新選組・土方歳三を中心に取り上げるブログ。2004年大河ドラマ『新選組!』・2006正月時代劇『新選組!! 土方歳三最期の一日』……脚本家・制作演出スタッフ・俳優陣の愛がこもった作品を今でも愛し続けています。幕末関係のニュースと歴史紀行(土方さんに加えて第36代江川太郎左衛門英龍、またの名を坦庵公も好き)、たまにグルメねた。今いちばん好きな言葉は「碧血丹心」です。
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今日は特に昼頃にひどい吹き降りでした。明日は天気が回復しそうですね。
茨城
『弥生』のルーツは斉昭公?『向岡記』碑文を初公開中 県立歴史館
東京
山岡鉄舟:生き方知って 来月1~10日、没後120年の特別展--台東区 /東京
山岡鉄舟:生き方知って 来月1~10日、没後120年の特別展--台東区 /東京
五日市憲法 40年ぶり帰郷 あきる野市が特別展
多摩の自由民権運動のひとつの成果なので、機会があったら見に行きたいです。
石川
「泉鏡花記念金沢市民文学賞」に2作品 (23日)
児童文学作家・杉本りえさん元博物館館長・徳田寿秋さん
泉鏡花市民文学賞 決まる 11月19日に授賞式
泉鏡花記念金沢市民文学賞:杉本さん、徳田さん受賞 /石川
泉鏡花記念金沢市民文学賞:杉本さん、徳田さん受賞 /石川
大阪
わが町にも歴史あり・知られざる大阪:/98 赤レンガ倉庫 大阪市西区 /大阪
島根
グラントワで篤姫テーマに対談へ
高知
男を磨く
福岡
古文書読んでみませんか 11月7日から講座 三池カルタ歴史資料館
長崎
イチおし@大学:長崎大 医学、経済…西洋文明発祥の地 /福岡
茨城
『弥生』のルーツは斉昭公?『向岡記』碑文を初公開中 県立歴史館
「弥生時代」の「弥生」という名称の起源は、第九代水戸藩主徳川斉昭にあったことをご存じだろうか。弥生時代とは、弥生土器が出土した東京都文京区の「向ケ岡弥生町」に由来するが、肝心の「弥生」という地名は、斉昭が向ケ岡の水戸藩中屋敷に建立した「向岡記」の碑文「夜余秘(やよい)」がもととなっているためだ。水戸市緑町の県立歴史館で開催中の特別展「幕末日本と徳川斉昭」に碑文の拓本が初めて展示されている。
「向ケ岡」と呼ばれた場所は、現在の東大キャンパスがある台地で、上野の「忍ケ岡」の向かい側の岡という意味。かつては水戸藩駒込邸があった。
斉昭は藩主になるまでの三十年間をここで過ごしたが、一八二八年三月十日にここでうたげを催し、その際に「向ケ岡」の故事来歴を万葉仮名で記述した碑文を建立した。風光明媚(めいび)のこの地をたたえた内容。「夜余秘」の文字は碑文を書いた三月を表したもので、結果的に斉昭の碑文が「弥生時代」「弥生文化」といった呼称につながっている。特別展は十一月二十四日まで。
東京
山岡鉄舟:生き方知って 来月1~10日、没後120年の特別展--台東区 /東京
山岡鉄舟:生き方知って 来月1~10日、没後120年の特別展--台東区 /東京
◇剣・禅・書極めた思想家の生き方知って
◇西郷隆盛や勝海舟ら、ゆかりの遺墨や遺品60点--全生庵で
江戸城無血開城の立役者として知られる思想家で書家でもある山岡鉄舟(1836~88年)の没後120周年記念の特別展が11月1~10日、鉄舟が建立した台東区谷中5の臨済宗「全生庵(ぜんしょうあん)」で開かれる。剣・禅・書を極めた鉄舟と西郷隆盛、勝海舟、皇女和宮らゆかりの人々の遺墨や遺品60点を展示する。平井正修住職(41)は「努力と至誠の人とされる鉄舟の生き方をぜひ知ってもらいたい」と話している。【合田月美】
幕臣の家に生まれ、幕府に仕えるようになった鉄舟は、一時は尊皇攘夷(じょうい)思想に目覚め、活動。1868(明治元)年3月には、江戸に官軍が迫る中、勝と西郷の書簡を取り次ぐなど仲立ちして会談を実現し、江戸を戦火から救ったとされる。
