際音楽祭」(1872年)で聴いた名曲などを奏でる。
 同コンサートは縄文遺跡出土のドングリから育った「縄文アラカシ」などの木々に囲まれて楽しんでもらう音楽会。今回は特別にホールに会場を移して行う。
 楓雅はバイオリンとビオラ、ピアノで編成し、九州を中心に歴史的建造物や教会、離島でのコンサートなどユニークな活動を展開している。
 今回は特別展にちなんだ楽曲を準備。岩倉使節団が”見聞”した「世界平和記念国際音楽祭」のプログラムにあったモーツァルト作曲「魔笛」から「夜の女王のアリア」や、ヨハン・シュトラウス作曲「春の声」などを予定。ピアソラ作曲「リベルタンゴ」、葉加瀬太郎作曲「情熱大陸」、楓雅のオリジナル楽曲なども演奏する。
 同館は「特別プログラムで、幕末・明治期に西洋文化に”遭遇”した日本人・佐賀人に思いをはせてみては」と話す。
 ▽参加無料(申し込み不要)。午後2時開場で定員は約480人。





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