10月16日〜17日の幕末ニュース

　今日もバラエティに富んだ幕末関係ニュースが集まりました。



北海道

古里再発見ガイド発行　アウトドアサークル「士幌なまくら会」

　「町内のアウトドアサークル『士幌なまくら会』はこのほど、二十年間の会の活動をまとめた冊子「ふるさとの自然・歴史・地理の再発見ガイド」を発行し、無料配布している」。

　「八八年には、幕末期の探検家で北海道の名付け親松浦武四郎が踏破した十勝管内のルートを歩くスキーでたどった」というところが幕末関連です。



滋賀

殿が好んだ！？名菓

ほのかな甘みが印象的

益寿糖（滋賀県）

　「滋賀県の琵琶湖周辺は、古くは『近江国』と呼ばれ、古代から幕末まで、数々の歴史の舞台になった土地だ」。 「井伊家の率いる彦根藩を筆頭に諸藩が置かれていた江戸時代後期、天下の名城として知られる彦根城の城下で誕生した名菓がある」。

　「茶人としても知られる井伊直弼が、１３代藩主になる前に茶会の席で用いたという記録も残る」……大老井伊直弼ゆかりのお菓子なんですね。



大阪

今年でファイナル！　100年近く続いた菊人形とは？

　関西では「ひらパー」の略称で呼ばれる枚方パークの菊人形の話題。今年の『義経』で100年近く続いた菊人形展が終わってしまうというコラムです。

　「実は去年の『新選組！』の時も見にきたのですが、やはり最後ということでそこはかとない気合いが入った展示になっている気が」……今年が最後で力入っているのでしょうね。



福井

おもしろ眼鏡集まりました

鯖江市資料館展示　小物や看板なども

江戸から現代まで

　昨日の続報ですが、画像付きです。「幕末の福井藩主、松平春嶽が愛用した眼鏡は明治期の製造品で、つるの先端が円状に曲がっている」と紹介しています。

国民文化祭ふくい2005

開幕したら見に来て　大野ゆかりの神戸の男性

北海道開拓に活躍した藩の帆船

　「大野市にゆかりのある神戸市在住の男性が、北海道開拓などに活躍した大野藩の帆船「大野丸」の模型を手作りし、『第２０回国民文化祭ふくい２００５』の開幕を前に１６日、大野市に寄贈した」。



福岡

小笠原文庫を豊津町に寄託　豊津高同窓会

　「豊津町の県立豊津高校に保管されていた旧小倉藩主・小笠原家の藩政史料などの『小笠原文庫』が町歴史民俗資料館に寄託されることになり、所蔵していた同校の錦陵同窓会と町が１４日、調印した」。 「町などによると、小笠原文庫は幕末の慶応２（１８６６）年８月、長州との戦いの際、火が放たれた小倉城から持ち出された江戸時代初期からの大名家文書や近代の中等教育資料など約７２００点に及ぶ」。



ブックレビュー

『風紋　「天然理心流」』　〈独活章（うどあきら）〉

近藤勇の剣術系譜をたどる

　「老舗（しにせ）の醤油（しょうゆ）醸造会社に伝わる１冊の過去帳を手がかりに、新選組の近藤勇らで有名な剣術『天然理心流』の系譜をたどる物語だ」。面白そうです。