明治維新後は侍従として長く明治天皇に仕えたほか、和宮の「家政取締役」も務めた。和宮が亡くなった際、遺志を尊重して仏式の葬儀を営んだのも葬儀委員長を務めた鉄舟だったという。
全生庵は1883(明治16)年、鉄舟が維新で命を落とした人を弔うとともに、在家の人たちの座禅の道場として私財を投じて建立した。全生庵には、鉄舟の書画のほか、官軍の駐留する駿府(静岡市)の西郷に、鉄舟が勝の書簡を届けた際、書簡を入れて腰に付けた革製の「胴乱」(今のウエストポーチ)など、本人やゆかりの人々の品が数多く残されている。和宮から贈られた「斑梨子地葉菊紋蒔絵重箱(むらなしじようぎくもんまきえじゅうばこ)」、勝の描いた鉄舟の肖像画、清水次郎長からの書簡もある。
初日は記念講演会が午後3時から開かれる。平井住職が鉄舟の生涯と題して講演した後、林家正雀さんが「鉄舟外伝 雛(ひな)の雪」と題した落語を披露する。特別展の拝観料は500円。記念講演会は拝観料のみで参加できる。問い合わせは全生庵(03・3821・4715)へ。
五日市憲法 40年ぶり帰郷 あきる野市が特別展
自由民権運動が高まりを見せた明治期につくられ、人権や地方自治、教育の自由など先進的な内容が盛り込まれた民間憲法私案「五日市憲法草案」。その原本が、発見から四十年ぶりに、誕生の地である東京都あきる野市(旧五日市町)に戻った。新たな保管場所となる市中央図書館で二十五日から、草案原本などを公開する特別展が開かれる。 (布施谷航)
五日市憲法草案は、地域の名主や組頭、自由民権運動に関心の高かった若者らでつくる「五日市学芸講談会」が、徹底討論を重ねた末に生まれた。戊辰戦争で敗軍の兵となり、五日市に移り住んでいた仙台藩士千葉卓三郎が起草した。「国民の権利」の条文が多く盛り込まれている。
原本を含む資料は一九六八年、五日市町の豪農の土蔵で、東京経済大の色川大吉教授(現名誉教授)らが発見。当時の自由民権運動の流れを知る貴重な資料として、同大で調査・分析されていた。この後、二〇〇四年、所有者からあきる野市に寄託。市中央図書館の保管体制が整ったため、今月六日に図書館に移された。
資料の中には「女帝を立てるべきか」「議員に歳費を支給するのは妥当か」などといった講談会の例会での議題を記した書簡や、会員同士の回覧板にあたる「回状」などもあり、市民が自由闊達(かったつ)に議論した様子がうかがえる。
あきる野市は十一月九日まで、市中央図書館で「五日市憲法草案とその創造の軌跡」と題して特別展を開催。五日市憲法の全体像や千葉卓三郎を紹介する資料を展示する。
最終日には、憲法草案を発見した時の色川教授のゼミ生の新井勝紘・専修大教授が「五日市憲法草案と五日市の学習運動」をテーマに講演。翌十日には、草案が発見された土蔵や、五日市憲法がつくられた地域を探訪するイベントもある。問い合わせは市中央図書館=電042(558)1108=へ。
多摩の自由民権運動のひとつの成果なので、機会があったら見に行きたいです。
石川
「泉鏡花記念金沢市民文学賞」に2作品 (23日)
泉鏡花の生誕100年を記念してして設けられた「泉鏡花記念金沢市民文学賞」の受賞者が発表されました。これは、伝統ある文芸活動の発展を期待して行われているもので、今年で36回目です。応募37作品の中から選ばれたのは金沢市に住む児童文学作家・杉本りえさんの「無愛想なアイドル」と石川県観光スペシャルガイド徳田寿秋さんの「前田慶寧と幕末維新最後の加賀藩主の正義」の2作品です。
児童文学作家・杉本りえさん元博物館館長・徳田寿秋さん
金沢市は23日、第36回泉鏡花記念金沢市民文学賞に、金沢市保古、児童文学作家杉本りえさん(54)の小説「無愛想なアイドル」と、金沢市押野、元県立歴史博物館館長徳田寿秋さん(67)の幕末維新史「前田慶寧と幕末維新――最後の加賀藩主の『正義』」が選ばれたと発表した。
(中略)
