1月3日～4日の幕末ニュース

　今日は、昨日紹介した「西郷どんのそっくりさん」について続報がありました(^^)。

京都
ＮＨＫ大河　６年ぶり京都“素通り”
反動心配　京の観光業界

　京都の観光コースとして格好のネタとなっていたＮＨＫの大河ドラマが、今年は京都から遠ざかる。非公開寺院の公開などを行うキャンペーン「京の冬の旅」では２００２年から５年連続でドラマの登場人物にかかわる寺院を取り上げ人気も高かっただけに、京都市観光協会は「大河効果」の反動に気をもんでいる。
(中略)
　また、０４年の「新選組！」で人気を集めた新選組屯所跡の八木家（中京区）は、現在でも放映前と比べ２割ほど多い観光客が訪れている。建物が傷むなどマイナス面もあったが「全国的に認知され、リピーターが増えた」（八木喜久男八木家当主）という。

激動の維新　100人の「一言」
霊山歴史館・木村学芸課長が新著

　幕末から明治維新期にかけて活躍した志士や剣士、幕臣ら１００人の「心に残る言葉」を紹介した本「幕末維新　珠玉の一言」が出版された。著者で霊山歴史館（京都市東山区）学芸課長の木村幸比古さん(58)は「激動期に未来へ歩もうとする思いを込めた志士の言葉の数々は、読者の糧になるはず」と話す。
　薩長同盟締結の立役者坂本龍馬（１８３５－６７）が、ペリー来航時に軍艦に乗ろうと計画して拒否された吉田松陰の心情を思い浮かべて詠んだ和歌「世の人はわれをなにともゆはばいへ　わがなすことはわれのみぞしる」や、剣術修行の哲学を詠んだ山岡鉄舟（１８３６－八八）の川柳「一歩一歩いつか昇らん富士の山」を収録する。
　さらに戊辰戦争で新政府軍に抗戦するか降伏するかの判断を迫られた長岡藩家老河井継之助（１８２７－６８）が詠んだ「地下百尺底の心を以て事に当たる（後に考えた時に良いかという判断で仕事を成し遂げなくてはならない）」など、和歌や川柳、狂歌など約２０００点の史料から、木村さんがこの２０年間に選んだ「一言」が並ぶ。

島根
記者が選ぶ県内遺産：／２　鏝絵　石州左官の技の結晶　／島根

　幕末から近代にかけ、左官職人たちが漆喰（しつくい）を使って民家の壁や寺などに施した漆喰彫刻「鏝（こて）絵」。そのデザインは大黒や金袋、波ウサギなどさまざまだ。古くから「石州左官」と呼ばれる腕利きの左官職人を輩出してきた県西部には、職人たちの施した鏝絵が街中に残っている。

鹿児島
「平成の西郷どん」登場　生誕１８０周年で催し　鹿児島

　鹿児島市の維新ふるさと館の三が日の催しに「平成の西郷隆盛」が登場した。犬を連れた東京・上野の銅像とそっくりの立ち姿の横で、来場者が次々と記念撮影した。

鹿児島市の斉野さんとイラン人男性　西郷どん同士？握手　そっくりさん“競演”

　明治維新の歴史を紹介する鹿児島市加治屋町の「維新ふるさと館」に、西郷隆盛そっくりの男性が案内役として登場。３日にはイラン人のそっくりさんも飛び入り参加、２人で記念撮影に応じ見学者は大喜びだった。

　イラン人のそっくりさんも、なかなかのものです。