「前田慶寧と幕末維新――最後の加賀藩主の『正義』」は、加賀藩最後の藩主・前田慶寧の生涯に初めて光を当てた研究。膨大な史料を綿密に読み込み、父斉泰との確執、家臣たちの内紛など、めまぐるしく変化する時代に対応する慶寧の心情を浮き彫りにした。
市役所で記者会見した杉本さんは「15年間お世話になった『金沢子どもの本研究会』に恩返しができてうれしい」と語り、徳田さんは「幕末の面白い題材が見つかったので皆さんに紹介したい」と喜びを語った。
泉鏡花市民文学賞 決まる 11月19日に授賞式
杉本りえさん『無愛想なアイドル』
徳田寿秋さん『前田慶寧と幕末維新』
第三十六回泉鏡花記念金沢市民文学賞に、杉本りえさん(54)=本名・中川知子、金沢市保古=の「無愛想なアイドル」と、徳田寿秋さん(67)=同市押野=の「前田慶寧と幕末維新-最後の加賀藩主の『正義』」が決まり、金沢市が二十三日発表した。 (星野恵一)
(中略)
「前田慶寧」は、加賀藩最後の藩主の生涯に初めて光をあてた研究書であり、加賀藩の幕末維新史ともなっている。「地域に住むものの眼で地域史を再構築する視座を堅持し続けた努力が結実した」と評価された。
泉鏡花記念金沢市民文学賞:杉本さん、徳田さん受賞 /石川
泉鏡花記念金沢市民文学賞:杉本さん、徳田さん受賞 /石川
第36回泉鏡花記念金沢市民文学賞に23日、児童文学作家、杉本りえさん(54)=金沢市=の『無愛想なアイドル』と、野々市町教育委員を務める徳田寿秋さん(67)=同=の『前田慶寧と幕末維新-最後の加賀藩主の「正義」』が決まった。今回の応募は37作品。賞金は30万円。授賞式は泉鏡花文学賞とともに11月19日、市文化ホールで行われる。
(中略)
元高校長の徳田さんは、学生時代から幕末を研究。最後の加賀藩主、前田慶寧の生涯と幕末維新を描き「重責を果たした、新しい慶寧像を提示した」と評された。徳田さんは「積み重ねたことが評価された」と喜んだ。
大阪
わが町にも歴史あり・知られざる大阪:/98 赤レンガ倉庫 大阪市西区 /大阪
◇舟運の拠点は今は昔
河村瑞賢紀功碑から、安治川に沿ってさらに東へ歩くと、川口4丁目に年代をしのばせる三角屋根に赤レンガの倉庫が現れた。「三井倉庫」「富島倉庫」と黒のペンキで書かれている部分は、背景を白のペンキで塗ってある。「この辺がかつての国際港の痕跡です」と大阪案内人の西俣稔さん。
現在も地名に残る川口は、江戸時代は諸国の回船が入港する港で、幕末には開港場となり、海外からの玄関口となる。外国人居留地も設けられた。詳しくは追々紹介するが、対岸の大阪市中央卸売市場本場と併せて、大阪の物流の拠点だったことがうかがえる。
島根
グラントワで篤姫テーマに対談へ
NHK大河ドラマ「篤姫」の脚本を手掛けた脚本家田渕久美子さんと、元別冊文芸春秋編集長で松江観光協会観光文化プロデューサー高橋一清さんの対談「篤姫に学ぶ-いま、私たちが失ってはならないもの-」が十一月六日、益田市有明町の島根県芸術文化センター・グラントワで開かれる。
益田税務署管内の四百三十五事業所で構成の益田間税会(山崎純会長)が、設立二十周年として企画した。長州軍と幕府軍が相まみえ、明治維新の足掛かりとなった石州口の戦いの舞台である同市出身の二氏を招聘(しょうへい)。徳川家復興を願い、江戸城無血開城などに手腕を振るった天璋院篤姫の生き方や人柄、女性としての魅力などに迫る。
対談は当日午後七時開演。入場無料だが、整理券が必要。問い合わせ先は、益田間税会事務局(電話0856・23・0865)。
高知
男を磨く
◆土佐清水・ジョン万次郎
土佐清水市足摺岬の象徴になっている中浜万次郎(ジョン万次郎)の銅像の汚れを四国電力中村支店の社員が21日、電柱上部の作業などに使う高所作業車を活用して洗い落とした=写真。銅像の高さが台座を含めて地上から約7・5メートルもあるため、高所作業に慣れた同社が年1回の清掃奉仕を続けている。
この日の清掃作業は、観光客や近くの33番札所・金剛福寺に参拝するお遍路さんらが見守る中、眼下に広がる太平洋の潮風による塩と鳥のふん、ほこりが取り除かれた。家族と遍路を続けているという岐阜県海津市の谷新治さん(65)は「万次郎の銅像は初めて見ましたが、きれいにしてもらい男前になったように思います」と話していた。
◆梼原・維新の志士像
梼原町の「維新の門」で21日、四国電力の社員と地元ボランティアら計約15人が維新の志士像を清掃した=写真。
「維新の門」には梼原から出た6人の志士と坂本龍馬、澤村惣之丞の計8人の銅像(地上高約3~5メートル)がある。手の届くところは竹ぼうきでほこりを払ったり、ぬらしたぞうきんで水ぶきしたりした。四電の高所作業車も使用し、周辺のゴミもきれいに片づけた。龍馬の衣装姿で参加した梼原龍馬会事務局長の西村義幸さんは「10年のNHK大河ドラマには『龍馬伝』が予定されており、梼原のPRにつなげていきたい」と話していた。
福岡
古文書読んでみませんか 11月7日から講座 三池カルタ歴史資料館
大牟田市宝坂町の三池カルタ・歴史資料館は11月7日から12月12日までの毎週金曜日、「ゼロから始める古文書解読」講座を開く。「初心者でも古文書を読めるようになり、江戸時代の暮らしが身近に感じられます」と参加を呼び掛けている。
同講座は、郷土史研究グループの三池史談会(大城美知信会長)が吉野地区公民館で長年続けている古文書解読講座が好評なことから、入門講座として開設した。
テキストは江戸時代に現在の大牟田市一帯を治めていた三池藩の家臣中島家に伝わる1849年の古文書で、巡察に来る幕府の使者にどう答えるか、庄屋に指示した想定問答集。
石炭のことを尋ねられた場合は「三池郡にある平野山で採掘されている」と答えることや、遊女はいないこと、名産品はウミタケやクラゲ、アゲマキなどであることなど100項目以上の質疑応答が列挙されている。
結局、幕末の緊迫した情勢により、巡察は行われなかったという。
長崎
イチおし@大学:長崎大 医学、経済…西洋文明発祥の地 /福岡
◇ボードイン、グラバーら古写真7000点所蔵
今年のノーベル化学賞に輝く下村脩さん(80)の母校で、注目を集める長崎大。前身の「医学伝習所」以来、151年の歴史を伝える古写真約7000点を付属図書館が所蔵することでも知られる。国内では類がないほどだ。昨年はやはり前身の「小島養生所」教頭を務めたオランダ人医師、アントニウス・ボードイン(1820~85年)らが集めた「ボードインコレクション」を購入、今月、公開を始めた。【錦織祐一】
ボードインは、「医学伝習所」と、庶民対象の洋式病院「小島養生所」を開設したオランダ海軍の軍医ポンペ・ファン・メールデルフォールト(1829~1908年)の後任として来日。大阪や東京でも医学を教え、上野の自然を公園として残すよう明治政府に進言したことでも知られる。
日本滞在中、ボードインは弟で長崎・出島に駐在していた貿易商アルベルト(1829~91年)と共に、当時普及し始めた写真に熱中した。出島にスタジオを設置して上野彦馬やトーマス・グラバーらと交流したほか、自らも写真機を抱えて長崎の景観、庶民、風俗を撮影した。写真はオランダに持ち帰り、うち527枚の写真が4冊のアルバムに整理された。
長崎大は昨年、公開を条件に、この4冊を子孫から約700万円で購入。今年の日蘭修好通商条約締結150年を記念して、アルバム中の56点を10月3~20日、長崎歴史文化博物館(長崎市)で展示、同時にネット上でも公開を始めた。
ボードイン兄弟やポンペ、グラバー、維新の志士のほか、完成間もないグラバー住宅、小島養生所、大浦天主堂と外国人居留地、出島などの写真で、56点以外にも明治天皇や伊藤博文、山県有朋など貴重な史料が目白押しだ。
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